医学を学ぶ、生涯学習!

地域医療と医療系大学での教育に携わりながら、人と社会、教育と医療を考え、その軌跡を残していきます。(旧「医学教育でのひとりごと」「医は忍術?」「いやしのわざとこころ、サナトリウムから」「浄土の地から」「ひまわりのなかで」「suzukaの風に吹かれつつ‥」)

東海道を走る500系

術中回収式自己血輸血装置で、肺塞栓症発症 微細な骨片か

hospital手術で使われる機材の使い方を誤り、患者を死亡させた、というニュースが流れていました。

患者は、術中に出血した血液を体内に再び戻す装置を使って、手術を受けていたようですが、

回収式自己血輸血
手術中に手術している部分から出血した血液を集め、手術中または手術後に患者さんの体に戻す方法。 回収した血液を洗浄する方法、洗浄しないで戻す方法、がある。

回収した血液に混入していた骨片が、輸血に残っていて、患者は肺塞栓症を併発して、お亡くなりになったようです。
装置に装着するフィルターを誤って使用した、ということのようです。



読売新聞から

輸血の際に目が粗いフィルター、女性患者死亡

 山形市沖町の山形済生病院で2017年9月、担当医師が、患者自身の血を輸血する際に用いる装置の取り扱いを誤ったため、血管が詰まり、女性が死亡していたことが、同病院や関係者などへの取材で分かった。女性の遺族は業務上過失致死容疑で山形署に刑事告訴した。同署が受理し、今後、捜査を進める。

 同病院などによると、女性は手術後、貧血対策などのため、手術中に出た血液をフィルターや遠心分離器に通して不純物を取り除いてから、体内に戻す処置を施されていた。
 その際、担当医らが本来使用すべきフィルターよりも目が粗いものを使用。微細な骨片で肺の血管が詰まり、女性は亡くなった。「血中の不純物が除去しきれなかった可能性がある」(同病院)という。装置の取り扱い説明書には、「目の細かいものを使用する」と記載されていた。
 同病院は遺族に対し、誤ったフィルターを使用したことを説明し、謝罪した。また、原因解明のため、外部の医師らを含む医療事故調査委員会を設置し、8月に遺族に結果を報告した。
 同病院の高橋勝広事務長は「弁護士を通して、ご遺族と和解の内容や賠償額について協議を進めている」とコメントした。

95歳認知症で入院治療中にトイレで転倒寝たきり 病院に2770万円支払い命令

hospital判決の詳細を知る立場にないので、よくわかりません。
でも、このニュースには違和感を感じてしまいます。

人の命や人生の重さには区別はない、とは言いますが、値段がね。


共同通信から

病院に2770万賠償命令、熊本 入院中転倒で後遺症

 熊本市で2013年、認知症で入院中に転倒し、全身まひの障害を負った熊本県菊陽町の男性(95)と親族が、病院を経営する医療法人佐藤会(同市)に約3890万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、熊本地裁は17日、約2770万円の支払いを命じた。

 判決によると、男性は13年5月、認知症の投薬治療のため入院した際、車いすに乗って1人でトイレに行き転倒。頭を打ち、全身まひの障害が残り、寝たきりの状態となった。
 小野寺優子裁判長は判決理由で、男性は歩く際にふらつきが見られ、転倒する危険性は予測できたと指摘。その上で、「速やかに介助できるよう見守る義務を怠った」と述べた。

順天堂大学医学部が入試の公平性について来月調査結果を公開へ

graduated順天堂大学医学部が、独自に調査を行い、その結果を来月にも発表するそうです。

「性別だけで扱いに違いを設けたり、特定の受験生を優遇したりするような差別や不正はないと考えている」

と、順天堂大学は答えて来たそうですが。



NHKのニュースサイトから

男女合格率の差が最大の順天堂大医学部 来月調査結果公開へ

医学部における不正入試問題で、文部科学省の調査で男女の合格率の開きが最も大きかった順天堂大学は、来月中に学内の調査結果を公表することを明らかにしました。

東京医科大学と昭和大学は、医学部の入試で性別や年齢などを理由に不適切な得点操作が行われていました。
文部科学省は、ほかにも不正が疑われる大学があるとして、みずから会見を開くよう求めるとともに、今月中に調査結果を公表する方針です。
文部科学省の調査で、男女の合格率の開きが全国81の医学部で最も大きかった順天堂大学は、過去の入試が適切だったか調査し、来月下旬をめどに結果を公表することを明らかにしました。
適切かどうかの判断基準は、全国の大学の医学部長などでつくる団体が来月中旬をめどに作成する指針に依拠するということです。
これまで取材に対して、順天堂大学は「性別だけで扱いに違いを設けたり、特定の受験生を優遇したりするような差別や不正はないと考えている」と答えています。

昭和大学医学部で不適切な点数操作 現役と1浪の受験生に加点

graduated文科省から指摘を受けて、記者会見したのが、慶應大学も順天堂大学でも慈恵医大でもなく、昭和大学であることに違和感を感じています。

また、昭和大学が記者会見で明らかにした入試に関する不正は、

現役と1浪に加点したこと
父兄が卒業生である受験生を補欠合格させていたこと

でした。

他大学のことも含めて、今後の展開をしっかりと見ておきたいと思っています。


NHKのニュースサイトから

複数大学で医学部不正入試か 今月中に公表 文科省

医学部の不正入試をめぐる問題で、昭和大学は15日、2浪以上の浪人生に不利となる不適切な得点操作を行っていたことを認めて謝罪しました。文部科学省はほかにも複数の大学で不正が疑われる事例があったとして、今月中に結果を公表することにしています。

