普段ワンちゃんの歯のケアはどうされていますか?
今日は歯のケアに関してよくある質問にQ&A形式でお答えしていきます。

Q:歯を磨かないと虫歯になりますか?
A:ワンちゃんで齲歯(虫歯)はほとんどありません、ほとんどが歯周ポケットに感染を起こす歯周病になります。ですので、歯ブラシで歯周ポケットを清潔に保つ必要があります。

Q:人の歯ブラシは使えますか?
A:犬の歯肉にとって人の歯ブラシは固く傷をつける可能があります、犬用のものを使用してください。

Q:歯石は家で取ったり無麻酔で取れますか?
A:歯石は細菌の塊の歯垢が石灰化したものです。
物理的にとがったものなどを用いて取れることもありますが、
歯や歯肉を傷つけたり顎骨が弱っている子は骨折の可能もあります。
日本小動物歯科研究会は麻酔下での歯科処置を推奨しています。
dental_scaling.pdf (sadsj.jp)

Q:固いおやつ(鹿の骨など)で歯石予防はできますか?
手で押してへこまないような固いおやつやおもちゃは歯が欠ける原因になるのであげない方が望ましいです。
欠けた歯は歯髄が壊死し歯の根元に膿瘍を形成することがあります。
ロープ状のおもちゃで歯垢の除去などは可能ですが異食に注意が必要で傷んできたら早めに交換してあげてください。
歯の汚れの予防に歯磨きガムが有効な子もいますが、
犬の食性上、嚙まずに飲み込んでしまう子が多くいます。

Q:歯石のつきやすい犬種はありますか?
データは出ていませんがダックスフント、ヨークシャテリア、トイプードルなど小型犬で歯石がつきやすい印象はあります。
歯石のつきやすい子は歯磨きなどの日常ケアとこまめなスケーリングがおすすめです。


当院では6/1よりスケーリングのキャンペーンを実施します。
処置には全身麻酔が必要です。歯の汚れや臭いが気になる方は担当獣医師にご相談ください。