2020年08月10日
プロジェクターが!
数年前は結構な値段したものですが、、。
今はコンパクトで高性能なプロジェクターが、お手頃な値段で手に入るんですね。
Amazonタイムセールです1万円以上値引きされていたので、購入しました。
これで、楽しいイベントを開催する予定。
お祭りも花火も、楽しいイベントがコロナのせいでことごとく中止になっている、この夏。
楽しいことは、じぶんで作り出さないとね!
2020年08月06日
今更ですが、、、
YouTube始めました。
冷やし中華始めました、、、みたいな書き出しですいません。
ブログもなかなか更新できてないのに、大丈夫か?と思いますが、やはり文字よりも動画の威力は桁違いに上です。
伝わり方が二兆倍くらい凄いです。
院長の人柄や、休みの日の過ごし方、仕事の事についてもお伝えしていきたいと思ってます。
良かったら、チャンネル登録お願いします☺️🤲
患者さんからのコメントや、診療時に『YouTube見たよ!』って言ってもらえる日がくるのを楽しみに、これからも頑張って皆さんのお口の健康を守るお手伝いしていきたいと思います。
2020年08月01日
『俺はupstanderになる!』
upstanderとは、「(他人のためになる)行動を起こす人」という意味らしい。
先日、YouTubeでロンブーチャンネルという、ロンドンブーツ1号2号お二人の動画を拝見した。
内容は、アツシとリョウの2人が、後輩芸人を連れてキャンプに行く、、、というなんて事ない動画なんだが、コレが観ていて楽しいのだ。
カップラーメンジャンケンに始まり、ポータブルサウナを渓流沿いに設置してのロウリュウ対決、そして水風呂代わりに冷たい清流にドボン。
リョウさんの釣ってきた魚を使って、様々な料理を展開するアツシ氏。
うまい棒を混ぜ込んだハンバーグを食べたり、自転車に乗って林の中を走り回ったり、とにかく皆んなが全力で楽しそうなのだ。
良いなぁ!こういうの!
こんな先輩いたら最高だなぁ。
そして、、みんなでまったりしているところでアツシ氏がおもむろに切り出す。
『リョウさんのあの事件があって、地上波に復帰できなかったことも考えてこのYouTubeチャンネルを作りました。
でも、おかげさまでリョウさんも地上波に復帰できました。また、チャンネル登録者数も順調に増えて、当初の目的は果たせたと思います。
だから僕はYouTubeをしばらく離れることにします。
今、大学院に行っていてそちらの方が忙しくなってきたというのもあります。ですので、コレからはリョウさんと君たちに託します』
ガビーん!!
その時、亮さんと後輩達のテンションが明らかにガタ落ちになったのが観ていてわかった。
確かに、このYouTubeの企画計画、全てを仕切っていたのはアツシ氏だというのは誰の目にも明らかだ。
僕が後輩でも、絶対がっかりするだろう。
そこで僕は思った。
やはり、いつも何か楽しい事を企画し、計画し、発信し、そして行動出来る人になろう!
流行の発信基地になる。
渦の中心になる。
そして、面白きこともなき世を面白くするぞ!
2020年02月16日
押忍!乙です!
『押忍!オラ聖士。いっちょやってみっか』
10年ほど前、登山を始めて体重がするするっと減ってスリムになったのだが、ここ数年ですっかり元に戻ってしまった。
三年前、北アルプス奥穂高から西穂高に縦走している途中に滑落し、顔面を縫う怪我をしてから危険な登山はやめることにしたのだ。
運動しないで食べるばかりなもんだから、ブクブク太ってしまって最近ズボンがきつい。
『また痩せないとな〜、、、』
と、なんとなく思っているが、なかなか腰が思く、出不精のデブになっていたのだが、最近近くに良いジムを見つけた。
元K-1チャンピオンの『長島☆自演乙☆雄一郎(ながしまじえんおつ)』選手のジムが去年の12月に、私の実家のすぐ近くにオープンしていたのだ。
残念ながら長島選手が最も活躍していた2010年頃は、自分の中で格闘技ブームが下火になっていた時なので、長島選手の活躍をリアルタイムで見ていたわけではないのだが、アニメのコスプレをして入場するちょっと変わった、、、というか、どちらかというとイロモノ的な人といううっすらとした記憶しかなかった。

ただ、K-1王者になったほどの選手なんだから実力は折り紙付きである。
早速YouTubeで長島自演乙選手の試合を探して見てみる。
どれどれ、『長島自演乙』で検索すると、青木真也選手との試合が真っ先に上がってくるな。
青木真也といえば、寝技日本一の呼び声高い有名選手だ。残念ながらこの青木真也選手も、私の格闘技ブームが終わってから活躍した選手なので、試合は見たことがない。
私の格闘技ブームは昭和プロレス、そして桜庭選手と共に終わったのだ、、、。
まあ、とりあえず観てみようか。
長島雄一郎VS青木真也
https://youtu.be/0owCVR4vmJY
、、、も、、ものすごい試合やないか!!
