2019年08月20日

人間の探究 1349 世皆正に背き人悉く悪に帰す

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※蒙古の軍船は高麗人が造ったのです。「日本を攻めましょう」と言ったのは、高癩人(朝鮮人)です。蒙古の王様に「東の国に金持ちの国があるから、あの国を攻めましょう。日本は強いから軍勢をそろえていかないとダメですよ」と言うと、「では船をお前が造れ」と言われてしまったのです。蒙古人は騎馬民族ですから、船などできません。だから高麗人に「お前が船を造れ」と命令したのです。

人間の探究 1349 世皆正に背き人悉く悪に帰す

 「世皆正に背き人悉く悪に帰す、故に善神は国を捨てて相去り聖人は所を辞して還りたまわず、是れを以て魔来り鬼来り災起り難起る言わずんばある可からず恐れずんばある可からず。」(立正安国論)

 今日は日蓮大聖人様の有名なお言葉である、『立正安国論』について述べたいと思います。日蓮大聖人様は、『立正安国論』を一生涯の間に3度書かれたと言われています。一度は、39歳で書かれた『立正安国論』と晩年に書かれたものを直したのです。だから、最後に書かれた『立正安国論』が一番良いとわかります。晩年に書かれたものは、後世に残すためです。
 日蓮大聖人様の仏法は、『立正安国論』に始まり、『立正安国論』に終わると言われています。「日蓮大聖人様は何をなされたかったのか?」というと、『立正安国論』です。「この国に正(せい)を立てて、国を安らかにする」ということです。
 この場合の「正(せい)」とは、仏法ということです。条件は正しい仏法です。「正しい仏法を立てるならば、この国は安らかになるであろう」ということです。当時、仏法は日本国中にあふれていたのです。禅宗・念仏・真言・律宗が入っていたのです。これは、正しくない法です。
日蓮大聖人様は全ての経典を読まれて、正邪を建てられて「どちらが正しいのか?」ということを研鑽されたのです。仏教全体を見通して、「仏教の正義とはこれだな」ということがわかっていたのです。
この国の正義とは、南無妙法蓮華経ということです。念仏の「南無阿弥陀仏」や、禅宗で座禅を組んで空を悟ろうと澄ましていたら、そんなものは国の法になるわけがありません。律宗の250戒を守っていたら、国の法になるわけがありません。律宗は250戒あり、「片手でご飯を食べる」「顔は何回で洗う」「音を立てないで静かに歩く」「布団は1枚で寝ろ」などという戒律があるのです。そんなものが国の法になったら、大変なことです。国は滅びてしまいます。
日蓮大聖人様は、全ての宗教を研究されて、「この国に建てる宗教は法華経である」と言われたのです。日蓮大聖人様の御内証心では、「南無妙法蓮華経という大法を建てる」と、思われていたのです。それ以外にこの国を救うことはできません。
考えてみるがよいのです。538年に日本の国に仏教が入ってきて、蘇我氏と物部氏が仏教派と神道派に別れて対立して、物部氏が負けたのです。それから、怒涛の如く仏教が日本に入ってきたのです。
神社しかなかった日本に仏閣が立ち並ぶようになったのです。これを仏教雑乱といいます。「仏教とは何か?」ということがわからないのです。念仏もあれば真言もあれば禅宗もあれば律宗もあります。仏教は雑乱して国の根本の教えが定まっていません。
聖武天皇は大仏を造り、「この大仏を造れば国から災いがなくなるだろう」と思い、国の3分の2の銅銭を鋳つぶして大仏を造ったのです。当時、日本で最初に造られたお金は和同開珎(708年)です。
銅銭を全て回収して鋳つぶして大仏を造ったのです。そのすごさがわかるでしょう。国中から何トンという金を集めて大仏に塗りまくったのです。国をあげての大事業です。聖武天皇は「毘盧遮那仏を立てるならば、国は仏法の力で治まるだろう」と考えたのです。
それで「これで我が国も平和な時代が来るであろう」と大仏開眼(752年)をやったのです。ところが、聖武天皇は雷に打たれて死んでしまったのです。あんな立派な大仏を建てたのに、どういうことでしょうか? それは、日本の神が怒っているのです。
日本の神々をないがしろにしておきながら、国中のお金を溶かして大仏を造ったのです。神様はどうしたのでしょうか? 伊勢の大神宮の神様はお金など使いません。伊雑宮へ行けばわかります。神様は自然体です。神社の原型は伊雑宮にあります。
伊勢神宮は江戸時代にお伊勢参りが流行ったので、大神宮になっていますが、原型は伊雑宮です。神社の原型は素朴なものです。それが金ぴかの大仏を造ると、庶民は大仏のほうに目が奪われてしまうのです。
「うわー、凄い大仏だ。有難いな」と庶民が拝んでも、大仏を造った聖武天皇ご本人は雷に打たれて死んでしまったのです。まさにこれは神罰です。それから大仏は何回も火事にあって焼けているのです。そのたびに、大仏を修復するのです。大仏を修復するとまたよからぬことが起きてくるのです。
そのようなことをずっと繰り返してきて、日本の仏法というものが雑乱してわからなくなってしまったのです。仏教だけでも雑乱しています。阿弥陀経があり、大日経があり、大般若経があり、涅槃経があります。みんな違うことを言っているように見えるのです。