東京医科大学の不正入試問題をうけて、文部科学省は全国の医学部を対象に調査を進めています。
こうした中、都内にある昭和大学が15日に会見を開き、医学部の一般入試で2浪以上の受験生が不利となる得点操作や、卒業生の親族を優遇していたことを明らかにして謝罪しました。
大学によりますと、こうした得点操作などは6年前から行われていましたが、募集要項には記されていなかったということです。
大学は文部科学省の調査に対し「不正はなかった」と答えていたことから、文部科学省は「一度は不正と認めておらず遺憾だ」としています。
また、文部科学省は昭和大学を含むおよそ30校を直接訪問して調査した結果、ほかにも複数の大学で不正が疑われる事例があったとしています。
男女の合格率の開きが最も大きかった順天堂大学は、取材に対して「不正に当たるものはないと考えているが、対応を検討している」とコメントしています。
文部科学省は今月中にこうした調査結果を公表することにしています。

順天堂大学医学部が合格者の男女比を調整か 読売新聞報道

graduated読売新聞が、東京医大以外の不正入試が疑われる大学として、順天堂大学医学部の名前を報道していました。


読売新聞から

順天堂大医学部など、別の関東私大も不正入試か

 東京医科大(東京)が医学部医学科の一般入試で女子受験生らの合格者数を抑制していた問題を受け、文部科学省が全国81大学を対象に行っている調査で、順天堂大(同)や別の関東地方の大学など複数の私立大学でも不正な入試が行われていた疑いのあることが関係者の話でわかった。性別や浪人の回数などを理由に合否判定で不利な扱いをしていたとみられる。

 柴山文科相は閣議後の記者会見で、複数大学で不正の疑いがあることを明らかにし、「合理的な理由がなく、差異を設けていることが客観的に見て取れる。どういう背景に基づくものなのか、大学は自主的に公表してほしい」と述べた。具体的な大学名は公表しなかった。
 東京医科大の問題を受け、同省は8月以降、医学部医学科をもつ全国81大学を対象に緊急調査を実施。9月に公表した調査結果では、過去6年間の入試で男女の平均合格率を比較したところ、約8割の63校で男子が女子より高かった。一方、東京医科大を除く全校が不正を否定していた。

妻が自宅で死亡 日常的に痛み止めを注射か 北九州の開業医

ヒポクラテスヒポクラテスの誓い、には、病に苦しむ患者を安易に死なせるようなことは慎む、という内容の項目があります。

今回のケース、具体的にどういうことだったのか、全くわかりませんので、無責任なことは言えないのですが、何れにしても、警察が感知した経緯を知りたい、と、思っています。「異状死体の届け出」ということで、警察が動き出した、のでしょうか。


毎日新聞から

不審死
医師の妻、夫が痛み止め過剰投与か 北九州

 北九州市の開業医の夫(69)から痛み止めの薬剤を日常的に注射器で投与されていた女性が昨年春、自宅で死亡していたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。死因は当初持病の心疾患に起因するものとされたが、死亡の経緯に不審な点があり、過剰投与の場合死亡する可能性があることから、福岡県警は夫から経緯を聴取。薬剤や注射器も押収し、事件性の有無を調べている。

(引用終わり)

東京医大入試不正問題 柴山文科大臣が取り組み決意

graduated問題は、大学入試の不公正にあるのですが、新たに着任した柴山文科大臣は、その根本的原因に切り込む決意を示したようです。


NHKのニュースサイトから

医大入試不正問題 文科相「省庁横断で取り組む」

東京医科大学が入学試験で点数を操作し、女子受験生の合格者数を抑えていた問題で、柴山文部科学大臣は、入学試験だけでなく、女性医師がフルタイムで働きにくいなどの根本的な問題について、省庁を横断して取り組みたいという考えを示しました。

東京医科大学では、入学試験で点数を操作し、女子受験生の合格者数を抑えていたことが明らかになっていて、文部科学省は全国の医学部を対象に不正な入試がなかったか調査を進めています。
これについて、柴山文部科学大臣は、報道各社のインタビューで「大学入学者の選抜は公正で妥当な方法で行われなければならず、大変残念だ」と述べました。
そのうえで「入試の問題だけでなく、背景にある女性の医師がフルタイムで仕事を続けられないなどの根本的な原因もしっかりと考えていかなければならない。関係する省庁が、省庁の壁を越えて、しっかりと連携して取り組んでいく」と述べ、省庁を横断して問題に取り組みたいという考えを示しました。

「かかりつけ医」以外受診は負担増 提言 財務省審議会

knode2財務省の審議会で提言が出た段階ですから、まだ、制度化されることが決まったわけではありません。
実際の方法を考えると、なかなか、混乱が懸念されるなあ、と、思いますので、来年参院選もありますから、具体的な制度設計は、その後、かな。


読売新聞から

「かかりつけ医」以外受診は負担増…財務省、社保費抑制へ提言

 財務省は9日、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会で、かかりつけの医師以外で受診した場合に患者の自己負担を増やす制度や、新薬の保険適用の際に費用対効果の検証を導入することなどを提言した。少子高齢化で膨張する社会保障費を抑制する狙いがある。

