2018年11月05日


今回のミカドは、音響さんの手違いで音と照明が結構グチャグチャでした。更には、必要のない1曲カットから、レズショーがナーナーになってしまいました。

なんかでも、フロアで、音響も照明も進行もグチャグチャな現場とかに耐性がついてしまったんで、そんなに気にしていなかったのですが、鳥さんと京さんが親身に考えて下さって、お客様にも説明して下さったのはありがたかったです。

まぁ、私がちゃんと前もってしっかり打ち合わせできていなかったことも要因の1つなので、投降さんだけが悪い訳ではないのです。

お客さんには申し訳なかったけど、ステージに事故はつきものだし、妨害が入ることもよくあることだし、それも含めてナマモノなので、それをどう対処するかは踊り子の実力が試されるところです。だから、たまにはそんなこともあるのも面白いかもなー、なんて今は思えます。

そっかー、ここは怒って良いとこなのかー、と思った。そんな丸くなった自分に改めてちょっとビックリした(笑)

昔の私はトガッていたので、こんな考え方はできなかったろうなって思います。

音や照明は勿論ですし、演目カットは大きなストレスでしたし、ステージ上にお客さんがいるとか考えられないって感じだったと思います。

ステージにおいて、考え方が柔軟になったのはフロアのおかげなんだなー、としみじみ。

あと、ポラを1日1回とさせて頂いているのも、改めてありがたいことです。ショーだけでどうにかしなきゃって意識がとても上がりました。

ストリップの可能性って、もっともっともっと大きく広くって、あのステージの上でできることって、もっともっともっといっぱいあると思うんだよね。

今回の3回のステージは、劇場休業宣言をした分、気合いも入っていましたが、技術的にはまだまだなところが多くあると感じました。だけど、楽しかったよー。

大事なことだから、もう一度。

楽しかったよーーー!!!

ありがとうーーー!!!

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namekoziru at 01:57 

2018年11月04日


劇場休業宣言をツイッターでしました。理由は、スケジュールの問題と身体的な問題です。


最近、劇場の前の日は毎回、自分のダメっぷりに鬱になって「もう辞めよう」モードになる。だけど毎回、終わると「やっぱり辞められない」って思う。


ステージの感動は勿論だし、

皆さんへの感謝も深まるし、

そして、ステージへの悔しさも、実はある。


これで終わりになんてできないって、思っちゃうんだよね。


★1回目『般若』★

着物は1人で…、

着られなかったです(T ^ T)

月夜未ちゃんに散々手伝って貰ったし、何より帯の結び方が全然思い出せませんでした(涙)

歌麿は振り間違えるし、着物絡まるし、何よりラストの見せ場おーいって感じで(^_^;)


でもね、なんか、気持ち的には、今回で3回目だけど、今回が一番入り込めたかなあって思った。だから、ちっちゃな技術のミスはそんなに気にならなかった。技術も勿論大切だけど、ストリップでもっと大事なのは気持ち。お客さんも、そこを見ていると思う。だから、今日は私の気持ち、少しは伝わったかなって感じたんだ。


気持ちと技術の融合をしていくにはやっぱり、回数こなしていかないとダメだなぁって改めて思った。


★2回目『バナナレズ』★

超直前に1曲カットになった為、用意していた縄も蝋燭も出来ないことになって、なんかナーナーな感じで終わってしまいましたが。私がレズショーで大切にしたいことは、ステージを綺麗にまとめることや、お客さんに気を使うことよりも、相手といかに意思疎通ができるかってことです。私は、この出会いを大切にしたい。焦らずに。


★3回目『劇場』★

もうね。終わった後の「もっとできたのに」って気持ちが凄く残って…。身体がアチコチ痛いのも、いろんなことがコントロールできていなかった証拠。この作品こそ、技術と気持ちをうまく融合させないと、怪我しまくるんですよ実は。


どこかに「次こそは」って思う自分がいる。10年も前の作品だけど、結奈美子にとっては転機となった大切な作品です。いっぱいいっぱい思いが詰まった作品なのに、技術も気持ちも全然当時のようにできなかった。もう一度、あの頃のように踊れるようになりたい!!




とりあえず、劇場休業は撤回しません。

2月の蕨も、3月のデラカブも出ません。

本当に迷っていましたが、決めました。


でも、つい「また劇場で会いましょう」と言ってしまった。いつになるかはわからないけど…。劇場がある内に。また、乗りたい…。


私はやっぱり、劇場が好き。

どのパフォーマンス空間より

ストリップ劇場が一番好き。

一生、ストリッパーでいたい。

















namekoziru at 23:52 

2018年10月26日

フロアの現場。
店内はちょっと変わった構造で死角だらけ。
お客さんはチップ渡す気満々で待っていた。

だけど私はガッツリ無音オナベッド。
しかも見せちゃいけない現場なのに
ガッツリオープン。

棚の上に少しだけ横になれる場所があって。
死角だらけの店内だけど、そこなら8割くらいの人から見られる。

クラクラするくらい気持ち良くて。
でもお客さんはポカーンとしてる。
チップは1枚も出なかったけど、
私は満足だった。

現実じゃ、フロアの現場でこんなことは絶対にしません。フロアは自分の気持ち良さより、お客さんの盛り上がり重視です。
だけど、こんな風にお客さんの期待を違う角度から裏切る、みたいなの結構好き。

久々にステージの夢を見た。
ステージから遠ざかっている今の生活。
ステージが恋しい。











namekoziru at 11:41 

2018年10月08日


ラインのアカウント整理で、いろいろ久々な人に連絡をしました。相変わらず、うまく連絡先移行できず、わからなくなってしまった人もいるのだけど、まあTwitterで繋がっている人はとりあえずいいかと気楽に考えています。