何が国教なのでしょうか? 国には国教がなければいけません。キリスト教国には、聖書があります。アメリカ大統領は聖書の上に手を置いて、「聖書に誓ってアメリカ大統領の職をまっとうします」と宣誓するのです。日本もそのようなことをやらなければいけません。
ところが日本では、天台宗があり、真言宗があり、禅宗があり、念仏宗があり、誰がこの国の指導者なのでしょうか? 天台宗の管長が天皇に仏教を教えるのです。だから管長は天皇よりも位が上なのです。天皇が上皇になるとお寺に入るのです。位は高いのですが、仏教をわかっているわけではありません。仏教が雑乱しているのです。
真言宗は高野山真言宗 総本山金剛峯寺がり、鎌倉には禅宗のお寺が沢山あります。念仏は西本願寺と東本願寺があります。
何が仏教なのかわけがわかりません。わけがわからないのですから、国の教えになるわけがありません。「座禅をしなさい」というのが仏教ならば、壁に向かって8年座るのでしょうか? これが国の教えなのでしょうか? そんなことが国の教えになるわけがありません。「壁に向かって黙って8年座る」など、こんなことをやっていたら国が滅びてしまいます。そんなことはあり得ないのです。
念仏の信者は西方極楽浄土が頭にあるのです。念仏の信者は西方極楽浄土に逝きたくて仕方ないのです。そのようになってしまうのです。こんなものはダメなのです。国が大きな阿弥陀仏をつくり、「南無阿弥陀仏」などとやったら、この世は穢土になってしまいます。東條英機首相は念仏の強信者です。神国思想より念仏思想が勝ってしまった結果、日本は焼け野原になり終戦したのです。まさに東條英機の念仏思想が実現してしまったのです。
 実際、宇治の平等院があり、それに近いことをやっているのです。そんなものが国教になるわけがありません。真言密教の大日如来を国民が拝むのでしょうか? 真言密教はウソつきで、どうしよもない邪教です。こんなものを拝むと国が滅びるのです。
 仏教の一番良い教えとは何でしょうか? 仏教の一番良い教えは、国民一人一人が幸せになり、国も豊かになり、平和にならなければいけません。それが正法と言うのです。「国だけ良ければ良い」と言うのではありません。「個人だけ良ければ良い」と言うのは創価学会です。
 国が良くなり、個人も良くなり、しかも世界に平和をもたらしていくような教えを国教にしなければいけません。「この国教に当たるものが法華経です」と日蓮大聖人様は言われているのです。
 それが我が国の仏教の筋道です。だから、立正安国です。「国に正を立てる」とは、そのようなことです。そうすれば、自然に国は安国になります。それを日蓮大聖人様の一生の間に、何度も何度も考えられたのです。
 考えれば考えるほど、この考えに間違いはありません。日蓮大聖人様は、三度に渡って『立正安国論』を説かれたのです。国が正しくない法を立てるならば、災難が起きてくるのです。日蓮大聖人様の他国侵逼難の予言は当たってしまうのです。蒙古が本当に日本に攻めてきたのです。日蓮大聖人様は何回も鎌倉幕府を陳情しているのです。
 「法華経を立てて、国の法を定めなさい」と言われているのです。それを鎌倉幕府は「日蓮、何を言っているのだ」と相手にもしないのです。日蓮大聖人様が、「この国は他国から攻められますよ」と言うと、鎌倉幕府は「誰が攻めてくるのじゃ? 海を越えて攻めてくるものなどおらんぞ!」と言うのです。
 他国侵逼難です。日蓮大聖人様は、「この国は他国により侵略されるのだ」と言われたのです。何度も言われているのですが、誰も聞く耳を持ちません。そこに蒙古の使者が来たのです。「蒙古に服従しなさい」と言うのです。「どうしますか?」と聞かれて、そこで北条時宗は偉かったのです。「蒙古の首を斬れ!」と言ったのです。問答無用で蒙古の使者の首を斬ったのです。
 蒙古の使者は、「屈服しろ。蒙古の支配下に入れ」と何度も来たのです。北条時宗は、蒙古の使者が来るたびに首を斬ってしまったのです。「お前らの下には入らんぞ。蒙古の使者の首を斬ればわかるだろう」と思ったのです。
 日本が言うことを聞かないから蒙古は「船を造れ」と言ったのです。ところが、日本を攻めましょう」と言ったのは、高麗人(朝鮮人)です。蒙古の王様に「東の国に金持ちの国があるから、あの国を攻めましょう。日本は強いから軍勢をそろえていかないとダメですよ」と言うと、「では船をお前が造れ」と言われてしまったのです。蒙古人は騎馬民族ですから、船などできません。だから高麗人に「お前が船を造れ」と命令したのです。
 高麗人が船を造り、高麗人が日本を攻めることになり、攻めてきたのですが結果的には日本が勝ったのです。これはどうして勝ったのでしょうか? 日蓮大聖人様が蒙古調伏御本尊をつくられて、蒙古調伏の祈りをされたからです。多くのお弟子さんと共に「南無妙法蓮華経」と祈られたのです。それは、歴史には出てきません。
 その裏にはそのようなことがあったのです。「この国を侵略させるわけにはいかない」という日蓮大聖人様の強い御決意があったのです。これが『立正安国論』です。


