2011年05月08日

見えない不安に対処する

以下、今月号のらくなちゅらる通信のために書いたQ&Aです。
なにかのご参考になればと思い、こちらにも掲載します。


Q 原発事故以降、気持ちが落ち着きません。地震も多く、原発の情報もいっぱいで、怖くて腹が立って、不安でしかたありません。どうしたらいいでしょうか。(茨城県 F様)

A まず、茨城にお住まいということで、今回の原発事故と度重なる地震に、心よりお見舞い申し上げます。私どものお客さまの半分くらいはいわゆる関東圏にお住まいで、私も地震の直後からインターネットに釘付けとなって情報収集と対策を考えていました。

 当初の1週間くらいは、地震と津波の被害の甚大さとその悲しみに心を奪われ、原発事故処理の進捗にドキドキし、情報の不足にイライラもしました。若い頃に反核や反原発の運動にいたこともあって、なまじ知識があるぶん、ほんとうに起きてしまった今回の事故がもたらす災禍を想像してとても不安にもなりました。そこに続々入ってくる商品欠品と流通の障害、被災されたお客さまの安否情報に一喜一憂して、体はじっとしているのに心は暴れ回るという、まったく健康的とはいえない時期を過ごしました。もちろん、このような状況で何が私たちを守ってくれるのかということは頭では理解していましたが、全体として暗雲が立ちこめたような心境でいたことは間違いありません。

 そんな状態から、私をとても楽にしてくれたのは「祈り」「具体的な行動」「情報から離れ出かけること」の3つでした。

 会社では震災の直後から、過去一度もやったことのない全員での祈りの時間を持つことにしました。あまりの被害の大きさと起きている出来事の重大さに向かい合って、まず確実に、かつすぐにできることは祈りでした。会社全体でやることですから、最初は黙祷くらいにするつもりでしたが、黙祷だけでは今回は足りないと思いました。津波の被災地や原発の周辺には、続く余震と放射線に向かい合い、命がけで事態に向かい合っている人たちがいます。そして被災地だけではなく日本中のお客さまやそれ以外の方、さらには世界中に今回の出来事で心に傷を負った人たちがたくさんいます。ですから、黙祷だけでは充分でないと感じ、そんなすべての皆さんに希望の光と感謝を見いだすよう、皆でイメージをすることにしました。「会社全員で祈る」などといえば、あらぬ誤解を受けることもあるかもしれないという気持ちもありましたが、同じように心に傷を負ってしまったスタッフにもとても効果的に働いたことはいうまでもありません。人は自分の力だけではどうにもできない出来事に向かい合ったとき、自他に光を見いだすことで救われるようにできているものだと切実に感じました。特に見えない恐怖に苛まれているときにはなおさらのことです。

 「具体的な行動」に関しては、震災後何度も告知したトップページからのリリースでもご確認いただけるとおりです。救援物資としての衣類の収集、水の無償送付、避難場所の提供、落ち込んでしまった方へのヒーリング、原発情報の配信、プレマ基金の立ち上げ、そして福島入り・・・・・・会社の経営者ですからできたことかもしれませんが、お客さまも「被災された方のために具体的に何かをする」ことによって救われたという経験をされた方も多いと思います。必要以上の恐怖から抜け出すためには、自分は自分の領域で意図的に行動できるのだということを再確認する必要があります。

 そして最も効果的だったのは「情報の渦から意図的に離れ、肉体で消化すること」です。インターネットの情報の渦の中にいると、まったく反対の意味をもつ情報や非難・誹謗に終始するもの、客観的情報のように見えて悲観的な意味しか持ち得ないもの、さらには楽観的過ぎて根拠のないものなど、あらゆる質のものが一気に押し寄せてきます。それ自体が悪いわけではなく、入ってきた情報を消化できないことが不安を増長します。これらの脳から発生したストレスを肉体は正直に反映することになり、つかみどころのない倦怠感やあちこちの不調を引き起こします。これに対応するためには体を動かして、比喩的な表現ですが、「体で消化するしかない」のです。肉体はパソコンやテレビの前に引きこもることも、そこを離れて解放されることのどちらにも抵抗しません。抵抗しているのは脳(または心)であって、体は意志が望んだところに行くことができ、さらに意志によってコントロールすることができます。自粛ムードがじっとしていることに拍車をかけたという部分もありますが、気持ちは自粛しても、動くことに制約をかけてはいけません。放射線レベルの高い場所では室内の掃除や室内運動、たとえばヨガなども効果的でしょう。

 何もしたくないときは「あえて何もしない」と意図することも大切です。情報だけ入れて何もしないのはよくありません。情報収集も含めて「今日は何もしない」と決めてもいいのです。数日間、情報から離れても致命的な情報不足にはなりません。自分の処理限界を超えたと思ったら、何もしないことすら、自ら選択できることなのです。


nakagawa_nobuo at 15:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年03月17日

被災された弊社のお客さまへ

被災された弊社のお客さまへ

プレマ株式会社
代表取締役 中川信男


2011年3月17日 18時

取り急ぎのお知らせです。弊社のお客さまで、住宅の全半壊などの被害を受けられ、当面の生活が厳しい方のために、プレマヴィレッジ京都(京都市中京区)の1F、2F部分を生活の場としていただけるように用意いたします。

面積は25坪×2フロアですので、物理的には4世帯ほど何とか暮らしていただくことが可能ですが、なにぶんオフィスビル仕様のため、快適に、とはまいりません。しかし暖房は完備しており、水も充分にあります。また、生活必需品のご用意は、ご要望が生じた段階で順次対応いたします。

昼間はプレマのスタッフもいますので、いろいろな交流もできると思います。

このお知らせを目にされる機会がありましたら、 info@prema.co.jp までご連絡下さい。フリーダイヤル0120-8-41828(∞無限大〜よいわ通販!) でも構いません。


また、激震地域で弊社から最近ご購入いただきましたものは、無償で補填させていただきます。「最近」の期間や、「激震地域」のエリアを現時点では設定はしておりませんが、たとえば「数年前から」「東北・関東圏全体のどこでも」としますと、実際上経営が成り立たず、義援金の捻出にも支障がでます。この点、つまり「最近」「激震地域」の定義については、現時点では尊大な表現で申し訳ありませんが、お客さまの良心でご判断いただけますようお願いいたします。


今、まさに力を必要としているお客さまには、とにかくできることを都度検討させていただきたく思いますので、どうぞお気軽にご連絡をください。

きっと未来は開かれています。ともにがんばりましょう!


nakagawa_nobuo at 18:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年03月11日

地震支援

プレマのお客さま、ご無事であることを心からお祈りしています。

まず、弊社ができることは、ご無事でいらっしゃるときにすでにご購入いただいているもので被災によって失われたものを補填させていただくことだと思っています。

どうぞお手伝いできることがありましたら、ご無事の知らせとともに弊社にご要望下さい。

連絡先は info@prema.co.jp です。

プレマ株式会社 中川信男


nakagawa_nobuo at 21:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年10月29日

わけがわからないこと

最近はやりのツイッター、僕も書いてます。


http://twitter.com/nakagawa_nobuo


さて、このツイッターでいろいろ書いていると、
想像だにしないレスが返ってくることがあります。


最近、衝撃的にビックリしたのが
『ボランティアは有償であるべき。じゃないと続かない。』
という見解でした。



僕はもう子どもではないので、一般的に人が生活するためには
金員が必要だということは100%理解しています。


ただ、ボランティアは有償、というのは理解の範囲を超えます。



私は、ボランティアという言葉自体はあまり好きでは
ありませんが、この意味するところは理解できます。

どうも、これは言い換えると無限の循環のことであって、
もらうとか、あげるとか、有償とか無償とかの次元を
超えているはずなのです。


これが僕の考えるところです。

つまり、【情けは人のためにならず】、の本質です。

↑↑↑

西欧的な誤解に注意して下さい。

nakagawa_nobuo at 01:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年06月28日

いま、とてもだいじなこと

子どもとは、未来そのものを意味しています。

その未来そのものである子どもたちの身を脅かす出来ごとが
多いと、ニュースを見ながら世間の人はつぶやきます。

確かに犯罪も多くなりましたが、数字だけ見れば、実はさほどの
ことではないのです。それを軽視するつもりはありませんが、
もっと、ほんとうに恐ろしいことが別にあります。



大多数の人が気づいていないこと、それが子どもたちを
取り巻く食や環境が「化学物質まみれになっていること」なのです。

口に入ってくる農薬、化学肥料は言うに及ばず、食品添加物、化学調味料、
脳にガツンとくる過剰に精白された糖類まで。

さらには土壌の環境ホルモン、汚染された空気、汚染された水、
生活で絶えず接触する防虫から抗菌、柔軟、強力な界面活性剤・・・

知ってしまえば恐ろしいほどの石油由来の化学物質が、赤ちゃんを育む
お母さんから小さな子どもたちまでに、毎日毎日襲いかかっているのです。
有害電磁波も同じ。生活の便利さと引き替えに、見えない侵略者と
なっています。

これらは、突発的に出会う凶悪な犯罪者よりも怖いでしょうか?

