2019年11月24日

『生きている大日本帝国』自民党

26
※日本はポツダム宣言を受け入れ、1945年9月2日、戦艦ミズーリ甲板にて降伏文書にサインします。

『生きている大日本帝国』

自民党

 さらに大日本帝国を邪魔する大きな勢力は、自民党です。一九四五(昭和二〇)年、ポツダム宣言を受諾する条件として、国体の護持を日本は主張してきました。当時は、吉田茂など愛国者がまだ大勢いて、敗戦国になっても大日本帝国は存続するようにと、あらゆるところで努力してきたのです。我が国は天皇を中心に成り立ってきた国です。「この国体を護持するならば」という条件で、陸・海軍も降伏を認めました。大日本帝国の臣民は、国体の護持に必死になったのです。
 そこで前章で述べたように、智恵者がいて「大日本帝国憲法の改正手続きに従って、憲法を改正しようではないか」ということにし、大日本帝国と日本国との連続性を維持させることに最大の苦心を払いました。ところが、東京大学の法学者たちは「憲法は改正手続きに従った」と解釈するのですが、京都大学の憲法学者はそうではないと主張しています。東大と京大はいつも反対の主張をするのです。そして、日本国が大日本帝国の延長線上にあると考えたくない勢力が、京都大学を中心に大勢います。
 一方、五五(昭和三〇)年、自由党と日本民主党とが合併して自由民主党が結党され、鳩山一郎が初代総裁に選出されます。以来、「大日本帝国を復活する。日本国憲法は連合国から押し付けられた憲法であるから、この憲法を破棄して新しい憲法をつくろう」ということが自民党の党是でした。ところが、中曽根康弘が首相だった頃から憲法改正を言わなくなりました。
 しかし、憲法改正を熱心に主張していたグループがいます。それが統一協会(世界基督教統一神霊協会)です。アメリカは日本をずっとダメな状態に保っておきたいと考えていました。そこで、日本の強さの秘密を探ります。そして、「国民が天皇を尊敬しているから強いのだ」と思い至ったのです。日本の家族制度は皇室を尊崇しています。各地域には神社があり、地域の結びつきを強化すると同時に、神々への参拝の場所を提供しています。そのためアメリカは、「天皇をなくして、神社をなくして、家族制度をブチ壊せば、この国は立ち上がれない」と考えました。
 アメリカがそこで目をつけたのが、韓国のカルト教団であった統一協会です。現首相安倍晋三の祖父である岸信介(のぶすけ)と笹川良一に命じて、統一協会を日本に呼び寄せます。岸は立正佼成会の青年部五〇名ほどを引き抜いて、統一協会に送り込みます。そのリーダーが久保木修己(くぼきおさみ)初代会長です。そのような関係ですから、現在でも自民党の清和会(町村派)は統一協会を支持しています。自民党の高村正彦は統一協会の顧問弁護士をしていました。
 久保木の遺稿集『美しい国 日本の使命』(世界日報社)は、安倍晋三の著わした『美しい国へ』(文春新書)のネタ本だと言われています。そして、「統一協会の集団結婚(合同結婚)を兼ねた大会に安倍晋三官房長官(当時)ら自民党幹部が祝電を送っていたことがわかりました。統一協会直系紙の韓国『世界日報』が伝えました」と共産党の『赤旗』(二〇〇六年六月一三日)にすっぱ抜かれました。つまり安部は、祖父の代からの統一協会支援者なのです。
 その自民党には本当の改革はできません。そして今、安倍首相が「改革だ!」と言っていますが、やっていることはすべて値上げです。何が「アベノミクス」なのでしょうか。消費税は八%となり、高速道路も値上げ、医療費も値上げ、電気料金も値上げ、軒並み値上げです。もうかっている大企業の法人税だけ引き下げです。庶民や中小企業は大変です。中小企業いじめ、老人いじめ、「弱い奴は死ね!」という政策を安倍は行っているのです。そのうえ、憲法を改正しないで集団的自衛権が行使できるよう、創価学会と一緒に推し進めています。
 こうして、GHQ以来のアメリカの支配が日本に影響を及ぼしているところに、中国や韓国から金を受け取って、彼らのために動こうとする政治家もいます。自民党の大御所だった金丸信も、統一協会の教祖文鮮明と会見しています。しかも金丸は北朝鮮にも訪問し、金日成とも会談しています。その訪朝団に随行した現自民党幹事長の石破茂は、その際に、北朝鮮の美女をあてがってもらったと報じられました(『噂の真相』二〇〇三年一二月号)。
 また、元自民党幹事長だった小沢一郎は、民主党在籍時に民主党が政権を取るやいなや、一五〇名ほどの民主党議員を引き連れて訪中し、胡錦濤国家主席(当時)と握手をさせています。結局、民主党も自民党と同じ穴のむじなでしかなかったことを、はからずも露呈させてしまったのです。
 結局、自民党は腐ってしまい、日本の独立などどうでもよくなってしまい、みな利権で行動するようになってしまいました。日本の経済は、大日本帝国の諸先輩のおかげで発展したものですから、これまで莫大な援助を海外にしてきました。しかしそこで、援助の代わりにバックをもらうといううまみを政治家たちは覚えてしまったのです。日本は韓国に、実質的な賠償金として一〇八〇億円もの経済援助金を支払っています。こうした資金を背景に、八〇年代、漢江(ハンガン)の奇跡といわれる経済復興を韓国は遂げることができました。しかしその裏で、こうした政策に口を利いた政治家個人にバックマージンが入る仕組みを、自民党はつくってしまったのです。


