ふれあいニュース
2025年 2月号
515f946ea795ee4e31f5c109eb907a58_t如月(きさらぎ)
寒すぎて、服(衣)を重ねたことから「衣更着(きさらぎ)」の意。

2月の異名
●建卯月(けんぼうげつ)●麗月・令月(れいげつ)●梅月(ばいげつ)

釣り 川・・・タナゴ・ワカサギ 海・・・アイナメ・ムツ

園芸 一年草ハーブのタネ 播き・宿年草の株分け

旬の味 アンコウ・キンキ・ブリ・カブ・ハクサイ・セロリ

暦 2月20日 世界社会正義の日
77027474この日は人権や平等主義、社会保障、貧困撲滅と公平な社会、文化的対話などの社会主義実現を啓発するために、2008年の国連総会で制定されました。英語表記はworld Day of  Social Justice。2月20日を中心にその啓発活動が行われます。


健康情報
のど荒れにきんかんの塩煮

a6c6475410c16ae8b0f8d2d143f860cf_w今が旬のきんかんは、古来よりのど荒れや咳止めに効くとされてきた果実です。ビタミンCやE、抗酸化成分のβ-カロテンなど、免疫力を高める成分がたっぷり。甘くて皮も柔らかいため、そのまま生か甘露煮で食べますが、糖質が気になる方には塩で煮るという方法も。塩が甘みを引き立てて、意外なおいしさに驚きますよ。きんかん500gをよく洗ったら、水2カップ、塩小さじ1と一いっしょに鍋に入れて蓋をして、強火にかけましょう。沸騰したら蓋をとって中弱火に。煮汁がなくなるまで煮詰めてください。水分が飛んだら火を止めて蓋をして蒸らします。あとは冷えるのを待ってから容器へ移せば出来上がり。疲労回復の効果もあるほか、おやつにもおいしく、塩気の風味はご飯のおかずやお酒の肴にもぴったりです。


生活情報
魚グリルはかたくり粉できれいに

461b694610b80afc06d53788c6c5ec28_t cooking_katakuriko魚グリルで魚を焼くと、あとのお掃除が大変ですね。特に魚の脂が浮いた受け皿のぬめりは、洗剤でもなかなか落ちません。そのため魚グリルを使わないという人も。でもかたくり粉を使うと、あっけなくお掃除が終わってしまいます。やりかたは簡単です。大さじ4杯のかたくり粉を200㏄の水に溶かしたら、その液をグリルの受け皿に入れて魚を焼きます。グリルの高熱で、溶けたかたくり粉のでんぷんがゼリー状になりますが、その時魚の脂もいっしょに固まります。あとはグリルの熱が冷めるのを待って、スプーンなどを使ってゼリーをはがせばOK。最後は洗剤で軽く洗い流せばお掃除は終了です。シンクに脂を流さないこの方法は、環境にも優しいのですよ。


くらしの便利
セーターの干し方
乾燥機は避けて平干しで干す

img-03 極寒の二月はセーターやニットは必需品ですね。こうした衣類はおしゃれ着用洗剤で手洗いし、繊維の縮み防止のために乾燥機は避けましょう。でもそのままハンガーにかけてしまうと、繊維が水分を吸っているためセーターが伸びて型くずれの原因に。セーターやニットは平らな場所に広げて干す「平干し」が基本です。

並べたハンガーで平干し
29652303 平干しにするスペースがない場合は、ハンガーを並べて干すという方法も。ハンガーに吊るしたセーターの胴や袖を、横に並べた他のハンガーに通せば、平干しに近い形になります。なお干す際は必ず陰干しで。日光にあたるとセーターやニットは色あせをしたり、繊維が傷む恐れがあります。



おばあちゃんの知恵袋
飲む美肌液「麹水」

e4a0f11b8bdf93af833e1b776053dc57_w 二月は厳しい寒さと乾燥で、肌のバリア機能が一番低下する時期。この弱った素肌を守ってくれるのが麹です。成分の「グルコシルセラミド」が肌を保湿してバリア機能を高め、「コウジ酸」がシミやそばかすに働きかけてくれます。お茶パックに入れた米麹100gと水500㏄を容器に入れて、冷蔵庫で8時間ほど寝かせると麹水ができますが、これを1日で飲み切りましょう。麹はその後も2回は使用が可能です。使用済みの麹はお茶パックのままお風呂に浮かべれば、美肌湯が楽しめますよ。