2015年12月09日

しまなみ海道の旅 その6

第6回 『しまなみ海道サイコー!』

いよいよ、待ちに待ったしまなみ海道に突入。
今まで、町中を走ってきたがここからはがらりと雰囲気が変わる。

そしていきなりの急坂!

橋に至るまでにかなりの激坂を登らねばならないのだ。
これが地味にこたえる。
この日は一日、この橋の上り下りに苦しめられた。

しかし、橋の上に到達すると、、、

『チョーーーーーーー気持ちいい!!』

まず景色がいい!
瀬戸内海の景色がこんなにきれいだなんて!

そして海風が気持ちいい!!
涼しくって爽快!!

そして、海の上を自転車で走れるという非日常感!

うーん、これはしまなみ海道がサイクリストの聖地と言われるのもうなづける。
しかも今、橋の通行料が無料キャンペーン中だった!
ついてるね!のってるね!

港からしまなみ海道までの遠さにやや落ち込みがちだったテンションも、ガンガンズンズングイグイ上昇!!(by今井メロ ふるっ!)

しかーし!!

走ってみてわかった事だが、しまなみ海道は瀬戸内海に浮かぶ大小の島々を橋で結んでいるため、実際橋の上よりも島の中を走っている時間の方が長いのだ。

気分爽快な橋の上はすぐ終わり、その後は島の道をひた走る。

これが結構アップダウンがあって、割としんどいし、基本海沿いを走るので海からの向かい風がかなりの体力を奪う。

すぐに楽しい気持ちが、苦行に。

まあ、でも今日は天気もいいし、昼過ぎまで走って適当な島でキャンプするからいいさ!

途中、伯方の塩で有名な伯方島で塩ソフトクリームを食べる。

うん、塩味が甘みを引き立てて旨い!
疲れた体に染み渡る〜。

さらに、進路はキタへ!
キャンプ適地を探しながら、自転車を飛ばす。

疲れたらちょこちょこ休憩し、海が奇麗なまるで南の島のビーチのような所でグレートジャーニーをぱちり。
そして冷たく冷やした、高級みかんセトカを使ったゼリー飲料をグビっ!!

しみ〜〜〜!!

そして何度橋を登ったりおりたりしただろう。

ついに目的地、多々羅島に到着。

今日はここでキャンプだ〜〜〜!!!!

・・・と思ったが、思ったより早く昼前に多々羅島に着いた。
これは、もう少し走れるかもしれない。

そしてもう一つ。

今日は金曜日でまだ人も少ないが、明日は土曜日で、そして明日から本格的にゴールデンウィークが始まるのだ。

今は空いていて快調に走れるしまなみ海道も、明日からは激混みで渋滞が起きるかもしれない。

さらに、スマホで天気予報をチェックすると、四日目の昼過ぎから雨の予報が、何と一日繰り上げで三日目の昼過ぎから雨に変わっておるではないか!

雨の日の自転車は嫌だ。

できるだけ疲労の少ない一日目に距離を稼いだ方が良いのではないか?

私のファイティングコンピューターが瞬時に計算した結果、多々羅島スルー!

ここで目的地を一気にしまなみ海道を走り抜けて、尾道へと変更。

そうと決まれば、善は急げ!

GOGOゴー!!

途中の生口島の『しま一(しまいち)』でアナゴ丼食す。
http://tabelog.com/hiroshima/A3403/A340302/34007638/
うまし!!

途中から、膝に激痛が走りだしたので、島のドラッグストアでコールドスプレーと冷湿布を買い、膝にヒャド!!

そして、しまなみ海道の本州側の終点は、橋ではなく渡し船だった。
渡し船は島民の生活のための足らしく、普通の主婦や学生、乗用車などが一緒に乗っている。感慨深い・・・。

そして大林監督の尾道三部作で有名な、尾道に到着。

走行距離は110km。
私の『初しまなみ海道』はこうしてあっけなく終わった。

いやいや、一日60kmでノンビリングちゃいましたん?
キャンプは?海の幸は?名所巡りは?
予定は未定。
練習走行では40kmで音を上げた私が・・・。

もう疲れた、頑張った自分を褒めてあげたい!
風呂に入ってゆっくりしたい。
テントいや!

しかし、じゃらんで宿泊施設を探すも、尾道では見つからず。
一番近いのは、ここから20km先の広島県福山市。

『う〜ん、20kmか。まあ、いけるかな・・・』

この時点で、もう距離感覚がおかしくなり、20kmやったらすぐ行けるかなという判断をする私。

そして約1時間、這々の体で、福山のビジネスホテルに到着。
ここは大浴場があり、宿泊費4500円。
なかなか奇麗でサイコー!

そして、岡山在住の友人オーツカに連絡すると、何とわざわざこちらまできてくれるという。

風呂に入って体をほぐし、曲がらない足を引きずり街へ繰り出す。

オーツカおすすめの地中海料理の店(なぜ福山で地中海料理!?僕はこの地方の名物を食べたいのに・・・。)で、楽しい食事会。

そこに同級生のタカオ女史も加わり、宴は盛り上がった。

最後は尾道ラーメンで〆!

同級生って良いな!
二人ともありがとう!元気でました。

本日の走行距離 131km
走行時間 7時間52分43秒

予定の2倍以上走ったので、明日からは少し楽ができるだろう。
ちょっと遅めの出発で、今度こそノンビリングで行くぞ。

硬く心に誓い、ほろ酔いも手伝って瞬く間に夢の世界へ。

明日から地獄が始まるとも知らずに・・・・。

to be continued...!IMG_1076IMG_1075IMG_1085IMG_1086IMG_1122IMG_1077IMG_1072IMG_1080IMG_1082IMG_1065IMG_1069IMG_1070IMG_1063DSC01272  
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2015年10月11日

しまなみ海道の旅 その5

『四国、長宗我部の領地を目指して』
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久宝寺のマンションを出た私は、一直線に南港を目指すのではなく、いったん平野の実家による事にした。

出る前に実家に電話したが留守だったので、どうしようか迷ったが、仏さんを拝んでから行く事にした。

我が家では昔から、仏壇に手を合わせ、亡くなった祖父母やご先祖様にお祈りする事が至極当たり前に行われていたので、今回もそんな気持ちだった。

少し寄り道して実家につくと、不在だと思われた両親がいた。

どうも、ちょうど先ほど帰ってきたところらしい。

仏壇にお参りし、ご先祖様に旅の無事を祈願する。

『じゃあ、いってくるわ』

と、両親に挨拶すると、

『大丈夫か?車に気をつけや、無理しなや・・・。』

二人にとっては、いつまでも子供なんだな、僕は。

なんだか今生の別のような気がしてきた。
たかが自転車で3〜4日旅するだけなのに、おおげさだな。

夜の街を、グレートジャーニーで走る。
夜風が気持ち良い。

天王寺をこえて、新今宮のややデンジャーゾーンを通過。
さらに西へ。

川や運河が見えてきて、やがて大きな橋を渡り、南港へ。
軽く流しながら、出発からちょうど1時間。

無事南港フェリーターミナルに到着。

去年の、敦賀〜苫小牧の新日本海フェリー、大阪〜大分のさんふらわあ、に続く3つ目のフェリー、南港〜東予(愛媛)をむすぶオレンジフェリーに乗船。

車と並んで待つ事数十分、フェリーの胴体から乗船開始。
なんだか不思議な気分だ。

入り口の一番端っこの所に係員さんが毛布を敷いてくれて、そのうえに自転車を横たえる。

何人かのチャリダーとともに、そこに自転車を並べるが、私以外、みなロードバイク。ランドナーはいない。

もはや、この日本(少なくとも大阪)には、冒険野郎ダン吉はいないようだ。

ともに自転車旅について語りたかったのに・・・。少しの寂しさ感じながら、船室へ向かう。

まずは、腹ぺこなので食堂でビールとカツ丼。
うまし!