 財政審は今後、防衛や公共事業など各分野について議論を重ね、11月にも2019年度予算編成に関する建議(提言)を取りまとめる。
 政府は、医療費を押し上げる要因となる過剰な通院や受診を減らすため「かかりつけ医」や「かかりつけ薬剤師」への受診を推奨している。改革案では「少額の受診に一定程度の追加負担を求めていくべきだ」とした。医療の高度化で医療費が増加する要因となっている新たな医薬品の保険適用については、承認された医薬品全てを対象とするのではなく「安全性・有効性に加え、費用対効果や財政影響などの経済性の観点から」判断することを明記した。

ノーベル平和賞を受賞したコンゴ共和国のデニ・ムクウェゲ医師

heart紛争地帯で、武装勢力の悪行から女性を守る運動を続けてきた医師、だそうです。

身の危険もあるだろう、と、想像します。その危険度は、平和な日本にいる私には想像できないレベル、とも思いますけれども。

手術を担当している、今も、現役の医師のようです。
今回の受賞を励みに、そして、自身の安全とお体にも注意して、これからも頑張ってもらえたら、と、願っています。

おめでとうございます。



朝日新聞から


「レイプ、性的欲求満たすだけじゃない」 平和賞の医師

 紛争下の性暴力をなくすため、医師として被害者を治療してきたデニ・ムクウェゲさん。国際社会に訴え続けたその勇気ある行動が、ノーベル平和賞という栄誉に輝いた。アフリカや中東などの紛争地で今も絶えない、性被害の実態に光があたり始めた結果ともいえる。

これまでに4万人以上を受け入れ
 アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)は、東部を中心に内戦や武装勢力の乱立により、女性のレイプ被害が相次ぐ。婦人科医のデニ・ムクウェゲさん(63)は20年近くにわたり、被害女性らの治療や支援を続けてきた。
 授与発表の5日は朝から患者の手術をし、終了後に職員から受賞を伝えられた。患者や職員、駆けつけた近隣住民らと抱き合って喜びを分かち合い、「被害女性が世界に認識されるきっかけになって欲しい。世界から性暴力をなくすべきだ」と語った。
 牧師だった父が病気の子に寄り添う姿を見て、医師を志した。1990年代に政府と反政府勢力による大規模な内戦が起き、戦闘員らにレイプされた女性が急増した。被害女性を救おうと1999年にパンジ病院(約450床)を開き、女性たちの住居として、4万人以上を受け入れてきた。
 病院の周辺地域は武装勢力が乱立し、今も武力衝突が続く。司法制度や治安機関も十分に機能しておらず、犯人が検挙されるのはまれだ。自身もたびたび襲撃や脅迫を受けてきた。

(引用終わり)

PD-1の本庶佑先生 ノーベル医学・生理学賞、おめでとうございます

laboratory私が医学生だった30年ぐらい前、医学部の講義室で、日本人は、物理学賞や化学賞はもらえるけれど、医学・生理学賞はもらえないねえ、と、ノーベル賞について、ある教授が話していたことを、昔日の感で思い出しています。

「京都大学の本庶先生の研究室の窓は、土曜日も日曜日も、深夜まで電気がついている」

と、大学院生として医学研究をしていた20年ほど前、指導教員から聞かされていました。
その頃から、いつか、本庶先生はノーベル賞をもらうだろう、と、噂してきました。

おめでとうございます。


NHKのニュースサイトから

ノーベル医学・生理学賞に本庶佑さん 京大特別教授

ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、免疫の働きを抑えるブレーキ役となる物質を発見し、がんに対して免疫が働くようにする新たな治療薬の開発などに貢献した京都大学特別教授の本庶佑さんが選ばれました。日本人がノーベル賞を受賞するのはアメリカ国籍を取得した人を含めて26人目で、医学・生理学賞では、おととしの大隅良典さんに続いて5人目となります。

本庶さんは京都市生まれの76歳。
京都大学医学部を卒業後、昭和46年にアメリカに渡り、カーネギー研究所や国立衛生研究所で免疫学の研究に当たりました。
そして大阪大学医学部の教授をへて昭和57年からは京都大学の教授となり、医学部長などを務めたほか、現在は京都大学高等研究院の特別教授として副院長を務めています。
本庶さんは免疫をつかさどる細胞にある「PD-1」という新たな物質を発見し、その後、体の中で免疫が働くのを抑えるブレーキの役割を果たしていることを突き止めました。
この発見によって再び免疫が働くようにして、人の体が本来持っている免疫でがん細胞を攻撃させる新しいタイプの治療薬、「オプジーボ」という薬の開発につながりました。
この薬は、がんの免疫療法を医療として確立し、本庶さんは同じくがんの免疫療法で貢献したアメリカのジェームズ・アリソン博士とともに共同で受賞しました。
本庶さんは平成24年にドイツの権威ある「コッホ賞」を受賞し、よくとしには文化勲章を受章しています。
日本人がノーベル賞を受賞するのはアメリカ国籍を取得した人を含めて26人目で、医学・生理学賞では3年前の大村智さん、おととしの大隅良典さんに続き5人目となります。

選考理由「新しいがん治療方法を発見」
受賞理由として、選考にあたったスウェーデンのカロリンスカ研究所は「新しいがん治療の方法を発見したこと」を挙げています。
カロリンスカ研究所は会見の中で「これまでがん治療の手段は、外科手術や放射線治療、抗がん剤があった。しかし本庶氏とアリソン氏は、がんそのものを対象とするのではなく、わたしたちの体に備わった免疫細胞を利用して、特定の腫瘍だけでなくあらゆるタイプの腫瘍の治療に応用できる新しい治療法を開発した。がんとの戦いに新しい道を切り開いた画期的な発見だ」と指摘しました。