何もしらなければ、これらは「便利で快適な生活に必要なもの」に
ほかならないのです。


当然、テレビや新聞はスポンサーの手前もあって、このような恐ろしい
現実を知らせることはありません。
「食育、食育」というかけ声だけが、むなしく響いているのです。
トランス油を使ったファーストフードチェーンまで食育を説くのです。


私は子どもは未来そのものと言いました。子どもが欲しいけれど、
どうしてもできないのはなぜでしょうか。

これも根には同じような夫婦の体が化学物質によって汚染されている
ということが大きく影響しています。体内への化学物質の蓄積で精子は減少し、
子宮は化学物質そのものを蓄え、卵子は規則正しく活動できません。
同時に、能力も意欲もある女性が子どもを育てながら働く仕組みすら整っていませんし、夫婦がきちんと休みをとって仲良くしてよいという風土もないのです。

怖いことばかりいいました。


だからこそ、「子どもは未来そのもの」だともう一度言いたいのです。
だからこそ、これらの事実に向かい合わなければなりません。

子どもたちを有害な侵略者からできるだけ遠ざけてあげるのが、
未来を育てること、そのものだからです。


私たちにスポンサーはありません。強いていえば、この食器を手にして
くださるあなたさまが、私たちの「スポンサー=広告を支えて下さる方」
といえるでしょう。

その知恵あるスポンサーのあなたさまに、この食器に愛情を込めた料理を添えて
いただく日を夢見ています。


nakagawa_nobuo at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年05月19日

村山製油さんからメールがきました

先日の鹿児島訪問の続きです。

素敵な出会いであったことを確信させてくれる
素敵なメールをもらいました。

心を込めて仕事をしている人と、深いおつきあいをしたいと思います。

売上だけを追いかける人は、私がどうこう言わなくても、
自然の淘汰が働くものですね。


できるだけ早く、村山さんの油をご紹介できるように頑張ります!




プレマ株式会社 
矢吹香苗様

こんにちは、村山製油 村山です。
先日は、弊社までお越しいただきましてありがとうございました。
長時間にわたる移動でお疲れにはなりませんでしたか?
お話しできたのはわずかな時間ではありましたが、
みなさん楽しい方ばかりで有意義に過ごさせていただきました。

鹿児島ではこれから菜種の刈り取りが始まります。
自社農場でも作付していまして、一部は刈り取り作業もしたところです。
今日まで地元の農家さんが5名ほど菜種を持ってこられました。
菜種を作る農家さんは高齢者が多いですが、
みなさん笑顔で「今年も菜種を持ってきたよ」と元気いっぱいです!
美味しい菜種油を作らないと罰があたります。

ご訪問いただいた日に、
貴社のお客様からのリクエストがあったというのは、
何かしらの縁を感じ嬉しく思います。

社長様はじめ、皆様方によろしくお伝えくださいませ。

今後ともよろしくお願いいたします。

*********************************
〒893-1611
鹿児島県肝属郡東串良町岩弘2640-1
村山製油株式会社 
代表取締役 村山博隆
TEL 0994-63-2064
FAX 0994-63-3332
E-mail info@murayama-seiyu.com
*********************************

nakagawa_nobuo at 00:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年05月15日

AZさん出張報告-スタッフから

メルマガで先月書いた鹿児島のAZさんに訪問してきました。
ほかに、なたね油で取り扱いを予定している村山製油さん、
そして以前から取り扱いの鹿北製油さんに行きました。

鹿北製油さんでは、約束の時間に訪問しましたが、名刺の交換も
社長や社員の方の挨拶も、ありませんでした。
待っているあいだも「面倒だから早く帰れ」という感じでした。

東京からの大口の商談に熱中されていて、私たちは邪魔だった
ようです。

このようなことは10年以上この世界にいて、初めてのことです。
売れすぎると、こういうことになってしまうのですね。
プレマでは、「きもちいい挨拶運動」をしています。

いくら外見がいい会社でも、ミッションがしっかりしていても、
挨拶が気持ちよくできない会社は、必ず衰退するからです。

このような、あり得ない現象のあとでAZさんを訪問したことが、
強いコントラストとなって2人の心に残っているようです。
まさに天の計らいといえるでしょう。



AZさんでの私の気づきはおいおいいろいろな形で表現していきますが、
最初の2.5日間だけ一緒に参加したスタッフの日報がとても
面白いので、ぜひご覧下さい。(一切変更していません)




【出張報告】 岩本莉依

日時:2010年5月10日(月)〜12日(水)
目的:村山製油さま、鹿北製油さま訪問、AZさま訪問のため
場所:鹿児島県

<5月10日>

●村山製油さま訪問

AZの田村さまの紹介で志布志港から約30分のところにある
村山製油さまを訪問、取り扱いに向けてお話をさせていただきました。

突然のアポイント・訪問にもかかわらず、丁寧に対応してくださり、
あらゆる質問に快く答えてくださいました。

工場を見せていただいているときも、仕事中にもかかわらず
先代の方が丁寧に油の色の違いを説明を加えてくださったり、
笑顔で私たちを迎えてくださいました。

また、この訪問を通して村山製油さまの姿勢を要所ごとに
垣間見ることができました。

まずはじめに、村山製油さまが地元の方々をまず優先に
大切にしているということです。

たとえば、地元限定のお得な大瓶なたね油があげられます。
AZさんでもこの大瓶は取り扱っておらず、村山製油さまが
所在するその特定の地域のみの販売となっています。

また、村山製油さまこだわりの品。100%椿油で作っためずらしい
石けんは地元メーカーとの連携で作られています。

1%でも椿油が配合されている石けんならば『椿油配合』と呼べますが
100%椿油を使用しており、パートナーの地元メーカーにとっても
珍しい事例だそうで、こだわりとまじめな姿勢の現れであると感じました。

なたね油の製油製造の管理はひとつひとつが機械と手作業でおこなわれ、
『人間の感覚』を大切にで丹念に作り出されています。
またそれが若い世代に受け継がれている様子を、先代と若い見習いの方の
姿から感じ、製品への真摯さや安心感、愛がつまっているなと感じました。

最後に雨の中にもかかわらず、私たちの姿が見えなくなるまで
見送ってくださった社長さまの姿がとても印象的でした。
心温まる訪問。また新たな関係が生まれるであろう場面に立ちあえ
とても光栄に思いました。


●鹿北製油さま訪問

「カホクの油あつかっていますか?」とプレマの新規顧客のお電話でもたまに
いただくこともあり、また今回の訪問を楽しみにしていましたが
工場を見せていただいただけで、社長や社員とのお話がかないませんでした。

工場は村山製油さまと比べると規模が大幅に違い、とても巨大です。
国産ゴマの5割を占め、JASを取得した海外産のゴマも保管されていました。

働いている方々や設備を見比べても、村山製油さまはアットホームで
みなさん仕事に取り組まれているのに対し、鹿北さまは機械化されており
あまり人の姿や人同士の交流がなく、もくもくと進められていました。

私たちへの対応から設備や雰囲気まで、村山さんと鹿北さんが図ったように
対極にあるように私には感じられました。
私をはじめプレマのひとつひとつの行動や対応はどうか・・・
この機械を肝に銘じ振り返るようにしたいと思いました。


●AZさま訪問


◎私のAZ訪問動機と訪問目的。

AZのことはテレビ番組でちらりと見たことがきっかけでした。
どの番組かは覚えていないのですが、「お客様のために」と
前例のないことに次々と挑戦し伸び続けているスーパーとして
紹介されていました。

その後しばらくして舞い込んできた訪問情報。実際に見てみたいという思いは
あったのですが、それよりもなぜか「今、同行しなければならない。」と
明確な根拠はなく強く感じました。


同行させていただけることとなり、訪問目的をもって臨まなければ
訪問するだけで何も得られずに帰ってくるのではないかと思い、
今回AZを訪問する目的を設定しようとしましたが、断念して臨みました。
とにかく、感じてみよう、と思ったのです。

ところが実際、1日目はなぜここにいるのか、これがどのような形で
自分の仕事や自分に返ってくるのかわかりませんでした。

2日目に牧尾社長、テラルネッサンスの鬼丸さんも交えてお話しているときに
突然、ぴんときました。私のAZ訪問理由のひとつは、はプレマをもっともっと
理解するために、そしてこれからの世の中にあるべきビジネスの姿をしるために
みなさんと一緒にAZに訪問したのだと。

牧尾社長やAZのお話をガンガーさんや田村さんがかみ砕いてくださり、
私の中に新たなものの考え方とともに自分の今いるプレマという場所を
再確認したり理解する機会となりました。


◎地域のお客様のために

「お客様のために」「地域のために」と社是や目標に掲げている会社は
本当にたくさんあると思います。一見するとシンプルで簡単なことですが、
それができていな企業が大半であると思います。

AZはこの部分を徹底しているのだということ、とにかくこの
『地域のお客様のために』を貫いているから成り立っているのだと
みなさんの通訳やかみ砕きのサポートを得て理解しました。



◎「お客様も含めてAZなんです」
 「いくら利益をあげても誰も喜んでくれる人はいない。
  お客様にいかに喜んでもらえるか、それに尽きる。」

という北平店長のことばがとても印象に残っています。
AZがお客様の笑顔やニーズのために尽くしていますが、同時に
お客様の要望や意見で一緒に作っていくのだといいます。

2つ目の言葉はさらりとおしゃったのですが、AZの究極のミッションを
如実にあらわしているなと聞いて驚きました。
驚きましたが、結局のところみんなそれぞれが持っている郷土愛や人間愛の
現われなのだと思いました。地元をよくしたい。人々の生活の役に立ちたい。
自分が仕事するのはその思いに尽きるのだと思います。


◎店長さんや牧尾社長がよくおっしゃる『AZらしさ』とは?

