ふれあいニュース
2024年 6月号
水無月(みなづき)
水無月の「無」は「の」という意の連体助詞「な」であり「水の月」の意。
6月の異名
●健未月(けんびげつ)●季月(きつき)●弥鈴暮月(いすずくれづき)
釣り 川・・・ウグイ・アユ・イトウ 海・・・カツオ・キス・イサキ
園芸 宿年草の種まき・花壇の害虫退治
旬の味 イサキ・アナゴ・ハモ・インゲン・アスパラガス
暦 6月8日 ヴァイキングの日
793年のこの日、歴史的に有名な北欧の海賊ヴァイキングが最初に記録に現れたことにちなみます。槍や斧、剣で武装した集団が英国のリンディスファーン修道院を襲撃し、市民を恐怖に陥れました。
健康情報
お茶が虫歯を予防する
6月4日は「むし歯予防の日」。世の中、虫歯に悩む人は多いもの。虫歯のための口腔ケア商品が市販されていますが、身近なお茶の
一杯にもその予防効果があることはあまり知られていません。緑茶の成分のカテキンには、虫歯菌や歯周病菌の増殖を抑制する有効な働きが。加えて虫歯菌が歯垢を作るのを防ぎ、歯垢の付着も抑えます。1日4杯以上の緑茶を飲んでいる高齢者は、飲まない同年齢層よりも、歯が約1.6本多く残っていたという国立大学の研究データも。緑茶をこまめに飲むことと、すぐに飲み込まず、口の中でゆっくり成分を行き渡らせることが虫歯予防のコツ。もちろん緑茶だけでなく、歯磨きなどの日々のお手入れが予防には不可欠です。食後のお茶の一服が虫歯を防ぐ―。日本にはよい習慣があったのですね。
生活情報
畳にカビが生えたら
梅雨時は畳にもカビが生えてしまいます。頑固な黒カビは素人には処置が難しくても、青カビや白カビといった軽度のものなら自力でも除去が可能です。まず消毒用エタノール(70~80%濃度)をスプレーボトルで畳のカビに噴射します。そのまま20分ほど放置してから再度噴射。雑巾で乾拭きしてカビを拭き取りましょう。次に古歯ブラシで畳の目の中のカビをかき出しますが、使った歯ブラシはその都度別容器に入れたエタノールでカビといっしょに洗浄して下さい。液が濁ったら交換を。畳のカビが取れるまでこの作業を繰り返し、最後に畳にエタノールを噴射しながら乾拭きをして駆除は終了です。作業時はマスクと手袋を着用して下さいね。
くらしの便利
野草「どくだみ」活用法
美肌化粧水をつくる
今の時期、可憐な花を広げるドクダミ。この花で作る化粧水は成分の「イソクエルシトリン」の効果で、肌にハリやツヤを与えてくれます。朝咲いたばかりの花を摘んだら、水洗いせず、広口瓶に三分の一ほどの量を入れます。水で洗わないのは有益成分の花粉を残すため。あとは20度のホワイトリカーを注ぐだけ。量はホワイトリカー2、花1の割合で。冷暗所で3か月ほど置くと使えますよ。
虫よけスプレー
野草のドクダミで「虫よけスプレー」が作れますよ。摘んだドクダミの花と葉を広口瓶に入れたら、35度のホワイトリカーをドクダミがかぶる程度に注ぎます。蓋をして冷暗所に保存。ドクダミの成分が溶けて茶色い液体に変化したら(約1か月)、スプレーボトルに入れて使用して下さい。なお化粧水も虫よけスプレーも、使用前にパッチテストを行って下さいね。
おばあちゃんの知恵袋
爽やか風味の調味料「梅みそ」
今が旬の梅には様々な健康効果が。この梅にお味噌を加えて作る「梅みそ」は、ヘルシーで食欲を増進させるスーパー調味料です。まず青梅1㎏を丁寧に洗ったら、6時間ほど水につけてアク抜きをします。水気を拭いて楊枝でヘタを取った後、焼酎にくぐらせて殺菌。次に熱湯消毒して乾燥させておいた3ℓ程度の保存瓶に、味噌、梅、砂糖のこの順番で数回重ねていきます(砂糖750g、味噌1㎏を用意)。冷暗所で二か月ほど保存して、お味噌がトロッとしたら完成。さっぱり風味の梅みそは揚げ物だれにドレッシングにと広く使えて便利ですよ。
2024年 6月号

水無月の「無」は「の」という意の連体助詞「な」であり「水の月」の意。
6月の異名
●健未月(けんびげつ)●季月(きつき)●弥鈴暮月(いすずくれづき)
釣り 川・・・ウグイ・アユ・イトウ 海・・・カツオ・キス・イサキ
園芸 宿年草の種まき・花壇の害虫退治
旬の味 イサキ・アナゴ・ハモ・インゲン・アスパラガス
暦 6月8日 ヴァイキングの日

健康情報
お茶が虫歯を予防する

一杯にもその予防効果があることはあまり知られていません。緑茶の成分のカテキンには、虫歯菌や歯周病菌の増殖を抑制する有効な働きが。加えて虫歯菌が歯垢を作るのを防ぎ、歯垢の付着も抑えます。1日4杯以上の緑茶を飲んでいる高齢者は、飲まない同年齢層よりも、歯が約1.6本多く残っていたという国立大学の研究データも。緑茶をこまめに飲むことと、すぐに飲み込まず、口の中でゆっくり成分を行き渡らせることが虫歯予防のコツ。もちろん緑茶だけでなく、歯磨きなどの日々のお手入れが予防には不可欠です。食後のお茶の一服が虫歯を防ぐ―。日本にはよい習慣があったのですね。
生活情報
畳にカビが生えたら

くらしの便利
野草「どくだみ」活用法

今の時期、可憐な花を広げるドクダミ。この花で作る化粧水は成分の「イソクエルシトリン」の効果で、肌にハリやツヤを与えてくれます。朝咲いたばかりの花を摘んだら、水洗いせず、広口瓶に三分の一ほどの量を入れます。水で洗わないのは有益成分の花粉を残すため。あとは20度のホワイトリカーを注ぐだけ。量はホワイトリカー2、花1の割合で。冷暗所で3か月ほど置くと使えますよ。
虫よけスプレー
野草のドクダミで「虫よけスプレー」が作れますよ。摘んだドクダミの花と葉を広口瓶に入れたら、35度のホワイトリカーをドクダミがかぶる程度に注ぎます。蓋をして冷暗所に保存。ドクダミの成分が溶けて茶色い液体に変化したら(約1か月)、スプレーボトルに入れて使用して下さい。なお化粧水も虫よけスプレーも、使用前にパッチテストを行って下さいね。
おばあちゃんの知恵袋
爽やか風味の調味料「梅みそ」