お腹いっぱいになったので、寝る。
舩の揺れが心地よい。

zzzz・・・。

そして気がつくと、もう四国に着いていたのだった!
夜10時出発で、翌朝6時には愛媛についている。

なんて素敵なんでしょうか!

そして、まだ早朝、空気が凛と肌寒い、長宗我部元親の牛耳っていた四国の地に、大阪の冒険野郎サト吉が舞い降りたのだった!

今日の目的地は、とりあえずしまなみ海道のどこかの島。

そして、そこでテント泊。

目標60km。

焦らずのんびりんぐ。

途中で島の名産とか、ご当地グルメとか楽しんで。
気が向けば観光したりとか。

距離的には、大三島あたりかな。

ここには多々羅キャンプ場という、なかなかイカしたキャンプ場もあるし。
よし、今日はここを目指そう!

ということで、サイクリングスタート。

気温も低く、涼しい。
天気もよく、快調に飛ばす。

途中のコンビニで、どら焼きとバームクーヘンとジャムパン購入。
ハンガーノック防止さ!

しかし、思ったよりアップダウンが多く、また港からしまなみ海道までが結構遠いでないの!

そして、しまなみ海道のスタート地点に立ったときは、すでに疲労を感じ始めていたのだった。

つづく  
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2015年10月03日

しまなみ海道の旅 その4

『臥薪嘗胆』
 

本番前の予行演習で散々な結果に終わった私は、『このままではイカンザキ!』とあわてふためいた。

そして、どうすればこの難局を乗り切れるか知恵を絞った。
 

『これは、先人の知恵に頼るしかない・・・』
 

と、簡単に自分で思考する事をあきらめ、早速本屋に走った。
そこで、素晴らしい本を見つけた。
 

『自転車ツーキニストの作法/疋田智』http://www.amazon.co.jp/dp/4797358416/ref=pd_bxgy_14_text_z

 
という本だ。
 

これは要約すると、

『みんな会社に自転車でいこうや!』

という本なのだが、ここに私が知りたい事がほとんど書かれていた。
 

自転車の交通ルール、膝が痛くなる原因、そしてケツ痛の解消法まで。
 

まず自転車は車道を走って良い事、というか、日本の法律では、歩道ではなく車道の左端を走らなければいけない事。
 

そして膝が痛くなることについて、特に私のように膝の外側が痛くなるのは、がに股で自転車をこいでいる時になりやすいという事。
 

ケツ痛にはレーパンが良いということ。
 

レーパンとはレーサーパンツという物で、スパッツの中にサドルの形にぴったりフィットするクッションが縫い付けられたモノである。
 

よく日曜日なんかに、お揃いのジャージにぴちぴちのレーパン、ヘルメットにサングラスのローディー集団をみると、
 

『気合いはいってますな〜、私にはとてもとても・・・。』


と、軽くひき気味でみていたものだ。
 

股間がモッコリするあのピタパンをはくのは非常に勇気がいるが、これを装着するとあのケツ痛から完全におさらばできるらしい。
 

まあ、レーパンの上から短パンをはけばいいだろう。
 

膝サポーターと着圧タイツは登山で使っている物があるので、それを使うとして、レーパンは早速Amazonでポチった。
 

そして、ペダルは足の母指球でふむべし、かかとは必ずつま先より上、つま先で地面をほるくらいの勢いでペダリングすべしと書かれていた。
 

『こ、これは!!』
 

そう、あの自転車屋さんの店長がそんなことを言っていたぞ!

今おぼろげに思い出してきた。
 

そして、自転車にのる時の姿勢は、猫背で腰椎をたてるべし、申し訳ありませんのポーズでハンドルを握るべしと。


なんとなくイメージできてきた!
脳内トレーニング完了。
 

これでしまなみ海道もばっちりさ!
 

楽天的な私は、これで気を良くし、特に計画を変更する事無く当日を迎えるのであった・・・。
 

よく、テスト前に参考書だけ出して勉強した気になって満足する奴がいる。
 

私だ!!
 

そして迎えた4月30日、出発の日。

妻と息子は、前日に妻の実家に帰って大山に出発する準備をするため不在だ。
 

仕事を終えて、一旦帰宅するとテーブルの上に見慣れぬ物体が・・・。

 

なんと、妻からのプレゼント。

 

実はこの前日、4月29日は我々夫婦の11回目の結婚記念日だった。
 

『こどもたち、お袋にあずけて〜、出かけよう、今夜〜♪』
 

と浜田省吾の『星の指輪』の歌詞ばりに(うち一人っ子やけど)妻を食事に誘ったが、
 

『そんなん無理』
 

と却下されて、
 

『11年もたつと、そんなもんかな・・・』
 

と、感傷に耽っていたのだが、ちゃんと気にかけてくれていたのだ。
 

象印の1.5リットルジャンボ水筒。
 
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『11年、色々ありがとう、チャリ、リタイアのときはTELして、むかえに行きます!』
 

というメッセージカードとともに・・・。


最初の『11年 色々ありがとう』の一文を読んだ瞬間、
 

『あ、僕、捨てられた!』
 

と、焦ったが、違った。

良かった。
 

ジャンボ水筒にたっぷりの氷とつめたく冷やしたお茶を満タンに入れる。

約2kg・・・。

 

・・・重い。

 

少しでも荷物を軽くしたい今は、この水筒は正直おいていきたい。

 

だが、この水筒はおいていけない。
 

おいていけば、妻の思いをおいていくことになる。
 

男としてそれはできない。
 

だまって2kgの物体をバッグに押し込んだ。
 

しかし、後々、この水筒に助けられる事になるとわかるのは、もう少し先の話である・・・。
 

さ、今から夜の南港に向かって出発だ!
 

4月30日、夕方6時半、僕は自宅のマンションをグレートジャーニーにまたがって意気揚々と出発した。

 

つづく

  
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2015年10月01日

しまなみ海道の旅 その3

『予行演習』
 

大まかな行程が決まったので、今回の旅のルールを決める。
 

(その1)『その日に泊まる所は決めない』
 

泊まる所があるという事は非常に安心感がある。とりあえずそこに行けば、雨風をしのげる場所と、汗を流すお風呂、そしてふかふかのベッドが約束されている。

これは大きい。

しかしその反面、旅の自由度は格段に下がる。

急なトラブルがあったり、ケガをしたり体調不良になったり、あるいは面白そうなスポットがあっても、宿泊先が決まっているとどうしてもそこまで行かないと行けないため、時間の関係でみれなかったりする。
 

逆に、『今日は調子がいいぞ!もう少し先までいこう!』と思っても、宿が決まっていればそこでストップである。
 

これは不便だ。
 

幸い、登山をやっていたのでテントや寝袋、マットなどの野営に必要かつ軽量な物は一通りそろっている。

ツーリングマップルをみると、しまなみ海道はキャンプ地も多いし、中国地方に上陸してからも山中のキャンプ場は豊富だ。
 

なに、最悪の場合、治安の良い日本の事だ、野宿のスポットはたくさんあるさ!
 

