2007年02月09日
新型BMW3シリーズカブリオレ、デビュー
BMWジャパンが、BMW3シリーズ・カブリオレを7年ぶりにフルモデルチェンジし、2月9日より受注販売を開始する。
3のカブリオレとしては4代目となる新型は、その20年の歴史で初めて、“フルオートマチック リトラクタブル ハードトップ”を採用したことが最大のニュース。これまでBMWのオープンカーといえばソフトトップと相場は決まっていたが、その伝統を崩してハードトップを採用したのは、時代の流れとして“クーペカブリオレ”が好まれているのも大きな理由だろうが、それ意外にも理由があるようだ。
まずひとつは、軽量技術の進化により屋根をハードトップ化しても重量増は最小限に食い止められ、走行性能を低下させるほどマイナスにならなくなったことが挙げられる。でなければ、エンジンにマグネシウムを使ったり、ボンネット周りをアルミ化するなど、重量にこだわるBMWがこの決断には踏み出さなかったはず。実際、カブリオレはクーペと比べ約200kg重くなっているのだが、その大部分はオープン化に伴うボディ補強と、電動開閉ルーフによるものとされる。つまりソフトトップでも同じように重量増となっていたと考えられる。
走りに支障を来さないとすれば、あとはハードトップの方が実用面でのアドバンテージが光ってくる。ハードトップの方がクルマから離れるときに安心というのもそのひとつだし、運転中の視界ひとつをとっても新型はソフトトップ式の先代より38%ほど後方視界が拡大しているなど、運転のしやすさが高められている。
心配されるルーフ収納時のトランクルームへの侵入についても、オープン時に210リットル、クローズ時に350リットルの容量を確保しているとアピールされる。ちなみにルーフ開閉にかかる時間は22〜23秒だ。
さて、気になる日本導入モデルの内容だが、プレミアムなカブリオレは「最上級モデルを導入する」というこれまでのBMWジャパンの伝統(?)に従い、現状3シリーズでもっともパワフルな3リッター直噴ターボ仕様、すなわち「335i カブリオレ」が導入される。スペックは、最高出力306ps、最大トルク40.8kg-mで、このエンジンは4リッター並みの出力を3リッターの燃費で実現したというのがウリ。トランスミッションは6速AT仕様で、ステアリングが左/右ハンドルのどちらでも選べる。
価格は783万円。
3のカブリオレとしては4代目となる新型は、その20年の歴史で初めて、“フルオートマチック リトラクタブル ハードトップ”を採用したことが最大のニュース。これまでBMWのオープンカーといえばソフトトップと相場は決まっていたが、その伝統を崩してハードトップを採用したのは、時代の流れとして“クーペカブリオレ”が好まれているのも大きな理由だろうが、それ意外にも理由があるようだ。
まずひとつは、軽量技術の進化により屋根をハードトップ化しても重量増は最小限に食い止められ、走行性能を低下させるほどマイナスにならなくなったことが挙げられる。でなければ、エンジンにマグネシウムを使ったり、ボンネット周りをアルミ化するなど、重量にこだわるBMWがこの決断には踏み出さなかったはず。実際、カブリオレはクーペと比べ約200kg重くなっているのだが、その大部分はオープン化に伴うボディ補強と、電動開閉ルーフによるものとされる。つまりソフトトップでも同じように重量増となっていたと考えられる。
走りに支障を来さないとすれば、あとはハードトップの方が実用面でのアドバンテージが光ってくる。ハードトップの方がクルマから離れるときに安心というのもそのひとつだし、運転中の視界ひとつをとっても新型はソフトトップ式の先代より38%ほど後方視界が拡大しているなど、運転のしやすさが高められている。
心配されるルーフ収納時のトランクルームへの侵入についても、オープン時に210リットル、クローズ時に350リットルの容量を確保しているとアピールされる。ちなみにルーフ開閉にかかる時間は22〜23秒だ。
さて、気になる日本導入モデルの内容だが、プレミアムなカブリオレは「最上級モデルを導入する」というこれまでのBMWジャパンの伝統(?)に従い、現状3シリーズでもっともパワフルな3リッター直噴ターボ仕様、すなわち「335i カブリオレ」が導入される。スペックは、最高出力306ps、最大トルク40.8kg-mで、このエンジンは4リッター並みの出力を3リッターの燃費で実現したというのがウリ。トランスミッションは6速AT仕様で、ステアリングが左/右ハンドルのどちらでも選べる。
価格は783万円。
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1. 【にんじん君の強み】他 [ 自動車燃費向上対策のヒント ] 2007年02月09日 11:39
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