ナ・ライブログ

奈良で開催の演劇イベント『ナ・LIVE』の日々を綴っています。
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=== ナ・LIVEは2021年に11回目を迎えました!===

【ナ・LIVEとは?】----------
「草芝居」をコンセプトに、
奈良で演劇未経験の一般人やアマチュア等、色んな方が
『演劇』を最初から自分達で作り上げ
役者として舞台に立つ事ができる演劇イベントです
八嶋智人さんの所属劇団「カムカムミニキーナ」主宰・松村武さんが
プロデューサーをしてくださっています!
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2024年7月ワークショップのお知らせ。

2024年7月、ナ・LIVEでは隔週土曜日にワークショップをさせていただきます。




ナ・LIVE演劇ワークショップ
「ダンスと演劇」
日時:7月6日(土)13:00〜17:00
場所:三笠公民館(奈良市大宮町4丁目313-3)
講師:井上大輔
参加費:500円

ナ・LIVE演劇ワークショップ
「台本と演劇」
日時:7月20日(土)13:00〜17:00
場所:決定次第、メール・ブログ・Xに書かせて頂きます。
講師:井上大輔
参加費:500円

※持ち物
動ける格好(走ったり寝転んだりする場合もございますので、ヒール・スカート等はお勧めしません)
汗拭きタオル
飲み物
7月20日のみ、筆記用具



7月です!
7月6日は「ダンスと演劇」、7月20日は「台本と演劇」というテーマでワークショップをさせていただきます。

7月6日「ダンスと演劇」
ダンス……とはいっても、振付を踊ってみたり、リズムに合わせて踊ってみたりはしません。ぼくが学んできたコンテンポラリーダンスというものを使い、それがどう演劇に生きるか、もっというと、どう人生を楽しむ為に使えるか、なんてことをお伝えしたいと思ってます。

ですので、今までと変わらず、舞台経験・演劇経験・そしてダンス経験も関係なしに、ぜひ遊びに来てください。

演劇ワークショップではありますが、今までの生活に、もうひとつ視点を加えられるような時間をしたいと思っております。
もちろん、楽しみながら。

7月20日「台本と演劇」
7月20日は「台本と演劇」というテーマでさせていただきます。
ナ・LIVEでは、主に、台本なしで演劇を作っていくところから始まりますが、この日は「台本」というものに向かい合ってみようと思います。

といっても、劇作家さんいらっしゃいという訳ではなく、言葉を書いてみる、から始めようかと思います。
上手下手はありませんので、気になる方はぜひおいでください。



両日とも、当日飛び込みも可能ですので、ぜひ遊びに来てください!

申し込みは以下のメールアドレスに
・お名前
・参加日
をご記入の上、メールをお願いいたします。
→→ na_live2010@yahoo.co.jp

それでは、ワークショップでお待ちしております。
みんなで遊びましょう!

ナ・ライブ実行委員
井上大輔

6/15 ナ・ライブワークショップ振り返り

ナ・LIVE実行委員の井上大輔です。
6月15日に、2024年のナ・LIVEのワークショップ第四回目が開催されました。
今回は「ことばと演劇」というテーマでワークショップを行いましたので、その振り返りを書いていきます。



今回は、ストレッチの前に寝転がるところから。

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寝そべる人々

ぼくがするワークショップでは、力が無意識に入らないことを目指しています。もちろん、グっと力を込めるときはあるべきですが、気が付いたら肩や首に力が入ることをなくしていきたいと思っています。ケガの元にもなりますので。

なので、今回はそのようなお話をしながら、存分にごろごろしました。最初からころがるのではなく、腰をゆらすところから初めて、自分の楽な(力を使わないでできる)ころがりかたを探しました。

足を先に動かし重心を移動させていくやりかた、頭の中でタコを想像したり、液体になったりするやりかた、色々あります。これが正解というより、それぞれの体は、筋肉のつき方も自分の持ってる体のイメージも違うので、まずは自分がどうやったら楽に動けるのかを探して頂きました。

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ころころと、力をつかわずに移動する

そのあとは足指~足~腰と背中、と伸ばしたり縮めたりしてストレッチ。目的は動く準備と、普段じっくりと観ない体の各部を感じることなので、誰かと比べて硬いとか、出来ないとかは問題じゃありません。それぞれの体で出来ることを、普段より時間をかけて確かめていって頂きました。

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猫みたいに背中をのばしてます。

休憩のあとは、恒例になってきている、ウソ自己紹介。
自分の自己紹介ですが、ひとつだけウソを混ぜて話して頂きます。今回は何度かして頂いている方もいるので、自己紹介だけでなく、自分の好きなものについても話していただきました。
自己紹介が終わると、他のみんなで「どこがウソだと思う?」「ここの話は本当じゃない?」といった話をします。これはウソを上手につくワークではなく、自分以外の人がどのようにその人の話を聞いているかを知るワークです。そして、自分の話を他の人がどのように聞いているかを知ってもらうワークでもあります。
みんな普段自然にしていることですが、それぞれの物事のとらえ方をゲーム形式で知っていって頂きました。もちろん、自己紹介や自分の好きなものを伝えるというのも含めて。
それぞれのウソのつき方の違いや、生き方の違い、好きなものの話など、色々と観れて聞けて、面白かったです。

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ウソみたいな本当の話と、本当みたいなウソの話が交ざったりして。

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休憩もしっかり取ります。無理しない!