ということで、安心感を捨てて自由をとることにした。

ゴールデンウィークで宿も取りにくいだろうが、まあ何とかなるさ。
 


(その2)『しんどい旅はしない』


せっかく旅に出るんだもの、がむしゃらに自転車こぐばかりじゃ楽しくない。
決して無理せず、グルメや観光も楽しみ、しんどかったらそこでストップ。
 

10年前と違い、登山でパワーアップした今の私なら、自転車で1日60kmくらいなら楽勝でしょ。
 

という事で、たった2つのルールだけを決めた。

 

あとはその時の気分で、ファジーな旅をする事に決定。
 

サイクルコンピューター(走行距離や時速がわかるモノ、楽しい!)やライト、自転車後部につける赤色点滅等、携帯空気入れ、パンク修理キットとスペアチューブ等々、自転車旅に必要な小物をそろえ、あとは出発するだけ。

で、その前に実際この自転車でテント泊装備を積んで走ってみようと言うことになった。
 

自転車の重さは約14kg。

本格的なフルカーボンのロードレーサーと言われる自転車は7〜8kgくらいなので約2倍の重さがある。

ここにテント泊装備と着替え、食料、飲み物、カメラ、その他諸々で15kgあった。
 

合計30kgプラス自分の体重77kg。
計110kgの物体をどこまで自力でこいでいけるのやら。

まずは一日の走行距離の60kmは走っておきたい。
 

予行演習ということで、ゴールデンウィーク前の週末、和歌山の友が島という無人島まで自転車で行ってみる事にした。
 

Googleマップで調べると約70km。
 

ここまで行けないようだったら、この旅の計画を根本的に変える必要がある。
 

土曜日診療終わり、午後3時半に八尾を出発。

1時間に10kmのペースで行っても夜の10時半にはつくさ!

途中でしんどくなったらテントで野宿さ!

明日は友が島に自転車でわたって、無人島を探検さ!
 

へいへいへい!!
 

スタッフに見送られながら重い荷物にバランスを失いながらフラフラと自転車を漕ぎ出す。

『この院長についていって大丈夫か・・・!?』

そんなスタッフの視線にも気がつかないフリをし、快調に自転車を漕ぎ出す私だった。

 

しかしこの時、恐ろしい事に私は自転車の基本中の基本をわかっていなかったのだ!
 

『自転車は左側通行で車道の左端を走る。』
 

こんな当たり前の事、今では恐ろしいが、このときは普通に歩道を走ったりしていた。
歩道は段差が多く、歩行者もいるので当然スピードが出せない。
 

できるだけ車の少ない裏通りをクネクネう回を繰り返すうちにとっぷりと日は暮れ、そして猛烈にケツと右の膝が痛くなってきた。
 

ふと右を見るとビジネスホテル。

迷わずそこにチェックイン。
 

場所は、なんと泉佐野市。
関空の玄関口。
 

走行距離わずか42km。
走行時間3時間半。
 

荷物をどさっと部屋に掘り出し、しばし休憩の後、シャワーを浴び、街に繰り出す。
 

ふらっと入った一見の串カツ屋さん。

ここは関空の玄関口のためか、府外からのビジネスマンが多いようで、この日も標準語のお客さんが多い。

店の大将に、
 

『お兄さん、仕事?』
 

と聞かれ、
 

『いや〜、仕事というか、まあ観光ですね・・・へへ。』
 

と答える。こんな所に観光?といぶかしがる大将。
 

『へ〜、どちらから?』
 

『いや、まあ、・・・八尾ですね・・・へへ・・・。』
 

一瞬の沈黙の後、
 

『大阪か〜いっ!!』
 

という大将の突っ込みが入ったのは言うまでもない・・・。

そして苦いビールを飲み、串カツを数本つまんでそそくさと店をあとにした。

 

翌日目が覚めると、ケツと右膝の痛みが激痛に変化しており、忸怩たる思いを抱えながら、おしりと右膝の痛みをかばいつつ、八尾に帰宅。
 

何が友が島か!
 

何が一日60kmか!
 

何が野宿か!
 

何がテントか!
 

何がしまなみ海道か!
 

何が自転車の後は大山登山か!
 

何が自由か〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

 

非常に大きな不安を抱えたまま終わった予行演習であった・・・。

 

つづく

  
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2015年09月30日

しまなみ海道の旅 その2

『旅の計画』
 

しまなみ海道というのは、広島県の尾道から愛媛県の今治の間に点在する瀬戸内海の島々を結んだ道路の事で、車はもちろんのこと、自転車も通行可能なのである。
 

島と島をつなぐ海上の橋の上を自転車で走るのはさぞ気持ちがいいだろうな〜、と容易に想像がつくし、実際自転車道も整備されサイクリスト達のメッカでもあるらしい。
 

また途中の島々にはキャンプ場や景勝地、瀬戸内の新鮮な魚介が味わえるグルメスポットなども数多くあり、見所も多いらしい。
 

これや!
 

しまなみ海道を軸にして、自転車旅のプランを考えよう!
 

まず、何日の旅にするか?
 

せっかく自転車で旅をするなら連休が良い。
 

なに!?今年のゴールデンウィークは何もしなくても4連休あるって?
しかも最後の日は水曜日なので、当院の休診日の木曜日をくっつけたら5連休?
えっ!?スタッフを2チームにわけて、ゴールデンウィークの前半2日後半5日の連休に分かれる組と、29の祝日と30日の休診日である木曜診療して、土曜日から7連休にする組にしたらどうかって?

いいんですか?(僕がスタッフに提案したのだが・・・)
 

というわけで、心優しいスタッフのおかげで7連休という大型連休が頂けることになった。

これでかなり旅の自由度が上がったぞ!へいへいっ!
 

まず、しまなみ海道までどうやっていくか?

陸路を自走して尾道まで行くのもいいが、それだけで2〜3日はかかってしまいそうだ。

しかも大阪から広島までは、国道2号線をとおって行くルートになるため、ここは交通量も多いしトラックも多いので危ない。死にたくないので何か他に案は無いかと地図を眺める。
 

むむっ!
 

大阪から愛媛の東予港にいくフェリーがあるじゃないか!
 

これに自転車をのせて愛媛側から尾道へしまなみ海道をわたるルートにしよう、おあつらえ向きにフェリーの出航時間が大阪の南港を夜の10:00じゃないか。

木曜診療して、そのまま南港へ向かいフェリーの中で眠れば翌朝6時に愛媛だ。

そこから走り出せば一日が有効に使える。
 

これだ!!
 

尾道についてからは、妻と子供が義両親と鳥取の大山に旅行にいっているので私もそちらを目指し最終ゴールを大山と設定した。
 

ついでに大山は中国地方の最高峰で、かつこちらでは唯一の百名山となっているから、大山登山をして自転車と登山の両方を楽しめる欲張りプランとした。
 

さっそくGoogleマップで全行程の距離を確認する。
 

最短距離で239km。
 

自転車で一体どれくらい走れるものなのか?
 