久々に連絡して、会いたいと言ってくれる人もいて嬉しくて、私も会いたいのだけど、なかなか予定を立てられない…。
 

しかも、月夜未ちゃんの誕生日を忘れていて過ぎてしまった(´;ω;`)月夜未ちゃんは、すげー人間ができている人なので、こんな私とも仲良くしてくれるのだけど、遊びの予定ことごとくキャンセルしていて、申し訳が立たなすぎる…。飲みに行くとか、プール行くとか、イベント行くとか…。全部、私の都合でアウト(-_-;)そろそろ友達やめたくなるレベルだよねー。こんなんじゃ一緒にショーやるのも難しいなぁ…、とも思いつつ、そろそろミカドの打ち合わせ始めようと思っています…。


本当にここんとこ、友達と遊ぶとか飲みに行くとかが皆無でして…。年単位で会ってなくても仲良くしてくれようとする人にムリヤリ会う計画を立てるのが精一杯…。なんとかしたいと思いつつ…。


とにかく、バイタリティが減った…。遊びに行く元気が無いのはいかがなものか…。あかんぞ。非常に良くない。ただ、優先順位考えると、遊びが最下位になってしまう。友達と疎遠になりたい訳ではないのだけど…。
しかも引越しをして都会から離れたので、余計に出不精になってしまった(´・ω・`) 


最近はじめたお仕事は、超絶ブラックで毎月サービス残業が100時間くらいあります。新人なので毎日怒られてばかりです。家に帰ってからも宿題がいっぱいあります。夜勤もあるのでリズムも崩れるし、まともな衣食住すらままなりません。同期は次々に病んで行きます。

そんな中、引越しをしたので余計、時間に追われることに…。それでも私は平凡に楽しく生きています。怒られるとか、悔し泣きするとか、向上心を持って努力するとか、新人の特権だなぁと感じ、楽しくもあります。


根が真面目なんだなぁ、とは感じる。楽して稼ぐとかいう思考は一切ないし、誇りと自信を持てるだけの努力はしないと恥ずかしいと思っている。まぁ、根っこの部分にあるのはプライドの高さなんだろうなぁ。へし折れるもんなら折ってやりたいと、たまに自分でも思う。


思い返せば、ストリップこそ超絶ブラックですし、デビューしたばかりの頃は遊ぶ余裕なんて一切なかったな。劇場に泊まり込んでご飯も楽屋で食べて1日中10日間ずっと劇場にいたし、終演後は早く寝て次の日に備えるか、レッスンするかだったし。ストリップ始める前の友達はゼロになった。そんなもんなのかな。真剣になれるものがあるというのは幸せなことだ。


でも、結奈美子になってから知り合った友達は、仕事でどーのってより、他の世界では知り合えないような価値観の一致を感じる人ばかりだったから。仕事がどーの関係なく、今後も仲良くできるならしたい…。そして、私は一生ストリッパーでいたい。誰がなんと言おうとも。

今回とりさんにも 連絡をしたんだけど、「結奈美子が突然死したら、結奈美子の半生を綴った本を出して一儲けする」と言われた。15年間1度も切れず親友でい続けてくれた唯一の人だからこそ言える言葉。私の全てを知っているのはとりさんだけ(笑)
 

人生の前半は過激なことが多かったので、後半は平凡に生きていきたいとも思いつつ、刺激の無い生活は向いていないです。と言うか、私は人の人生に刺激を与えられる人でありたい。特に、光を失いかけた人に光を思い出して貰えるようなことができる人でありたい。小さな幸せを噛み締められる人でありたい。誰かの為じゃなくて、そうありたいって自分の希望だよ。そうやって生きていくって15年前に決めたの。ストリッパーも、その一部。私にしかできないことを探して行く。

そうやって、自分の思考や希望を整理していくと…、遊びに行けないとか、友達できないとかは、仕方無いかなぁ、って結論に落ち着く…。ごめん…。それでも、タイミング合う時だけでいいよって思ってくれる人は、これからも仲良くして下さい。゚(゚´ω`゚)゚。

まぁ今は、自分が派手でいる必要はなく、地味でも成り立つ生活にはなりました。ただまだステージ衣装を手放すことができません…。とりあえずもうしばらくは、月に1度くらいステージに立ちそうです。


3月のデラカブが、また一区切りかなとも思っていて、そう思っている人は結構多いんじゃないかななんて勝手に思っています。





namekoziru at 10:16 

2018年09月16日


デラカブご来場ありがとうございました。どうなることやらと思いましたがなんとかなりました。

8月の虎の穴と四谷のブログ
書いていなくてごめんなさい。
単純に忙しかったのもあるけど…。なんか、燃え尽き症候群と言いますか…。終わっちゃった事実を受け入れられない自分もいるのかも。

四谷以来、1ヶ月以上。
実は一度も踊っていませんでした。
プライベートが忙し過ぎてレッスンすらできませんでした。1ヶ月も踊っていないと必然的に自信が失われていくもので…。

デラカブ前夜に差し迫った時、「あー!私なんかにもうステージなんかできないー!逃げ出したい〜!」と発狂してしまったのですが…。

逃げ出すなんて有り得ないので…。
仕方がないから音作りから…。
昔の音とか聞いていたら、月の曲で泣けてしまって。あぁ、今の気分はこれなんだなぁって、気持ちにフィットする演目を選べたので心が落ち着きました。

『月』
かなり初期の作品。
見たことある人少ないかもね。
最初は超絶新人っぽいアイドル演目だったんですが、こんなにも変わるか〜ってくらい変わりました。でも、選曲や思いは変わってないです。自分的には同じ演目です。懐かしいです。作品が私と共に成長している感じが嬉しかった。歳を取るのも悪くないな〜、なんて思いました。


『般若』
1曲目歌麿、振り付けはさゆり姐さんです。曲もほぼ全部(ベッド中以外)姐さんが選んでくれました。衣装も勿論さゆり姐さんが作ったものです。そして、わざわざ着付けしに今日は来てくれました(;ω;`*)「ちゃんと着られない!どうしよ!」と焦る私の気持ちをキャッチしてくれました。゚(゚´Д`゚)゚。一人じゃ着られないの、なんとかせねば。素敵な衣装もちゃんと着ないと素敵度半減💦
演目的には難しいです。かなり。踊りこまなきゃダメ。演目と心がまだまだ噛み合ってない気がする。でも、10年前の私には多分できなかった演目。これからまだ育つだろうワクワク感。劇場で10日間やれればなー、少しは固まるとも思うのだけど、それも無理な話なので少しずつ育てて行きます。(まず10日乗れないし、乗れたとしても通常興行で出せる演目じゃないw)