こんなにスカッとする、試合はなかなかないし、カタルシスが半端ない!
これは見てない人は見ておくべき。後世に語り継がれる伝説的な勝負であると感じた。
もう、長島選手のジムに行くしかない!
すぐに体験見学の予約をして、大阪市平野区にある『02 gym(オツジム)』向かった。
約束の夕方6時少し前にジムに到着すると、なんと長島選手、いや今はジムのオーナーなので長島会長と呼んだ方が良いかもしれない、長島会長が自ら看板を表に出して準備しているではないか。
ビルの四階にあるジムに入ると、出来たばかりの綺麗なジムの中を、会長の一番弟子のルンバ君がお掃除して回っていた。
その日は、もう1人見学の女性がいたので、一緒に指導をしてもらう。
長島会長が、左ジャブ、右ストレート、左フック、前蹴り、膝蹴りなどの基本的な動きを教えて下さり、その後グローブをつけてサンドバッグを叩く。
思いっきりサンドバッグを叩いて蹴ると、すごくスッキリする!楽しい!ストレス発散!
その後、会長自らミットを構え、リングで3ラウンドのスパーリング体験。
1ラウンド2分でインターバル30秒の3セットなのだが、これがめちゃくちゃしんどい。
最後はフラフラになりながら会長の構えるミットに、左ジャブ右ストレート左フックのコンビネーションの後、左右のハイキックを10本ずつ。気分はK-1ファイター^_^
1時間ほどの体験で汗だくになった。
長島会長もすごく優しくて、面白い方だったので、速攻で入会を決めたのだった。
大阪市平野区にある『02gym(オツジム)』
https://www.02gym.net/
〒547-0033 大阪府大阪市平野区平野西6丁目5−27 4F
今すぐみんなもGOだ!!
半年後に痩せマッチョになった僕をお楽しみに!
〜終わり〜
2020年01月19日
最近ハマっている事
ズバリ、患者さんと無駄話をすること。
もちろん治療の前とか合間とかの、ほんの少しの時間だが、どうでも良い事を話してみるという試みをしている。
自分自身おしゃべりは苦手ではないが、患者さん相手に、いわゆる世間話とか気の利いた会話は、なかなかする機会がないのが残念ながら今の日本の医療現場の現状だ。
保険診療メインでは、やはり決まった時間になるべくたくさんの患者さんを診てナンボであるから、どうしても良い治療をするためには無駄話は削ぎ落とさねばならない。
しかしながら、わかってはいるが最近意識してそういう時間を作ることにしている。
僕は治療マシーンではないし、患者さんもモノではないのだから、やはりそこに人間ならではのウェットな関係も欲しいと感じる。
会話してみると、その人の意外な一面を発見できたりしてとても楽しい。物静かだと思っていたら意外とおしゃべり好きだったり、意外な趣味を持っていたり。
以前は無愛想でムスッとしているようにみえた若い女性が、会話を重ねていくうちにどんどん笑顔が増えてM-1のお笑いの話をしたり。
特に嬉しかったのが、近所に住んでいると思っていたら、実は以前職場が当院の近くで、今は転勤になって家も職場も遠方に引っ越したのに、わざわざ土曜日の休みに歯医者に来てくれていたというのがわかった男性。
この方も、世間話しなかったら気がつかないままだった。
歳をとって4回目の年男になって、若い時に気がつかなかった事に気がつく事ができた部分も多い。目は明らかに見えにくくなっているが、、、。『老眼』😭
最近は、患者さんと無駄話するのが楽しみ。その時も、やっぱり患者さん7、自分3くらいの配分で相手の話を引き出すような話し方を心がけたい。
もちろん話したくない患者さんは、そっとしておく。