★★★事務局よりお知らせ★★★

アメーバブログで、「中杉 弘の徒然日記」
好評連載中です!!
     ↓
http://ameblo.jp/nakasugi-hiroshi


人気blogランキング、よろしくね!
  ↓↓↓


         コメントは、ここにお書きください↓↓↓

nakasugi_h at 00:00│Comments(4)clip!


この記事へのコメント

1. Posted by 行合84   2019年11月24日 07:19
中杉先生ブログ拝見いたしました。大変勉強になりました。ありがとうございました。吉田茂(愛国者)に始まり、東大VS京大の法学者達の対立、京大が優位だったのですね。自民党になって、鳩山一郎総裁が虚構の憲法(GHQ憲法)を、破棄しようという動きがあったのですが、結局は中曾根康弘首相の頃から憲法を改正を、言わなくなった。米国側が、日本神道と2800年の天皇陛下に、恐れをなしたのです!このままだと、米国側の意にならないと判断して、韓国の統一教会を、ねじ込んで来たのです。それに公明党も乗って、支持母体の、池田創価学会も参入して来たのです。言い換えれば、日本神道VS朝鮮人邪教の戦いになったのです。一番、日本国を悪くしたのは、米国ですが、もっともっと悪くしてきたのは、いま日本国に巣くっている朝鮮人どもだと思います。虚構の憲法(現在の奴隷憲法)を即時撤廃して、習慣法に戻そうぞ!2800年の天皇陛下の歴史の流れに、帰結しようぞ!中杉先生講義ありがとうございました。
2. Posted by 事情通   2019年11月25日 00:44
>統一協会
現首相安倍晋三の祖父である岸信介(のぶすけ)と笹川良一に命じて、統一協会を日本に呼び寄せます
岸は立正佼成会の青年部五〇名ほどを引き抜いて、統一協会に送り込みます
そのリーダーが久保木修己
高村正彦は統一協会の顧問弁護士

あの昭和天皇の写真を燃やした「あいちトリエンナーレ」に関係した愛知県知事の大村も統一教会に祝電を送っており、政界は統一教会に汚染されている!!
3. Posted by 事情通   2019年11月25日 00:46
>日本は韓国に、実質的な賠償金として一〇八〇億円もの経済援助
こうした資金を背景に、八〇年代、漢江(ハンガン)の奇跡といわれる経済復興を韓国は遂げることができました
しかしその裏で、こうした政策に口を利いた政治家個人にバックマージンが入る仕組みを、自民党はつくってしまった

国民は知らない。
歴史的、政治的無知にある、日本国民は奴隷である!
4. Posted by 青山   2019年11月26日 11:21
5 御講義有難うございます

今だに統一教会を支持しつづける安倍さんは信用できません!

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