私は10年ほど前、アキノブと二人でマウンテンバイクでサイクリングにいった事がある。その時は1日の走行距離が約70kmくらいだった。
 

しかし、翌日ぎっくり腰になってしまい、相当辛かった想い出がある。
 

その頃は登山もしていなかったし、今よりも体力が無かったので、今ならもう少し走れる自信はある。

しかし、その時と違って今回は荷物満載の自転車だ。
 

今回の旅のコンセプトとしては、楽しくゆるふわ旅を目指したい。

しんどい旅は嫌だ。
 

という事で一日の走行距離を60kmに設定した。
 

単純に239を60で割って4日間。
 

四日かけて大山に到着し、そして残り3日を家族と過ごす。

こういう計画にした。
 

しかし、この計画が後々あんなことになるなんて、つくづく予定は未定だと思い知ることになった。。。
 

つづく

  
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2015年05月12日

自転車に目覚めた42歳、しまなみ海道を目指す 〜その1

第1回 『自転車旅の思いつき』 

 

 このゴールデンウィークは自転車に乗って愛媛県の今治から鳥取県の大山まで旅をしてきた。
 

事の始まりは何気なく手に取った一冊の本から。

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石田ゆうすけ氏の『行かずに死ねるか』という本だ。

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石田氏が自転車で世界一周をした話なのだが、こういう旅や冒険物が大好きな私はいっぺんに影響されてしまった。

だいたい自転車で日本一周とかはよく昔テレビのワイドショーとかで、『夏休みに自転車で日本一周する少年!』とかでたまにやっていて、
 

『ほ〜、すごいな』
 

とか思っていたくらいだったが、世界一周となるとまた話は別である。
 

やはり、すごい経験ばかりで、また石田氏の洒脱な文章もあいまってぐいぐい引き込まれてしまった。

 

『よし、おれも自転車で冒険旅行に出る!』

 

と思い立ったのが去年の10月だった。
何事も影響されやすい私であった。
 

そこで、まず何はなくとも自転車である。

 

自転車にも様々な種類があるが、色々と調べていくと、長期冒険旅行にはどうやらランドナーというタイプがいいらしい。

頑丈でタイヤが太くてパンクしにくく、そして荷物をたくさんつめるようになっている。それでいて坂道なども登れるようにギアの変速機構もついている。
 

各社色々な自転車が出ているが、値段や性能を考えるとほぼ一択になった。

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ジャイアントという会社のグレートジャーニーという自転車である。
 

これがコスパが一番良いという結論に達したので、早速注文した。
 

このジャイアント社は台湾の自転車メーカーであるが、基本的には対面販売しかしておらず、ネットでは購入できない。

一番近くでジャイアントの取り扱いをしているお店に電話をして、グレートジャーニーを注文した。

 

すると、このグレートジャーニーはそうそう出る自転車ではないらしく、基本受注生産でお店に入るのが11月初旬という事だった。
 

10月の週末に旅したかったのだが、まあ仕方が無い。
 

1ヶ月待つ事にした。
 

ところが11月に入ったとたん自転車屋さんから電話がかかってきて、
 

『申し訳ありません、どうも生産が遅れていて12月初旬になりそうなんです・・・。』

 

なに!?
 

さらに1ヶ月先になるという事。

 

まあでも仕方が無い。お店の人の感じも良かったし、まあ別にそんな決まった予定がある訳でもないのでいいか、というかんじで、

 

『いいですよ。』
 

といって、電話を切った。

 

ところが・・・。

 

なんと、12月になっても一向に連絡が無いのだ、その自転車屋さんから!!
 

折しも年末、師走で毎日忙しいので、『自転車どうなったかな〜』と思いながらも日々の生活で次第に忘却の彼方へ。

そして、いつの間にか年が明けて新年になってしまった。
 

年末から年始にかけての休みは、登山の相棒アキノブと北海道の旭川にスキーにいったり、家族と沖縄にいったりとなにかと楽しく過ごした。
 

そんなこんなで、すっかり自転車の熱も冷めてしまい、
 

『もうえっかな〜、もう届かないんやったら自転車断ろ・・・。』
 

と、思っていた矢先に自転車屋さんから電話が!
 

『遅くなり申し訳ありませんでした、やっと届きました!』
 

注文から実に3ヶ月以上経過していた。
 

『そうですか、ではひきとりにうかがいます』
 

やや、テンションも下がりかけていたのだが、休みの日に自転車を引き取りにいった。
 

注文していた自転車屋さんは、きちんとしたホームページも無い町の小さな自転車屋さんという感じだ。大丈夫かな?とも思ったが、電話したときのご主人の感じがすごく誠実そうな印象を受けたのと、こちらの質問にも丁寧に応えて下さったので、この店で良いかなと思ったのだ。

 

実はそれ以前に某大手サイクルショッップAにも行ったのだが、その店で若い女性店員さんに『何かあればいつでも声かけて下さいね!』と言われてグレートジャーニーの事を聞くと、
 

『ぐれーとじゃーにー?・・・?』
 

と言う感じの対応だったので、
 

『あ、いややっぱり良いです・・・。』
 

と、そそくさと店をあとにしたのだ。
 

やはり、昨今の自転車ブームで店を急速に全国に拡大しすぎて、店員さんの知識や技術に偏りがあるようだ。

僕は職人肌の人が好きなのだ。
 

ただ、Aのような店ももちろん必要だし、いい店だと思う。
利便性は捨てがたいし、店員さんも親切だ。

どちらも共存できたら良いと思う。
 

話がそれた。
 

さて、その自転車屋さんであるが、やはり思った通りの職人の店だった。
 

若い店長さん(といってもおそらく私と同世代だと思う)が一人でやってらっしゃるのだが、私がお店に着くと、お店の中心には私のグレートジャーニーがスタンドに乗って威風堂々と鎮座していた。
 

そして、そこからおもむろに自転車のフィッティンが始まる。
 

実際に自転車をまたいで、サドルの高さから、ペダル位置から、なんかようわからんところまでミリ単位の調整をするのだ。
 

正直、
 

『いやそんなに変わらんのちゃうの?』
 

とも思っていたが、店長のあまりの真剣さに言い出せなかった軟弱な私だ・・・。

しかし、この店長のフィッティングが後々正しかった事は旅の後半に感じることになる。
 

そして自転車の取り扱いや、ギアチェンジの方法、メンテナンス、前輪の外し方などを教わる。
 

話の途中、実は店長が私のブログをチェックしていた事も判明した。電話の際に医院の電話番号を伝えておいたので、そこから私のブログを発見したらしい。
 

そこで、ブログの写真などから私の身長体重をある程度推測し、あらかじめおおまかなセッティングしておいてくれたらしい。
 

実にお店についてから1時間半が経過していた。
 

『息子の幼稚園のお迎えに遅れるがな!!』

 

焦った私は最後の方の店長の説明を、聞いてるフリオイグレシアスで、

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ほとんど受け流していたが、これも後になって思うと非常に重要な事を教えてくれていた事を思い知る。

 

しかし、それも実際に旅をしてみてわかった事だ。

とにもかくにも、旅の相棒が届いた。

後はこいつでどこに向かうかだ。

しかし、だいたい大まかなプランは考えてあったのだ。

なんせ、注文してから3ヶ月もたっていたからな・・・。

 

そして、それはズバリ『しまなみ海道』だ!!