との質問をガンガーさんがAZみなさんにされたとき、
わたしは『プレマらしさ』って何だろう。と心の中で考えていました。
店長さん方はひとことで答えられないが『AZらしさ』と口にする・・・
私自身『プレマらしさ』はなんだろうと考えたとき、何か『プレマらしさ』
を確かに感じていても、きっと店長さん方と同じように返答に困ったでしょう。

考えるよい機会となったと同時に、言語化することの大切さを実感しました。
言語化することで明確になり、整理されていくと思いますので、
ただ感じているという段階から言語や映像化していこうと思いました。


◎最後に

帰りの道中、やぶちゃんと感じたこと考えたことをシェアしました。
言語化することでなんとなく感じていたことやうまく表現できないことを
お互いに補い合いながら形にすることができ、また新たな気づきや学びが
そこに生まれ、とても貴重な時間となりました。

やはり言語化するという作業はとても重要であると改めて感じたと同時に、
一人では言語化が難しくても、二人、またはそれ以上で言語化することも
大切であるということ、深みを増すということを実感しることができました。


ご縁やタイミングは本当に不思議なものだとつくづく、怖いくらいに
感じた4日間でした。

今回の経験という食材を無駄にすることのないように、でも一番の方法で
料理をしていけるように、しっかり現実につなげていきたいと思います。

正直、今の状況はたくさんの食材が手元にあるのですがどう調理してよいか
わからない状況です。いかに調理し、味付けしていくかが課題ですが
今後足される食材とともに試行錯誤を繰り返して一番の方法で調理できるよう
取り組んでいきたいと思います。

みなさんとご一緒できて本当によかった、と心から思っております。
みなさんと今回のこのタイミングだったからこそ感じ学ぶことが
できたのだと強く思います。

貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。



【出張報告】 矢吹香苗

日時:5月10日(月)〜12日(水)
目的:村山製油さま、鹿北製油さま訪問、AZさま訪問のため
場所:鹿児島県

AZの田村さんよりご紹介いただいた村山製油さま、既存の取引先である鹿北製油さま、
そしてAZ3店舗を訪問させていただきました。

● 村山製油さま

AZの田村さんよりご紹介いただいた村山製油さまに訪問しました。
電話でアポをとった際より、とても感じのよいご家族が対応してくださり、
突然の訪問にも関わらず快く迎えてくださいました。

村山製油さんでは、主に国産のなたね油、ごま油、椿油を主に作ってらっしゃいます。
実際に作っている工場も見学させていただきましたが、こじんまりとした工場内には
ふんわりと香ばしい香りが漂い、優しい先代のお父様と最近入ったという
職人さんが2名で油を作ってらっしゃいました。

見学をさせていただいたときは、なたね油を作っている最中だったのですが、
まずなたねを炒り、時間ではなく実際に目でみて炒り加減を調整して、
その後贅沢に一番搾りのみ(一度だけ搾った状態)の油をぽとぽととゆっくりと
抽出してらっしゃるところを実際に見て、本物を作るということは
本当に手間も根気もかかる作業なんだと改めて感じました。

でも、そうして作った油は、お客様の手元に届いたときに
どんなに喜んでいただけるだろう、ととてもワクワクしました。
ただ、現在はなたね油を使っている方が残念ながら少なく、
最近販売を始めた豚味噌やドレッシングが売れ筋だということです。
でも、プレマだからこそ、きっと村山製油さんの油の需要はあるでしょうし、
本当に良いものだからこそ、そして私たちもこう思えるものだからこそ、
お客様に喜んでいただけるよう、架け橋となれればと心から思いました。

● 鹿北製油さま

実は、私はこの訪問もとても楽しみにしていました。
が、結果的にはとても残念な思いで帰ることになりました。

実際に行って見てみないとわからないことが沢山あると感じました。
食品ですから、もちろんおいしいことが一番かもしれません。
おいしければ良いということかもしれません。
でも、こだわっている商品だからこそ、それだけではいけない部分が
あるのではないかと思いました。

最低限、自分に関わる人への感謝の気持ちは、絶対にいつも忘れてはいけないと
ただただ心から感じました。

● AZさま訪問

過疎地にあるのに、とても巨大で、売り上げをどんどん伸ばしているスーパー・・
これがAZと聞いた多くの人が抱くイメージだと思います。

でも、実際に訪問させていただき、過疎地にあって巨大だから売り上げが伸びている、
ということでは決してないということを心から感じました。

正直、AZさんを訪問して感じた事は、とても言葉では表しきれません。
そのくらい、ものすごい感覚?新しい世界?を知ったかんじです。

これがあっているのか間違っているのかはわかりませんが、
私自身がAZさんの訪問を通して感じた事は、あるべき場所にあるべき人(物)が
合致して存在すると、ものすごいことや新しいことが始まるんだな、という感覚です。

もちろん、AZさんがおっしゃる「お客様に喜んでいただけるか」というミッションは、
他社では考えられないほど徹底されていますし、どの切り口から見たとしても
そのミッションが必ず感じられるような、本当に卓越したレベルで
ミッションを遂行しているのだと感じることができました。

細かいミッションやマニュアルを作らないからこそ、
このたったひとつの問いかけによって動くことができて、
かつ絶対に軸がぶれないようにすることができるのだと思いました。

また、AZさんにはマニュアルが存在しないのですが、
ミッションが身体に染み込んだキーパーソン(店長など)が存在することで、
マニュアルを作らなくとも、その人の存在によって
ミッションや会社のありかたがぶれることなく、
一貫性をもって存在し続けているんだと思いました。

これは本当にすごいことだと思います。
社長はどの会社でももちろんキーパーソンですが、AZさんでは
店長などの存在が会社にとってとてつもなく大きなものであり、
大げさかもしれませんが、会社そのものではないか、という感覚にもなりました。
AZがとても好きだということがひしひしと伝わってくるのです。

店長は現在、3店舗のうち2店舗を女性の店長が切り盛りしていますが、
鹿児島という土地柄男尊女卑の風習がまだまだ根強いというお話もきき、
そういった意味でも女性を上に立たせるという社長のお考えは
すごいですし、きっと多くの方が驚かれただろうと思います。

でも、そうしてとっても厚い信頼で結ばれた社長と店長さんは、
ご本人もおっしゃっていましたが、まるで家族のような、
崩れない絆で繋がっているのだな、という様子がわかりました。

やはり、社員に愛される会社こそがお客様にも愛される会社だと
つくづく心から思います。

自分が好きな会社を、大切な人(お客様)に
もっと好きになってほしいから、何ができるかと自然に考えるのだと感じます。
その結果、「なんか良いかも」、根拠はないけれど、
お客様がそんな感覚になるのではないかなと思いました。

いろんな経験をすればするほど、大切なことは
シンプルに研ぎ澄まされていきます。

根本はきっとシンプルなのではないかと最近感じるのです。


AZの社長である牧尾社長は、本当に面白い方です。
そして、愛のある方だな、とひしひしと感じますし、
同時に覚悟を決めた方なんだなと、お話を聞いて納得しました。

かといって、新入りの私たちにも平等に接してくれますし、
本当に親切で、いつも感謝を忘れなかった方なんだと思いました。

とりとめのない文章となってしまいましたが、
私はAZさんとプレマがこうして出逢ったということが
本当にすごいことだと感じています。

すごい、というと抽象的で恐縮ですが、
本当にすごいことだと思うのです。

本当にすごいことや人は、スケールが宇宙のように大きいと思います。
経営者の方は世の中にたくさんいますが、自分サイズを基準にした小さなスケールではなく、
そんなものを飛び越えたとんでもなく大きなサイズで物事を見れるようになったとき、
またそれが言葉だけではなく身体で感じられるようになったとき、
すっと身体に馴染んだ人が、いわゆる成功や喜びを生むのではないかなと思いました。

そうなると、何が起きても楽しいんだと思います。
だからこそ、いつも楽しそうなのではないかと思いました。

私がこのAZさんとの出会いを通して感じた事を
どう自分自身につなげていくのかということは、課題ではありますが、
本当にシンプルに大切なことを感じさせていただきました。

貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。
すごいすごいと連発して恐縮ですが、本当にすごい体験となりました。

これから私が感じたこと、そしてがんちゃんが感じた事もシェアしながら
今度は私たちが大好きなプレマで何ができるのか、
しっかりと考えていきたいと思います。

本当に貴重な機会をいただきありがとうございました!