これからも、いろんな経験を積んで、いろんな話題に対応できる懐の深い人間になりたいものだ。
2019年11月28日
コーヒー牛乳の思い出
僕はとにかくコーヒーが好きだ。
昼ごはんにカレーを食べたら、そのあとは必ずアイスコーヒーを飲みたくなる。

ホットではなく、アイス。
冬でもアイスコーヒー。
ミルクとガムシロをたっぷり入れる。
寒くなって身体がホットコーヒーを欲するようになったら、すなわちそれは僕にとって老いである。
夏になって、近々に冷えて汗をかいた銅のマグカップで飲むアイスコーヒーは最高。
だから、僕は本格的なコーヒーが好きなんではなくて、あの甘いコーヒー牛乳が好きなんだと思う。
昔、小学生の時に通っていた学習塾で、夏休みに朝から晩まで塾に缶詰になっていた時、夕食休憩で近くのスーパーにご飯を買いに行くのだが、毎日ご飯代として500円もらっていた。
友達はマクドナルドのハンバーガーや、スーパーで巻き寿司などを買っていたが、僕はその時1リットルの紙パックのコーヒー牛乳を二本買い、コーヒー牛乳を2リットル飲んでいた。
塾の先生からは、
『中野!お腹壊すぞ!』
と注意されたが、僕は適当にあしらっていた。
今となっては良い思い出であるが、小学生とは、時に訳の分からない事をするものである。
2019年09月04日
『2019 夏 クロカワ北アルプスに散る!』
今年のお盆休み、やっぱり山に行きたい。
2年前に奥穂〜西穂高の縦走で滑落してからは、身の程を知りもう危険な岩場に行くのはやめた。(奥穂西穂の縦走は毎年死者が出ている。ちなみに今年もすでにお一人滑落して命を落とされた。ご冥福をお祈りします)
これからは、ゆるふわでチャッピーなハイキングで行く。
そういうわけで、今年は北アルプスの再奥部にある水晶岳を目指す事にした。
与えられた時間は三日間。
できれば4日は欲しいが、3日しかないのだから行くしかない。人生は長いようで短い。
今回の山旅は、灼熱の炎天下にテントを背負ってとにかく歩きまくる。
こんな罰ゲームのような山旅をに付き合ってくれる人間は少ない。
小学校からの友人黒川(通称クッチャ)に電話する。
『今年のお盆休み、山行けへん?』
『いくいく』
二つ返事でオッケーをもらう。
この男だけは裏切らんな〜。
結婚しても、まったくブレない。
サイコーやで。
予定を済ませたあと、日曜日深夜に大阪を出発し、午前4時半に長野県新穂高温泉に到着。
駐車場は激混み。
みんな山好きやなー。
登山口から離れた、ロープウェイの鍋平駐車場に誘導される。
ここからだと往復1時間のアルバイトだが仕方ない。
5時半に駐車場のゲートが開き、無事空きスペースに車を止め、いざ出陣!しかし、学生時代に遅刻回数1位と2位のクロカワ&ナカノコンビのため、だらだらとしてなかなか出発せず。気がつくと6時半を過ぎていた、、、。
そして晴天の中、俺たちの山旅が始まった。
本日の目的地は、双六小屋(すごろくこや)のテント場である。
コースタイムは7時間半。
もし、体力に余力があればその先の三俣小屋まで行ければ2日目以降がぐっと楽になる。
行くしかない!
しばらくはなだらかな道が続き、わさび平小屋の流水で冷やされたトマトを横目に黙々と歩く。
帰りはここで絶対ソーメンを食べるぞ!と心に誓う。
2時間ほど歩き、ようやく登りが始まる。
暑い!
いや、熱い!といった方がふさわしい、灼熱地獄。
照りつける太陽で、肌がジリジリと焼かれ、とめどなく汗が流れ出る。ジワジワと体力が削られる。
4時間半ほど歩き、やっと最初の休憩スポット、鏡平小屋でカキ氷を食べる。
生き返る〜!!