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つづく

  
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2015年05月06日

ゴールデンウィーク サービスエリアのトイレにて

この黄金週間は、自転車で瀬戸内から中国地方を旅してきました。

帰りは車に自転車を積んで鳥取県から帰阪しましたが、その帰りのサービスエリアでの出来事。

蕎麦を食べたんですが、食べている途中で食堂の男性が、

『今山菜のてんぷらが揚がりましたので、よかったらどうぞ(^^)』

と声をかけてくれました。

どうもサービスエリアの従業員の方が、今朝採ってきたばかりのモノをあげて無料で提供してくれているようです。

ワラビやゼンマイ、たらの芽など、さくさくでおいしかったです。

たらの芽などは苦みがあり、塩だけでもおいしいですが、蕎麦に入れると蕎麦が数段グレードアップします。

無料というのも嬉しいですが、お客さんに喜んでもらおうというそのスタッフの方の気持ちが嬉しかったです。

いい気分でトイレにいきました。

最近のサービスエリアのトイレは非常にきれいで、すぐおなかの痛くなる私にはとてもありがたいです。

用を足して手を洗っていると、クリーンスタッフと背中に書いた清掃のおばちゃんが、洗面台の周りを清掃していました。

一生懸命周りをふき上げているおばちゃんの小さな背中を見ていると、なんともいえず気持ちがたかぶってしまい、つい、

『いつも奇麗にしていただいて、ありがとうございます』

と声をかけてしまいました。

すると、おばちゃんは何とも嬉しそうというか恥ずかしそうというか、そんな表情で、

『いえいえ、こちらこそいつも奇麗に使ってもらってありがとうございます』

と、言いました。

なんだか、周りの人もたくさんいたので、『こいつなんや、ええかっこしよって・・・』と思う人もいたかもしれませんが、どうしても声に出して伝えたい気持ちになったのです。

以前何かの本で読んだことがあるのですが、日本人はシャイな人が多いので思っていても口に出さない人がほとんどらしいです。

だから僕はそれを知ってからは、うれしかったり、感動したりしたときは、できるだけ直接その人に言うようにしています。

ですが、僕も残念ながら200%日本人のメンタリティなので、それを言う時どうしても台詞を棒読みしている感じになります。

ですから、周りの人からはよく『芝居がかっている』と言われます。

でも、本心から思っているんですよ。

いい気持ちになって帰ってきた黄金週間でした。

自転車の旅は発見が多かったもんで、この気持ちが熱いうちにブログかきます。

  
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2015年03月26日

福井の旅、珍スポットとソースカツ丼

コモエスタ モンターニャ!

先日、兄家族と福井県の勝山にスキーにいったのだが、その時に前から行きたかった珍スポット『越前大仏』を訪れる事ができたので、今回はそのレポートをしたいと思う。

え!?大峯奥駈道とジムニー九州旅の続きはどうなったかって?

同時進行だ!掛け持ちだ!

かけもち連載だなんて、わしゃ全盛期の手塚治虫先生か!!

手塚治虫


そして、この草薙くんのひどさよ!


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なぜ彼を選んだ!?

ここにも見えない力が働いたのか?
やはりフリーメイソンの影響力はすごいものだ。



・・・・、さて越前大仏だが、ご存じない方のために少し説明するとしよう。

この越前大仏は清大寺というお寺の中にあるのだが、なんと、このお寺は1987年に多田清という一人の男によって建てられたのだ。



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多田清氏は、関西を拠点とする相互タクシーの創業者である。


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皆さんもこのマークの車体は見覚えがあると思う。

福井県勝山市出身の多田氏は、一代で巨大タクシーグループを築き上げ、一時は1000台のタクシーを保有する関西一のタクシー王となる。

巨万の富を得た彼は、後年、『自分自身が今まで生きてこれたのは、たくさんの皆様に迷惑をかけてきたおかげ、今こそこの借金を返さねばなるまい』と『人生借金返済計画』と称し様々な慈善活動や寄付を行い、その集大成として、自分の生まれ故郷勝山に観光名所をと、この越前大仏の建立を計画したのだ。

大仏建立は、総工費360億円とも言われる一大事業で、出来上がった当時は非常に話題となったようだが、多田氏が逝去し相互タクシーグループの経営が悪化、また、もともと田舎町で他にこれと行った名所も少なく、しだいに寺はさびれ、現在は珍なるスポットとして好事家達の注目を集めている。


今回、ジャム勝山にスキーにいったのだが、宿泊した所が越前大仏から車で5分の所だったので、これは行かねばなるまいという事で、愛車のジムニーでさっそく珍スポット探訪へ。

しばらく田舎道を走ると、突如、山深い風景の中に巨大寺院が!


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連休だというのに駐車場はガラガラ。



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ジムニー、ポツ〜ン・・・・。

さすが珍スポット!こうでなくっちゃ。
さ、気を取り直してレッツゴー!

越前大仏には、寺の前に門前町という、ちょっとした商店街のようなものがあり、たくさんのお店が並んでいる。



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・・・・・シーーーーン。





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・・・・・ガラーーーン。



ご覧の通り、すべてシャッターが下りて無人の街だ。
地球最後の日。
ゾンビに襲われた街。
この世に一人生き残った人間。

さながら、そんな気分だ。


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大仏グッズ・・・・。
一体、どのようなグッズが売っていたのだろうか?
気になる。


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シェフの店『カルト』

よく見ると真ん中に『ア・ラ』とある。
フランス語でメニューの意味だが、このような場所ではどうしてもこちらのカルトをイメージしてしまう。

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マリリンマンソンがシェフの店。

・・・・嫌である。


さらに探訪すると、研修施設を発見。

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中は思ったより奇麗である。


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後で調べてみると、ここは団体や個人にも開放しており、セミナー等で利用される事もあるという。

今度、院内旅行で利用しようと思う。
たぶん、スタッフは嫌がると思う。

いや、あんがい喜ぶかもしれない。

いや、そんな訳は無い。

どっちでもいい。



さらに探索すると、休憩所が・・・。


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シーーーーーーーーーーン。

静寂。

潔いほどの静寂。

奥に見えた階段を上る。


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コツコツコツ・・・。



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廃墟。

潔いほどの廃墟。


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一体ここで何があったのか・・・?


気を取り直し、寺院へ向かう。




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大きな門に到着。
写真では伝わりにくいが、非常にスケールが大きい。
東大寺南大門を完コピしているそうだ。


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ようこそ!


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いえいえ、こちらこそ!!


少し戻り、券売所で参拝券を購入。
一休さん的な小僧さんがにこやかにお出迎え。


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ここではじめて人と出会う。
第1村人発見!!

・・・いや、券売所のおばさんだ。


門をくぐり左右を見ると、


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ドドーーーーン!!
阿吽の表情の仁王像が!!!


かなりの完成度だが、建設の経緯を知っていると、どうも素直に感動できない自分がいる。
なんせ、歴史が浅い!

一緒にいた、甥と姪とパチリ。


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姪は私の後ろに隠れて、左脇の下から顔を少しのぞかせているが、姪っ子いわく『心霊写真』を再現したらしい。これは最近の小学生の間では、流行っているのか?

いずれにせよ、自分の足が写っているので完成度低し。


そして中門を抜けると大仏殿が!!



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で、でかい!


これも写真では伝わりにくいのだが、圧倒的なスケール感である。
皆さんの思っている2倍くらい大きい。

ちなみにこちらも奈良の東大寺の大仏殿を完コピしているそうだ。

そしてついに大仏とご対面。


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こ、これも!


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で、でっかい〜〜〜〜!!!




右下に人が写っているので、比較していただくとわかりやすいと思う。




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両サイドを固める、4体の仏像も巨大である。



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そして、壁一面をびっしりと埋めるのは・・・。

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仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏公仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏

(一カ所だけ仏に混じって『公』が隠れています。さがしてみよう!)


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一個一個の部屋に仏様がいらっしゃる。

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しかも一体一体、すべて姿形が異なっております。
非常に仕事が細かい。

中には、阿修羅マンのような仏様もおられます。



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ビックリマンシールのように、レアなキャラを探す楽しみもあるぞ!