nakagawa_nobuo at 14:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2010年04月19日

塩は減らすべきか

先ほど書いたQ&Aです。ご参考になれば嬉しいです。

質問
医師から減塩のために、塩を可能な限り控えるように言われています。しかし御社の情報では、過剰な減塩はいけないとおっしゃいます。いったいどちらが事実でしょうか。(東京都Y様)


回答
 まず、一番最初に申し上げなければならないことがあります。それは医師法第17条の規定です。「医師でなければ、医業をなしてはならない。」と条文にありますが、簡単なようで非常に幅広いことを定義しています。簡単にいえば、病気の治療や診断などは、医師が独占的に行えるものであり、他の人はしてはならないし、医師であっても直接の診断をすることなく治療や投薬を行ってはならないと定義しているのです。これは法律による規定ですから、絶対的に守る必要がありますので、ご質問に関しては「医師の指導に従ってください」と答えるほかないのが実情です。

 実際、弊社には健康に関するご質問が寄せられています。商品の情報については回答することができますが、個人的な病気治しの指針を申し上げることはできないことをどうぞお酌み取り下さい。実際の現場においては、ご自身で勉強された情報と、医師のアドバイスが異なることがあるのはご存じの通りです。特に、投薬の方針と食事やサプリメントの選択に関する方針は一致しないことが多いとお感じになっているのではないでしょうか。最終的にはすべてご自身で判断する必要がありますし、医師であっても異なる見解、異なる方法をお持ちのケースはたくさんありますから、ぜひ納得がいく医師に出会えるように、アンテナを張り巡らせていただきたいと思います。

 さて、塩は減らすべきか、という件について一般的な話しになりますが、塩の生理的な研究というのは進んでいるようで、実はほとんど研究もされていないし、神話のような話しがたくさん出回っていることも事実です。驚くべきことに、日本では塩は法律上、いまも食品衛生法下には存在せず、財務省管轄となっているのです。塩は国家的な戦略物資であった(あり続けている)ことを物語っています。2002年までは日本国内において塩は自由に販売することができず、イオン交換膜によって精製された「食塩」や、精製塩に苦汁を追加した塩だけを自由に買うことができました。それまでに大半シェアを占有したイオン交換膜によって塩化ナトリウム99%以上に精製された塩は、天然海塩がそもそも含んでいる多種多様なミネラルが除去された状態でした。厚生労働省などが「塩分濃度が高い食事をする人は胃がんリスクが高まる」と、統計的な根拠としているのにはこの精製塩が使われているという現実があります。高血圧や腎臓、心臓病リスクがいわれるのにも同じような背景があると推察され、純粋な塩化ナトリウムは疾病リスクを高めることはどうやら間違いなさそうです。

 しかし、私たちは現時点において、塩を自由に購入し、選択できるようになりました。ミネラルを含んだ天然の塩には多種多様な種類があり、ここでそのことを説明するスペースはありませんが、できる限り昔ながらの方法でつくられた塩には数え切れないほどのミネラルが存在し、これらのミネラルが総合的にどのような働きをするのかはよく分かっていないのです。お隣の韓国では、ほとんど塩研究がされていない日本と違い、天日塩やそれらがもつミネラルの研究を国家予算をつけて国営の施設で研究を始めており、精製塩とはまったく違う生理学上、つまり健康上の効果が解明され始めています。私も先日、このセンターを訪問し教授たちと交流してまいりましたが、日本人一般の塩認識とは全く違うことが結果として分かってきているようなのです。先生方は自身の研究の結果からか、ずっと天日塩からつくられた特殊な焼成塩を持ち歩き、食事や飲み物に添加して食べておられました。これらが高血圧や糖尿病、加齢障害、美容、アレルギーなどに効果的であるという論文も次々に発表されており、私は日本の認識との大きな落差に驚きを隠せませんでした。

 私たちが陥りがちな落とし穴のひとつに、「この成分はどう働く」という断片的な見方があります。塩に限らず、食品がもっているの成分の一つ一つを研究していけば、薬になると分かったり、逆に毒になるとされたりするものもたくさんあります。しかし、食事をするということはそれら一つ一つを単独で食べることではなく、調理や加工を経て、他の食材と合わさって体の中に入っていきます。医薬の開発はそのように特定の成分が体内でどのように働くということを明確にして、設計されていくものですが、食事は違うのです。玄米食が薬であるという人と、毒であるという人がいるのにはこの認識差があり、一物を全体としてみるのか、ただの成分の集まりとして見るかの世界観の違いがあるといっても良いでしょう。

 塩は白い金とも呼ばれ、ガンジーはじめ歴史上に名を残した人物たちはその大切さをよく認識していました。古来からの方法でつくられた塩には、白い金としての充分な価値と効果があったことでしょう。しかし人間はより安く、より大量に同じものをつくり出す技術を発見し、それをいのちの糧でもある食品にも応用し始めました。これが農薬や化学肥料に代表される化学物質による食糧生産の方法であり、安定供給と見た目の美しさが満たされる一方で、食べ物としてのエネルギーが失われてきたことはご存じの通りです。特に土壌の力が失われてしまったことで野菜の微量ミネラル不足は著しく、これを補う意味でも太陽や風、火の力を内包できる古来の方法で作られた塩の有用性は高まっていると私は考えています。これをしっかり食べていくことが、健康上のデメリットになると考えるのはもったいないように思います。

 なお、このとき先生に「最適と思われる塩の摂取量は?」とお聞きしたところ、天然塩ならば成人1日10g程度でよいが、精製塩を食べている場合にはミネラルを補うために天然塩をさらに多く摂るべきであり、天然塩だけならもっと食べても良いという見解でした。精製塩をできる限りゼロにして、生活の中で意識的に天然塩を摂れば、たくさん摂る必要も、また減塩する必要もないという、わかりやすい話しでした。

nakagawa_nobuo at 10:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年04月12日

男性が未知の領域をご説明します

今朝の京都地方は大雨でした。

いつものように、愛息である2歳の慶音くんは幼稚園に向かいます。

しかし、いつも徒歩で連れて行く予定の愛妻様は、出かける直前に
「買い物にいく用事とか、ないよね?」
と私に聞くのです。

思わず、
「別に今、買うものはないなぁ」と答えてしまいました。




当店でお買いものしていただくのは女性が大半だと思うのですが、
もし男性がお読みになっておられるのなら、ぜひ申し上げたい。

『買い物にいく用事とか、ないよね』

の質問には、そのまま答えてはいけないのです。



なぜ!とお思いになるかもしれませんが、この答えは2つしか
ありません。

「愛しているよ、ごめんね、今どうしても手が離せないんだ」
か、
「オッケー、じゃ、車で行こうか」

のどちらかです。


              *


たぶんこれが理解できる方は、夫婦関係は円満でしょう。
分からない方は、ちょっと気をつけた方がいいかもしれません。


男性は、つい女性からの質問に答えてしまいます。

極端かもしれませんが、絶対に質問に答えてはいけないのです。
それくらいに思っていたくらいで、ちょうどいいのです。


『今夜、何食べたい?』

と聞かれたら、

「なんでもいいよ」は最悪の答えです。

『ありがとう、嬉しいよ、何でも美味しいな』と答えたら、
男女関係の達人です。

もしくは、具体的なメニューを答えましょう。

男性諸氏、よろしいでしょうか。

nakagawa_nobuo at 11:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年03月23日

玄米菜食子育てで、よくある悩み

先ほど書いたQ&Aです。ご参考になれば嬉しいです。


Q 私の子どもはアレルギーです。私は必死に玄米菜食を中心にした食事に改善し、砂糖やミルク、添加物の入ったおやつなども絶対に与えないようにがんばっています。しかし、祖父母はそれを理解してくれず、食べさせたくないお菓子を与え、私が必死に考えてやっていることを「孫がかわいそうだ」という言葉で咎めようとします。もちろん子どもたちは私よりおじいちゃん、おばあちゃんが大好きです。そんな私の父母を許せませんし、悲しいです。いったい私はどうしたら良いのでしょうか。
(滋賀県 M様)


A お子さまのアレルギーを食事で治したいと思っているお気持ちは大変理解できます。まずそれが王道であることも間違いありませんから、このこと自体はぜひ継続していただきたいと思います。

 よくあることですが、真面目で勉強家の方ほど自分の知ったこと、またやっている正しいことを、周りにも理解して欲しいという気持ちが高まります。それは「どうしてこの正しいことをあの人は理解できないのか」という、満たされない気持ちです。この気持ちがときとして、不満感や絶望感の原因となってしまうことも思い出す必要があります。つまり、「・・・べき」であるという考えや気持ちは、その期待通りにならないときに相手に原因を求めてしまうことになりがちです。その結果、相手を変えたいという気持ちが高まり、それは時として怒りや失望感に変容します。