虎の穴でフロアショーばっかやっていた分、SM大会では暗めの演目をやりがちな今日この頃ですね。オナベッドできるのは劇場だけなんで、やりたい気持ちが強いです。たまには普通のストリップもやりたいなー。

今日のステージは楽しくできました。
ありがとうございました。


劇場SM大会たまに乗ると久々の方々に会えて、なんだか心がほっこりするんです。あー、しっくりくるなー。私の居場所ここにあるんだなー。ここがスタートだったんだよねー。って。

スタッフさんも、いつもより大変なのに、結奈美子めちゃくちゃ汚すのに好きなことやらせて貰えて本当に感謝感謝です。


ちまたでは、デラカブSM興行がなくなるともっぱら噂ですね。

それはそれは、とても悲しいことですが…。

今までたくさん、劇場ごとなくなるのを見てきました。その度に無力感と悲しみに包まれてきました…。


時代は流れる。
いろんなものが変化する。
だけど、裸踊りは不滅だと思っています。







namekoziru at 01:34 

2018年07月28日

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虎の穴FINALを前にして、少し凹んでいます。

すみませんが…。

 

ショーダンサーの育成…。

難しかったです。

言葉で伝えられることは全て、惜しげもなく伝えてきたつもりです。でも、やっぱり、難しいですね。

 

前回のブログにも書きましたが…。

人にはそれぞれ人生があって、守るべきものがあって、生きる為に生活がある。それは素晴らしいことです。しかし、ダンサーとの両立は難しいんだなあ、って感じました。

 

プロのダンサーの条件は。

,△訥度のパフォーマンス力。

¬鸞を守ること。

です。

 

ってか、本当に△本当に大事なんだよ。どんなに,あったって、△ダメだと結局、仕事を仕事として続けていくことができないんだよ。逆に言うと、△ちゃんとしていれば,イマイチでも仕事として続けていけるんだよ。

 

人として約束は守ろうよ。って話しの前に、本気でダンサーの仕事やろうと思ったら、超絶すぎるくらいブラックなんで、やっていく内に絶対その課題にぶつかる。だいたいの仕事は、体調不良や忌引きで休むことは仕方が無いし、法で守られているけど、ショーの現場はそんなの関係ないもん。

 

それを突き詰めていく為には、やはり人生に守るべきものが多いと、難しいですよね。

全力投球でステージに上がってくれる人を探すには、ステージが好きな人よりも、借金で首が回らないし行くとこもないみたいな人を選んだ方がいいのかな、なんてことも、最終的に思いました。超絶ブラックでも耐える為には、「やりがいがある!」だけじゃなくて「給料がいい!」も大切だよね。

 

私がガムシャラに仕事をしていた時、昔からいる業界の人に「なんでそんなに仕事入れまくっているんだ。借金でもあるのか?」と聞かれたことがありました。その時は「ちげーし!!」って思ったけど、現実はそういう人の方が多いのかもしれません?とにかくなんでもいいから仕事を多くこなす。こなしている内に実力がついてくる。実力がつくと認めて貰えるようになり、自尊心も満たされる。次第に向上心もわき努力するようになる。そっちの方が自然なのかもしれません。

 

フロアの仕事は、昔は、それこそバブルの時代、尚子さんの時代は、毎日のように現場があって、フロアだけでかなり贅沢な生活ができていました。だけど、今は現場自体が減っていて、それもなかなか難しい状態です。

 

現場が減る。ダンサーも減る。その悪循環を止めたくて始めた虎の穴。だけど、やはり現実はなかなか難しかったな、とも思っています。現場自体が少なければ、その人の生活を支えてあげることはできません。私が1回で5万稼げる現場でも、新人では半分も稼げないでしょう。しかしいくらテクニックを教えてもやはり、何よりも力になるのは現場を踏んだ数です。現場でもまれながら学ぶのが、一番の近道です。それもできれば、一カ所の現場に満足せず、いろんな現場に立って欲しい。だからこそ意地でもステージに立つことに貪欲になって欲しい。

 

私も尚子さんも、既に次の人生に歩みを進めています。だからこそ「自分がいなくても大丈夫な状態にしたい」と思っていました。しかしその分、度量が小さく、新人ダンサーの生活全てを背負うことができなかったことは、申し訳なかったと思っています。

 

もっと私と尚子さん自体が、人生をかけて育成できていれば、もっとできたことはあったなあと思います。虎の穴ももっと長く続けて行けば、また新しい何かが見えただろうなあとも思います。肝心なところで中途半端で申し訳ないです、としか言えません…。

 

ただ、本当に、私も尚子さんも、ショーがあったから人生が輝いた。そのショー業界に、ほんの少しでも、恩返しができればと思っていました。

 

ダンサー育成は難しかったけど、

それでも虎の穴から現場に出たダンサーは4名!

1年やって1人でも使えるダンサーが現れてくれたらいいよねって始めた虎の穴です。十分です!

 

1年半。本当に楽しかったです。

すっごい頑張りました。精一杯でした。
これが全力です。
全力でやった。
やったからこそ、自分の無力さも感じる。

 

だけど、きっと無駄なことはしてきていないと信じています。きっと誰かのショー人生に刺激を与えたと思っています。そして、きっとその誰かが、今の時代に合ったショーダンサーの形を作って行ってくれると信じています。そのショー業界の片隅で、私もひっそりとダンサー続けさせて下さい()

 

やめちゃうのは寂しいけど、寂しいと思える場を作れて良かったなって、思っています。

 

本当に本当に、ありがとうございました。

 

85FINAL虎の穴!

宜しくお願い致します!!

