January 18, 2007

アントレな一日

8fb086bb.jpg会社でもよく使っている研修機関、というより今や経営大学院であるグロービスの創設者、堀義人が来校。住友商事から社費派遣でハーバード・ビジネス・スクールへ留学し、日本に戻った後グロービス(http://www.globis.co.jp/index.html)を作った方。採用活動を目的に来たとのことだが、MBA留学中にやったこと、卒業後に起業しようと思い始めたきっかけ、グロービスを作った目的・経営理念というものを話してくださった。

<MBA留学〜グロービスを起業するまで>
・留学中に一番身についたのは、起業家精神。とことんアントレ系の授業を取得し、ゲストスピーカーと話し、クラブ活動に参加。日本にいたときに遠く感じた「自分の会社を興す=起業」が、HBSにいることに身近に感じるようになった。また、ゲストスピーカーや同級生の話を聞いていても自分とあまり変わらないということがわかった(らしい(笑))。壁にぶつかっても、そのときに考え抜くことによって乗り越えていくことができる、アントレプレナーとしてのスピリットがこうして芽生えた。

・可能性は∞(無限)である=“The sky’s the limit”、そしてその可能性を信じること。限界は自分で作るもの。諦めるとしても、自分が納得がいくまで考え抜くことが大切。一人でできなければ、人を集めればよい。一人でできないことも、人が集まればできるようになる。

・ハーバードの実践的なMBAプログラムに身を投じているうちに、日本にも優秀な経営者や起業家を育成する機関を作りたくなり、夜間に通える経営大学院をイメージするようになり、帰国後に実現。また、起業家を教育するだけでなく、支えるベンチャー・キャピタル(VC)も必要になるということで、グロービスVCを創設(現在400億円超のファンドで国内最大)。更に、ベンチャーに良い人材が巡るように人材紹介の授業や企業内にいる人が成長できるように出版物(あの有名な「MBAブック・シリーズ」)や企業内研修を行うようになった。全ては、「日本を良くしよう」というミッションに基づく。一人で考え、資本金80万円、貸し教室1つで始まった会社がいまや日本第3の経営大学院と日本1位のVCファンド。(脱帽)

<仕事観>
おまけ。堀さんの仕事選びに関するアドバイス。堀さんいわく、下記の5つを満たしていることが大切だという。

・自分がワクワクするようなこと
・一緒にいて楽しい仲間がいること
・自分の成長が見込めること
・社会に貢献するような内容であること
・そして、そこそこの給与が得られること(ただし、これが一番最初に来るわけではない。伝説の投資家、Warren Buffettによると「お金のために働くのは、お金のために結婚することに等しい」とのこと・・・確かに一理あるよね。)

この話の後に、New Venture Formulationという授業を受けたのだが、そこでもゲストスピーカー(Chicago Entrepreneurship CenterのCEO)が来て起業家とは何かについて話を聞いた・・・堀さんの話の方が面白かったけど、こうしてアントレ精神に浸った一日でした。


nakata74 at 11:07│Comments(0)TrackBack(0)

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