こんばんは。

セラピーさんとのステキなお話しのおかげで何とか心も回復し、今日からまた普通の記事に戻ります。

えーと。この間に世間ではいろいろあったようです。

まず、Wine 1.0 がリリース されていたり、 Firefox 3 がリリースされていたり、します。

次に、司法試験の採点考査委員が任命されています。ついに論文の採点が動き出す感じですね。。
いわゆる採点考査委員の任命については、司法試験委員会第43回議事録 により、「短答式試験の合格に必要な成績の判定がなされた後,採点に必要な数の考査委員を任命する」「試験問題を事前に知り得る立場にないことから,実務家の考査委員についても,法科大学院における指導に従事している者でも差し支えない」との決定がされていたものです。
採点考査委員を含めた全考査委員は、法務省ホームページの「新司法試験考査委員名簿」で確認できます。
なお、各ロースクールに何人の考査委員がいるかという意味のないデータが出回ることがありますが、単に同名簿の所属欄を集計するだけでは不十分ですので留意が必要です。



以下気になる記事など。

最高裁の石碑に墨汁と卵投げつける 男を逮捕、警視庁
20日 日経新聞

 20日午後2時ごろ、東京都千代田区隼町4の最高裁判所の正門前で、「最高裁判所」と書かれた石碑に男が墨汁と卵数個を投げつけた。最高裁の男性警備員が大阪府茨木市の無職、辻功容疑者(64)を器物損壊の現行犯で逮捕、駆け付けた警視庁麹町署員に引き渡した。



企業法務戦士の雑感『「守秘義務」とは何ぞや?

長崎の司法修習生が巻き起こした一つの“事件”。
……
最初、某著名ブログ経由でこの記事を読んだ時は、自分もうっかり騙されるところだった・・・。

だが、嫌疑をかけられた修習生の名誉のために言うならば、このレベルの書き込みに対して「守秘義務違反」で制裁を加えることが許容されてしまうのだとすれば、この国の司法はちょっと危うい(少々大げさかもしれないが)。

もとの司法修習生のした行為の当否はともかく、裁判員裁判の開始にともなって一般国民にも守秘義務が課せられることになるということもあるし、「望ましくないこと」「倫理的にダメなこと」と「法律違反」「義務違反」を区別して考える必要があるとの指摘。

裁判員の守秘義務違反は「六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金」の刑事罰がありますから、その構成要件を明確にして人権保障機能を実効あるものにすることが重要でしょう。その要件に該当しないにも拘わらず「法的な」制裁が科されるようなことに対して、その人の基本的人権を擁護するために活動を行うのが弁護士の仕事ですし。よくよく考えなければなりません。
リアルタイムで情報を流すことと後日流すことの違いや、インターネットと書籍の違いなどはあれ、誰にでも手に入る状態にあるという意味で同じであるとするならば、司法の現実に驚いた53期修習生の会『司法修習生が見た裁判のウラ側―修習生もびっくり!司法の現場から』などの書籍も「守秘義務」違反に問われることになる。同会のメンバーは執筆時すでに修習生ではないが、守秘義務は残っている。

なお、このことと、修習生のした行為の当否や、それに対する報道や批判の当否についての見解は関係しませんので、念のため強く確認しておきます。