 アンガーマネージメントと呼ばれる怒りをコントロールする方法論では、この怒りや失望感の根本原因になる信念のことを「絶対的信念」と呼んでいます。絶対的信念は、幼少期の経験から自然に個々人の中に構築されるようで、ある出来事に対する反応を自動的に引き起こすようになります。たとえばあなたが車を運転していて、交差点にさしかかり、左折を試みようとしたとき、カップルがいちゃつきながら横断歩道をノロノロ歩いているとします。他には歩行者がいないし、後ろからは後続車がたくさん並んでいる状態を想像して下さい、あなたならどう感じるでしょうか。ある人は「横断歩道はまっすぐ早く渡るべきだ」と怒りを感じ、ある人は「横断歩道でいちゃつくなんてあり得ない」と憤り、ある人は「横断歩道では左右を確認して渡り、交通の迷惑にならないようにするべきだ」などと考えます。または後続車のイライラを受けて焦ってしまう人もいるでしょう。いずれの感情を抱いた時にも、心は波立ち、動悸を感じ、血は頭に昇り、手足は冷え切って、感情だけでなく体にまで反応を及ぼすことを実感していただけるでしょうか。

 この話のたとえでは、そこで何がきっかけになって絶対的信念が顔を出し、そのあとどういう反応が自分自身に起こるかを、文章を読むという行為で、客観的に見ています。まさに鳥が上から状況を眺めているような感じですね。実は人間の中には別の第三者が住んでいて、あなたの感情の動きを眺めているように感じることができるのだ、と考えてもよいかもしれません。終始そこにたどり着けるだけでも、出来事に対する反応は大きく違ってきます。確かにそれは難しい練習かもしれませんが、頭のなかで何度も何度も反復練習をしておくこと、呼吸法などの訓練をすることで、かなりの悲観的状況から冷静さを失わずに対応することが可能になってきます。

 ここまで読まれますと、「悪食がアレルギーを引き起こすという信念は幼少期に得たものではない、大人になって本から学んだのだ」とお感じかもしれません。しかし、ぜひこの冷静さをもったままで、ご両親がお孫さんに甘い物を与えた瞬間のことを思い出していただきたいのです。そのときにはどんな感情が起きていたでしょうか。また、その瞬間にあなたはどのように反応していたのでしょうか。その瞬間的に起きた衝動は、あなた自身が子どもの時にあなたが両親に対して起こしていた反応と似ていたり、象徴していたりしないでしょうか。

 ここに目を背けることなく、冷静にたどり着くことができさえすれば、あとの出来事は変わってくる可能性があります。非常に落ち着いた状態で、日や場所を変えてご両親とご自身の子どもの時にご両親があなたに向けて下さった愛に感謝を述べながら、最近あなたが学んだことをかみ砕いて説明できたとしたら、状況は今とは変わってくる可能性を感じませんか。子どもさんたちは祖父母の方が好き、という感覚ですら、ほんとうにそうなのか、好きとは絶対比較ではないかもしれないと思えてくるかもしれませんね。子どもは想像以上に私たち大人の反応をよく観察しています。それはあなたが昔、そうであったように、です。

 また別の発見も可能です。玄米菜食自体は素晴らしいことと思いますが、ほかにも多種多様な食事療法があります。これだけが絶対的に正しい、と感じてしまうことが、ほかの可能性を閉ざしてしまう可能性も否めません。食事をただすことは人生を正すこと、というのも正論ではありますが、あなたもたとえば砂糖と生クリームのたくさん入ったお菓子を突然食べたくなっているかもしれません。それをなんとか陰陽の理屈で押さえ込もうと試みて常に勝ってこられたかもしれませんが、私は負けてみるときがあっても良いのではないかと思うのです。そんな甘っちょろいことでは現代の商業主義の波は超えられないとお感じかもしれませんが、たまには誘惑にも自由になって、食品に限りなく近い優れた健康食品を併用することも含めて考えてみるのもひとつの方法です。

 プレマ株式会社では、この仕事を通じてまともな食品を流通させるとともに、現代の人が多少の誘惑に負けたり、仕事の忙しさ故に食事だけで何とかできない時に役立つ機能性のある食品も厳選してお届けしています。世間の人のように、健康食品だけで何とかするというのはかなり乱暴ですが、食事に対する知識ベースがきちんとある方なら、うまくバランスをとれるように慎重に選んでご提供できるよう努力しています。また余談ですが、食事を変えるだけがアレルギーを根治させるということでもないようなのです。有害電磁波を寝室空間からゼロにするだけでアレルギーが劇的に好転するケースが非常に多い、ということを発見した医師もいます。ぜひ、広く可能性を模索してみられる機会にされてみることをおすすめしたいと思います。それが私たちの提唱する「らくなちゅらる」のもつ、自由さと広大さでもあるのです。



nakagawa_nobuo at 11:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年01月30日

twitter はじめました♪

ほとんど何も書いていないのに、アクセスをたくさんいただいて
恐縮です・・・

まとまった文章を書く敷居の高さがやっと解決できそうです。

twitter でつぶやき続けていますので、
フォローをお待ちしています。


日々の「気づき」や日常をつぶやきます。

1000個しゃべって、1個でも「これやった〜」みたいな
ことがあなたに起きると嬉しいなと思っています。

http://twitter.com/nakagawa_nobuo

海外のときにはパケット代が怖いので沈黙するかも
しれませんが、そのときはお許し下さい。

nakagawa_nobuo at 00:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年01月01日

新年あけましておめでとうございます

DVC00326幸せなお正月を迎えられたことと思います。

私は滋賀で雪がしんしんと降り積もるのを
窓から眺めながら、新年を迎えました。


早速ですが、新年のインタビューを掲載しましたので
是非ご覧下さい。

何かのヒントになれば嬉しいです。



http://www.binchoutan.com/event/2010/1001fuku.html


nakagawa_nobuo at 11:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年11月15日

ラオスの学校、開校しています!

img1_01先ほど久しぶりにblogをアップして、
大切なラオスでの学校建設プロジェクトをご報告するのを
失念していました、ごめんなさい・・・

9月1日、スタッフや外部の方々と一緒に、無事
開校式を迎えることができました。

みなさまのご支援に心より御礼申し上げます。


メルマガやらくなちゅらる通信でご報告したので、
blogでもしたつもりになっていたのですが、
お恥ずかしい限りです。


おかげさまで、一つの節目を迎えることができ、
現地でも楽しい授業が続いていると思います。

開校式と、詳しいレポートは
http://www.prema.co.jp/raos/school.html
にまとめましたので、是非ご覧下さい。


引き続き、ラオスにはまだまだ大量のアメリカ製クラスター爆弾が
眠っていて、人々の手足やいのち、幸せな生活を送る権利を
奪い続けています。

これらを少しでも取り除くことができるよう、寄付金付きの商品
開発などを急いでいます。


らくなちゅらる通信でも、ラオス関係の連載が新たに始まりました
ので、ぜひ、そちらも毎月お楽しみ下さい。


しかし、私はいけませんね〜

毎月、あちこちの原稿の締め切りに追われていて、blogがすっかり
ご無沙汰だった証拠ですね。

もの書きが好きな人なら最高の仕事ですが、私は文章がとても苦手な
クチなので、いけません。ごめんなさい。


nakagawa_nobuo at 22:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)会社のこと 

秘密の秘密。

ミッチェル・メイさんが、また日本にやってきてくれました。


昨年、彼ははるばる京都にまで足をのばしてくれましたが、
今年は日程の関係で叶いません。

そんなことで、お客さま200名様と一緒に、今日はミッチェルの
話を聞いていました。
(抽選で漏れてしまった方、ゴメンナサイ・・・)




今日、ミッチェルが一つの秘密を教えてくれました。


『いつまでも若々しく、柔軟な心を持ち続けるシークレットを
 お教えしましょう。』



というのです。



今、彼は「優秀なヒーラーである」というイメージを
払拭して、真摯に働く一人の人間として見て欲しいという
メッセージを商品の販売者である私たちに伝え続けています。

しかし、卓越した「癒しの能力」を持っている人であることは、
会って正しく感じた人であれば、すぐ分かることです。


さて、そんなミッチェルがあえて「シークレット」というの
ですから、相当会場の期待は膨らみます。



『秘密をお教えしましょう。』

また、彼はいいました。



『その秘密は・・・・・』


(沈黙・・・・)



『若い10代の人たちと、いっぱい交流することです。』




ここで、聞いた側がどう感じるかは、大きな分かれ道に
なります。


実際、その秘密を話す前に、彼は定期的に10代の若者たち
と交流する機会を自ら作って、違う価値観を感じたり
理解しようとしたりしているという話をしていました。




2時間の講演で、この「秘密・・・」のくだりをきいたとき、
私は、昨年の京都でのミッチェルセミナーを思い出しました。

彼は、そのときにもシークレットを話してくれたのです。

それは、『幸せになる秘訣』。



幸せになりたくない人は誰もいないでしょうから、
誰しもが、そのあとの彼の言葉に耳と心を傾けます。

『幸せになる秘訣は・・・・・』


(沈黙・・・・)




『まじめに、働くことです。』



このセミナーでの参加者様の感想文を拝見したとき、大半の方が
ミッチェルの紳士で穏やかな話し方や、えもいわれぬ
癒しのエネルギーに、そして彼の話に満足されていることを
うかがい知ることが出来ました。


