2024年08月27日
緌(おいかけ)でした♪
NHKの大河ドラマ「光る君へ」 を毎回楽しみに視聴している者のひとりです。
8月25日の放映では「まひろ(紫式部)」が中宮「彰子(左大臣藤原道長の娘)」の女房役を承諾し、宮中に参内しましたね。
さて、話は戻りますが、道長がまだ内裏(だいり)を警固する武官であった時の映像で、冠を固定する緒(お:あごひも)のコメカミのあたりに黒い放射状の飾りが付いており、不思議なものだなぁ、名前は何ていうのだろうと思い調べてみました。
答えは「緌(おいかけ)」でした。
馬の毛を加工したもので、扇状に広がる馬の毛がマンガの集中線みたいな効果をもたらし、顔の輪郭が強調されてカッコよく見えますよね。
奈良時代の武官の冠には羽根飾りが付いていたそうですが、これが変化したものだといわれているそうです。
武官といえどもおしゃれに気をつかっていたのですね♪
nakano123blog at 09:00│Comments(0)│h.nakano