2017年12月07日

人間の探究 913 立正安国論の意義

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※中杉弘著『立正安国論講義』これを読めば、立正安国論がわかります。

人間の探究 913 立正安国論の意義

 日蓮大聖人様の仏法を学ぶにあたり、一番大事なことは何でしょう。唱法華題目抄・立正安国論・開目抄・観心本尊抄・法華取要抄・撰時抄・報恩抄・四信五品抄・下山御消息・本尊問答抄の「御書十大部」があります。その中で大事なことを説かれています。その他に御消息文というお手紙を信者に差し上げて、その中に経典の意味が書かれています。
日蓮大聖人様の仏教の中で、何が一番大事なのでしょうか? これがみんなわからなくなってしまい、悩んでいるのです。
 何故かというと、日蓮大聖人様はある時は「天台沙門」と言われています。ある時には、「真言密教第27代の教祖だ」とも言われています。日蓮大聖人様は、「御坊様はどのような身分なのですか?」と聞かれると、「天台宗の学僧である」という意味で、「天台沙門」と書いたのです。
 或は、「真言宗の修行をして奥義を極めるのが目的だ」という場合、「真言密教第27代教祖だ」と言われたのです。日蓮大聖人様は、相手に応じて、坊さんの場合は天台沙門といい、一般の庶民の場合には他の言い方をしています。
 自らが「聖人である」とは、一言も言っていません。だからわからないのです。「十大部御書」には大事なことが全て書いてありますが、総合的に学んでも結論が出てきません。
 日蓮大聖人様の仏教と、それまでの仏教の違う点があります。日蓮大聖人様の仏教には「国」ということが入っています。それまでお書きになられた唱法華題目抄などは「国」が入っていません。
 日蓮大聖人様が39歳のときに立正安国論を書かれたのですが、それから2度内容を変えられています。細かいところを2度加筆されて「立正安国論」は、3本あるのです。
 「仏教を学ぶ」ということに、日本国は関係ありません。仏教は自分が成仏するためにあるのです。仏教とは「成仏」ということが第一義にくるから、国のことなど関わり合っている暇はないのです。
 しかし、日蓮大聖人様は「立正安国論」という御書を書かれたのです。「安国」と言われているのですから、国が大事です。国が安らかでなく戦争や地震が来たら、仏教どころではありません。そのような意味です。
 正しく仏教を修行しようと思えば、まず、「安国をすべからくはからえ」ということです。国が安国でなければ、仏教などやっていられません。「安国の書」があって、これが貞観政要(じょうかんせいよう)です。日蓮大聖人様は、ひと時も離さず、貞観政要をもっていたのです。
 貞観政要(じょうがんせいよう)は、唐代に編纂された太宗の言行録です。題名の「貞観」は太宗の在位の年号で、「政要」は「政治の要諦」という意味です。全10巻40篇からなります。
 太宗の治世を「貞観の治」と言い、この時は国がよく治まったのです。その王様に臣下が質問するのです。「国はどのようにしたら、治まるのでしょうか?」第一番の質問が、「創業と守勢はいずれがかたきや?」という質問です。
 それに対して王様が「創業は安く、守勢は難し」と答えたのです。国を造るのは易しいのですが、あとが続きません。貞観の治は長く続いて、後世の範とされているのです。それを日蓮大聖人様はいつも持っていらしたのです。「もっともだ」と思っていたのです。
 日蓮大聖人様は、信者さんの指導に貞観政要をよく使われていました。「国」が大事です。日蓮大聖人様は「国とは何か?」と考えられたのです。国には、くにがまえの中に「玉」と書いて国です。我が国では天皇のことです。それから、地域の「域(いき)」を入れた國があります。これは土地の国です。それから、くにがまえに「民」と書いた国があります。この3つの国を日蓮大聖人様は書き分けています。
 「国とは何でしょう」王様も国、地域も国、そこにいる民も国です。この3つのものが一つになったときに、国が治まるのです。
 さらに日蓮大聖人様は「正法を建てなさい」と言われています。「立正」とは、国に「正(せい)」を建てることです。正が建てば、国が安泰になります。
 では、我が国に仏教が入っているけれども、仏教の正とは何でしょう。念仏が仏教でしょうか。禅宗が仏教でしょうか。律宗が仏教でしょうか。真言密教が仏教なのでしょうか。何故、こんなに正しいと思うものがたくさんあるのでしょう。これはおかしいのです。
 ちゃんと整理して「何が正しいのか?」ということを、「明らかにして教えましょう」ということが日蓮大聖人様の仏教ですその結果、日蓮大聖人様は「法華経である」と言われたのです。「妙法蓮華経というものが、仏教の究極の姿であり、これ以外に仏教はない」と悟られたのです。
 国に建てる仏教は南無妙法蓮華経しかありません。これがわかれば国は安泰になるのです。天皇陛下が保つ仏教も南無妙法蓮華経しかありません。
 国主である天皇が正しい法を保つならば、この国は安泰になり、民も力を得て豊かになり、災難も起きません。これが立正安国論のご精神です。これを学ばなければいけません。これが順序と大事な点です。
「日蓮大聖人様の門下だ」と言うならば、これをしっかりと学ばなければいけません。本当の極意に到達しなければ、日蓮大聖人様の弟子とは言えません。正理会はここのところをしっかりとやっているから、間違えないのです。「なるほど、国があるのだな」とわかってくるのです。
創価学会・公明党がやっていることは、「仏法は平等を説く。韓国人も日本人も差別してはいけないのだ。同じく仏性をもった人間なのだ」という考えです。ああそうですか。世界中に日本の悪口を言って、ありもしないウソを世界中に広めている韓国は日本のお友達ですか? 違うでしょう。この区別が大事です。
北朝鮮は、この平和な日本に「原爆を撃ち込むぞ!」と脅迫しています。これが御友達なのですか? 良い人たちなのですか? 違いますよね。お友達とは言えません。言えない人まで「同じ人間だから」と考えて、「仲良くしましょう」と言うのでしょうか? このような考えになってしまいます。
公明党の山口那津男は韓国にペコペコ、中国にペコペコ、こんなことはダメです。これはちゃんと総別の二義で見ないとわかりません。総別の二義をもって言えば、生命は一つで、皆同じものが現れたものです。別して言うと、生命は全て違います。
これは無量義経に書いてあります。無量義経徳行品第一品に、「無量義は一法より生ずる」と言うのですから、一つのものが現れたのです。
 具体的な例で言うと、猿と人間は違います。豚と人間は違います。明らかに差があるので、豚と人間を同列に論じることはできません。人間同士でもそうです。人間の中には、それぞれ差別があります。ウソつきの朝鮮人と日本人は一緒にできません。
 そのようなことを間違えると国は滅びます。これが「日蓮を用いるとも悪しく敬わば国滅ぶべし」という意味です。区別するべきところは区別しなければいけません。勉強ができる子は頭がよいのです。馬鹿も、頭の良い子も一緒にしていたら、頭の良い子はいなくなってしまいます。
 それと同じで、日本民族と他の民族の区別をしていくのが当たり前です。「日本人とは何か?」というと、一番目に皇室を尊敬することです。二番目に2800年の世界一の歴史を誇ることです。三番目にこの素晴らしい日本国のために仕事を通して利心(とごころ)を磨いていくことです。
 この3つの精神があるならば、日本人と言えるのです。帰化人だろうが、この3つの精神をもっていれば「貴方は日本人だね」と言えるのです。皇室を尊敬して、日本の歴史を尊敬して、日本のために一生懸命働き、利心(とごころ)を磨いていくならば、これは立派な日本人です。民族は関係ありません。帰化したなども関係ありません。
 反対に日本籍で日本人の血筋をもっていても、「シナが素晴らしい」「韓国は素晴らしい」「差別はいけない」とわめいているのは、日本人ではありません。
 「皇室が差別の根本だ」「日本の歴史くらい悪い歴史は無い。何故ならば侵略の歴史だ」このようなことを言っている奴は、血の流れは日本人でも日本人ではありません。
 そのような違いが立正安国論を学ぶとわかってくるのです。そこまで勉強していかなければいけません。しかしこれはまだ入り口論ですから、まだまだです。