その後は、「ことばと演劇」という本日のテーマに沿って、
「ことばで空間を変える」
ということを試していきました。

体の動きをメインではなく、言葉の使い方、言葉の話し方でこの空間(この日だと和室)を、別の空間に出来ないだろうか、というワークです。
演劇では色々な場所が出てきます。オフィスなのか、宇宙なの、海なのか。それをどうやったら、観ている人に信じてもらえるか(あるいは少しでも「そうなのかも」と)思ってもらえるか、というワークです。


「ここは海」といったら海なのか、それとも波の音を口に出してみるのか。草原だとしたら草をさわってみるのか、花をつむのか、などなど色々のことを今回の参加者のみなさんのそれぞれやっていただきました。

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座って話すのか、立って話すのかでも全然違う風景

またこのワークの発展として、2チームに分け、「風景をつないでいく」ということをして頂きました。

偶然男性だけになったAチームは「宇宙-TV中継-海」
そして女性だけのBチームは「家-映画館-海」

最後の海だけぼくが決めさせて頂きましたが、その前の2シーンはチームで考えてやって頂きました。

言葉(セリフ)や表現の仕方もチームで決めて発表して頂き、その後、ぼくの観たい風にお題を決めさせて頂きました。お題だけ決めて、動きやなどはチームにお任せしています。

Aチームは「言葉を全部宇宙語で」
Bチームは「言葉を全部擬音語で」

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宇宙から海に着陸!(ただし宇宙語)
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しんみりした海のシーン(ただし擬音語)

そして最後に、

Aチームは「全く動かず、言葉で全部説明する」
Bチームは「寄り集まってガールズトークをするように話す」
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この体勢のまますべてを語る男たち
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寄り集まって、わちゃわちゃとガールズトークしてるみたい。

といったようにやっていただきました。
これは、ぼくが観て、「こうやったらもっと面白いんじゃないかな」「こうやったら風景は観えるのかな(観えないのかな)」と思ったことをして頂きました。
もちろんこれはぼくがそう思ったことなので、「そうは思わない」や「面白くなくなった」と思う参加者の方もいたかもしれません。
でも、そう思って頂いて良くて、これは「自分の中の面白い」を探して頂くためにやりました。

演劇をやる場合、演出家がいて、その演出家の指示(演出)で演技を行うということが多いですが、ナ・LIVEでは参加者それぞれが主体となっての作品づくりを多く行ってきました。
その時にぼくが必要だと思うのが、「自分が何が面白いと思うか」というのと、「自分のこうしたいを話してみる」だと思います。

なので、今回は講師である「井上大輔の面白い」をやっていただきましたが、それを「面白い」と思ってもらおうとは思っていません(思って頂いたらもちろん嬉しいですが)。
それぞれが思う面白いを話してみて、(今回のように)チームで作る。その足掛かりの為のワークでした。

そして、今回ぼくはお題を出しましたが、それをどのように、どれくらいするかの裁量はチームにお任せしておりました。
結果としてぼくはもうめちゃくちゃ笑っていました(面白いし興味深い!)

ナ・LIVEでは、参加者主体の創作もやっていきたいと考えております。
みんなで自分の好きなものや嫌いなものを話しつつ、楽しみつつ、でも本気で遊びましょう。




次回は7月6日にワークショップがあります。この日は「ダンスと演劇」というテーマでさせて頂きたいと思います。「ダンス」とはいえ、上手にダンスを踊る方法や、振付を踊ってもらうことはしません。動かないことも「ダンス」であって、それと演劇はどう関係するか、なんてことを伝えたいと思っています。
ですので、舞台未経験者、ダンス未経験者、もはやダンスに苦手意識がある方にぜひ来ていただきたいと思っています。体を動かすことが得意でも苦手でも関係ありません。
興味のある方はぜひ、一度遊びにきてください。

また、問い合わせなどありましたら na_live2010@yahoo.co.jp へ連絡いただけましたら返事をさせて頂きます。

本日はありがとうございました!