 

 

 

 

 

 

 




namekoziru at 02:00 

2018年07月12日


今回は、劇場に焦点を当てて書きます。
劇場長期休業後、尚子さんと出会い、
そこからまた色々ありましたが、
今回はそこは省きます。

小学生:俺の空でストリップに憧れる。
中学生:演劇部吹奏楽部美術部かけもちで感性を磨く
16歳:トゥナイト2でストリップに憧れる。
17歳:ダンスのある学校だったが、
    足を故障し断念。
18歳:性風俗の必要性について考える。
    色々あって家出。
    裸仕事で生きていく覚悟を決める。
    ストリップ初観劇で感動。
19歳:デビューを目指してレッスン開始。
20歳:アダルトな知り合いを作りコネ作り。
21歳:M女でステージデビュー。
22歳:自縛デビュー。
    踊り子デビュー。


初めはコネでした。
使えるものは使え。で、良いと思います。
でも、コネを探すのは自分。
コネを繋げるのも自分です。

最初はSMショーのM女でした。でも、私はそのチャンスでしっかりアピールし、次にはソロの仕事をとりました。「またの機会でいいや」「ちょっとずつ業界に慣れていけばいいや」なんて考えは微塵もありませんでした。チャンスはそうそう来ません。1度のチャンスを逃したら、その次は更に難しくなります。

コネの無い劇場には、こちらから手紙を出しました。劇場同士の関係や、劇場の特色や、所属踊り子の仕事頻度やイベント時期等も調べた上で、タイミングを見ながら営業をかけていました。自分の売り込みを成功させる為に。チャンスを掴んだ後の、その評価を上げる為に。

まず電話をかけて、自己紹介し「宣材写真を送らせて下さい」と言い、了承を得る。宣材写真は勿論ちゃんと有料のスタジオで用意したものです。宣材写真と、ステージ経験と、丁寧な挨拶。忘れちゃいけないギャラ交渉。それらをセットにして送り付け、届いた頃に電話をかけるという方法で、仕事を頂いていました。もとが電話恐怖症だったので、心臓バクバク手足ブルブル状態でしたが、喋ることは全て台本とし、書き出しました。手紙はずいぶん書きましたね。

そして、通常興行でSMはやらず、一般的に受けそうな演目を作るようにしていました。スケジュールも、自分の都合だけで決めず、盆・暮れ・正月・イベント・開館記念・他踊り子の状況など全て考慮した上で自分を売り込みやすい週に決めていき、お客さんの動向も予測した上で、演目や新作を出すタイミングも決めていました。イベント等でSMをやる時は、やる意義を説明し、お客さんが離れないよう工夫しました(それでも離れるものは追わない主義でしたが)。全てが戦略であり、計画的でした。

ステージ力?
なんてものは、最初はまだまだ全然なくて、若さとパッションだけで乗り切ったようなもんです。酷いステージでした。でもそれがわかっていたから努力もしたし、それでも仕事をくれたことのお礼は必ず伝えるようにしていました。

お客さんへの気遣いは、全然できなくて暴言ばかりはく踊り子でしたけど(笑)雇ってくれた劇場に「雇ったことを後悔させない仕事」はしなくちゃいけないと思って仕事をしていました。

結果的に、今の私があるのはお客さんのおかげなので、今は「応援したことを後悔させない仕事」をしなくちゃいけないと思いながら活動しています。
ただその前に、まだダメダメだった私にチャンスをくれた人がいた、劇場があった、というのが大前提でした。

当時、完全フリーで通常興行に乗る踊り子は一人もいませんでした。今考えると、本当によくデビューできたなと思います。経験もない、所属もない、後ろ楯もない、だけど囲わせてはくれない、訳のわからない小娘を香盤に入れるのは、大きな博打だったと思います。

相手は、マイナスも覚悟で雇ってくれたのだと思うと、こちらだけが利益を追求する気にもなれず。レッスン・衣装・宣材写真などにはお金を使いました。自分に足りない部分はどこだろうと常に分析しながら埋めていきました。それが、雇い主への礼儀だと思っていました。でも、それらは「必ず取り戻すぞ!」という気持ちがあったからこそです。

初めの投資はある程度は仕方がないし、どこで、いつまでに取り戻すか、すらも計算しながら、私は初期の仕事をしていました。計算外のマイナスは赤字になると思えば、一つ一つの仕事を確実にこなして次につないでいくことが絶対条件でした。それは、仕事として継続させることが目的だったからです。デビューしましたハイおしまいー、なんて有り得ないって思っていました。



自分の生活の全てを劇場に捧げていました。勿論、まともな彼氏もできません。恋愛対象をステージそのものと考え、盆を擬人化させてセックスするようにステージに立ちました。

ただ、当時の私が何故そこまでできたかと言うと、それに人生の全てをかけていたからです。この仕事を成功させなければ、生命を維持することはできないと本気で思っていました。それ程の熱を…、他人に要求するのは難しいことだな、とも思っています。

