んにちは中ちゃんです。

今日のおすすめは、西川美和「ハコウマに乗って」です。
 
書き出し

本書は「Sporrts Graphic Numbe」2018年12月6日号から2020年8月20日号までの連載「遠きにありて」と「文藝春秋」2021年3月号から2023年12月号までの連載「ハコウマに乗って」とを併せて収録したものである。

内 容

ハコウマに乗って [ 西川 美和 ]
ハコウマに乗って [ 西川 美和 ]
血の味がしたランニング、幻のオリンピック・チケット、宣伝地獄からの東京脱出、替え玉受験疑惑……。
数々の賞に輝く映画監督が初めて明かす等身大の素顔


「またオリンピックか。困るんだ、こうしょっちゅうやられては」
にもかかわらず、始まってしまえば猫にマタタビ。手に汗握り、自律神経が狂うほど興奮し、夜中に全ての中継が終わった頃にはぐったりして机に向かう気力も失っている。「勇気を与えられた」はずなのに、いま目の当たりにしたアスリートの万分の一も頑張らずに寝る。お前はバカか、と自分でも思う。

映画監督のスポーツにまつわるエッセイ集、スーパーボランティアは毎日8キロのランニングで体力づくり、「認知症と再犯防止は、有酸素運動です」、ロシアのフィギュア選手の体は細すぎる、コロナ禍におけるスポーツの実戦形式に疑問と寂しさ、

評 価

6点