ナ・ライブ実行委員
井上大輔

6/1 ナ・ライブワークショップ振り返り


ナ・LIVE実行委員の井上大輔です。
6月1日に、2024年のナ・LIVEのワークショップ第回三回目が開催されました。
今回は「からだと演劇」というテーマでワークショップを行いましたので、その振り返りを書いていきます。




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まずはストレッチから。

最初はいつもストレッチから始めます。本日はたたみの場所なので、ごろんと仰向けになってごろごろすることから始めました。
ごろごろしながら、「あくび推奨のワークショップ」ということでみんなであくびして、ゆったりとスタートです。

そのまま力を入れることなく自分の体重を使ってのストレッチをしました。重心を移動させて、自分の体重で気持ちよく伸ばすことをやっていきます。

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これも自分の体重を肩のほうに乗せて、肩をほぐしています。手で支えてもいいよ。

基本的に、力を使わず、しっかり呼吸をして、自然な体でのストレッチを目指しています。色々なストレッチがありますが、ぼくのワークショップでは無理すること、力で曲げることは推奨していません。




ゆったりとストレッチしたあとは(ゆったりでも少し汗ばみます)休憩して水分取って、ウソ自己紹介ゲームをしました。

それぞれ短めの自己紹介をしてもらいますが、その中にひとつだけウソを入れてもらいます。
上手にウソをつくのがゴールではなく、どんな要素があるとウソに見えるんだろうというワークです。

今日出たのは「話題にするのが短すぎるからウソ」や「少し早口になったからウソ」とかでした。全員ウソは見抜けませんでしたが、それでいいと思ってます。
また、ウソがウソらしすぎて見抜けない、なんてのもありました(笑)

そのあとは好きなものスピーチ。自分の好きなものを話してもらい、そこに色々な条件を足していきます。
条件は参加者にも出してもらい、
「真顔で、ポーズを取りながら」とか
「動きだけで人を笑わせて」などを追加してスピーチをしてもらいました。

そのほか、「小さな声で」「悲しそうに」「ジャンプしながら」「元気に」「可愛く」などなどの条件を瞬間瞬間で付け足していき、スピーチを続けてもらいました。

これは、「この瞬間目の前で起こってることに何を付け足したら面白いだろう」と考えてもらう為にやっています(というかぼくがそう考えるのが好きなんです)。
また考える暇もなく言われる条件をクリアしようと、声や動きを変化させるのが面白いです。
上手下手とかではなく、その瞬間に変化する人間を観ることは本当に面白いと思っています。




その後は少しだけ側転や逆立ちをやって(キレイにやるのが目的ではなく、遊びです。出来ないかもしれないけど、やってみるといった)、宇宙バレーをしました。これは「宇宙でバレーをする」から初めて、好きなものスピーチのときのように色々と風景を足していきました。
最終的に猫でバレーをしてたらゴジラが来て、ゴジラがバレエをして終わりました。書いててもよくわからないですが、その瞬間面白かったです。


そして最後に参加者全員で短い物語を作りました。

台本を作ったりセリフをきっちり決めるわけでなく、どんどん人を変えて「この後どうなると思う?」や「どうなったら面白い」といった言葉を投げかけて、出てきたものをつなぎました。
その結果、

・宇宙で綱渡りをしてる男女が出会う。
・女が男の手を借り、くるっとダンスして、去っていこうとする。
・男が渡っている綱を切る。
・なぞの惑星に二人落下する。
・出てきた宇宙人にその経緯を話し、同情され仲良くなる。
・みんなで大阪万博へ行こうとなる。
・大阪万博は2025年、来年にならないとやってないと気付く。
・頭のいい男がタイムマシンを作ろうという。
・宇宙人の体を使って自転車型のタイムマシンを作り、みんなで2025年の万博へいく。
・万博へついたと思ったら、メタンガスが充満している。
・女が「万博の建物とかじゃなくて、こうして出会えたことが大事なことなんだ」と気付く
・爆発する。
・男と女がハイタッチする。
・ハッピーエンド。

なんのこっちゃって感じですが、さして意味はないのかもしれません(あるのかも?)
ナ・ライブでは、今まで参加者が考えてシーンを作っていく、という形で作品づくりをしてきました。
今回もそのように、参加者にどんどんお話や流れやセリフを出してもらい、それをつないだものです。

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宇宙人にかこまれているところ。

他の回では、5分から10分ほど時間を使って、もう少し話し合って決めたりもしているのですが、今日はその場その場で出たものをとにかく繋げていくというやり方をしました。
どちらかというと、ブレインストーミングのように出たものを否定せず、かつすぐやってみるといったやり方です。
結果、このようなものになりましたが、もちろん完成は完成です。
ここから、「もっとこうしたら面白いよね」や「ここ変えよう」と言えるようなひな形が出来ました。
今回はここまでで終了でしたが、またいつかのワークショップでは、ひな形を作って、さらに発展させるようなものも出来たらと思います。

演劇はもちろん、きっちりとした台本を作り、セリフを覚え、動きを覚え……という段階もあるのですが、それより前に勢いでまず動いてみよう話してみよう、ということでも、出来ます。
なので、それを体験していただきました。
講師ということですが、ぼくもすごく笑わさせて頂きました。参加して頂いた皆様ありがとうございました。




また次回6月15日にワークショップがあります。こちらでは「セリフと演劇」ということで、今日とは少し違ったやり方で皆様と遊びたいと思っております。
興味のある方はぜひ、一度遊びにきてください。

また、問い合わせなどありましたら na_live2010@yahoo.co.jp へ連絡いただけましたら返事をさせて頂きます。

本日はありがとうございました。

ナ・ライブ実行委員
井上大輔
ナ・LIVEは
2021年に11回目を
迎えました♪

ナ・LIVE

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