大仏殿はいってすぐの所にはこのようなものが。

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どうやら、悪口を紙に書いてツボに掘り込むようだ。

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さすれば、その悪口などの毒素を焼き清めてくれるらしい。



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・・・100円いるそうだ。


やはりこのお寺も財政難なのだろうか。

わざわざ100円払って悪口を書く事もないので、やめておく。
ここで、100円払ってしまったら、まさに敵の思うつぼである。



大仏殿を通り抜け裏手にまわると、鐘撞き堂を発見。


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近づいてみると、看板が・・・。



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強風で倒れないように、横にしてあるのだろう。


しずかになら撞いていいという事なので、できる限り静かに、しかしその静かな中でも可能な限り最大限の渾身の力で撞く。(つまりはややひかめにということだ)



ゴーーーーーーーーン・・・・・。



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鐘の音を聞きながら、ふと

『この鐘の中に入るともっとうるさいのかな?』

という疑問がわいた。

誰もいないので、早速鐘の中に入る事にする。



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意外にも、鐘の中の方が静かであった。

しかしその瞬間、『もしこの鐘が突然落ちてきて、閉じ込められたらどうしよう?』と急に不安になった。

うる星やつらの面堂終太郎の気分になった・・・・。


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ちなみに、このようなフィギュアも販売されているらしい。



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で!?


気を取り直し、探検は続く。


大仏達が戯れる森。



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遊歩道を通り、




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朽ち果てそうな休憩所の前の参拝順路の標識をたよりに。


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わき水。



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飲まない。

僕は胃腸が弱いから。




すると、突如森の中に五重の塔が!


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なかなかに立派な塔だ。


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パンフレットによると、鉄筋コンクリート建てで、内部にはエレベーター完備。

鉄筋コンクリート?

エレベーター完備?

なんか、なんか、・・・ありがたみが・・・。


ぬ!!(ないの意味)



マンション違うねんから・・・。



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ブルースリー死亡遊戯よろしく、五重の塔を探索しようとするが、この日は残念ながら雪のため内部には入れず。

後々調べてみると、この五重の塔は売りに出されているそうだ。
その関係もあって、現在は入れないのかもしれない。

残念だ。

ちょっとだけ。


さらに奥に進む。
記念碑的なものを発見。



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裏に回る。



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昭和62年というと、私が15歳のときか。
その頃にきてみたかったものだ。

当時は門前町も栄えていたのだろう。

ただしその当時は、参拝料が3,000円、駐車場が1,000円したそうだ。
今は参拝料500円、駐車場無料である。

ここにもデフレスパイラルが・・・。


栄枯盛衰は世の習い。

いつまでもあると思うな親と金。

無いと思うな運と災難。

あるのか無いのか部屋とYシャツ。


今の私には部屋もYシャツもある。


ありがたい事である。




さらに奥地へ、川口さとし探検隊は進む。




ん?これ以上入ったらダメっぽい。


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でも、特に何も書いてないので、奥へ。

道が荒れ果ててきたが、冒険魂に火がつく。



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朽ち果てて、枯れ果てた池が・・・。



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さらに奥地に行こうとすると、突如足下が泥沼化し、足首までスニーカーがはまり泥だらけに。



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冒険魂、鎮火。



ボヤです。



しばらく進むと、こんな看板が。


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いいじゃん、いいじゃん!

日本庭園いいじゃん!!






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鯉というより、河童が出そうな不気味な池が・・・。


パンパンと手を叩くと、一匹の鯉がやる気もなさそうに去っていった。


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・・・・・・日本庭園。



さらば!!!




今度はこんな看板が。




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なんだろうか?行ってみよう。



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建物の中には、中国の北京公園にある国宝の九龍壁というもののレプリカが飾られていた。

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非常に厳重に、ガラスの壁で囲われている。


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レプリカであるが、わざわざ中国で瑠璃瓦を焼いてもらい作製したものらしく、非常に値打ちがあるものらしい。

しかし、ここも素直に感動できない何かが・・・。

なんだろう、この微妙な感じ。

南大門、大仏殿、大仏、五重の塔、九龍壁・・・。

すべてコピーという。

ある種、物まねタレントのショーのような・・・。





そして建物を抜けると、使われなくなった管理室が・・・。


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かつてはここで、モニターをみながら警備していたのだろうか・・・。


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古めかしいブラウン管のモニターと、約30年前には最新式だったであろう設備をみていると、なんだかアメリカのドラマ『LOST』でダーマイニシアチブのハッチを発見した、主人公たちの気分だ・・・。



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裏手にまわると、解け残った雪がまるで恐竜の背骨のようだった。

ここ福井は恐竜で有名な街でもある。

かつては栄華を誇ったのに現在はうらぶれて、やがて時代に忘れ去られゆくであろうこの施設と、滅んでしまった恐竜がなぜだか重なってしまった。


少しセンチな気分になり帰路につく。


帰り際に、何か想い出になるものを、と門前町で唯一あいているお土産物やにいくと、越前大仏のミニチュアが販売されていた。

3,000円。


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たかっ!




いらんわ。


さらば越前大仏。


その後、福井名物『ヨーロッパ軒』にソースカツ丼を食べにいく。

11時30分に総本店にいくと、なんと30人待ち!!



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並ぶのがきらいな私は、すぐさまスマホで支店を探す。

すると車で10分くらいの所に発見、速攻で移動。


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花堂分店。


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スキスキ、待ち時間ゼロ。

左を制す者は世界を征す!

情報を制する者はカツ丼を制す!!


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さくっと入り、パリミックス(カツとミンチカツがのったもの)の並を注文。

しばらくするとソースカツ丼が運ばれてきた。


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思ったより小振りなどんぶりで、『足りるかな〜、大盛りにしたら良かったかな・・・。』
と思ったが、あけてびっくり(というか、すでにちょっと蓋が浮いてる)


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どど〜〜ん!と特製ソースがしっかりしみ込んだ2枚のカツとミンチカツ1枚!
下にはソースのしみたご飯がぎっしり。




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カツは薄く、さっくりしっとりとした食感。
ソースの味は新世界の串カツのソースに似ている。
ウスターソースに和風のだしが入っているのかな?
ウスターソースよりも刺激が少なく、まろやか。


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ミンチカツはひき肉が細かく、どちらかというとつくねのような食感。
こちらもおいしかった。
これにお味噌汁と、香の物がついて980円。


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あっという間に間食、満足し福井の地をあとにした。
いろいろと楽しいところ福井。
今度は息子と恐竜博物館に行くぞ!!


皆も越前大仏ぜひみにいってね〜。

アディオス、アミーゴス!!














  
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2015年02月23日

ジムニー珍道中 〜ババを訪ねて三千里〜

コモエスタ ブエナビスタ!