共同受賞者 米 ジェームズ・アリソン博士とは
本庶佑さんとともにノーベル医学・生理学賞の受賞者に選ばれたアメリカのジェームズ・アリソン博士は、本庶さんと同様にヒトの免疫細胞を使った新たながんの治療法につながる研究成果が評価されました。
アリソン博士は、ヒトの免疫細胞の表面にある「CTLA-4」というたんぱく質が免疫細胞の活動を抑える、いわば「ブレーキ役」を担っていることを突き止め、このたんぱく質が働くとがんを攻撃する働きが弱まることを初めて発見しました。
「CTLA-4」は本庶さんが発見した「PD-1」と同様に、このたんぱく質が働かないようにすることで、免疫細胞に再びがんを攻撃させるようにする「免疫チェックポイント阻害剤」という新たな薬の開発につながり、2011年から皮膚がんの一種である「悪性黒色腫」の治療薬としてアメリカなどで広く使われるようになりました。
「免疫チェックポイント阻害剤」は手術や放射線など従来の治療法に続く新たながんの治療法として世界的に注目を集め、現在は他のがんでも開発が進んでいます。
こうした業績が評価されアリソン博士は、2015年にはアメリカで最も権威のある医学賞とされる「ラスカー賞」を、去年はイスラエルの「ウルフ賞」を受賞しています。
ノーベル賞の選考委員会は「この治療法はがんの治療に革命を起こしがんをどのように克服するかという考え方を根本的に変えた」と評価しています。

ノーベル財団のホームページ 写真公開
ノーベル財団のホームページに掲載されたツイッターには、本庶佑さんが受賞の連絡を聞いた直後に京都大学の研究室のメンバーに囲まれて喜びを表現している様子が写真で公開されています。

授賞時の研究室「感動した」
3年前から本庶さんの研究室に所属している京都大学大学院医学研究科の茶本健司特定准教授は、受賞の連絡が来た際に同じ部屋にいました。
茶本特定准教授は、当時の様子について「午後5時ごろ論文について議論していた際に電話がかかってきて、本庶先生が電話で話しているのを5人くらいで見守っていました。電話が終わって私たちが先生に『ノーベル賞ですか』と聞くと、先生は『うーん』と一言うなってから『ノーベル財団から電話があった』と言いました。30年ほど前から研究室にいる秘書さんが特に大喜びで先生と握手をしていて感動しました」と振り返りました。
そのうえで「免疫学の研究は最近は欧米にリードされているので、今回の受賞をきっかけに若い日本の研究者に関心を持ってほしい。本庶先生には、これを機会にますますサイエンス全体をけん引してほしいです」と話していました。

妻 滋子さん「うれしい驚き」
ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった京都大学特別教授、本庶佑さんの妻、滋子さんは「ニュースより早く、主人から、『受賞の電話を受けた』という電話をもらい、『おめでとうございます』と話しました。けさは朝食を食べながら、『発表はきょうだね』と話していましたが、同じようなことが数年続き、現実になるとは予想してなかったので、うれしい驚きでした」と話しました。
そして本庶さんの性格について、感情をあまり表に出さず、常に冷静で強い意志で中途半端にやめない、必ず何かを突き詰める行動力のある人だとしたうえで、「研究熱心だけれど、最近ではストレス発散に毎週ゴルフをしていて、家ではゴルフのテレビ番組を見て、時間があれば欠かさずパターの練習をしています」と話していました。

ジェネリック降圧剤に発ガン性物質混入 自主回収

capsule003ジェネリック医薬品が、先発品と同等なのか、という疑問に対する答えが出た、とも感じています。

この疑問に対して、厚生労働省、政府は、きちんと対応する必要がある、と、私は思います。

「オーソライズドジェネリック」があるじゃないか、ですか?



読売新聞から

回収した高血圧治療薬、がんの危険性を公表


 あすか製薬(東京)が、中国で製造した原材料に発がん性のある物質が混入した疑いがあるとして、高血圧治療薬「バルサルタン錠『AA』」4製品を自主回収した問題で、厚生労働省は服用した場合にがんになる危険性の評価を公表した。


 薬が販売されていた2017年までの4年間、最大量を毎日服用した場合、がんを発症する割合は1万5000〜3万人に1人だという。4製品はこれまでに約1万9000人に処方されたと推計されている。

アジア1位に中国の清華大学 東京大学は42位 世界大学ランキング

graduated
毎年の恒例行事になっていますが、タイムズ・ハイヤー・エデュケーションTHEの発表があったようです。

勝手なランキングですから、無視してもいいんですけど。

世界第一位は、オックスフォード大学で変わらず。
アジアの大学では、シンガポール国立大学が最も上位でしたが、今年は、中国の清華大学が上に行ったそうです。


NHKのニュースサイトから

世界大学ランキング 中国が初のアジア首位 東大は42位

イギリスの教育専門誌が発表した世界の大学ランキングで、中国の大学がアジアで初めて首位になりました。上位200校の中でも中国がアジアで最も多くなり、日本の大学との差が目立つ結果になりました。