■日蓮大聖人様の「御書十大部」
唱法華題目抄 ―文応元年(1260)五月二十八日 三十九歳
立正安国論 ―文応元年(1260)七月十六日 三十九歳
開目抄 ―文永九年(1272)二月 五十一歳
観心本尊抄 ―文永十年(1273)四月二十五日 五十二歳
法華取要抄 ―文永十一年(1274)五月24日 五十三歳
撰時抄 ―建治元年(1275)六月十日 五十四歳
報恩抄 ―建治二年(1276)七月二十一日 五十五歳
四信五品抄 ―建治三年(1277)四月初旬 五十六歳
下山御消息 ―建治三年(1277)六月 五十六歳
本尊問答抄 ―弘安元年(1278)九月 五十七歳


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この記事へのコメント

1. Posted by jxq   2017年12月07日 06:59
いつの世も、歴史を動かしてきたのは、書かれた言葉ではなく、話された言葉です。by Adolf Hitler

初期の創価学会も、会長たちが御書を話題に話した言葉(演説)が、組織を大きくした原動力でした。
2. Posted by 主任教授 さえこ   2017年12月07日 09:34
5 今日の講義「立正安国論の意義」拝読しました。

御書十大部、今の創価学会員はチンプンカンプンでしょうね。

>日蓮大聖人様の仏教の中で、何が一番大事なのでしょうか?

この結論がみんなわかっていません。
創価学会は拝金主義の池田大作を拝み、
大石寺は板本尊を「絶対だ」と言って信者に拝ませています。

「板本尊しか救われない」と言ったら、「阿弥陀仏にすがるしか救われない」と言っている念仏と同じです。

念仏と板本尊の違いを日蓮正宗法華講の樋田昌志君、答えてみなさい!