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この記事へのコメント

1. Posted by 青い雲のうえから   2019年08月20日 06:35

国が良くなり
個人も良くなり

しかも世界に平和をもたらしていくような教えを
国教にしなければいけません。

「この国教に当たるものが法華経です」と
日蓮大聖人様は言われているのです。
 

それが我が国の仏教の筋道です。

だから
立正安国です。

「国に正を立てる」とは
そのようなことです。


そうすれば、自然に国は安国になります。

それを日蓮大聖人様の一生の間に、

何度も何度も考えられたのです。



   立正安国の意味に
はじめて接することが叶いました。


中杉博士
ありがとうございました。

2. Posted by 主任教授 さえこ   2019年08月20日 09:37
5 今日の講義「世皆正に背き人悉く悪に帰す」拝読しました。

毎日、中杉博士のブログは、夜中の12時に更新されます。
毎日、みなさんワクワクしながら更新されるのを待っていることと思います。

これだけ毎日ご説法ができる仏様はいません。
他の偽物の仏教指導者から見ると脅威です。
何故ならば、仏教主導者は自分はふんぞりかえって信者はお金を持ってくるのだと思っていますから説法などしません。
本音は悟っていないから説法などできないのです。
だから池田大作のようにふんぞりかえって偉そうにするのです。

空のうえからさんのように長く中杉博士の講義を読んでくると、ある日突然「わかった」ということがあります。

正法は道理を説いています。
道理がわかれば、頭の中の邪教が溶けてスッキリしてきたということです。

「禅宗のように座禅をしていればよい」というならば、他国が攻めてきても座禅をしているのでしょうか?

律宗のように「250戒の戒律を守れ」と言われて、敵が攻めてきているのに、「250戒の戒律を守れ」などということをやっていたら、すぐに殺されてしまいます。

「国」が入っていない仏教は全て偽物です。

日蓮大聖人様の仏教は国に始まり、国に終わるということです。

国に立正を立てて、安国にしなければ仏教など学んでいる環境ではありません。
仏教だけやっているとチベットの仏教僧のように虐殺されてしまいます。

まは、立正安国です。
それから、個人があるのです。

正理会の中杉博士から仏法を学ぶと正しい仏法の道理がわかってきます。

貴方がなまけて読まない日があっても、中杉博士は常住此説法です。
常にご説法をされています。

ますます精進していきましょう。


3. Posted by マリー   2019年08月20日 13:20
博士の毎日の説法には本当に頭が下がる思いです。正理会は真実を説いています。念仏の邪教さには嫌気がさします。そのうち南海トラフがくるのではないかと危惧しています。
4. Posted by 大田   2019年08月20日 17:42
今日の講義拝読しました。

「この国は神国であり、他国に侵略をされてはいけない」
日蓮大聖人様の時代と今と似ているのではないでしょうか。
天皇陛下に「我が国の仏教は日蓮大聖人様の法華経である」と決めて頂きたいと願うばかりです。

博士 ご指導ありがとうございます。
5. Posted by 行合84   2019年08月20日 21:29
中杉先生ブログ拝見いたしました。末法の時代は、まさに「世皆正に背き、人悉く悪人に帰す」のご説法の如くであります。そして、日蓮大聖人様は、時の幕府や権力者等々に、立正安国論の本質を訴え続けたのです。様々な御法難に遭われましたが全て乗り越えて仏教の本当の正義を貫いたのです!お釈迦様の仏教の最高峰は、法華経です!末法の今時は、日蓮大聖人様の南無妙法蓮華経です!唯一の成仏の法なのです!日蓮大聖人様のご在世の当時蒙古の襲来があったのですが日蓮大聖人様の南無妙法蓮華経のお力で天が味方に付いたのです!文永の役、弘安の役という二度の蒙古襲来があったのです。先生の徒然に現憲法の破棄すべき事柄が、わかり易く述べられております!日本国は2800年の天皇陛下の歴史です!この美しき、麗しき国を守る事も日蓮大聖人様の立正安国論のご精神であると思います。中杉先生講義ありがとうございました。
6. Posted by 弥生   2019年08月21日 01:54
>他国侵逼難
日蓮大聖人様は、「この国は他国により侵略されるのだ」と言われたのです。何度も言われているのですが、誰も聞く耳を持ちません
そこに蒙古の使者が来た

これは現代でも同じではないでしょうか。

博士は以前より中国のミサイルが5000発以上、韓国も日本の県庁所在地を攻撃するミサイルを配備しているとブログやご著書で教えられていますが、政治家は危機意識がありません。

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