イギリスの教育専門誌、「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は、研究内容や論文の引用回数など13の指標をもとに毎年、世界の大学ランキングを発表しています。
26日に発表されたことしのランキングでは、中国の清華大学が22位になり、アジアでは去年の首位だったシンガポール国立大学を抜いて中国の大学として初めて首位になりました。
世界の上位200校の中でも、中国はアジアで最も多い7校が入りました。
一方、日本の大学では東京大学の42位が最高で、次いで京都大学が65位でした。
日本の大学で上位200校に入ったのはこの2校だけで、中国との差が目立つ結果になりました。
今回の結果について、「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は「中国の大学は教育環境や研究の分野で高い評価を得たことがランキングの上昇につながった」とその躍進ぶりを分析しています。
ランキング1位は、去年に続いてイギリスのオックスフォード大学でした。

(引用終わり)

東北大学や東京工業大学、それに、九州大学、名古屋大学、また、私立大学の早稲田大学や慶應大学は上位200に入っていない、ということなのかしら。

ただ、世界上位1250大学に、アメリカの172校に次いで、日本が103校で2位、というのは喜ばしい、と、私は思います。


東京新聞から

世界大学ランクに日本から百校超 過去最多、東大の42位が最高

 英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は26日、今年の「世界大学ランキング」を発表、日本は過去最多の103校がランキングに入った。日本勢で最も順位が高い東京大は昨年の46位から順位を上げて42位となったが、アジアでは5位にとどまった。

 今年は86カ国の1250を超える大学が対象。日本は米国の172校に次ぐ数の大学が入り、THEは「日本がかつてないほどの存在感を示している。確かな進歩を遂げた」と評価した。
 上位200校以内に入ったのは東大と、65位の京都大(昨年74位)のみ。

知人の医師免許証を利用し、未承認の美容用医薬品を韓国から輸入

injectionボツリヌス菌毒素の注射薬のようです。
我が国では、アメリカ製のボトックスは承認されていますが、韓国製のニューロノックスは未承認なのだそうです。

未承認薬でも、医師による個人輸入という方法で、厚生労働大臣への届け出があれば、その医師が使用する医療行為として利用は可能ですが、そのためには、医師免許証のコピーの提出などが必要なのだそうです。



読売新聞から

「しわ取れる」未承認の医薬品販売…無断で輸入

 顔のしわが取れるとされる国内未承認の医薬品を販売したなどとして、大阪府警は月内にも、大阪市淀川区にある輸入代行会社の社長(47)ら5人を医薬品医療機器法違反(無許可販売)、有印私文書偽造・同行使容疑で書類送検する。府警への取材でわかった。社長らは医師の名義を無断使用して未承認の薬を輸入しており、過去5年間の売り上げは約6億円にのぼるという。

 他に書類送検するのは、従業員と元従業員の計4人(24歳〜44歳)。
 府警によると、5人は昨年8〜11月、しわ取りに効果があるとされる韓国製の「ニューロノックス」について、知人の医師の名義を無断使用して輸入申請。輸入した10箱を東京都目黒区のクリニックに約9万2000円で販売した疑いが持たれている。社長は容疑を認めているという。

第三者の精子を使った人工授精治療の受付を停止 慶應大学

virus慶應大学が、第三者(医学部の男子学生のボランティアと言われています)による精子提供による不妊治療を継続して実施してきています。
そして、この独自の医療により、たくさんの夫婦に子供が授かってきた、ということは間違いないと思います。

新規受付を停止しているそうです。


東京新聞から


提供精子の治療受付停止、慶応大 出自知る権利が影響

 第三者の提供精子を使った不妊治療を長年実施してきた慶応大病院が、提供者の減少を理由に新規の患者の予約受け付けを停止したことが21日、分かった。

 提供者への説明の際に、生まれた子どもに遺伝上の親を知る権利を認める動きが世界的に広がっていることを伝え始めた結果、提供者が減少したとしている。
 同病院は治療の1年前に予約を受け付けており、停止したのは8月の予約分から。提供が回復する見通しは立っておらず、この方法の継続について10月に有識者を交えた会議を開く。

林 由起子教授を学長に選出 東京医科大学

graduated女性だから、新しい学長に選ばれた、のではなく、性別に関係なく選考を行って、最適任と考えられたから、新しい学長に選出された、と、信じています。

そうでなければ、医療界の男性優位を変えることにはならない、と、思うからです。


NHKのニュースサイトから


東京医科大学 教授会の学長選で女性主任教授を選出

文部科学省の支援事業をめぐる汚職事件で理事長と学長が辞職した東京医科大学で教授会の学長選が行われ、女性の主任教授が選ばれました。今月25日の理事会で承認されれば、大学では初めて女性が学長に就任することになります。

東京医科大学では、前の理事長と学長が文部科学省の前局長から私立大学の支援事業の選定で便宜を図ってもらった見返りに前局長の息子を不正に合格させたとして在宅起訴され、前の理事長と学長はことし7月に辞職しました。
大学によりますと、19日に教授会で学長選が行われ、2人の候補者の中から、病態生理学の林由起子主任教授が次期学長の予定者に選ばれました。
主任教授は今月25日の理事会で承認されれば正式に学長に就任し、東京医科大学で女性が学長となるのは初めてとなります。
東京医科大学では、入学試験で点数を操作し女子や浪人生の合格者数を抑えていたことなどが大学の内部調査委員会の調査で明らかになっています。
大学の関係者は、イメージの低下を食い止め信頼を回復するためにも学内で女性の学長を望む声が高まったのではないかと話しています。