全てを捧げる必要なんてなくて、守るべきものがあるのであれば、それはとても幸福なことだから大切にして欲しい。それは、ダンサーにもお客さんにも思うことです。



裸の世界ですから、甘い言葉をちらつかされて、脱がされて踊らされて、なんとなく流されている内にダンサーになっちゃった。でも、良いのですが…。

ここからは私の良心と、ストリップへの愛情があるからこそ…。

「脱ぐことに後悔して欲しくない」
と、敢えて言いたい…。

だから、ちゃんと考えて欲しい。

それぞれある筈です。
踊りたい理由が。

知って欲しいのは
「そのヤル気を示すことの必要性」
「待っているだけじゃ仕事は来ない」
ということです。

仕事は、勝手に降ってくるものではなく、
他人から奪い取るものでもなく、
自分の力で「掴み取る」ものです。

1年半、虎の穴をやってきて、
一番伝えたいことです。













namekoziru at 07:12 

2018年07月11日


前回の虎の穴では、ショービジネスにおけるマナー講座を致しました。

〇纏をとること。
∋纏を継続させること。
仕事の場を守ること。

を目的とした講座でした。

虎の穴の目的はですが、
´△鯏舛┐覆い海箸砲聾廚侶蠅禄われない…。

虎の穴には、それぞれの事情から現場に出られない参加者も沢山います。それはそれで良くて、それぞれの中で吸収できるものを吸収して貰えれば良いと思っています。

ただ、仕事として踊りたいのに仕事の取り方がわからない。デビューできたのに次のオファーが貰えない。そんな勿体無い人を対象にした講座でした。

圧倒的実力があれば、仕事は得られるかもしれないけど、新人の内は圧倒的実力なんてある筈がありません。

レッスンも必要。
体型メイク衣装等で見た目を磨く事も大切。
でも現場でしか学べない事は山程ある。

初めは、踊りや衣装や応用力が乏しいのは仕方無い。それでも仕事をとっていく為には裏でのマナーが必要不可欠です。

趣味とビジネスの違い。これも虎の穴で散々お話ししてきましたが、やはりどうしても伝わりにくい…。


会社員がチャランポランで好き勝手な服装で正式な場には行きませんよね。ネクタイを締めるように、衣装も「仕事着」として選ばなければいけません。

ショーだって、ビジネスとなれば普通のお仕事と同じです。相手の店(会社)には社会人としての礼を尽くした上で、利益をもたらせねばなりません。

初めは、普通の就活と同じだと思うんです。
コネ入社ではなくてね。
この暑いのにリクルートスーツ着て就活している学生をよく街で見かけますが、偉いなぁと思います。

就活って「ちゃんとスーツを着て、規定通りに写真を撮って、色んな会社を調べて、面接して、その会社にあわせた内容を話す。自分に何ができるか、どんだけやる気があるかアピールする」ってことです。会社が見るのは、その人がそれらの作業を面倒臭がらずにしているかどうかであって、実力の有無はその次です。

裸仕事だからって、ちゃんとした礼を尽くせば、思いは伝わります。やれるだけのことをやってようやく「働きたいんです!」って意思は伝わるんだと思います。

次のブログで、私がデビューし、ある程度の人気を継続させることができた方法を書きます。私は勢いだけでデビューした訳でなく、コネも営業も自分磨きも仕事の進め方も、全てかなり計画的に行いました。ハッキリ言って計算高いです!そして、とんがっていました。目が合う人、全員に喧嘩を売っていました。でもそれだけ、裸踊りで食っていくんだって意志が強かったんです。








namekoziru at 23:30 

2018年07月09日


第16回虎の穴。
今月もありがとうございました。

まずは、私が忘れ物をして家に取りに帰ったりなんやかんやで、香盤を大いに狂わせてしまったことを、謝罪せねばなりません。申し訳ありませんでした。

都合良く(?)、本日の特別講座は『ショービジネスにおけるマナー講座』でした。現場にいた皆さんは、迷惑をかけられる側の気持ちをわかって頂けたかと思います。

偉そうにマナー講座なんてやっていますが、奈美子さんも散々やらかしてきました。そして今でもやらかします。「やらかしの結」という悪名まであります(嘘だけど、半分本当w)。悪い経験もいっぱいしながらの今があります。

でも、だからこそわかるのは、一番大切なのは、やらかしてしまうことの重大さを理解し、誰かのせいにしないで、誠実な態度をとっていく事だと思うんです。お仕事は、人との信頼関係の上に成り立ちます。


今回のショーに至っては、そんなこんなで殆ど見られなかったので、悲しい…。

YOSSYさん、すんごい格好良かったです。
。゚(゚´Д`゚)゚。ああ、ちゃんと見たかった!

新人ダンサーは今回は3名の方に踊って頂きました。それぞれ自己課題を意識しながら、少しずつ確実に成長してくれていて、本当に嬉しいです。

渡り歩きに関しては、まだまだ課題が残るかなぁ、と思っています。出たチップの受け取り方、お客さんとの目線の合わせ方、落っこちない為の筋力バランス力。更にはお客さんにイタズラされない且つ楽しませる為の距離感や態度も考えて欲しい。

渡り歩きタイムを、ただのチップ回収タイムにして欲しくないんです。知っているお客さん相手だと気持ちが甘えてしまうのは、ある程度は仕方無いことだとは思うのですが…。ちゃんとショーとして成り立たせる意識を持って欲しい。

実際、渡り歩きする現場に行く機会は少ないかもしれません。でも、渡り歩き現場の方が高い技術を求められるし、人材不足です。渡り歩き現場に行けるダンサーが欲しいというのが、尚子さんと私の本音です(>_<)


自分のショーは、大いに迷惑をかけたあげく、トリで踊らせて頂きました。申し訳ないという気持ちがあったからこそ、普段より熱をこめて踊れたように思います。トラブルがあったことで凹んで、ショーの質を落とすような姿は見せてはいけないと思いました。トラブルがあったからこそ、謝罪の気持ちを表す為には、良いショーをするしかないんです。ダンサーは。

これからも私は、順風満帆ではない踊り子かもしれません。でも、それが自分のエネルギーとなるんです。眺める方も大変かもしれませんが、これからもどうぞ宜しくお願い致します。




いよいよ、来月でとりあえずおしまい。今回は最後の特別講座で、少ししんみりしてしまいました。みんな本当に頑張ってきてくれたと思います。ありがとうございます。

現場に行く人も行かない人も、それぞれ刺激し合って、それぞれで成長できていたら良いなぁ、と思っています。

来月も、宜しくお願い致します!







namekoziru at 13:18 

2018年07月04日


社会人の為のマナー講座ワークショップに行ってきました。今週末には自分がマナー講座やるんでね、良い勉強になりました。

先生が「笑顔は作るものではありません!内からわき出るものです!」と力説しておりましたが、どうにも納得できませんでした。

でも、その先生も最後に「無理して笑う必要はないけれど、仕事として笑わなければならないこともあります」という矛盾まみれなお話しもされていました。

結局、解決策は教えてくれませんでした。
相手の為に笑うことと、自分の精神のバランスを保つことの難しさを伝えたかったのかな〜。笑顔について、普通の人はそんなに考えていないのかもしれない。