しかし、数枚、

「秘密といいながら、何も秘密でも、秘訣でもなかった」
と失望されている内容がありました。


私は、それをみて、本当に残念に思ったのを思い出していたの
です。


と、同時に、先日の鳩山首相の所信表明演説の一説を
かみしめていました。

私は、鳩山政権のすべてに共鳴しているわけではありませんし、
特に具体的な政策については、違った見解を持っています。

しかし、その一部にに大切な言葉があります。


少し長くなりますが引用します。



ご住職はこうおっしゃったそうです。

 「ものやお金があれば幸せだと思いますか」。

続いて、

「人間の究極の幸せは四つです。

愛されること、
ほめられること、
役に立つこと、
必要とされること。

働くことによって愛以外の三つの幸せが得られるのです」。

 「その愛も一生懸命働くことによって得られるものだと思う」、
これは社長の実体験を踏まえた感想です。


さらに詳しくは
>>http://www.asahi.com/politics/update/1026/TKY200910260067_04.html



やはり、人間の幸せの秘訣は

「まじめに働くこと」なのです。



ときに、真実は非常に明快で、かつ、単純です。

しかし、人はおうおうにして、特殊なテクニックを知りたいと
願います。それを他人が知らないことなら、秘密として
扱います。

きっと、そんなに単純なところに答えはないはずだ、
と思ってしまうのです。




ミッチェルは、ヒーラーでありビジネスマンであって、
優れたスピーカー(演説者)ではありません。


しかし、彼の数少ないことばのなかには、
人生の秘密と秘訣があふれています。


『若さと柔軟さをたもつためには、積極的に若い人と交流する』
というのも、
「なんじゃそりゃ」と思えば、それまでです。



実際、こんなことがありました。

我が子の通う学校ほか、5つの自由学校を自ら設立し、
運営されている堀学園長は60代後半でいらっしゃいます。

5つの学校は
・和歌山橋本市
・福井県勝山市
・福岡県北九州市
・山梨県南アルプス市
・イギリス

と、とんでもない離れた場所にあり、
日々、ぐるぐると移動されています。

(堀さんの学園については>>こちら


堀さんは学園長ですから、椅子に座ってどこかで指揮をとって
いると思われそうですが、実際には全く違います。

これだけの膨大な距離を、ほぼ毎週、ご自分のパジェロを操って
運転しながら、子どもたちと交流しつつ、授業もして、
各校のほぼすべての学校行事に参加され、どこかの学校の
修学旅行にも子どもに呼ばれたら、合流されます。

超人的なこの生活のなかで、子どもひとりひとりを確実に認識
しています。



長女の愛がイギリスの学校に3週間滞在して関空に帰ってくる日、
私は航空会社の手違いで、出迎えに行くはずが、
迎えに行く予定の私のほうが遅く帰国することになってしまうことに
なってしまいました。


夜遅くに帰ってくる中一の娘が、自分で京都に戻るのは少し危険な
時間です。急すぎて、代理に迎えを頼む人もいませんでした。

そこで、到着直後の堀さんの携帯に電話して、予定外ではある
けれど、どこかのホテルに滞在させて欲しいとお願いしました。

普通だったら、「もうヘロヘロだからややこしいこというな!」
と不機嫌になりそうなところを、まったく穏やかに
『責任をもって、愛ちゃんをお預かりします』とおっしゃいます。



堀さんはほかの子どもたち数人と、我が娘をパジェロに乗せ、
近くのホテルに滞在させてくださいました。

ご自身は早朝から勝山までの道のりを、自由学校シンポジウム
のために出発されました。

ノンストップで走っても、5時間はかかる先に、重要な仕事が
あるのです。

しかも、時差ぼけもあり、機内では娘に聞けば、
「なにかをずっと、されていて」
「つい先日、日本からイギリスに飛んで」
たった6時間の休息で、また、大切な仕事なのです。



以前、堀さんに「是非、その元気の秘訣をインタビューさせて
下さい」とお願いしたことがあります。

その後、ご多忙でのびのびとなって叶っていないのですが、
『日々、若い人たちと真剣に向かい合っておられるから』
なのでしょう。

ただ、命令する大人としてではなく、共に学び、悩んでおられる
姿を見ていて、それが本当に納得できます。






お客様がメールで教えて下さいました。

ある、著名な実業家のセミナーにご招待したご感想の一部です。



おかげさまで、●●さんのセミナー参加させていただきました。

●●さんのことは、スゴイ人! とだけ思っていたのですが、
実際にお会いしてみると、とてもフランクな方で、不思議と
親しみのわく方でした。

●●さんの代理人の方も、最後におっしゃっていましたが、
●●さんがお話される内容は、とても平易で、一見当たり前のこと
ばかりでした。

しかし、伝わってくるものが段違いです。
答えは簡単でした。
●●さんが本当に実践しているからでした。

やはり、内容もさることながら、誰から聴くか…ということも、
ある意味すごく重要なことだと感じました。
そういう意味でも、今回の機会は、私にとって本当に貴重な時間と
なりました。


このことは、とても大切なことです。


同じことであっても、自分は知っている、と思っていることでも、
そうしているか、してないかは、ものすごい差になるのです。



そして、ほんものの「先生」には共通項があります。

フランクで、親しみやすいのです。


ミッチェルも、まさにそういう人です。

堀さんも、●●さんも、やはりそうです。

私の師匠も、やはり、そうなのです!


おそらく、愛とはそういう発露をするのでしょう。




大変長文になりましたが、まだ全て書き切れていません。
あとは、またの機会に。

でも、何かのお役に立てば嬉しいです。


私は、このような先生方にたくさん出会えて、
本当にしあわせです。ありがとうございます。

nakagawa_nobuo at 21:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年07月23日

あなたの創造性を引き出す5つのステップ

先日、ある教育関係の方の講演を聴く機会がありました。


テーマは「創造的な子に育てる」という子育て関係の表題なのですが、
実際には子どもに限らず、大人にも参考なることばかりだったのです。

長時間の講演をかいつまんで皆さんに報告しても意味がありませんから、
私の焦点で勝手な解釈をします。




創造的思考とは、こういうステップを踏むのだそうです。
つまり、「考えること」とはどんなことなのか、ということです。

1 疑問を感じる
2 問題を見つめる
3 仮説を立てる
4 結論をまとめる
5 実際に行動して確かめる



この5つのステップで、私たちが人生に向かい合うとき、すべての
ことが学びになります。



しかし!

カンの良い方はおわかり頂けるとおり、日本の学校教育では、
1と5をしっかり学ぶことはありません。

まず、2 問題が出され、3 仮説を立てて、4 結論を出す。

これだけなのです。



つまり、「何が問題であるか」をあれこれ思索してみたり、
「実際に行動して」みて、時間をかけてまで確かめる必要はないのです。


受験やテストの成績を簡単にあげるためには、問題はすでに誰かから
提起されたものに、どれだけ正確に回答するかという「テクニック」を
学ぼうというのが、今の日本の一般的な教育と思って良いでしょう。



実際、このような5のステップを大切にしている学校に、一般の学校から
入学してきた子どもたちは、いつも
『答えはどうなのか、早く教えて!』と教師に催促するらしいのです。

これは学校に限った話ではなく、塾もまさにそんな場所でしょう。


あれこれの問題はたくさん「誰かから」出され、
それにできるだけ多く、正確に回答する。

最後に採点がなされ、あなたのレベルはこうなのです、と知ります。




本当に創造的な教育とは、この1と、5を非常に大切にしている必要が
あります。


1教室に40人近くの子どもたちに教師1人という体制、教科書主導の
教育方法で、めいっぱいの「疑問を引き出し」、
最後に、「行動して確かめる」という
余力はあり得ないでしょう。

たとえ一人の先生がここを理解して努力したとしても、物理的な限界や
周りの目などの難関を越えていくのは至難の業です。



「ゆとり教育」は失敗だったという反省しきりの日本教育界ですが、
体験を重視しようと試みたものの、画一的な方法でこれをやろうと
しても無理がありました。

つまり、体験学習が失敗だったのではなく、体験学習をとことん
やりきれなかったことが本当の学力低下の理由ではないかと、
私は考えています。


*


さて一方、大人の社会でもこの「疑問力」と「行動力」は絶大な力を
持ってきます。

「なぜそうなのか?」
「実際やってみたらどういうことが起きるのか?」

つまり、「機敏に感じる力」「絶え間ない好奇心」と言い換えて
よいかもしれません。




成功している人は常に、この5つの思考プロセスを必ず踏襲します。


成功したくて成功していない人は、「成功する方法」を知ろうとします。


つまり、敏感に感じ、大胆に行動することなく成功するノウハウを
手軽に知りたいと思ってセミナーや書物に走ります。

今まで、この成功したい人が成功しない理由が、いまいちはっきり
解らなかったのですが、この5つのプロセスを知って、なるほどなぁ
と一人で唸ってしまいました。

すでに成功している人は、たいてい変人
(失礼!)で、無難な成功者を
見たことがない理由がわかった気がします。




改良も変化も望まない生き方は、世の中が地殻変動を起こしているときには
一番不安定になるのです。
揺れている地面に、硬直した心と体で立ち続けることはできません。


当然ながら、最初から「世の中こんなもの」と世情に目をつぶってしまっては、
何も起きないのは当然です。
「あの人がこうだから、私はこうなの」も、思考停止でしょう。


大いに疑問を感じ、知恵を尽くし、なんとかしようと行動せざるを得ない
気持ちが、自分を豊かにしてくれるように思います。





もう一つ、私がずっと感じてきた、人生を楽しむ要素、
それは「当事者意識」


会社でも学校でも、どんな場所でもそうですが、
何かを見聞きしたときに、「ああ、私のことだ」と思えるかどうか。

軽く受け流す癖を小さいときからつけてしまうと、
人生を変えるようなチャンスや出会いにも反応できません。


目の前にやってきた人や機会は、あなたのためにやってきたのです。
ほかの人のためにやってきたのだというのは単なる誤解です。



先般お伝えした「ホ・オポノポノ」も実はそのことを
教えています。

本当は、どんなことでも私のせいであり、私のためなのです。



このように、当事者意識を失って人生を損していると思う人を
たくさん知っています。おもいのほか、世の中には、たくさんいるのです。

つまり、「傍観者」です。


いくらスピリチュアルの勉強をしても、プラス思考の習慣を
持とうと努力してみても、「当事者意識」が欠落していると、
結局のところ、経緯を見守る傍観者にしかなりえません。