ひさしぶりに、ブログを更新するぞ。
今なぜかブログ更新意欲が高まっているのだ。

というのも、今院内で使っているレセコン(カルテを入力したりするのに使うコンピューター)のリースが終わり、つぎの世代の物を導入することになったのだが、 今お世話になっているレセコンメーカーの担当タカビー(マンガのおぼっちゃまくん似)に、

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(↑ミ○クのタカ○ネ氏)


『うちのスタッフで先生のブログのファンがいるんですが、ブログの更新を心待ちにしてるみたいですよ♪』

と、教えてもらったのだ。


やはり、そういわれると嬉しいものである。
つい先日、期待に応える人生はやめようとひそかに決めたはずなのに、期待されると応えてしまう。
どうしたって、根はサービス精神旺盛な私なのだ。


さて、大峯奥駈道の続きを書かねばならないが、今回はひとまずおいといて昨年購入したジムニーで初めて旅にでた話を書きたいと思う。


このジムニーなのだが、登山を始めた数年前からとても欲しかった車なのだ。
それも現行型ではなく、角張った昔のジムニー。

ジムニーは根強い人気のある車で、中古になってもなかなか値崩れしないのが特徴だ。

通常、車は6年経つと資産価値が0円になる(実際はそんな簡単な話ではないが)。

なので、10年も前の車なんかは5万円とかで売られている。

しかしこのジムニー、私の欲しい角張ったタイプは20〜30年前の車なのに、しかも軽自動車なのに、いまだに結構な値段がするものなのだ。

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(これなんか20年以上前の車なのに66万円もする。おそらく車検や保険料含めると、総支払いは約80万円ほどになるだろう。)

しかも10万キロオーバーの個体はザラである。
ちなみにZARAは、スペインのファストファッションブランドである。
そして、KARAは韓国の女性アイドルグループであり、私は旧メンバーのニコルが好きである。


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・・・・だから何っ!?


やはり古い車は故障も多いし、維持費も大変だし、どうかな〜?
でも欲しいなあ。

そんな葛藤を3年ほど続けていたが、小、中学校時代の同級生スズケンが車屋さんをやっているということをしり、そして彼に色々相談するうちに、しだいにジムニー購入が現実味を帯びてきた。

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(平野の車屋さん、オートエッジ社長スーさん)


そんなある日、いつものように何気なしにジムニーを探してネットサーフィンしていると、掘り出し物を見つけた。

『平成7年式 JA11 ジムニーランドベンチャー 』

値段はジムニーにしては安い39万円である。
しかも約20年前の車なのに、走行距離が53,000kmしかない。

お店は大阪の松原の中古車販売店だった。

『よし、これはもう神様が買えと言ってるんだ。買おう!』

思い立ったら吉日、信頼できるスズケンに実車を確認してもらう。
そしてエンジン、ボディに問題ない事をチェックしてもらい、即購入。

この日から、私の楽しいジムニーライフが始まった!

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(マイジムニー)


ご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、とにかく私は車に興味がない。
そして運転が嫌いだ。

なので、今まで登山にいくときは、アキノブと行くときはほぼ100%アキノブが運転していた。

しかも、今まで自分の意志で『この車が欲しい!』と思って、車を購入した事がない。

独身時代は車なし。車が必要なときは親の車を借りて乗っていた。

結婚してからは、妻が実家から持ってきてくれた車に乗っていた。

初めて自分で買ったのはMAZDAのプレマシー。
これは子供ができたので、スライドドアの天井が高い車という事で決まった。

今の車は義父にプレマシーと交換してもらった日産の4WD。(わらしべ長者か!)



しかし、このジムニーは生まれて初めて自分の意志で、『この車が欲しい!』と思って購入した車だ。

やはり、思い入れがあるのでジムニーに乗るのが楽しい。
そんなジムニーで遠くに旅に出たくなるのに、さほど時間はかからなかった。

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そして海の日の連休を利用して、ジムニーで九州に出かける事にした。
九州と言えば大分の同級生、馬場ちゃん(過去日記気持ちのいい人参照)だろう。

すぐに馬場ちゃんにTEL!

するとたまたま、その日は予定がないというじゃない。
これは行くッキャないだろうが!

名付けて『ババをたずねて三千里』大作戦の決行だ!!

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(はるか〜そうげんを〜、ひとつかみのくもが〜・・・)

Googleマップで調べると、大阪から大分まで車で約8時間30分。
休憩時間を入れても、おおよそ9時間半。

朝6時頃に出れば、遅くても夕方の4時までに到着するはず!

そこからゆっくり温泉でも入って、夜は馬場夫妻と夜の大分の街に繰り出す。
その日は大分に宿泊し、次の日は大分の100名山、九重山に登り、山頂でテント泊し、翌日下山後またジムニーで帰ってこよう!

登山とジムニー、両方を楽しめる欲張りプラン!

そんなザックリとしたプランを立て、いそいそと登山道具とテント泊道具をパッキングし、ジムニーの後部座席にほうりこんだ。

いや〜、3連休が楽しみだ、ウシシシ!

しかし、この後、自分の立てたプランがいかに無謀だったか、そして思わぬハプニングで、旅のプランが根底から覆ってしまうとは、このときは知る由もなかった・・・。


(1日目 大阪〜大分)

初日、5時に起きて6時に出発予定が、いきなり寝坊!
痛恨のミス!!
結局1時間遅れの朝7時に出発。

しかし、このときは『まあ4時が5時になるだけで、大勢に影響なし!』などと甘く考えており、優雅に朝マックなどやらかす。

正直、ジムニーなめてました。
このときの俺、死刑!!

そして、余裕をかまして近畿道に乗ったとたん鬼渋滞!!
連休という事もあり、この後八尾から宝塚まで約2時間かかってしまう。

いきなり予定大狂い。


宝塚をすぎたあたりから、ようやく車が流れ出し飛ばせる状態になるも、ここで思わぬ事態が!

何とジムニーのエアコンから謎の煙幕が噴出!!
いきなり土煙のようなものが顔に吹き付けられ、目つぶしを喰らう。


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(↑ここから謎の煙幕が・・・!)


その瞬間から、灼熱の高速道路をエアコンなしで、窓全開で九州まで行くハメに!

(その後の調査で、煙幕の正体は車外の空気取り入れ口に詰まっていた土とか埃とか草が一気に噴出したのが原因のようだ。しかしこの時はよくわからず、とりあえずエアコンは封印したのだった。)

なおかつ、ジムニー、スピードが出ない。
基本90km以上出すと

『グワーーーーーーーッ!!』


と、エンジンが怪獣のようなうなり声をあげて、カーステレオが全く聞こえなくなる。
この時点で、ロングドライブのためにiPodに入れてきたプレイリストが全て無駄になる。

なおかつ、登坂では床までアクセルを踏み込んでも80kmしかでないため、追い越し車線は走れない。
今後はトラックの後ろで、スリップストリームを利用しながらの走行となる。(ドムか!)


そして、サスペンションが昔のリーフスプリング車なのでめちゃくちゃ硬く、振動がすごい。
普段乗っている車なら、『トントントン』という地面の小さな段差でも、ジムニーだと、




『ガタガタガタガターーッ!!』



と、嵐に巻き込まれた難破船のような振動なのである。

そして、車内空間の極度の狭さによる腰痛。
現在の規格の軽自動車に比べると、圧倒的に運転席及び室内の空間が狭い。



『騒音』『灼熱地獄』『腰痛』『煙幕』などの多重苦を抱えながら、九州までの死のロングドライブは始まった・・・。


この時点で、帰りのジムニー運転をあきらめ、速攻でさんふらわあに電話する軟弱者出現!!
首尾よく帰りのフェリーのチケットゲット。
人間あきらめと思い切りが肝心である。



『兵庫県ってでかいなあ〜・・・』

『広島って横に長いな〜・・・』

『山口も長いな〜・・・』

『あれ?岡山は?』

みたいな感じで、何とか本州クリア。

途中、ちょこちょこSAにピットインし、凍ったペットボトルを購入し首にあてながら運転する。
俺は24時間テレビのチャリティマラソンランナーか!