しかし暑さのせいで、あっという間に氷はぬるい砂糖水に変わる。
重い足を引きずりながら、渋々出発する。
延々と続く登りに、心が折れそうになる。
途中、雪解け水が流れ込む沢で給水と休憩。
だましだまし進む。
体力抜群で、普段あまり疲れたと言わないクロカワがしきりにシンドイと言う。
確かにこれは尋常じゃない暑さだ。
何度も折れそうになる心に鞭打って急登を登り上げると、ついに稜線に出た。樹林帯を抜けると、直射日光に照らされるが、そのかわり風が抜けて気持ち良い。
ここからはアップダウンが減り、少し歩くのが楽になる。ここまでくると景色を見る余裕も出る。
やはり北アルプスまでやってきてよかった。
そして行動開始から約9時間、ついに目的地の双六小屋に到着した。この時点で午後3時を回り、二人とももうこれ以上先に進む元気はなかった。
お盆ということもあり、こんな山奥のテント場は満員御礼です。なんとかスペースを見つけ、テントを張り受付を済ます。
そして2人で缶ビールを買い、乾杯をした。
震えるほど美味い😋
しばらく景色を堪能したあと、夕食の準備をする。
クロカワは、クソ重たいのにホットサンドメーカーを担いで来ていた。スーパで購入したハンバーガーにアボカドを挟み、非常に美味しそうな飯を食っていた。酒はなぜか焼酎。
自分は湯だけ沸かして、アルファ米にレトルトカレーとチキンラーメン。酒は疲れ過ぎて飲めなかった。
さて明日からどうするか、、、、。
2人で相談の結果、水晶岳は諦めて、すぐ横の双六だけに登り明日下山しようという事になった(超軟弱)。
百戦錬磨の我々だが、今回の暑さは異常だった、、、。水晶は諦めて、体をいたわる事にした。こんな選択ができるようになったのも、大人になった証拠だな、、なんて言いながら、早々にテントに戻りシュラフに潜り込んだ。
汗くさいTシャツを脱いで、テント内の細引きに吊るして乾かす。身体がベタベタして気持ち悪いし、日焼けがヒリヒリするわぁ〜。もう、山男なんて返上だな、、、。
斜めでゴツゴツした場所しか空いてなかったんだけど、疲労とビールで、あっという間に眠りに落ちた。
よく朝目が覚めて、肌寒いので上着を引っ掛けた。
クロカワと2人で双六岳に登る。往復2時間の朝の散歩。
本日も晴天なり。景色は最高で、ほんとに来てよかった。嬉しくてまたマリオジャンプした。
頂上からは、北アの盟主槍ヶ岳から、大キレット、そして2年前に滑落したジャンダルムから西穂に続く尾根。反対に身を向ければ薬師岳や、黒部五郎、鷲羽岳も見えて、ほんとに震えるくらいマンダムな景色だった。生きててよかった。
そして小屋に戻りテントを撤収して下山開始。
帰りも灼熱地獄。
フラフラになりながら、後ろを振り向くと、さっきまで居たクロカワが登山道から突如と消えたと思ったら、崖下から原住民のように草を掴んで現れたりと、デビッドカッパーフィールドばりの消失トリックを見せつけたられたりと、今回も色々とあったが、なんとか2人とも無事下山した。
途中でわさび平小屋でしっかりそうめんも食べ、温泉に入って長野を後にした。
今度は涸沢に紅葉を見に行きたい。
クッチャ、付き合ってくれてありがとう。
また行こうや。
追伸 、有馬さん!アップしましたよ!北アルプスにに感動したらコメント下さい(^.^)
2019年07月16日
お父さんの匂い
『お父さんの匂い』
我が家は、私と妻と息子の三人家族だが、寝るときの組み合わせが少し変わっている。
普通は、
『家族三人「川」の字で同じ部屋で寝る』
もしくは、
『お母さんと子供が同じ部屋で寝て、仕事で帰りの遅いお父さんが別の部屋で一人で寝る』
のどちらかのパターンが多いと思う。
しかし、我が家では、
『お父さんと子供が同じ部屋で寝て、お母さんだけ別の部屋で寝る』
という、あまり周りでは聞かない組み合わせである。
もちろん子供が乳飲み子の間は、妻と息子と同じベッドで寝ていたが、子供がある程度夜中に起きなくなって、まとまった時間寝られるようになってからは、自然と今の組み合わせになっていた。
なので、うちの息子は全くお母さん子ではなく、小学生になった頃から、どちらかというとすでに母親から独立している感じがある。
この点は、私は妻に非常に感謝している。
仕事が早く終わった日は、夕食の後、子供と一緒に風呂に入り、ドライヤーで髪を乾かし歯を磨き、読み聞かせをしながら、夜10時には息子と一緒に寝るという日々を送っている。
最近は『マインクラフト』というゲームの小説を読み聞かせている。
毎日、数ページ読んでいるうちに息子は寝ている。私は息子と一緒に寝ることが出来てとても嬉しい。
そんな息子であるが、たまに私の枕に顔を埋めて匂いをかいでいる事がある。
オッサンの加齢臭満載のマクラの匂いなんて、普通は誰も嗅ぎたくないのだが、息子はあまり臭く思ってないのだろうか?
