2023年10月01日
2023年09月30日
白熊♪
2023年09月29日
2023年09月27日
歯はいつも溶けている
むし歯の原因は、お口の中に潜んでいるミュータンス菌などのいわゆる虫歯菌です。虫歯菌はプラーク(食べかすなど)を栄養にして増殖し、酸を作り出して歯を溶かします。
また、pH5.5以下の酸性飲料も歯を溶かすので要注意です。
歯が溶けるとは、酸により歯の表面のエナメル質中のカルシウムやリンなどのミネラル分が溶け出すことで、脱灰(だっかい)と言います。
しかし、だ液により酸が中和されると、歯にカルシウムやリンなどが戻り、傷ついた歯の表面が修復されます。これを再石灰化と言います。
歯は常に脱灰と再石灰化を繰り返しており、脱灰と再石灰化のバランスがとれると歯は健康な状態に保たれ、再石灰化が追いつかなくなると、むし歯ができるのです。
歯を健康に保つためには、食後はプラークを取り除くとともに、ダラダラと食べたり飲んだりしない習慣をつけて、溶けたミネラル分が歯に戻る再石灰化の時間(約2-3時間)を与えてあげることが大切です。