私は「笑顔は作るものです!しかし心は病まないように」といつも言っていますが、結局は同じことですよね。

私の笑顔は殆どが作り物です。
「楽しいから」を理由に笑うことなんて、本当に殆どありません。だけど、「相手の笑顔が見たいから」という理由で笑うことを、私は悪いこととも思いません。顔がひきつる時もあるけど、やっぱり自分の心次第かなぁ、と感じます。作り笑顔が辛い時もあるけど、相手が笑ってくれた時が、私は一番幸せです。

弱っている時に、
笑顔に助けられることもある。
あなたが笑ったら私が嬉しいように、
私が笑ったらきっとあなたも嬉しいはず。
と今は信じこんでいます。

私は適度に泣き言も言うし。
そんなにいつもいつも笑顔で頑張っている訳じゃないからね、なんとなくバランスとれているのかも。



あと、笑顔と関係ないけど、「壁を感じないということは自信過剰とイコールであり、その先に成長はない」ってお話しも面白かったです。今のままでいいやぁ、とぬるま湯に浸かり続けるのでなく、辛くとも壁と向き合って突き進んでいくことに意義があると…。

私は欲の尽きない人間なんで、ぬるま湯も停滞も落ち着きませんが、現状の幸福を感じられない人にはなりたくはないと思っています。

毎日毎日、本当に大変なことばかりだけど、いーーーっぱい考えるといつも辿り着くのは「日本は平和だなぁ」ということ。衣食住に困らず。やりたいことをやりたいと声に出して言える。実行が許される環境。この時代のこの場所に生まれたことが奇跡過ぎるなぁって、毎日思う。

それなのに、毎日つらいこととか嫌なことばかりを探して生きていくのは勿体無い。











namekoziru at 02:18 

2018年07月02日


蕨にて、月夜未ちゃんと
2回目のレズショーをしました(*´∀`*)

今回も月夜未ちゃんが可愛くて可愛くて仕方なかったです❤

ただ申し訳なかったのが、私自身の準備が間に合ってなさすぎて(*ToT)本当はもっと責めたかったー!でも、持ち時間も前回より少なくて、準備も不足していたので、ちょっと物足りない感が残りました(´・ω・)

本当は、ショーだってこと忘れるくらいにじっくりたっぷり月夜未ちゃんと向き合って、アドレナリンバンバン出したいのです。私の中に焦燥感があったのが、月夜未ちゃんにも伝わっちゃったよねー。だけど嫌な顔ひとつしないで頑張ってくれました。嫌なことも痛いこともしたのに(>_<)前日の夜から一緒に準備したのだけど、助けられてばっかりでした。もーまじラブだよー。おかげでショーとしては完結したのでヨシとしよう!

前の日の夜中に二人でアイス食べながらダラダラしている時間が幸せでした(笑)既に寝不足でフラフラだし、練習不足なのに…、早く寝ろよと(^_^;)月夜未ちゃんはスンゴイ頑張ってダイエットしているので、私も夜中のアイスクリームとかやめなきゃ(笑)

前回は、童貞を捨てた夜的な興奮がやばかったですが、今回は月夜未ちゃんのイイ女感を改めて感じることができて、ジーンとした感動がありました。これから先また、更に良い関係を築けていけたら良いなぁ。

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場内は満員御礼の熱帯状態だったので、とりあえず事故なく怪我人なく終われたのなら良かったですよね。皆さん帰ってから具合悪くなったりしなかったかなぁ。私は暑さに強いので、汗で滑って転んだくらいで、そんなに辛くなかったのだけど、月夜未ちゃんの汗がやばかったので可哀想だなぁと思いました。

袖で投光のやまちゃんがとても苦しそうに仕事してくれていました。袖は狭くて暗くておそろしく暑くて一人ぼっちです。好きな時にトイレに行くことすらできません。やまちゃんは表に出てこないけど、蕨のSM大会には欠かせない存在です。忘れないであげて下さい。飲み物とか差し入れしてあげて下さい。

私は、出番前の袖の臭いと言うか空気感が好きです。やっぱりステージに関わっていられるのって嬉しいなぁって感じます。

進行も、超絶マッハな感じで奇跡的に押すことなくできたので、爽快でしたね!ポラも月夜未ちゃんとの2shotのみとなったし、サインもできなかったし、密集した場内で撮れずに諦めた人もいると思うけど、みんなの譲り合いの暖かい思いやりが劇場全体を包んでいたと思います!ありがとうございました!

それでは皆さん、次は虎の穴でお会いしましょう!

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namekoziru at 22:12 

2018年06月18日


第15回虎の穴、無事に終了!
ありがとうございました!

今回も時間のない中、
バタバタ進行でしたが、
ご協力ありがとうございました!

今回、私は銀粉ってことで、
金粉より落とすのが大変で、
あんまり他の人のショーを見られなかったのが残念(>_<)

落とすのが劇的に大変な割には、そんなに銀にもならないで…。なんだか損した気分。でも、ギラギラ感はいつもより出ていたと思う!!

尚子さんのオープニングダンスで場内をあっためて貰ったところで私の銀粉ショー。
パワフルな漣姐さんのフロアショー!
そして、新人ダンサー2名による
お披露目フロアショーと、
参加女性による渡り歩き実施レッスン!
わいわい賑やかな宴にできたかなぁ
と思っております。

特別講座は『距離の取り方講座』
以前やった、チップの貰い方講座をもう少し深めたかったのですが、あんまりお話しする時間がなくてごんなさい。

,客さんに触られない為の間接の封じ方。
∩蠎蠅瞭阿を封じても決して威圧的にはならない。頭を撫でているふりして、押さえ込む!
とにかく相手の目を見て笑うこと!