評論家がテレビでもてはやされる時代だからこそ、
テレビを見るように、傍観する人生を生きたくないと思いませんか?



『愛と憎しみは反対ではない、
愛の反対は、無関心だ』



疑問もその探求も、当事者意識によってこそ、
もたらされるだと思います。

そういう意味で、リーダーになる人は、常に得をしています。
あらゆることを感じ、チャレンジする機会は、
「ことの当事者」=「リーダー」にこそやってくるからです。


そして誰でも、今すぐ何かのリーダーになることができます。
できないと思っているのは、ただの思い違いなのです。


*


日本の教育と将来を考えたとき、
「機敏に感じる力」「絶え間ない好奇心」こそが秘薬ではないでしょうか。


国際比較の学力テストの成績をあげるために、教育はまた反復学習を増やす方向に
スイッチしようとしています。


いくら、問題を解くのがうまい人を大量に作り出したとしても、
世界の諸問題を解決し、世界に日本の名を高めていくことはできません。

そもそも、本質的な「何が問題であるのか」を発見できる人こそ必要なのです。


感じ、改良し、やってみる人がたくさんいる国のほうが、まだまだ
発展するような気がしてなりません。


こうした人を育成することこそが、生活に余力のある先進国だからこそ
できることであり、今後の教育はその方向に進んでいくべきだと、
教育界にいないものとして、私が勝手ながら考えるところです。




最後に、子どもの想像力を高めるために、親に必要とされる要件は、

●とにかく根気強く
●絶対にノウハウや方法を教えない
●溺愛にも等しい子に対する信頼感

だとこの講演から聴き取れました。


これは人育てという意味で、組織運営や、会社経営でも同じだと
改めて思い知った次第です。


素晴らしい発見があったこの40分ほどの講演に、心から感謝します。

nakagawa_nobuo at 00:12|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2009年06月13日

らくなちゅらる通信に興奮

544575a0.jpg手前味噌な話で恐縮ですが、本当に味噌も仕込んで売っているので
許して下さい。

最近のらくなちゅらる通信は本当に面白くなってきました。




最初は「毎月毎月、この忙しさの中で発行できるかなぁ」と
心配ばかりだったのですが、もう皆そのペースに慣れてきたのか、
順調に仕上がっています。


印刷も、いまだに心を込めて自社内で行っています。

毎月、1万部を超えるところまで来ましたが、印刷を行っている
人生の大先輩の仲間さんは、「まだまだ行けます!」と
言ってくれているので、甘えている状態ですo(^-^o)



さらに、執筆陣がますます充実しています。

私自身が、原稿が入稿されてくるのをとても楽しみにしている
ここ数ヶ月。

その、具体的な話は少し後にさせて頂くとして・・・




「らくなちゅらる」という言葉には、魂を込めました。


らくなちゅらる通信 Vol:1より(もう、2年以上前の宣言です)


「らくなちゅらる」を提案し始めることにする

私がこの仕事を始めたのは約7年前のことです。

当時、私たちのやっているような仕事を指し示す言葉は存在せず、
「人の健康と地球環境は強い関連性がありますから、その関連性
の感じる商品を流通する仕事です。作った人、使う人の間に入る
訳ですから、ご縁を紡ぐのが私たちの役割ですね。具体的には
農薬を使っていない農産加工物や環境や人体を破壊しない雑貨、
機能性のある食品とか、そういうものを販売しています・・・」
なんて長い話をする必要がありました。

これを仕事にしようとおもったのは、11年前、長女の愛がインド
で産まれ、そこでお世話になった助産婦さんと鍼灸師さんに
「人のあるべき姿」を教えて頂いたのがきっかけでした。

アトピーは薬で治すものではなく、 子育ては学校教育でやるもの
でもなく、 生活は質実剛健、万物にはエネルギーがあり、
そして天命に逆らわないこと。

そんなことを思いながらこの数年、アメリカから「ロハス」という
便利な言葉がやってきました。すると、とてもそのようには見えない
会社までが「ロハス、ロハス」と騒ぎ始めました。
ロハスは儲かるというセミナーがあちこちで開かれ、玉石混淆
(良いものと悪いものが混ざっている)状態です。

私は思いました。「何も外国のコンセプトに追従しなくても、日本
や東洋には、そもそも、そういう天地自然に沿って生きる遺伝子が
生き続けているはずじゃないだろうか。」

そして同じような気持ちの人がたくさんいることを知りました。

私たちは、私たちの本来の暮らしのなかに、「ロハス的」であること
を受け継いでいます。無駄をなくし、季節に沿い、無理をせず、食べ
物からエネルギーを得て、調和を大切にし、本能的に助け合い、万事
に感謝する。

こんなことができる素晴らしい遺伝子が存在しているのです。

それを「らくなちゅらる」と呼んでみることにしました。

そして「らくなちゅらる」の真意は「広がる愛」「繋がる叡智」
「終わりなき栄え」「無限の感謝」
だと思います。





連載『自然なお産を求めて』は、貴重なプライベート出産に関する
情報をまとまった形で紹介されてきた、さかのまこと先生による
連載です。

さかの先生、国語国文学の教授として、大学教授をされていました
が、今は退任され、「自然哲学者」として活動されています。

活動、といっても日々思索にふける生活をされていたのですが(^^)/

私の妻の恩師でもあり、私もたまたまインドで偶然お会いした
三角関係にありましたので、平穏な生活を揺らしてまで原稿を
お願いしています。

すでにずいぶん以前に出版されている『あなたにもできる自然出産』
のアップデートされた情報、さらに深くなった考察を、全く無料で
お読み頂ける貴重な機会だと思います。

お産を学ぶことは、出産を控えた女性のものだけのものでは
ありません。産まれること、そしてそのプロセスを考えることは
生きること、いのちのつながりを知ることと同じではないでしょうか。

それは、必ず気づきと感謝につながるのです。



しかも、さかの先生の文体は非常に特徴的なもので、ひらがなを
多用されます。

なぜ、ひらがなを多用されるかについては、いつか触れていただく
よう、この場でお願いいたしますm(_ _)m


では、次の機会に、らくなちゅらる通信の素敵な執筆者の
先生方をお一人お一人、ご紹介していきます。



今日の最後に、私がとっても嬉しいのは、お客様はもちろん、出荷のスタッフや、
経理のスタッフなど、普段、商品企画や商談、交渉、マーケティングなどに
立ち会っていない面々が、
『毎月楽しみにしています!』と言ってくれることです。

実際に、スタッフから念願の妊娠を果たし、自宅出産の準備を進めてくれて
いたりもします。

こういう身近な変化、身近な期待が、私にはとても嬉しいので、ますます力が
入っていきます。たとえこの世で10人しか本気で読んでいないとしても、この
情報を、まとめて出し続けたいと思います。


だって、誰かが小さなきっかけで、幸せになるかもしれないのだから。


是非、応援して下さい!