それを見ていて、自分も昔、父親の枕の匂いをかいでいたのを思い出した。
父の整髪料と体臭の混じった独特の匂いが好きで、よく枕に顔を埋めていた。
僕の息子も、あの時の自分と同じような気持ちで『お父さんの匂い』を感じているんだろうか?
もうすぐ、父が亡くなって一年が経とうとしている。
終わり
2019年07月13日
CT と歯科治療
数年前から当院でもCTを導入し診療に役立てている。
インプラント手術の時に、安全な位置にインプラントを入れるためにCTは必需品である。
2005年に初めて当院でインプラント手術を行った時から一貫してCT 撮影は行ってきたが、その時は近くの総合病院までCT を撮りに行ってもらっていた。
当時歯科用CTは非常に高価であり、3000万円以上したのでとても買えなかった。
現在は価格もこなれてきて、2年前にやっと当院でもCTを導入することが出来た。
このCTであるが、インプラント治療や親知らずの抜歯以外でも非常に役立つ。
何かというと歯の根の治療の時である。
先日も、明らかに虫歯でもなく、歯の治療痕もないのに、上の奥歯の横に瘻孔(ろうこう)という膿の出口が出来ている患者さんが来院された。
レントゲンを撮っても、いまいち根の先に影があるかどうか微妙である。電気歯髄診という微弱な電流を流して神経の生存を確認する方法をとってみても反応が微妙である。
そこで確定診断を得るために、患者さんに了解を得てCTを取らせてもらったら、治療もしておらず、虫歯でもなんでもない歯の先に大きな骨欠損像が確認された。
これで自信を持って、根の中の治療をすることができた。噛み合わせの面から上の奥歯を削っていくと、やはり神経は死んでいた。
この方は極度の歯ぎしりがあり、おそらくそれが原因の一つだろうと思う。
以前だと分からなかったものが、どんどんわかる道具が出来ている。
歯科医も経験と勘に頼るのではなく、新しい道具や治療技術などを取り入れて日々進歩していかないと、取り残されてしまう。
『現状維持は後退』
僕の師匠の言葉である。
2019年07月06日
MDの想い出
仕事場の整理をしていると、昔のMDが出てきた。
20年以上前のもので、今時の若者はもしかしたらMD自体を知らないかもしれない。
当時、CDをツタヤで借りてきて自分だけのベストを作るのに没頭していたものだ。
MDに入っていた音楽を聴くと、当時付き合っていた彼女とよく聞いた曲や、その時の日常が色鮮やかに思い出される。
MDが出た当初は、『なんて画期的なものが出たんだ!』と思ったものだが、それから数年してiPodが出現し、MDは瞬く間に駆逐されてしまった。
カセットテープと比べると、短い天下だった。
ところで今まで知らなかったのだが、MDはSONYが開発した日本独自の製品で、世界では全く売れてなかったらしい。
その当時はてっきり世界標準だと思っていたのだが、まさか日本だけのガラパゴス的産物だとは。
つくづく、日本人というのはすごいなと思う。
軽自動車も日本だけのものだし、モノを小さくすることに命をかけている。
大きいことはいいことだ!というアメリカと正反対で、そういう精神、僕は好きだ。
職場の二階で現役で頑張っているMDラジカセで、久しぶりにグリーンデイ のニムロッドを聴く。
20年ぶりに聴くリダンダントは、やはり名曲だと思った。