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頬づえをつく癖はありませんか
頬づえのような日常的な動作も、毎日繰り返しているうちにあごの形を変えてしまいます。
頬づえをついている子どもたちをみていると、必ず同じ側で頬づえをついています。たとえば右利きの子どもなら、鉛筆を右手に持ちながら、左手で頬づえをつくという具合です。この同じ側ばかりでつくことが、あごをゆがめる原因になります。
子どもの下あごの骨は、男子なら16から18歳、女子なら14から15歳ぐらいまで成長します。まだ成長途中にあるこのころまでは、ちょっとした癖でも影響を受けやすいのです。
矯正をしてあごのずれがなくなっても、癖が直らなければ、またゆがんでくることがあります。まず癖をなくすことが、歯並びを悪くさせない第一歩です。
(篠倉 均、篠倉恵子著: 子どもの歯並び大丈夫?. 海苑社. より転載)