エーザイは2月2日、昨年4-12月期決算を発表した。国内の医療用医薬品の売上高は前年同期比11.7%増の2279億円だった。主力のアルツハイマー型認知症治療剤アリセプトが726億円(19.0%増)、抗潰瘍剤パリエットが430億円(22.9%増)と好調だったほか、2008年6月に発売した関節リウマチ治療剤ヒュミラが48億円(310.9%増)と大幅に売り上げを拡大した。

 全体の売上高は6045億円(1.0%増)と微増。米国のプロトンポンプ阻害剤市場での後発品の普及により、パリエット(米国名=アシフェックス)の売り上げが減少したことなどが響いた。利益面では、販売管理の効率化を進め、営業利益が851億円(15.9%増)、経常利益が801億円(20.6%増)、純利益が539億円(37.7%増)と、全利益で2ケタ台の成長となった。

 また、通期業績予想については、売上高を前回12月公表時から170億円減の8030億円に下方修正。アリセプトは3210億円、パリエット/アシフェックスは1480億円で、いずれも90億円減額した。一方、営業利益は12億円増の815億円、経常利益は2億円増の745億円に上方修正した。

 2日に行われた決算発表会で内藤晴夫社長は、今年11月の米国でのアリセプトの特許切れに言及し、「当面の間、日本と中国が米国での売り上げ減少を補い、エーザイの成長をリードしていく」と強調した。
 中国での売り上げについては、金額は少ないが成長軌道にあり、直近の1年累計では日系企業で1位だったと指摘。また、「近く1000億円程度のビジネスを実現したい」と意気込みを語った。


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