日蓮大聖人様の教えはそんな狭量な教えではありません。
「板本尊を信じない人は救わない」という仏教などないのです。

「日蓮大聖人様の教えのご真意とは何か?」ということから考えていかないと、みんな結論を間違えてしまうのです。

仏教を修行するのに、国が戦争をしていたら、仏教の修行をすることはできません。
まず、国が安泰でなければいけません。

日蓮大聖人様の仏教にはちゃんと「国」が入っています。

その国の国主と国民が保つ法が南無妙法蓮華経です。
これを中杉博士から、きちんと学んでいきましょう。
3. Posted by 空の上から   2017年12月07日 13:00
以前にも書きましたが、

国がなくて さすらう外国の大衆の姿を
何度か テレビでみました。

日本人が 同じことに
ならないことを切に願います。

日本国が消えたら ほら 大変です。

一大事です。

このことを思うと
はるか昔に

ちゃんと 日本国のことを
真剣に考えた人物

日蓮さまは 偉大だと思いました。

中杉博士の『仏法の原理』を
ただいま手にしました。

すこしずつすこしずつ 進みます。


4. Posted by 青山   2017年12月07日 14:11
5 御講義有難うございます

国に立てる仏教は南無妙法蓮華経で天皇が保つならば国は安泰、民は力を得て災難も起こらないという事と韓国や中国と日本は違うというように区別はしなければいけないという事から創価学会と山口那津男がやっている事が間違っているという事がよく分かります
5. Posted by 読者   2017年12月07日 19:06
>3
中杉博士の『仏法の原理』

私も拝読しましたが、大変良いご著書です。
6. Posted by 弥生   2017年12月07日 20:14
>正しく仏教を修行しようと思えば、まず、「安国をすべからくはからえ」ということです。国が安国でなければ、仏教などやっていられません

当然のことのように思えますが、大変重要であると感じます。

だからこそ「国家意識」のない、天皇陛下を敬わない学会、大石寺、顕正会は邪教になってしまうのです。
7. Posted by Vega   2017年12月07日 20:16
>日蓮大聖人様
指導に貞観政要をよく使われていました

学会、大石寺、法華講のサイトでは、「貞観政要」など見当たりません。
8. Posted by ASUKA   2017年12月07日 20:19
>7

そうですね。

さらに本日のご講義にある「総別の二義」もありません。

山口が「韓国にペコペコ、中国にペコペコ」になるのも当然ですね。

9. Posted by 一国民   2017年12月07日 20:22
>「日本人とは何か?」

一番目に皇室を尊敬すること
二番目に2800年の世界一の歴史を誇ること
三番目にこの素晴らしい日本国のために仕事を通して利心(とごころ)を磨いていくこと

邪教の学会、大石寺、幸福の科学、教祖・幹部と会員はこの正反対ですね。

10. Posted by 通行人   2017年12月07日 20:24
>1
組織を大きくした原動力

学会が巨大組織になったのは、戦後、GHQが神道教団を弱めるため、朝鮮人の教団、朝鮮人池田の仏教教団に多額の資金が流れたからではないですか?
11. Posted by 佳子   2017年12月07日 20:35
中杉博士、本日もご講義有難うございます。

>総別の二義

よく学会婦人部員などが「学会の幹部の皆さんは東大、京大卒の高学歴だから」などと言っていますが、この山口のようでは「高学歴」イコール「真の意味での知性や仏眼」が備わっているとは言えません。

博士のように「正理」を追求され、そして日々博士より「正理」を学ぶことによってのみ、何事・何者に対しても判断を間違えない「真の意味での知性や仏眼」、最高判断が出来るようになり、本日のご講義「総別の二義」はじめ、日蓮大聖人様のご真意を明らかにされることが出来るのだと思います。
12. Posted by 空の上から   2017年12月07日 22:10
> 国が安国でなければ、仏教などやっていられません


たしかに 日々の生活に追われますから
そのとおりだと いいたいのですが、

さいきん 気が付いたのですが、
日々の生活の中で

なにかと いろいろと
自分の言動に対して

鑑みるカンガミルことは できるじゃないか?


このように気が付きました。


カンガミルとは 鏡のことだよと
博士は どこかで 言われてました。

三種の神器の一つの鏡・・・・・


日々の苦しい悩みの多い生活の中だからこそ、
ついつい考えてしまう

離婚も我慢してしないで、

自分のことを省みることに決めました。


博士の一言で 楽になりました。

鏡・・・・鑑みる・・・ですね。
13. Posted by 古都   2017年12月07日 23:42
>「国とは何でしょう」王様も国、地域も国、そこにいる民も国です。この3つのものが一つになったときに、国が治まるのです。

聖徳太子の一族が滅びたのも、「国」が抜け落ちたからだと、納得が出来ます。日本が世界最古の国家であるのも、3つが1つに保ってこられたからですね。国を教えない学会は、大聖人様を悪しく利用しており、池田や幹部の末路は哀れなものです。

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