老人施設の施設長の医師を逮捕 無資格の介護士に痰吸引させる

balance
この施設では、痰の吸引のほか、経管栄養の管理も、無資格の介護福祉士にさせていた疑いがあり、行政指導も行われていたにもかかわらず、改善がないことを理由に、施設の管理者である医師を逮捕した、とのことです。


朝日新聞から

老人施設の医師逮捕 無資格者にたん吸引させた疑い

 新潟署と新潟県警生活保安課は17日、無資格でたん吸引などの医療行為をさせていたとして、新潟市西区青山新町の医師、里方一郎容疑者(63)を医師法違反(無免許医業)の疑いで逮捕した。「人手が足りず、緊急避難的にやっていた」と容疑を認めているという。

 署によると、里方容疑者は2016年9月から17年10月にかけ、自身が施設長を務める新潟市中央区の住宅型老人ホーム(定員41人)で、20代と30代の介護福祉士の女性にたんの吸引や、チューブで栄養補給をする「経管栄養」、点滴の針を抜くなどの医療行為をさせた疑いがある。医師や看護師の資格がない介護職員でも、研修を受ければたん吸引や経管栄養をすることができるが、2人は研修を受けていなかったという。入居者の健康被害などは確認されていないという。
 県警は、直接医療行為をしたとされる2人よりも、施設長として指示を出した疑いのある里方容疑者の責任が重いとみて、逮捕に踏み切った。
 署によると、2016年に市が実施した調査で問題が発覚。その後、市が指導をおこなっても改善がみられなかったため、17年12月に市から県警に情報提供があったという。署は無資格者による医療行為が常態化していたとみて、捜査を進めている。

「性別や年齢にとらわれずに医学の道に」日本医学会連合

graduated
東京医大の入試不正問題を受けての日本医学会連合の声明のようです。

「性別や年齢にとらわれずに医学の道に進める環境作りを目指す」

もちろん、日本外科学会も、この医学会連合には加盟しています。

諸外国の中には、医師の性別では女性が多い、しかも、かなり圧倒的に、という国もあります。旧共産圏の国が多いようですが。
つまり、女性医師が多いと、医療制度が成り立たない、というのは迷信にすぎない、と、私は思います。


NHKのニュースサイトから

「性別や年齢にとらわれない医学目指す」医学会団体が声明

東京医科大学の入試で女子の合格者を抑えるなどの点数操作が行われていたことを受けて、医学会の連合会が会見し、「性別や年齢にとらわれずに医学の道に進める環境作りを目指す」とする声明を発表しました。

厚生労働省で会見を開いたのは外科や内科など129の学会で作る「日本医学会連合」です。
東京医科大学の入試では一律に点数を操作し、女子や浪人生の合格者数を抑えていたことなどが、大学の内部調査委員会の調査で明らかになっています。
この問題について門田守人会長は、「女性医師は出産や育児などと医師としてのキャリア形成の時期が重なり、両立が難しいということが理由になっていたが、一部の事例を一般化して個人の熱意や能力を軽視することがあってはならない」と述べました。
そのうえで、医療界全体の意識改革が必要だとして「性別や年齢にとらわれずに医学の道に進める環境作りを目指す」とする声明を発表しました。
団体が加盟する学会に行った調査では、各学会の役員に占める女性の割合は8%にとどまっているということで、今後改善策を検討することにしています。

長野県の内科医に「イグ・ノーベル賞」 自分で大腸内視鏡検査

laboratoryウケ狙いの不真面目な研究ではない、らしいので、そこも評価されたのかと思います。

おめでとうございます。


NHKのニュースサイトから

イグ・ノーベル賞「自分で尻から内視鏡」日本人医師が受賞

ノーベル賞のパロディーで、ユニークな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式がアメリカのハーバード大学で行われ、座った姿勢で自分で尻から内視鏡を入れ大腸の状態を調べる研究を行った長野県の医師が「医学教育賞」を受賞し、日本人の受賞は12年連続となりました。

「イグ・ノーベル賞」は1991年にノーベル賞のパロディーとして、アメリカの科学雑誌が始めた賞で13日、ハーバード大学で、授賞式が行われました。
このうち、「医学教育賞」は長野県駒ヶ根市の昭和伊南総合病院の消化器病センター長、堀内朗医師が受賞しました。堀内さんは、座った姿勢で自分で尻から内視鏡を入れて大腸の状態を診ることが可能か調べ、個人的な経験としては簡単に効率的にできたと論文にまとめました。
授賞式では、白衣姿の堀内さんが実際にどのように内視鏡を入れるか身ぶりで示しながら、「左手で動かして右手で入れる」などと説明すると、大きな笑いに包まれました。
堀内さんは、内視鏡の検診が楽になる方法を試行錯誤する中、研究を行ったということで、「受賞に戸惑っていますが、これをきっかけに多くの人が検診を受け、大腸がんで亡くなる人が減ってほしいと思います」と話していました。
観客の男性は「自分で内視鏡検査をするのはおもしろそうですが、私なら医師にやってもらうのを選ぶでしょうね」などと話していました。

主催者「豊かで突飛ですばらしい」
イグ・ノーベル賞の主催者のマーク・エイブラハムズさんは、「多くの医師が堀内さんから学ぶことになると思います。日本の研究者は豊かな想像力があり、突飛で、すばらしいと思います」と述べました。
そのうえで、「誰も分かっていないことを理解しようとするのが本当の研究で、それによって利益が上がるかどうかは関係ありません。自分の研究に没頭できる研究者がいることは希望になると思います」と話していました。

