京都大原三千院を散策したあとは、その
まま徒歩で奥へ数百メートル進んだ先に
あります宝泉院も拝観してきましたっ!
宝泉院











額縁庭園と呼ばれる庭園が、
特に有名な宝泉院になりますね〜

正面には樹齢700年の五葉松が聳えます。
向かって右側がその樹齢のせいでしょう
か、大きく損傷ヶ所があるようで、復活
へ向けての処方が施されていますね〜
宝泉院











額縁庭園という銘々通りに、畳敷きの大
広間を、廊下を挟んでL字に囲むように、
柱、鴨居、敷居を額縁に見立てて、その
奥に広がる孟宗竹の竹林を借景にした、
壮大な庭園を見渡すことが出来るのです。
宝泉院












1999年夏のJR東海コマーシャル
「そうだ 京都、行こう。」
にもステキに登場していますね〜

こちらの盤桓園(ばんかんえん)は・・・
立ち去りがたいという意味があるとのこと。
宝泉院






そして以前にも記事にしていますが・・
ここ宝泉院の天井は・・・
「血天井」と呼ばれる床板になります・・

血天井とは・・・
1600年(慶長5年)関ヶ原の戦いの前哨戦
とも言われます伏見城の戦いの際、伏見城
を守っていた徳川家臣・鳥居元忠以下数百
名が、石田三成に攻められ最後に切腹した
あと、血肉が床板に深く染みこんだ痕・・・

伏見城の戦いは真夏でしたので、関ヶ原の
戦いが終わるまで、2ヶ月ほど放置された、
死体の腐敗は、かなり激しかったようです・・

そんな武将武士らの無念を供養するために、
床板を外して、いくつかの徳川家にゆかりの
ある寺院の天井として使われているのです・・
宝泉院











ここ宝泉院では・・・
大人800円・中高生700円・小学生600円の

拝観料を支払いますと、「お抹茶券」も戴けます。
宝泉院











赤絨毯に正座しながら、そんな額縁庭園
をゆったり気分で眺めていますと、その
うちに御抹茶と和菓子が運ばれてきます。
宝泉院


























この宝泉院オリジナルのお菓子(若狭屋手作
りの和菓子とのこと)の美味しさに感激です。

なんど味わっても思わず・・・
おかわりを頼みたくなるほど美味なのです!

宝泉院