官能小説・SMカルト教団 監禁戯画

2012年02月04日

 まとめ・「SMカルト教団・監禁戯図」



 連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 

 サスペンスSM小説です。SM嗜好者を集めたサークルは西園寺和恵という類い希なる教祖によって率いられ、反社会性を帯びた巨大なカルト教団へと成長する。ジャーナリストの健一は新聞記者である恋人の立花舞に教団への潜入を依頼する。

 潜入した舞は西園寺和恵教祖の怪しい魅力の虜となって教団の信者になってしまう。それを救出する為に信者となった健一に、教祖の和恵様とかつての恋人舞がSMプレーを仕掛ける。一見ノーマルにしか見えない健一は実は深層心理の中ではマゾヒズムに惹かれる男性だった。

 二人の健一への責めは複雑な三角関係となって、やがては西園寺教祖と舞の間には溝が出来始まる。そこに教団の運営を巡る争いが激化、反主流派が実権を握り、舞は新し教祖と祭り上げられた。

 しかし、やがて警察の捜査が次第にカルト教団本部へと迫り始めていた。
 

挿画01

   第一章  

連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 1   連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 2 
連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 3   連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 4
連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 5   連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 6
連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 7  連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 8
連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 9  連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」10
連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 11  連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 12
連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 13 


 第二章


連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 1   連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 2
連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 3   連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 4
連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 5   連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 6
連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 7   連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 8
連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 9   

 第三章

連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 1   連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 2
連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 3   連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 4
連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 4訂正
連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 5   連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 6   
連載小説 「SMカルト教団・監禁戯画」 7



 第四章

「SMカルト教団・監禁戯図」 第四章 (1)    「SMカルト教団・監禁戯図」 第四章 (2) 

 
「SMカルト教団・監禁戯図」 第四章 (3)    「SMカルト教団・監禁戯図」 第四章 (4) 

「SMカルト教団・監禁戯図」 第四章 (5)    「SMカルト教団・監禁戯図」 第四章 (6)


「SMカルト教団・監禁戯図」 第四章 (7)    「SMカルト教団・監禁戯図」 第四章 (8)

「SMカルト教団・監禁戯図」 第四章 (9)    「SMカルト教団・監禁戯図」 第四章 (10)


 長い連載でしたが、ようやく終わりました。今年はこの小説をビデオ化したいと思っています。



  人気ブログランキングへ  応援クリックよろしくお願いします♪
※お手数ですが、別画面に飛びましたら再度アドレスへのクリックをお願いします





namaginjyo at 21:25コメント(0)トラックバック(0) 

2012年02月03日

「SMカルト教団・監禁戯図」 第四章 (10)


 連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 

  第四章 (10) 最終回



  教団の建物の周りは大混乱に陥っていました。

 待機していた消防車が一斉に建物に向かって水をかけ始めた。

 阿鼻叫喚の修羅場と化して行ったのです。

 逃げ惑う人々でまさに地獄絵図のようでした。

 健一や舞は「和恵様!」と力の限り叫んでいた。

 舞と健一は抱き合っていた。

 わたくしは自ら作り上げた教団に対して、最後の決断を下していました。

 部屋には完成した新ウィルスをばら撒く装置が置いてあった。

 わたくしはかねてより、この日の来ることを予感して、密かに自爆用の火薬を部屋に持ち込んでいたのです。

 最後は自分の手で、この恐るべきウィルスを消滅させることを固く誓っていました。

 信者の多くが呆然として燃え上がる建物の前に立ち竦んでいました。

 わたくしは目を閉じた。瞼の裏には健一の鍛え上げられた身体に食い込んだ縄と、赤いコスチュームをまとった舞のほっそりとした身体だけが浮かんできました。

 「健一、さようなら」

 「舞、さようなら」

 お幸せに・・・・

 もう、これで全てが終わるのね・・・・・薄れ行く意識の中でわたくしは二人に別れを告げたのです。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 長い歳月が流れた。人々は「生命原理教団」の事件も忘れてしまった。

 10年はもう過ぎていた。六本木の瀟洒なマンションの一室に一組の男女が住んでいた。

 健一と舞である。健一は40歳になり舞も36歳になっていた。

 二人はインターネットの会員制SMサイトを運営、舞が教祖となって新しい「生命の泉」を誕生させていた。

 部屋にはかつての「生命原理教団」の教祖であった西園寺和恵の大きな写真が飾られている。

 「舞、そろそろ我々がかつての『生命原理教団』の信者であったことを告白しようか」

 「そうね、西園寺様の意思を継ぎ、再出発を図りましょう」

 会員制サイトには既に5万人の登録があった。

 二人はついに自分達が「生命原理教団」の信者やであったことを告白、インターネットを通して新しい教団の設立と活動を報告した。

 世間の多くの人々が驚いたが、二人は自分達が社会に対して敵対するものではなく、同じ嗜好を持つ者同士が集うサークルでしかないと宣言、社会に適応しながら、自分達の修行の場であると理解を求めた。

