先生のワイン日記

日々飲んでいるワインを綴る塾講師の日記。

南アフリカワイン

マン・bin307・レッドブレンド2008

マン・bin307・ホワイトブレンド2008


画像はホワイトブレンドのものですが、こいつのレッドバージョンがなかなかレベルが高かったです(画像撮り忘れました)。


シラー、サンソー、ヴィオニエのブレンドでローヌのワインを南アフリカで作ってみました、というわかりやすいコンセプトですが、これがコスト以上に旨いです。赤だけでは濃すぎて飲みにくいところを、ヴィオニエがうまいこと爽やかさをプラスしていて飲みやすい。2本1000円の時に買ったもので、余計に感動してしまいました。


今日は画像どおりホワイトブレンドのほうを飲んでいますが、相変わらず落ち着いた果実味が育児に疲れた身体にしみます。


やまやで通常680円。

ブルーイッシュ・ブラック2008

ブルーイッシュ・ブラック2008

ヴェリタスさんで共同購入で777円の中の1本。同じ共同購入シリーズのメルロがあまり美味しく飲めなかっただけに、こちらには期待してしまう。

今、ヴェリタスさんで確認したら、このワインの詳しい情報がなくなってしまったので、覚えている範囲でこのワインの情報は、ワインスペクター誌で高評価。カベルネソービニヨン、メルロ、シラー、ピノタージュのブレンドもの。比率はまちまちだった。

香りは南仏のカベルネのようなフレッシュな印象だけれども、味はローヌ。オレンジピールだとかローヌ独特のスパイシーさを持っていて、濃厚で私の好み。恐らくシラーとピノタージュの要素を強く感じたからだと思う。若く濃厚な割に乱暴な感じはなくて、よくまとまっている。ここは予想外。南アフリカのワインは単品種のものが多いが、その単調さが無く好印象。777円の域を超えた1本。

ビーコンヒル・メルロ2007

ビーコンヒル・メルロ2007

こちらのワインはヴェリタスの共同購入で購入したもの。1本777円。


開けてしばらくは酸が強く、柑橘系の苦味を感じて正直飲みにくい。2007ビンテージだけれど若さ爆発。もう5年くらいは寝てくれていてもいいみたい。



次の日もタンニンの乱暴さは変わらず。酸味も収まらず、メルロのまろやかさも感じられず残念。悪いワインではないとは思うが、美味しく飲むにはもう少し時間が必要か。

マン・bin307・ホワイトブレンド2008

マン・bin307・ホワイトブレンド2008

白ワインはしばらくソービニヨンブランを飲んで、その品種の特徴や良い作り手を探そうとしているが、安くて旨いものは限られている。先日「やまや三芳店」にて物色中、なかなか珍しいブレンドものを発見。それが南アフリカの「マン・ビンテージ」の比較的新しいワイン「bin307・ホワイトブレンド」。シュナン・ブランとヴィオニエのブレンド。



ワインの品種を意識して飲み始めてからはシュナン・ブランのワインはおそらく始めて。それはこの品種が多く作られているロワールワインをほとんど飲んでいなかったからだと思う。これはブレンドものだから、品種の味がどの程度わかるかは難しいけれども、興味深々で抜栓(キャップシールだけど、ワインを開けるときは「抜栓」という言葉を使いたい。キャップを開ける、じゃ情緒がないような。)



非常にフルーティー。飲み始めはヴィオニエが勝っている感じ。ハチミツのような若干の甘味と苦味が後に残る。少しエグイのはこの作り手の他の品種でも感じたことを思い出した。シュナンブランはすっきりしているけれど、フレッシュな印象で、シャルドネよりすっきりしていて、私としては好印象。なかなか面白いワイン。2本で1000円ならば充分なコストパフォーマンス。

クマラ・シラーズ・ムールヴェードル2008

クマラ・シラーズ・ムール?ェードル2008

ピノタージュ、ソービニヨンブランともに非常に好印象の南アフリカのクマラ。今回はシラーズとムールヴェードルのブレンドものを購入。やまや三芳店にて680円。


これもなかなか旨い。ムール?ェードルの味はあまり感じなくて、E・ギガルのローヌのようなスパイシーさがあり、かつ余韻もしっかりあってやっぱりフランスのシラーを感じる。贔屓目かなぁ?と自分で訝しがりながら飲むも、この値段にしてはオーストラリアのシラーズみたいに果実味バーン系ではなくやはりローヌっぽい。そういえば、値段は1000円オーバーだが、アルゼンチンのインカの味と似ているかも・・・。


やはり恐るべき安ワイン「クマラ」。昨日やまや三芳店で見たら、ソービニヨンブランはもう無くて、ピノタージュとカベルネソービニヨンは在庫あり。安ワイン者としてはありがたい存在。どうか継続して在庫してくれることを切に望む。

クマラ・ソービニヨンブラン・セミヨン2008

クマラ・Sブラン・セミヨン2008

ソービニヨンブラン強化週間はまだ続く。これは先日ピノタージュ・シラーズを飲んで印象の良かった南アフリカワイン。これはタイトルの通り、セミヨンとのブレンド。さて如何に・・・

南半球のワインによくある甘みが強いタイプではあるが、サターホームのように薄く物足りない感覚は無く、すっきりさもしっかりあって良い感じ。キリッと、というよりフルーティー。後味にソービニヨンブラン特有の柑橘系の香りが残る。これはやまや三芳店にて2本1000円で購入したもの。500円にしては上出来。やっぱりソービニヨンブランが旨く感じる今日この頃。

クマラ・ピノタージュ・シラーズ2008

クマラ・ピノタージュ・シラーズ2008

ピノタージュは南アフリカ独自の品種。ピノノワールとサンソーの交配種。でもピノタージュのワインは普通(?)単品種のワインとして販売されていて、ブレンドものは自身初。しかもカベルネでなくシラーズとのブレンドというのもマイナーな感じで面白そう、と買ってみた。やまや三芳店で680円。

これが予想外。ちょっと上品さが足りないが、ブルゴーニュを感じさせる香り。色は濃いめ。これは予想通り。ピノタージュもシラーズも色は濃いほう。味もなかなか。ピノタージュの持つエグ味をシラーズの果実味が消しているようで、2008ビンテージながら飲みやすいし旨い。ピノノワールの雰囲気が少し感じられて680円にしては上出来。ラベルのトカゲもなかなかお洒落でよろし。

テラ・ノバ・ソービニヨンブラン2007

テラ・ノバ・Sブラン2007

これも最近やまやが取扱い始めたチリのワイン。680円シリーズのひとつ。「チリのクリコヴァレーのサグラダ・ファミリア地区で収穫されたソービニヨンブランで作られた白ワイン」とのこと。

濃厚で果実味が強い。複雑さとか繊細さなんかは全く感じられない、いかにもチリの安ワイン。これはこれでいいとは思うが、ソービニヨンブランに求めるものはすっきりさやキレだったりする訳で、その意味では期待を裏切ってくれました。

でも悪いワインではないです。これを飲みやすくて旨いと飲む人は多いと思うワインですが、いまいち自分には合わなかった、という感想。
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