もはや、なぜジムニーで九州に向かっているのかわからなくなる。


黄色いTシャツも着ていないのに・・・。


この時点で、夕方の4時30分。
予定では、とっくに大分で温泉に入っているはずなのに・・・。


その後、あたりは次第に暗くなり、九州のとあるSAにピットインしたとき更なる悲劇が。


走行中に、

『ゴガガガガガガガっ!!』


と、車体が謎の大振動を起こす。
もう本当に、車がバラバラになるんではないだろうかというほどの振動だ。

たまらず、車を止めてボンネットを開けるも、素人の自分では全くわからず。
とりあえずエンジンから煙はでていないようなので、ひとまずそっとボンネットを閉めた。

スズケンに電話し、指示を仰ぐ。
適時、指示をもらい、とにかくエンジン、足回りに異常がなさそうなので、そっと発車。
振動はおさまっていたが、動悸はおさまらず。

(その後、翌日に同じSAに昼間入ってみて明るい所で確認してみると、道路がでこぼしていただけと判明!なんやそれ!)

そして、大分に到着したのは夜の8時。

なんと13時間のロングドライブとなった。

その後、馬場ちゃんと合流し、大分の街に繰り出すのだが、この後また面白い事件が・・・。




続きはまた!

アディオス アミーゴス!





























 
  
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2014年12月07日

’13 GW 大峯奥駈道縦走記 〜役行者に憧れて その6〜

コモエスタ モンターニャ!
みんなビバークしてる?

 

どうも。先日、阿蘇山に登ったら二日後に噴火した者です。


登山当日、つまり噴火2日前の様子。


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そして我々の登頂から4日後、つまり噴火二日後に登った方からお借りした写真。

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火山灰がすごい! 

本当に山は危険だ、山をなめるな!
 
ちなみに一緒に登った大学時代の同級生バシタカ(サバンナ高橋くんのお兄さん)は、スニーカーとGパンにTシャツという、吉田栄作みたいな格好で登っていたぞ。

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『山登りの格好は、自由だ〜〜〜〜!』

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タカハシ、山をなめるな!


ということで、久しぶりに更新するぞ。
もう皆さん、記憶が風化しかかっていると思うが、去年のゴールデンウィークの記事だぞ。
パンの生地ならとっくに腐っているが、ブログの記事なら1年前でも腐らないぜヘイヘイ。


・・・。

さっ、更新更新と。

え〜っと、どこまで書いたかな、前回の記事を読み返してみよう。

’13 GW 大峯奥駈道縦走記 〜役行者に憧れて その5〜


な、なな何と!全然登ってへんやん!
山下ぱっか〜しか、ゆうてへんやん!
何たるチアのサンタルチア!

このままでは2014年の年内完結も難しいぞ!
という事は、このままでは2015年に2年前のゴールデンウィークの記事を書いている、登山が趣味の42歳の中年になってしまうではないか。 

それは避けたい。
そこは避けたい。


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これは裂けるチーズ。


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これは避けるチーズ。


いかんいかん!
こんな事ばかりしているから、肝心のブログがすすまないんだ。


それでは縦走記の続きをどうぞ!







しばらく山下パッカ〜で遊んでいた我々。
 
このときはゴールデンウィークにしてはやや肌寒いかな?位にしか思っていなかったが、去年のゴールデンウィークが暖かかったのもあり、私の服装は縦走中に暑くなるのを意識して半袖に半ズボン。プラス取り外しできるアームカバーと足カバー。

これならいちいち途中でシャツを脱いだり着たりせず、暑くなったらアームカバーと足カバーを下にずらし、半袖半ズボンに。

寒くなれば上に上げて長袖長ズボンという、徹底的に歩く事に特化したシステムを採用した。

それが、まさかこの後にあんなことになるとしっていたら・・・。



しばらくは林道沿いのなだらかなトレイルが続く。


むかし、キャンプできたことがある黒滝村。

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その時は車で、

『エラい山の中まできたな〜、こんなとこに置き去りにされたらかなわんな』

と思ったが、まさかその何年後かに徒歩で通過するとは・・・。

途中から登山道に入る。

えっちらおっちら登っていく。
気がつけば、こんなに登っている。

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なんか、霧がでてるし、ちょっとさむいな〜。



午前11時、四寸岩山到着。
この時点で、歩き始めて1時間半。
少し暑くなってきたぞ!
しめしめ。


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よしよし!アームカバー作戦大成功!
これで汗をかかずに、無駄な体力の消耗をおさえるぜ!へいへい!


・・・・あれ?

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これ、雪ちゃいますのん?

しかも小雨が〜〜〜〜!!!

寒い〜。

もっかいアームカバーオン!!


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折り畳み傘大活躍。

そして足摺の宿跡到着。

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『プオ〜〜,プオ〜〜!』

ホラ貝の音色。
この旅で初めての修験者さんと出会う。

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格好は昔の山伏の格好だが、荷物は最新式のザック。
なんだか不思議な感じだ・・・。

しかし、ゴールデンウィークだというのに静かな山旅ですこと。
きっと行楽地はどえらい人混みなんだろうな。

人混みや行列が嫌いな僕とアキノブはホクホク。

さあ!先を急ごう。

雨もやんで、ここで一旦下りに入る。

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落ち葉のじゅうたんや〜!
今、5月ですけどね。

そして再び林道に合流し、川上村。
晴れてきましたで!

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ここは、よく車で通る所だ。
ホテル杉の湯があり、なじみ深い。
しかし歩いて通るのは初めて。
知ってる所がちょこちょこでてきて、おもしろい。

ここで糖分の補給じゃい!

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ジップロックに薄皮クリームパン6個を圧縮して持ってきたんじゃい!
甘くてうま〜い、いや、

『ンマ〜イ!!(c藤子不二雄A)』

疲れた体に、あまいクリームが染み渡りますなあ。


そして二蔵宿小屋に到着し、大天井ヶ岳を回避して巻き道へ。
今回はピークハントが目的ではないからね。
登らなくて済む山なら、避けましょうスタイル。

避けるチーズスタイル。

そして、



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壊れそうな橋を渡り、

崩れかけの登山ど・・・、

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ちょ、ちょ、!!
なんか歩きにくいわ!

ど、どこが道ですんや?

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こ、ここ!?

ほんまに!? 

険しいな!オイ!!


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『大峯が牙を剥きだしたで〜。』

前を行くアキノブが一人つぶやく。

『思てたんとちがう〜!』

後ろでひとり泣き言を言う私。

這々の体で五番関に到着し、何気なく振り返り看板を確認すると・・・。

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アキノブ『あら?』



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コラコラコラコラ!!


巻き道は崩落で通行止めなってるやん!

どうりで歩きにくいと思たわ!



『あら?』ちゃうで。



完全に道が消滅してるとこあったもん。



『このまま、洞川に下って温泉はいって帰るのもありちゃうか・・・。』


半分本気、半分冗談の私のつぶやきは春の風に乗って飛ばされたようで、アキノブからは何のリアクションもなく、彼は淡々と歩みを進めるのであった・・・。


そして五番関と言えば、山上ヶ岳の吉野側女人結界門。

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『女』

の字がはがされております。

おそらく男女同権を目指すフェミニストの方々の仕業なのだろうか・・・。

色々な考え方があるので、この場ではあまり深くは語らないが、

『男で良かったな』

と、ふと思った。



そして、このあと我々二人を待ち受ける更なる試練が!!
いったい、どうなってしまうのか〜〜〜!?

続く!!



アディオス!アミーゴス!




















 

 
  
Posted by nakanoshika at 22:44Comments(5)