ずっと10年以上継続している、看護大学での内科学のシリーズ講義、今年度が終わりに近づきました。
新型コロナウイルスのために、Zoomでのオンライン講義に切り替えざるを得ず、残念でしたが、それはそれで教育効果のある内容になるよう、努力を続けました。

数年前から、2年生の内科学の前に、1年生の後期で、病理学のシリーズ講義も担当させてもらっているので、それぞれ15回の講義が計30回となります。1年間にわたり、学生たちの成長にかかわらせてもらっています。

今年の学生たちに、講義についての感想など、書いてもらいました。
順不同で、提示します。

例えの説明がわかりやすかった
上室性期外収縮の仕組みがわかってよかった
形態機能学で学んだことがたくさん活かされた。内科学と関係が深いことがわかった
事前に小テストを配信してもらえたので、事前学習ができて、授業内容も理解しやすくなったのがとてもよかった
低酸素状態の患者に高濃度の酸素を吸入させると、呼吸が止まるCO2ナルコーシスになり死亡してしまう危険性があるこというがすごく印象に残りました
Zoom講義は、対面講義とくらべて、画面が切り替わるのがゆっくりだったので、メモをとりやすかった。閉経後は女性は男性化するということに驚きました
オンラインでの授業、よかったです
図などをもちいて、わかりやすく、説明してくれてよかった。看護を行うために必要な知識が身についていってうれしかった
オンライン授業のため、スライドが見やすかった
なんでそうなるのか、理解しながら学べたのでよかったです
授業で、毎回小テストを行ってもらったので、予習をする気になりました
1年生のときの病理学の内容とかぶっているところがあったので、理解しやすかった
たくさんの病態とその特徴、注意点などを知るきっかけになって面白かった
オンラインになり、ポートフォリオをつくる機会がなくなり、身につける知識が授業内のみで終わってしまったので、ポートフォリオの重要さを感じた
授業はわかりやすいが、メモをきちんと取りたいので、もう少し、ゆっくり話してほしい
授業内で小テストが頻繁にあったので、受け身な姿勢にならず、たくさん調べたりして、知識を増やすことができた
授業内容の説明はていねいでよかった、と思います
「出血確認」おもしろかったです
様々な病気に関して、有名人ではこの人がこの病気です、という風に紹介してくれるのはインパクトがあって良かったです
オンラインになってから、授業前の予習と小テストの勉強をとても頑張りました。ためになりました。今後も、授業前に小テストをくばってほしい
1年生のときの病理学の内容をふまえて、内科のところだったり、同じところを習ったところが、今年、授業をうけて、より理解できてよかった
腎臓の機能について、形態機能学を習ってもわからない部分がありましたが、講義を受けて少しわかるようになりました
糖尿病の診断で、尿検査は使われないことを知って、驚きました。また、痛風のメカニズムを知れて、理解が深まりました
Zoomの講義中に、質問されるやり方は、こちらの理解が深まりました
授業の中で、問題が出題されていたので、印象に残って覚えやすかった
今まで、内分泌系について、あまり理解できていなかったが、いろいろな病態に関係していることが、講義を受けてわかり、より理解が深まったと感じた
講義資料には、単語が比較的並べてあるだけで、つながりが見えにくい、と、感じたが、自分で調べて理解し、関連をもって勉強できたので、今後にも役立つと思う
オンラインのほうが、きちんと予習して、集中して取り組めた。小テストが前もってできるところも。
疾患が起きるメカニズムが関連性がよくわかった
Zoomでの講義が多かったけれど、受けやすかった

(以上)

これからも、がんばっていこう、と、学生たちから元気付けてもらいました。
ありがとう。

そして、みなさんは、これからも、がんばって、素晴らしい看護師になってください。