★『らくなちゅらる通信』は、毎月発行無料で、お客様の商品に
 同梱されています。

nakagawa_nobuo at 02:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年05月16日

おっぱいからの卒業

7ea1681f.JPGおっぱいを飲むこと、早1年3ヶ月。

いよいよ夜が明けたら慶音(けいと)の卒乳です。




妻はもう1年4ヶ月も髪を切っていません。

正しい母乳育児で絶対守らなければならない「頻回授乳」のためには、
昼間は1〜2時間に1回、夜でも2時間に1回は授乳してきました。

質のよいおっぱいを飲ませるためには譲れない時間なのです。
だから、髪をゆっくり切ってもらう時間はありませんでした。


ちなみに、私は短髪なので必ず月1回は切っていますo(^-^o)
男は勝手なものですね。


彼女は妊娠中からマクロビオティックをベースにした食事を継続、
授乳中はたまにスタッフと食事にいって一般食を食べることも
ありましたが、節操のある食事を続けていたので、
慶音はツルツル、体つきもよく締まって健康そのものです。

慶音の子育ては、まさに「プレマメソッド」の集大成であり、
あらゆる策をとって健やかで元気な赤ちゃん育ての手本となり得る
経験だったと思います。


そしていよいよ、1ヶ月ほど前から彼に言い聞かせてきた卒乳の
日を迎えます。


朝起きたら、最後の授乳をして、おっぱいにさようならをします。

そして妻は髪を切りに1時間かけて、いきつけの美容室に行きます。
私は、慶音と二人で福井県に旅に出ます。

男同志、水入らずの旅です。


もう1ヶ月も前から、「最後の授乳を思うだけで泣けてくる」と
妻は言っていました。

いよいよ、あと数時間で、その時がやってきます。
カメラとビデオの充電も仕込みました。
あとは、寝るだけです。


そして、私と慶音は、2日間の長い長い旅に、旅立つのです。


葉月さん、慶音くん、いままでも、これからも
楽しい時間をありがとう。





nakagawa_nobuo at 02:47|PermalinkComments(4)TrackBack(0)愛する人のこと 

2009年03月07日

憤り

ドイツでどうしても日本の皆さんに紹介したい品々を発掘して、
輸入に向かっての手続きを猛勉強していますが、ものすごい
障壁に直面しています。


本当によいものが世界には存在するのですが、自由な流通が
「国民の健康被害を起こさないため」という美名のもとに
阻害されているのがとてもに残念です。

ちょっとした例です。



●オーガニックコットンの生理用使い捨てナプキン

日本では生理用ナプキンは医薬部外品に分類されています。

布ナプキン」はいわばもぐりの状態ですが、意識の高い
お客様からずっと愛好頂いています。現状は「雑貨」と
して流通していると言えます。

ダイオキシンを始め、石油系の有毒物質が粘膜から浸透して
いくことになると思えば、賢明な女性ならとても市販品は
使えないからです。

さあ、とはいえ、外出が多いとか、長期の旅行に行くとか、
どうしても布ナプキンになじめないというニーズは確実に
あり、すでに欧米では無漂白コットンや、オーガニックコットン
のサニタリーパッドやタンポン(日本では医療用品!)が
大きく広がりを見せています。


過去、これらの輸入にチャレンジして、皆、涙をのんで諦め
てきた内情がよくわかりました。

医薬部外品の輸入には会社としての基準を満たすために多大な
障壁があり、単にそれだけではなく製品としても「漂白の必要」
や「吸水率」についての厳しい基準があります。


化粧品を輸入して販売しようとして各種の要件を満たし労力が
必要になるのは理解できますが、安全な生理用品を輸入するのが
さらに大変な要件を満たす必要があったり、またとても安全とは
言えないであろう資材は許されても、無漂白コットンが許されない
というのは、いったい何のための法律だろうと思わざるを得ません。

子宮ガンや子宮筋腫になって石油系ナプキンを止め、布ナプキン
に変えて好転したとか、布ナプキンで生理痛がなくなったという
話は枚挙にいとまがありません。


少なくともヨーロッパでは様々なコットンナプキンやタンポンが
市場に自由に流通して、目覚めた女性の健康を守っているのです。


これを国内メーカーに期待したとしても、「蚊取り線香」と同様、
既存の化学物質で安価に作られた商品を自己否定することにも
なるうえに、儲からないので真面目に取り組める素地はないでしょう。


確かに布ナプキンだったらゴミにならないし、洗えば問題なし
という人はたくさんいるのも理解していますが、外出、体調不良、
生理用品チェンジのきっかけになって女性の体について考えてもらう
ためにも、私は日本に必要な品だと思っています。




他にも、優れた家庭用医療用品、スキンケアなど輸入したいものは
たくさんありますが、法律の厚い壁に阻まれてなかなか進みません。

それぞれに必要な法的要件が違いすぎて、人材も手間もコストも
多大になってしまいます。


ヨーロッパの売り手も、日本市場の法的制約や閉鎖性を説明する
たびに「どうして日本はこんなに安全でヨーロッパ市場で普通に
流通できるものを危険品として不当に高いハードルを設定するのか
」と、私が代理で怒られることになります。



どなたか医薬部外品、化粧品、家庭用医療機器の専門の方、
(とずらっと書いても、全部違う法的要件があるのですが・・・)

真面目に私たちと日本の市場を変えるために一緒にパートナーとして
提携してもらえないでしょうか。

また、いずれも薬剤師相当の資格をもつ人が必要になる案件ですので、
ドラッグストアや調剤薬局勤務で「本当にこれでいいのかと」人生を
振り返ってしまった方、連絡いただけると嬉しいです。

nakagawa_nobuo at 02:32|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2008年12月07日

ラオスのクラスター爆弾

nakagawa_nobuo at 03:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

ラオスから無事帰国しました。

54624b44.JPG2008年12月5日午前5時48分
ラオス ヴィエンチャンのゲストハウスにて 中川信男


あなたに想像してみて欲しい。

あなたは貧しい村で小学校卒業間近の子を持つ親だ。
その村は山中奥深くにあり、冬は寒く、時として氷点下を記録する。

村には中学校の建物がなく、幼稚園を間借りしてすし詰め状態で半日しか
学ぶことが出来ない。当然、国や村は豊かではないので、行政に要求して
どうなるものでもない。


ましてや、戦後30年以上も経つというのに、学校の敷地にはアメリカの
ばらまいた大量の爆弾の不発弾が今も眠っている。「地雷」となった
その危険な不発弾は、知らずに踏めば300個ほどの小さな鉄球が秒速700mで
飛び散り、自分や愛する子を今も殺傷し続ける。その量、国全体で60万トン!
数にして約6000万個(推定。ラオスの人口は600万人)にもなるのだ!


あなたは、人々は穏やかな、平和なとても美しい村に愛する子どもや家族と
共に暮らす。
でも、この戦争の忌まわしき記憶は、地中に埋まる不発弾がなくなるまで、
消すことは出来ないだろう。
その不発弾の処理は、今のペースでは何百年経っても終わらない。


・・・これは他人のことで済むのだろうか。




視点を引き戻そう。

私たちの国日本は、この爆弾除去に費用を拠出しながらも、つい最近まで
この恐ろしい殺傷兵器「クラスター爆弾」を保有して配備してきた。

やっと2008年12月、政府は画期的な方針を示し、この爆弾をもう持たない
ことを、正式に国際社会に約束した。

ベトナム戦争でこの爆弾がラオスの地に撒かれるとき、私たちの国は基地
提供や補給で支援をしてしまった。他人事では、やはりあり得ない。

驚くなかれ、アメリカはラオスの空から9年間の長きにわたり、平均すれば
6分ごとに、1km四方に数百個の小爆弾をまき散らし、人々を殺傷するこの
爆弾を投下し続けた。


それでもいつも戦争は、まさにその瞬間には「自衛」の名で美しく語られる
ものだ。
しかし、人と人が殺し合うことに、なんら違いはない。


だから、もう一度イメージして欲しい。

あなたが子どもや家族、大切な人を愛するように、またかの国の人たちも、
同じように愛している人がいる。その愛の可能性を直接、間接の別を問わず
狭めてしまっても良いのだろうか。

だから、『愛の反対は、憎しみではなく無関心』と覚者によって
言われるのだろう。



私たちはこの歴史的に必ず未来に評価されるだろう人類叡智の結晶の日
(2008年12月3日)ラオスの不発弾が大量に眠るその村や、中学校建設
予定地に居た。日本で待つ妻からのメールは、その素晴らしい調印と、
日本のメディアが一斉にこの問題を伝え始めたことを、凍えてしまいそうな
空調のない部屋に伝えてくれた。

必ず日は昇り、そして暖かさを運んでくれる。

私たちは、どうしてもこの現実を直視し、このプロジェクトを推進して
日本が世界に果たすべき本当の役割の一翼を担いたいと思う。そして
このプロジェクトが、プロトタイプとなって、もっと多くの人の関心の
目が、クラスター爆弾や発展途上にある国の教育の大切さに及べば
「京都の小さな会社が、少しなのにピリリとした七味のような存在になる」
という私の意志も、少しなのに大きな意味を持ってくれると思う。

ここラオスもまた、小さくてもピリリとした存在であり続けて欲しい。


世界から天文学的な量の邪悪な対人地雷や不発弾がなくなる日が、さらに
早くやってくるように、力をお貸し頂きたい。今を生きる私たちにしか
出来ないことだと思うから。未来に禍根を残さずに次の世代にバトンタッチ
できるように・・・


もっと世界が素敵な場所でありますように サバイディー!


※弊社でお買い物いただく利益の一部や、弊社主催のセミナーにご参加時
 に頂く募金のすべては、本ラオスプロジェクトや、テラ・ルネッサンスを
 通じ、対人地雷除去、被災者支援、子ども兵の救済や支援に使われます。

 お買い物を通じ、世界をほんの少しでも、しかし確実により良い場所に
 していただけるように努力致します。



nakagawa_nobuo at 03:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)