2010年06月10日
チェアエクササイズ初級指導者養成講習会
器具を使わないでできる「座位での介護予防運動」
チェアエクササイズ初級指導者養成講習会
2010年6月6日(日)10:00~17:30
主催:全国柔道鍼灸協同組合
会場:ミナト医科学株式会社
今回の講習は柔道整復師、鍼灸師が所属する協同組合様の主催で実現しました。
当協会会長 竹尾が講師を務め、「治療院や併設の介護施設などで、健康教室やリハビリとしての運動指導を学びたい」というとても熱意のある方々がご参加くださいました。
理論の時間には、介護予防においての指導者の役割からチェアエクササイズの基礎理論までしっかりと学習していただきました。
すでに介護施設を開設されている方などは、現場をイメージして理解されておられるのか、メモを熱心にとられたり、深くうなづきながら聞き入っておられました。
治療院での健康教室を想定した体験クラスでは、参加者となってチェアエクササイズを実際に体験され、主観的な運動強度や楽しさを実感していただけました。
次第に掛け声も大きくなり笑顔が出る中、「これは使える!」などと同じ施設のスタッフ同士で話す姿も見られました。
午後からは、本格的に指導法と演習の時間でした。
タイミングよく次の動きの指示を出す練習などを行い、「難しい〜」という声も聞かれましたが、一生懸命練習されていました。
今日、この日が初めての指導体験となった方も多い中、積極的に練習をする姿があちらこちらで見られました。
最後は修了確認のテストもあり、ほどよい緊張感をもって挑戦していただきました。
運動を指導することを経験していただく、貴重な時間となったと思います。
6時間という長丁場でしたが、最後までご参加いただきありがとうございました。
本当に運動が必要な人々が多くいらっしゃる、皆さんの現場において今回学んだ「介護予防」の観点から、運動指導に携わり、現場で経験をつんでいただきたいと思っています。
また、講習会でお会いできることを楽しみにしています。
講習会を主催いただいた組合のスタッフの皆様、会場を提供いただきましたミナト医科学様、そして社員の皆様、誠にありがとうございました。
認定インストラクターの福本さんもアシスタントとして、サポートありがとうございました。
草山 仲宗根