ほかにもユニークな受賞研究
ことしのイグ・ノーベル賞は合わせて10の分野で「笑わせて、考えさせる」、個性的な研究を行った研究者が受賞しました。
このうち、「医学賞」はジェットコースターに乗ることで腎臓にできた結石を早く排出できるかどうか調べたアメリカの研究者2人が受賞しました。
また、「人類学賞」は動物園にいるチンパンジーが、見学に訪れた人がチンパンジーのものまねをするのと同じくらいの頻度で、人間のものまねをしていると突き止めたスウェーデンやルーマニアなどの研究グループが受賞し、「化学賞」は絵画などの表面についた汚れを唾液を塗って、きれいにできるか調べたポルトガルの研究グループが受賞しています。
人間の日常の行動をユニークな視点で分析した研究も受賞しており、複雑な製品を使う人のほとんどは、取扱説明書を読まないことを証明したオーストラリアやセルビアなどの研究グループが「文学賞」、車を運転しているときに叫んだり、悪態をついたりすることの頻度や効果などを調べた、スペインとコロンビアの研究者が「平和賞」を受賞しました。

東京工業大学が授業料を値上げ 標準額を超える

graduatedこれが、日本の教育行政の現状である、と、私は残念に思いながら、このニュースを読みました。

ちなみに、東京工業大学は、学部生よりも大学院生の方が定員が多いんですね。さすが。


読売新聞から

国立で初、東工大が授業料値上げ…標準額上回る

 東京工業大は13日、来春以降に入学する学部生と大学院生を対象に、年間授業料を9万9600円値上げして63万5400円にすると発表した。国立大の授業料は文部科学省が示す標準額(53万5800円)を参考に独自に決められるが、学部ではすべての国立大が標準額としている。学部の値上げは東工大が初めてで、記者会見した益ます一哉学長は「他大と一線を画した教育改革を進め、教育内容や環境を充実させる」と述べた。

 発表によると、学部生(定員計約1100人)は来春から、大学院の修士課程(同1500人)、博士課程(同500人)は来年9月入学者以降、値上げを適用する。現在、在籍中の学生には適用されない。
 東工大では、値上げで得た資金により▽世界的な研究者の招聘▽日本人学生の海外留学支援の拡充▽早い段階で高度な研究内容に触れさせる機会の創出――などの教育改革を行うとしている。

茨城県が医師確保急務の医療機関5つを選定公表へ

stethoscope県が税金の支出先について、県民に理解してもらうためにも、情報公開は必要と思います。

やはり、産婦人科、小児科の医師不足が問題になっているのかな、と、感じますが、寄付金受け入れを検討している大学側の事情もあるかもしれません。


産経新聞から


急患受け入れに支障 茨城県が医師確保急務の医療機関公表

 茨城県は12日、最優先で医師を確保する必要がある県内の5つの医療機関と診療科を選定し、公表した。県は各医療機関と連携し、平成31年4月までに5つの医療機関で合わせて15人の医師確保を目指す。

 対象は救急医療や周産期医療など、行政が体制整備に関与すべき「政策医療」の分野で、地域の中心的な機能を担っている医療機関の中から県が選定した。
 選定された医療機関と必要な医師数は
▽日立製作所日立総合病院(日立市)の産婦人科=4人
▽常陸大宮済生会病院(常陸大宮市)の内科=3人
▽神栖済生会病院(神栖市)の整形外科=3人
▽土浦協同病院(土浦市)の産婦人科=3人
▽JAとりで総合医療センター(取手市)の小児科=2人。
 これらの医療機関では、医師不足から出産リスクの高い妊婦に対応できなかったり、救急患者の受け入れに支障が出ていたりしているという。
 県が大学に寄付して、教育研究活動の一環として県内の医療機関に医師を派遣してもらう「寄付講座」などの手法も視野に入れ、県内外の大学に医師の派遣や増員を要請していく。
 県保健福祉部の木庭愛部長は「地域で人々が安心して生活を営むことができるよう医療体制を整えるのが県の仕事だ。県ができうる手法を活用し、医師確保に努めたい」と話していた。

帝王切開術後、肺塞栓症発症 遺族に1億3000万円賠償命令

balanceどれだけ、賠償金をもらっても、遺族が納得することはない、のでしょうけれども。

肺塞栓症による死亡を完全に防止することはできないかもしれませんが、早期に発見して、専門病院へ搬送する、という努力は必要と思います。
それにより、死亡率を下げることができるであろう、と、思うからです。

また、法的にも、医療契約は、死亡したという結果論ではなくて、誠意を持って努力したのか、ということが問われるからです。

お亡くなりになったお母さんのご冥福をお祈りするとともに、そして、母親を失ったお子さん、また、ご遺族の方々にお見舞いを申し上げたいと思います。


河北新報から

帝王切開後死亡で賠償命令、宮崎 病院側に1億3千万円

 宮崎市の産婦人科医院で2012年、帝王切開手術で男児を出産した女性=当時(35)=が、容体が急変して死亡したのは、医療ミスが原因だとして、遺族らが計約1億6千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、宮崎地裁は12日、病院側に約1億3千万円の支払いを命じた。

 判決で五十嵐章裕裁判長は、女性は術後、左脚に腫れの症状が確認され、医師は産科ガイドラインや文献から、血栓症の可能性を認識できたと指摘。だが必要な治療をせず、転院などの措置も怠ったとし、病院側の注意義務違反を認定した。
 その上で「転院していれば、救命できた可能性が高かった」として、死亡との因果関係も認めた。

