スタンダールの「赤と黒」ではありません。電源線(電源コード)の、赤はマイナス/黒はプラス/白はアースの、赤と黒です。

 先日、事務所に工事に来た電気屋さんとコードの色の話で盛り上がりました。最も単純なのは、3つしかない電源線。データ通信で使う線は、茶色と橙色を間違えちゃう・・・、切ってから間違いに気づいて大騒ぎなんて・・・、オーディオ少年だった昔を思い出して話しの花が咲きました。

 そうそう、電源の極性(プラスとマイナス)は、オーディオマニアにとっては重大事です。電源の極性が、機器の望ましい極性と適合しているか、プリアンプとメインアンプで一致しているか。オーディオコード(アンプとスピーカーを繋ぐコード)の極性=音波の位相が一致していないと、左右のスピーカーの音波がぶつかった時に打ち消し合います。

 逆に、スーパーウーファーでは、逆位相にして耳障り/肌触りに悪いドワン!というエネルギーを減衰させて“突き抜けるような”力強い重低音を存分に楽しんだり・・・。通常は、200ヘルスに設定してあるクロスオーバー(スピーカーに流す周波数帯域を分ける分岐点)を、クラシックのパイプオルガンとジャズの脛ドラで買えます。しかも、スーパーウーファーとウォールスピーカー(壁を揺らして重低音を体感するスピーカー)に流し込む周波数帯を微妙に変えてみたりして遊んでいました。

 また、中低音から中高音で逆位相にすると、音が回ります。これは、アルテックのようなちゃんとしたスピーカーではなく、JBLのような大衆向けのスピーカーで面白い効果をもたらします。

 高校生の頃は電気と遊んでいた生禿は、久しぶりに懐かしい話を楽しみました。