 健一は積極的にマスコミに登場、ようやく世間も生まれ変わった教団を認めた。

 健一と舞は西園寺和恵が考えたSM嗜好者の理想社会建設の為に邁進することを誓っていた。

 終了

 人気ブログランキングへ  応援クリックよろしくお願いします♪
※お手数ですが、別画面に飛びましたら再度アドレスへのクリックをお願いします


 iikura200


bana200-70581a9aba


namaginjyo at 17:14コメント(0)トラックバック(0) 

2012年02月02日

「SMカルト教団・監禁戯図」 第四章 (9)


  連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 

  第四章 (9) 



 教団施設を取り囲む機動隊と捜査車両の数は夜明けと共に数を増していた。

 教団施設の入り口は鉄板で固く塞がれている。

 その鉄板を断ち切る電動ノコギリの金属音が周りの静寂を破った。

 けたたましいサイレンの音や上空を旋廻するヘリコプターの音が耳をつんざく。

 赤間たちはかなり動揺していた最上階の部屋を閉め出され、下の事務所につめていた。

 「こちらは警視庁、建物の中にいる人に告ぐ!直ちに建物から出てきなさい」

 赤間は教団施設の正面にある大型スクリーンにスイッチをいれ、まだ建物から去らないで周りにいる信者に呼びかけ始めた。

 その中には舞と健一の姿も見える。

 「警官諸君、君達こそ直ちに退去しなさい。信者の皆さん、教団施設にお戻り下さい。共に権力の弾圧と戦いましょう」

 赤間の演説には全く迫力がなかった。顔も青ざめている。

 他の幹部信者が絶叫する。

 「警官は帰れ!我々はウィルスをばら撒くぞ!」

 しかし、門は既に破られ機動隊員が中に突入し始めた。

 西園寺和恵教祖は、その下の様子を監視カメラの映像で確かめると、先ほどの大型スクリーンに自分が映るようにセットした。この最上階の部屋から大型スクリーンに映像を反映させられる仕組みとなっていた。

 大型スクリーンに西園寺教祖が映りだされた。

 少しの動揺も感じさせない、凛とした顔をしている。背筋を伸ばしてゆっくりと語りかけ始めた。

 「あっ、西園寺さまだ!」

 周りを取り囲んだ信者が口々に叫んだ。

 舞も健一も西園寺教祖の画面に釘付けとなる。

 「皆さん、西園寺和恵です」

 教祖の口から何が語られるのか、固唾を呑んでその言葉を待つ信者の群れ、先ほどの騒ぎが嘘のように一瞬静まり返った。

 「皆さん、警察官に抵抗しないで黙って従いなさい」

 信者は驚いた様子だった。徹底抗戦を訴えると思った信者が多かった。しかし、教祖の言葉は全く違っていたのです。

 「もう、これ以上、人を傷つけてはいけない」

 画面はこの時ノイズが走り雑音ばかりになって突然消えてしまった。

 下の階にいた赤間達が回線を切ったのである。

 信者の多くはその場に座り込んだ。信者はうなだれて次々に逮捕されていく。

 その時だった、西園寺教祖のいる最上階で「ドーン」という一発目の凄い音響が鳴り響いた。

 もうもうとした煙が立ち込め始め火柱が立ち始めた。

 明日で終了となります。

 人気ブログランキングへ  応援クリックよろしくお願いします♪
※お手数ですが、別画面に飛びましたら再度アドレスへのクリックをお願いします


 iikura200


bana200-70581a9aba


namaginjyo at 17:01コメント(0)トラックバック(0) 

2012年02月01日

「SMカルト教団・監禁戯図」 第四章 (8)


 連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 

  第四章 (8) 



  舞は酷く怯えていました。

 「赤間達が大変なことをやらかそうとしているは」

 「何を?」

 「新種のウィルスをばら撒いて蜂起すると言っていた」

 「全国の支部には既に警察の手が入った。もう殆どが押収されたはずだよ」

 舞は私の話を聞いて幾分落ち着きを取り戻した。

 「和恵様は?」

 「地下室に監禁されている、これから助けに行こう」

 舞はパジャマを脱いで素早く着替えた。そして私の顔を見て急に真剣な顔になった。

 「健一さん!」

 「どうしたんだ、急に真面目な顔して?」

 「ここを出たら結婚して」

 「何で、こんな時に・・・」

 「うん・・・イヤなの、今返事を聞かせて」

 「当たり前だろ、俺達は前々から結婚する気だったじゃないか」

 自然と口から出た言葉でした。自分の為に危険を顧みず、教団に潜入して恋人への素直な気持ちだった。

 舞も安堵した顔に戻っていた。

 「さぁ〜グズグズしている訳には行かない」

 「そうね、和恵様を助けなきゃ」

 しかし、部屋の外から人の声が聞こえてきた。

 慌てて二人は部屋の外に出た、もうカルト教団の建物は警察に包囲され、ヘリコプターが上空を旋廻しており、騒然としていた。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 地下室のドアが開いた。

 健一が助けに来てくれたのか?しかし、その期待は直ぐに消えた。

 入って来たのは屈強な男性信者を連れた赤間であった。

 まさか、健一が捕まったのではないか?

