BASARA勢がやきもきしながら飛行機に揺られる中、
本日、都内の一流ホテル内にてEDO代表・徳川による
5月自主興行の発表がおこなわれた。
 徳川財閥だけあって、記者会見場内はきらびらやか、
来場した記者陣には数万円のメロンや車代をつけると
いった某GJ顔負けのマグマなバブルっぷりでもてなした。

 その記者陣の中でメロンを食べながらメモをしている
スーツを着た若い青年が1人。その正体は記者に
なりすまして密偵にきていた猿飛である。
武田らも他人事ではないと動向をうかがいにきたのだ。

しばらくして、徳川とTENKAIが記者席に座り
5月の自主興行にいたる経緯を発表。BASARAの
売り興行を徳川財閥として購入し、なんら問題
ないことを主張した。そして徳川が本題に入った。
徳川:「えー、5月興行ですが、大会名は血に狂うと書いて
   ”チグルイ”です。デスマッチ主体の興行です。
   シリーズ中にデスマッチリーグを開催し、
   リーグ優勝者には、現BASARAヘビー級王者・蔵王への
   タイトル挑戦権があたえられます。いわばこれは
   地獄の御前試合ともいいましょうか。」

TENKAI:「デスマッチというかヒールが現状だと日の目を見ないんでね、
    徳川様にお願いして実現してもらいました。ヒールにはヒールの
    戦い方があると。デスマッチもプロレスなんだと。」

徳川:「別にEDOの選手だけでリーグをしてもいいんですが、特別に
    推薦粋を用意してあります。優勝者には副将として1千万円を
    用意しましょう。まぁ、EDOのものとなるでしょうが。ハッハッハ。」

記者(猿飛):「あのー、ところでBASARAの選手やカイランダーズの選手は
       そのリーグに出られるんですか?」

徳川:「よい質問ですな。彼らは凶器すらろくすっぽに使えない、
    デスマッチ的には若手同然。前座として使うくらいですかね?
    まぁ。日ごろお世話になってますし第一試合あたりをやってもらいます。」

記者(猿飛):「わ、わかりました(ひでぇーな・・・)」

徳川:「他にはなにか質問ありますか?」

???:「ひとつ質問していいかい?」

徳川:「どこから質問してるのかわかりませんが、、、なんでしょう?」

???:「凶器が使いこなせればいいんだよな?」

徳川:「ハッハ。その通り。どこぞの売れないレスラーの方ですか?
    その心意気に応じて応募粋をひとつ譲ってもよいですよ?」

???:「ヨォーッシッ! 言ったな!(ドゴォーン!!!!)」

徳川:「紹介しましょう、今回参戦するのはラブッ、、、!?
    アレ? アレレレ? TENKAIよどうなってるんだ?」
TENKAI:「えっ!?」

…奥のドアを殴り倒して出てきたのはアルプロのエース、乾鷲雄だった。
自慢の豪腕でドアを叩き割って、徳川を見ながらその腕をかざしている。
彼もまた、今回の事件を田仲より聞いて会場にやってきたところだったのだ。

鷲雄:「俺の凶器はこの魔神の右腕よ! 本当のデスマッチってものを
    みせてやる! 徳川さんよ、覚悟しておくんだな!
    1000万もベルトも俺のものだ! いじょっ!」

 予想外の乱入者に徳川たちもも動揺の色が隠せなかったが、
記者陣を前にして対戦予告を無視するわけにはいかなかった。
あわてる徳川を横にTENKAIが記者会見をうまくまとめて、
今日の発表は終了となった。

 鷲雄が壊したドアの裏側には徳川に招待されたアルプロの
ヒールユニット、クリスチャンオーメンズのLOVE川と南田が
倒れていた。打ち合わせ通り待機していたこの2人を鷲雄が
不意打ちし、乱入したのである。鷲雄の作戦勝ちといったところか。

(続く?)