看護師数が基準を満たさず 診療報酬6千万円強の返還へ 高松の病院

images厳しい審査が行われたようで、この医療法人は存続できない形になります。

もちろん、法人を新たに設立するなどして、医療機関としては存続することになるだろう、と、想像しますけれども。他の医療法人へ、病院を売却することもありえますね。

いずれにしろ、今、入院している患者さんたちは、他の医療機関へ転院などをせざるを得ないだろう、と、思います。


東京新聞から

診療報酬6千万円超返還へ、高松 保険医療機関の指定取り消しも

 四国厚生支局(高松市)は10日、ミタニ藤田病院(同市)が看護師の数が基準に達していると虚偽申請するなどして、約2824万円の診療報酬を不正請求していたと発表した。記載ミスのカルテなどによる不当請求も約3653万円あり、同支局は計約6477万円の返還を求めた。保険医療機関の指定を来年1月から5年間、取り消す。

 同支局によると、2012年11月〜15年11月、看護職員中の看護師の比率が基準を下回っているのに、基準を満たしたとする虚偽の届け出などを行い不正請求した。
 同支局は資料が不足し虚偽と断定できない分や、カルテの記載ミスは不当請求とした。

ハンバーガー店で腸管出血性大腸菌O-121感染

virus重症の方はいないようなので、よかったのですが、気になるのは感染経路でして、ハンバーガー店ですので、やはり牛肉から、でしょうか。

それから、ある一定の加熱温度と加熱時間を与えれば、死滅させることができるはずなので、このような大手のハンバーガーチェーンでは、その基準を設けているはずです。

その点の遵守状況などはどうだったんでしょうか。


産経新聞から


長野で4人が食中毒 O121検出 「モスバーガー アリオ上田店」

 長野県健康福祉部は10日、上田市のファストフード店「モスバーガーアリオ上田店」で飲食した長野、小諸両市など10〜20代の男女計4人が腹痛などを訴え、検査の結果、いずれも腸管出血性大腸菌「O121」が検出されたと発表した。これを受け、同店を食中毒の原因施設と断定し、12日まで3日間の営業停止を命じた。

 同部によると、4人は別のグループで8月20日に同店でハンバーガーなどを食べ、同24日以降に発症した。4人のうち3人は一時入院したが、現在は退院して全員快方に向かっている。
 同店は、上田市のアオキエンタープライズが、モスフードサービス(東京)とフランチャイズ契約を結んで経営している。モスフードサービスは「全国の店舗で施設の洗浄や消毒を実施し、調理マニュアルの再点検など再発防止に努める」と話している。

停電した病院の酸素吸入器が停止し、患者が容体急変 札幌

hospital北海道全体が停電する、という未曾有のトラブル、各地の病院で奮闘が続いていることと思います。
頑張ってください。

重症の患者さんを本州に移送させる、というような判断も必要かもしれません。


毎日新聞から

北海道震度7
停電で吸入器停止、乳児の容体急変 札幌

 北海道で震度7を観測した6日の地震で、停電した札幌市内の病院で0歳女児の酸素吸入器が止まり、別の病院に搬送された。

 札幌市によると、6日午前5時ごろ、市内の病院から「地震の影響で酸素を送る機器が止まり女児の容体が急変した」と消防に通報があった。女児は治療を受けている。
 このほか札幌医科大病院(札幌市)は非常用電源で対応したが、最小限の電力しか使用できないため、外来診察を救急の患者に限定した。札幌医大(同)では断水はせず、午後には電力も復旧。入院患者や職員にけが人はいなかった。
 道内に六つある道立病院では、全てが停電し、非常用電源に切り替わったが、半数の3病院で外来の診察を中止した。道の担当者は「電力が限られているため、入院患者や救急外来を優先せざるを得ない」と話す。
 道によると、6日午後4時現在、体調が悪化し、ほかの病院に転院させる必要がある患者はいないという。7日に外来の診察を再開するかどうかは未定。
 生命維持に必要な医療機器を扱う病院は非常用電源を備える施設が多い。道によると、非常用電源への切り替えでトラブルがあったという報告はない。しかし道内の複数の病院から「燃料の軽油や重油がなくなりそう」という相談が寄せられているという。
 道は周辺のガソリンスタンドに協力を求めるなどし、円滑に燃料を入手できるよう働きかける。

520人乗り旅客機で100人が体調不良 ドバイ発NY着のエミレーツ航空

virusインフルエンザの集団発生ではないか、との意見がありますが、航空機内で感染したとすれば、潜伏期の問題があり、こんなに大量発症するものかどうか。
これから、さらに患者が増えるのかもしれませんけれども。

もうしばらく、情報を集めたいと思います。


朝日新聞から

NY着機の100人体調不良 インフルエンザ大量感染か

 米ニューヨークに5日に到着したアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ発のエミレーツ航空203便(乗客ら約520人)の乗客約100人が体調不良を訴えた。せきや発熱の症状が出ており、市当局者はインフルエンザの可能性があるとの見方を示した。

 CNNなどによると、同機はジョン・F・ケネディ空港に到着後、疾病対策センター(CDC)の検疫を受けた。106人が体調不良を訴え、うち約10人が病院に搬送されたという。長時間の機内で激しくせき込み、嘔吐する乗客もいたという。
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