 「教祖様、お迎えに上がりました。」

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 「教祖って言ったけどどういう意味なの?」

 「それは直ぐ分かります」

 「何も分からないわ、説明しなさい」

 「舞は健一と逃げました」

 「逃げた?」

 「はい」

 健一は無事のようです。舞と一緒であることも分かりました。

 「今、健一と舞を追いかけています」

 「もう、そんな必要もないでしょう」

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 「警察がもうそこまで迫っているわ、あなたの耳にも聞こえるでしょう」

 「はい、だからお願いがあります」

 「今更、何のお願いなの?」

 「警察に手を出さないように言って下さい」

 「そんなの無理だは」

 「いや、こちらにはまだウィルスが残っています。これをばら撒くと言って下さい」

 「私が言うの、私はあなたによって教祖の地位を下ろされたのよ。」

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 「舞が逃げたから教祖に返り咲いて欲しいとでも言うの」

 「分かってください。今信者がすがれるのは西園寺和恵様しかいないのです」

 わたくしは重大な決意を胸に秘め、再び教祖になることを承諾した。

 赤間の手下が手回しよく、教祖しか着れない服と冠を手渡した。

 「赤間さん、大変だ警察がやってきました」

 他の信者が次々に飛び込んでくる。

 「サァー教祖様、最上階の部屋に行きましょう」

 赤間たちを連れて最上階に上がったわたくしは、自分だけ素早く部屋に入ってドアを閉めてしまいました。

 「教祖様!」「教祖様!」外から叫びにも似た声と激しくドアを叩く音が聞こえてきます。

 しかし、電子ロックされた部屋は一旦閉めたら外から開くことは出来ない構造になっています。


 人気ブログランキングへ  応援クリックよろしくお願いします♪
※お手数ですが、別画面に飛びましたら再度アドレスへのクリックをお願いします


 iikura200


bana200-70581a9aba

namaginjyo at 15:40コメント(0)トラックバック(0) 

2012年01月30日

「SMカルト教団・監禁戯図」 第四章 (7)


 連載小説 「SMカルト教団・監禁戯図」 

  第四章 (7) 


 わたくしは自らの手で創り育てて来たこの教団を窮地に追いやってしまった、そのことに対して自責の念に駆られていた。

 しかし、今となっては軌道修正も建て直しも不可能でした。警視庁の強制捜査は明日にも着手寸前でした。

 赤間を始め一部の過激な幹部は、この機に教団が培養した恐るべき新種のウィルスを使った一斉蜂起を計画していた。

 しかし、既に全国の支部は捜査を受け押収され、今はこの本部建物だけが取り残されていた。

 時間は刻一刻と過ぎていきます。

 わたくしは健一と一緒に薄暗い地下室に閉じ込められていた。

 「和恵様、この地下室からに抜け出す方法はないのですか?」

 「教団から逃亡を図る人を閉じ込めていた所なので脱け出すところはないかも知れない」

 「トイレにある換気口はどこに通じていますか?」

 「あの換気口は外に通じているかも知れない。でも、あの狭い通気口を登れるかしら?」

 「やってみなきゃわからない」

 そう言うと健一は換気口の縁に手をかけて、まるで体操選手のように、身体を丸めてその換気口に吸い上げられるように消えて行った。

 健一は身体がやっとくぐり抜けられるほどの小さな隙間を、芋虫が這うようにしてようやく外に出た。

 いつも見張りをしている信者の姿は見えない。

 信者の多くが既に逃げ出し、一部の幹部しか残されてはいないようだった。

 私はまっすぐに舞の部屋に向かった。

 舞の部屋にも誰もいない。

 部屋の鍵もかけてはいなかった。

 まだ、朝早いのでカーテンは締め切られたままで、部屋の中は薄暗い。

 舞はベットで一人で寝ていた。

 「舞、起きるんだ!」

 舞は直ぐに目を覚ました。

 「健一、助けに来てくれたのね。いつも部屋の鍵も閉めないで待っていたは」

 「大丈夫だ。もう大丈夫だよ。」

 健一は舞の身体を強く抱えベットから起こした。

    人気ブログランキングへ  応援クリックよろしくお願いします♪
※お手数ですが、別画面に飛びましたら再度アドレスへのクリックをお願いします


 iikura200


bana200-70581a9aba

namaginjyo at 16:44コメント(0)トラックバック(0) 
プロフィール

namaginjyo

最新コメント
記事検索
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