要約するとこんな内容でした。
壁ドンして顎クイしたら、だいたいの男は言うこと聞きます(笑)

おっぱぶではないので、触らせてはダメです!近付くのは、相手の間合いに入った方が攻撃をかわしやすいからです。しかし、ダンサーの腕の中で心を休められるようなおおらかな気持ちで接しましょう。

参加女性達の渡り歩きもだんだん慣れてきました。
参加男性達も、乗っかられることに慣れてきました。
しかし、女性陣。相手と目線を合わせながら安全を守る為には、インナーマッスルが不足しているんだなぁ、と感じました。腹筋とバランス力!頑張ってレッスン!!


【お知らせ】

虎の穴は7/8と8/5を持ちまして、
しばらくお休みになります!
その後は不定期開催予定。
またお知らせします。

なので、7月8月は、今まで虎の穴で学んできてくれた女の子達に、できるだけステージに立って貰いたいと思っています!

8月に至っては、ゲストも多めに呼んで、
新人ダンサーにもジャンジャン踊って貰って、
会場も17時くらいまでローングで借りて
思い切りやりたいと思っています!
予定あけておいて下さいね!

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尚子さんが一部撮影OK にしたみたいなんで、写真をUPしておきまーす。


更に奈美子さん、6/21周年らしいです。本人が忘れていたのに、お花を用意して頂いちゃってすみませんm(._.)mありがとうございます。これからもダラダラ踊り続けます。宜しくお願い致します。

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namekoziru at 20:49 

2018年04月30日

今月も、虎の穴、無事終了。
ご参加下さいました皆様、
ありがとうございました!

今回は2名の新人ダンサーが、金粉ショーとフロアショーを披露しました。2人とも、虎の穴初期から頑張ってくれていたダンサーです。紆余曲折する中、それぞれ様々な努力や思考の葛藤を乗り越え、ステージの上で輝いている姿に感動しました。


今回の特別講座は <宣材写真について>
写真が苦手な私にとって、尚子さんの指導は的確で勉強になりました。

音もなく、お客もいない撮影現場ですが、まるでステージの上であるかのような弾けるような表情と、躍動感のあるポーズがポイントですね。

最近、尚子さんの「笑え!」という掛け声に、みんなが躊躇なく笑えてきているような気がして嬉しいなぁと思いました。歯を出して、クチャクチャに笑うって、最初は恥ずかしいかもしれないけど、慣れかもしれない!そして表情筋の筋トレ!




そして今日は、「フロアとは」のトークコーナーにて、「仕事で踊ることと、趣味で踊ることの違い」を少しだけお話ししました。

今回は内容盛り沢山で、「フロアとは」の持ち時間が3分しかない中…。しかも忙しくて台本を用意できなかったので、うまくお話しできたかどうかわからないのですが…。

いつもいつも最終的に思うのは、ステージに向かう精神を鍛えないことには意味がないということ。
責任もって何かを成し遂げることの大切さを、知って貰いたいのです。

今、世間では有名アイドルの事件のことで盛り上がっています。前に私の友人が、そのアイドルを見て「好きなことばかりやって金貰えるんだからいいよなぁ」と言ったことがあります。しかし、どれ程の責任を背負って、その人が仕事をしていたのか、今になればわかるでしょう。

虎の穴からも、既にフロアの現場に出ている新人ダンサーが何名かいます。現場に出るということは、ギャラを貰うということです。遊びじゃありません。そのステージを成立させる為に、沢山の人の労力と期待が生じ、責任やプレッシャーも感じることになるでしょう。

大切なことは、周りを見渡せる視野の広さを持つことです。「自分が今ここにいること」その為に、どれ程多くの人に助けられているか。自分がいることで何ができるのか。いなくなることでどんなことが生じるのか。ちゃんと考えられるようになって欲しいんです。

情けは人のためならず。
出した情けは、まわりまわって帰ってくる。
思いやりは、常に循環するものです。

「仕事」だから、楽しくなくても笑わなくてはいけません。楽しいことがないなら、楽しいことを自分で生み出すしかないのです。その為に笑うんです。自分が笑えば、相手も笑います。相手が笑えば、自分も今度は本当に嬉しくて笑えるようになります。そうやって生まれていく一体感の快楽は、1度味わえば忘れられないものとなります。

それは、お客さんだけを対象にしたものではありません。そのステージが存在する為に、動いてくれている全ての人が対象です。

虎の穴でのショーはレッスンの一部ですが、努力をし、自信を持つことで、無責任なことはできないという自覚を持つこともできるのではないかと考えています。それはショー業界に限らず、社会人として生きていく上で、どの業界にいっても通用するものだと思っています。

わざわざ、いばらの道を歩む必要があるのか?と迷うこともあるでしょう。その迷いの先の煌めきを見て貰えるように、私も尚子さんも、真摯に向き合って行きたいと思っています。これからも、宜しくお願い致します。


それと、友人が絵本を書きまして、すげー良いので紹介します。

タイトルは『ぼくはいる』
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%AF%E3%81%84%E3%82%8B-%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%80-%E3%83%88%E3%83%A2%E3%82%B3-%E7%B5%B5/dp/B078LTSQML

「存在することの大切さと壮大さ」が、短い文と繊細な絵により表現されており、本当に素晴らしい作品でした。売れるといいなー。










namekoziru at 11:24 

2018年04月28日

辛い。
伝えたいことが伝わらない…。
虎の穴をやっていて、何よりもそんな時が一番辛い。

本当に、人を育てるのはヘタクソだ。
昔からそうなんだ。

一つ前のブログのこととは別に、ちょっと辛いことがありました。

私は、ストリップは舞台芸術の最高峰だと思っています。何をしたって許されるのは、ストリップだけ。私の若い頃の目標は「何があってもステージに立ち続けること」でした。その目標の為に頑張った。だけど、その先に大きな夢があった。自分で自分の納得のいく表現者になること。その夢への旅路はまだまだ終わっていません。夢に辿り着くまでの間、経験できることはできるだけやろうと思った。無駄になる経験なんてないのだから。経験に貪欲であろうと…。

その旅路の途中、挫折しそうだった時に、フロアショーに、尚子さんに、出会いました。フロアの現場は、ただただ私の経験値を上げてくれた。そして、生活していく為の、夢を追う為の、金銭をくれた。私はフロアに人生救われたと思っています。

どうしたら、このフロアの素晴らしさを伝えられるんだろう…。

自信が持てなくて、ショーの前日に情緒不安定になって、「もう嫌だ!やりたくない!」と泣きじゃくったこと、何度もあります。だけど、その負の感情すらステージにぶつけてきました。失敗したことだって、数えきれない程あります。ショーが終わる度に絶望感にかられて泣きじゃくっていました。だけど、それも全て自分の経験となり、糧となったと思っています。それらがあったからこそ、今の自分があるのだと思っています。

この業界。本当に、知れば知るほど、楽しいことばかりじゃありません。ヘドが出るほど汚い部分を、私も沢山見てきました。だけど逃げずに壁を乗り越えてこそようやく、周りは認めてくれるのかなと感じています。



虎の穴に来る子は…。
一体なにを求めているだろう…。

羽生結弦も言っています。
「芸術とは、あきらかに、正しい技術、徹底された基礎によって裏付けされた表現力がないと、芸術として成り立たない」

その通りだと思う。全ての応用は、基礎の上に成り立つ。努力の過程は辛いかもしれないけど、基礎を固めなければ、その先には行けない。

私は「ストリップは芸術だ」という考えではないですが、「芸術だと言われるくらいでないと、世間には認めて貰えない」とは思っています。

努力無しに夢は叶いません。お金も稼げません。周囲からも認められません。そして、基礎を固める為に、辛くとも耐えながら頑張ってこそようやく「自信」を持つことができるんです。棚からぼたもちでは続きません。

だけど、

虎の穴は…。基礎を教える場です。
特に尚子さんは厳しい人だし。
辛くてギブアップする子も沢山います…。
そんなことは予想できていたことですが…。
それでも「頑張りたい」と思って貰えるようにするには…。一体どうしたら良いんだろう…。


私も最近、生活のスタイルが変わり…。
スケジュールも読めなくて、頂くショーのお仕事も全てお断りしている状態で、虎の穴関係の作業も全然やる時間がなくて…、とても心苦しいです…。

今の私に何ができるんだろう…。

とにかく、ステージに立てないなら、その間にできる限りレッスンはしようと思っています。

とりあえず、明日4月29日は虎の穴。
来月は5月20日です。

尚子さんが「金粉ショー毎月やりたい!」と言っているので、フロアショーと金粉ショーをお披露目し、その後、講座・レッスンになります。

宜しくお願い致します。







namekoziru at 12:19 

2018年03月21日

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今日、私はデラカブのステージに立ちます。

だけど、なんだかどうにも、気合いが入りません。頭に浮かぶのは、自分のステージ頑張るぞ!ということよりも、今後の虎の穴と、虎の穴に来てくれている皆の顔でした。

私のステージは、初めの頃はとても自己中なものでした。不満の解放、欲の追求。自尊心を満たす為だけに頑張っていました。

最近ようやく、これは私だけのステージじゃないんだと気付いたんです。今の私のステージは、思う相手がいて成り立つステージです。

明日の1回目はジュピターにしました。
去年2回程、踊りましたね。衣装は余裕なく…、ありあわせのものですが(・・;)思いとしては新作でした。王道過ぎて照れてしまう1曲目ですが…。私がやりたいものより、お客さんが求めているものはなんだろうって考えた時に、これで踊ろうって決めたんです。

この演目を作った時の対象は、お客さんでした。何年も何年も見守ってきてくれた人。はじめましてでも何かを感じてくれる人。出張で遠くに行ってしまった人。昔つめたく突き放してしまった人。来なくなっちゃったおじいちゃん…。例え会えなくても、私の感謝は消えないのだという思いで、この演目を作りました。

だけど、今また伝えたい相手ができた。
ステージを夢みる女の子達に。

現場は孤独だけど、本当は一人じゃないんだよってこととか。
壁を乗り越えるのは苦しいし、時間がかかるかもしれない
けど、逃げようと迂回路を探すんじゃなくて向き合って欲しいこととか。
その苦しみの先の喜びとか。
夢を失くさないでって。
そういう気持ちを、こめたいと思っています。



私は元々、あまり後輩から慕われるタイプの人間ではありませんでした。基本的に人とうまくやるのは苦手です。今だってそうです。

今まで、うまく伝えられない時、どうしていたか?全てはステージにぶつけてきました。今後もきっと、人とうまくやるのは苦手だと思います。でも、思いをステージにぶつけることはできる。


フロアは、こうでなきゃいけないってルールがあります。だけど、劇場のSM大会だけは、何をやっても許される場所です。闇も涙も、その先の笑顔も。私の思いを最大限にぶつけられのはSM大会だけです。

今また、そのステージに立てることに感謝。

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1回目15時
2回目19時
私の出番はトップです。
遅刻厳禁!!

2回目の演目はまだ考え中。
2個出しにします。

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namekoziru at 01:08 
【プロフィール】

【結 奈美子】
YUI NAMIKO

SM
ダンス
最近はお芝居も…。

エロは人間の根源です。
女体は生物の神秘です。

燃える人生を。

【活動】

ショーパフォーマーです。

性癖理解の幅は広いです。

基本的にはフリーで
様々な活動をしています。


【お仕事依頼】
kirinnnameko@gmail.com

結奈美子はショーパフォーマーです。
個人的なお誘いは、ご遠慮下さい。
【ツイッター】
Twitter

最近はツイッター情報が多いです。
お客さんとの絡みは苦手ですが、
フォローしてくれると嬉しいです。
宜しくお願い致します。





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  • ミカドの音響と照明について。
  • 1年半の虎の穴。
  • 2回目のレズショー。
  • 2回目のレズショー。
  • 虎の穴も残り2回となりました。
  • 虎の穴も残り2回となりました。
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