(シカのフン画像あるので、そういうの見たくない人はご注意お願いします)
・・・ウチの診療所に通院してるおばあさんなどから、ずっと家庭菜園やってたけどあんまり鹿に食い荒らされるのでもう今年から止めることにした、なんて話をよく聞くのです。
一方でウチの周りでは鹿の親子が平気で闊歩(かっぽ)したりしてるわけで。(記事にもかきました)
ボクも去年から刈った自作米を自宅庭で干してるんですが、今年はシカが周辺を歩いて何本か引き抜いてる形跡もあったのです。
で、用心して網をかけて下の方はナイロン糸を張り巡らせて・・・と一応対策はとっていたのですが。
一昨日仕事が終わってからふと稲を見ると悲惨なことに!!
シカが稲の上にかけた網の下から首を突っ込んで稲を引き抜きまくり、食べまくってるじゃないですか・・・・・


下に落ちてるのが被害にあった稲さんたち。
夜中撮影したのでちょっと暗いです。悪しからず。
日当たりの良いところに洗濯物を干すためのさお台を利用して干してたのも被害にあってました。

わかりにくいですが、上にかかったままの稲も端のほうはそのまま食べられてスカスカになってます。
なんかすごい絶望感・・・・・・・泣きたくなってきた・・・・・・
で、周辺にはおなじみのシカのフンが散乱してます。

間違いなく奴らのしわざです。
こんなことがあったのでとりあえず稲は全部ガレージ内にしまって陰干し状態にしちゃいました。
農作物のシカ被害って、北海道ではシャレにならない問題です。
彼らはけっこう学習能力があって、カカシ的なものとか、赤外線探知式の照明やサイレンを使っても、それで自分たちには実害がないことがわかると、平然と畑の作物を食べにくるそうです。
そのときの農家さんたちの絶望感、よくわかりましたですよ(泣)・・・・・・・
あといろいろ考えちゃったんですが、やっぱり野生動物にとっては”奪うこと”が当たり前なんだなあって。
これが肉食動物だと、命を奪いに来ますからね。
同様に”奪われること”も野生に生きるものたちにとっては当たり前だったりします。
いわゆる里山とか農村とか呼ばれてる地域では昔からこんなふうに動物と奪ったり奪われたりの、いわゆる争奪戦を繰り返してきた一面もあります。
最近里山を資本のようにみなしてなんとか輸出産業の一種として立て直そうという論調があります。
それはそれで良いのですけど、そういうこと言ってる人って結局都会で”外の人”として考えてて、しかもその都会の社会の中でも先生と呼ばれる立場だったりして、良い立ち位置をキープしながらそういうことを言ってたりします。
たぶんそういう人にはボクが以前そうだったように、里山やそこにある自然もただ美しく見えてるんだろうなあ〜、なんて思ったりもします。
なんか愚痴っぽくなってしまってすみません。
まだイネ食われたショックから立ち直っていないのかも・・・・・
ではまた。
・・・ウチの診療所に通院してるおばあさんなどから、ずっと家庭菜園やってたけどあんまり鹿に食い荒らされるのでもう今年から止めることにした、なんて話をよく聞くのです。
一方でウチの周りでは鹿の親子が平気で闊歩(かっぽ)したりしてるわけで。(記事にもかきました)
ボクも去年から刈った自作米を自宅庭で干してるんですが、今年はシカが周辺を歩いて何本か引き抜いてる形跡もあったのです。
で、用心して網をかけて下の方はナイロン糸を張り巡らせて・・・と一応対策はとっていたのですが。
一昨日仕事が終わってからふと稲を見ると悲惨なことに!!
シカが稲の上にかけた網の下から首を突っ込んで稲を引き抜きまくり、食べまくってるじゃないですか・・・・・


下に落ちてるのが被害にあった稲さんたち。
夜中撮影したのでちょっと暗いです。悪しからず。
日当たりの良いところに洗濯物を干すためのさお台を利用して干してたのも被害にあってました。

わかりにくいですが、上にかかったままの稲も端のほうはそのまま食べられてスカスカになってます。
なんかすごい絶望感・・・・・・・泣きたくなってきた・・・・・・
で、周辺にはおなじみのシカのフンが散乱してます。

間違いなく奴らのしわざです。
こんなことがあったのでとりあえず稲は全部ガレージ内にしまって陰干し状態にしちゃいました。
農作物のシカ被害って、北海道ではシャレにならない問題です。
彼らはけっこう学習能力があって、カカシ的なものとか、赤外線探知式の照明やサイレンを使っても、それで自分たちには実害がないことがわかると、平然と畑の作物を食べにくるそうです。
そのときの農家さんたちの絶望感、よくわかりましたですよ(泣)・・・・・・・
あといろいろ考えちゃったんですが、やっぱり野生動物にとっては”奪うこと”が当たり前なんだなあって。
これが肉食動物だと、命を奪いに来ますからね。
同様に”奪われること”も野生に生きるものたちにとっては当たり前だったりします。
いわゆる里山とか農村とか呼ばれてる地域では昔からこんなふうに動物と奪ったり奪われたりの、いわゆる争奪戦を繰り返してきた一面もあります。
最近里山を資本のようにみなしてなんとか輸出産業の一種として立て直そうという論調があります。
それはそれで良いのですけど、そういうこと言ってる人って結局都会で”外の人”として考えてて、しかもその都会の社会の中でも先生と呼ばれる立場だったりして、良い立ち位置をキープしながらそういうことを言ってたりします。
たぶんそういう人にはボクが以前そうだったように、里山やそこにある自然もただ美しく見えてるんだろうなあ〜、なんて思ったりもします。
なんか愚痴っぽくなってしまってすみません。
まだイネ食われたショックから立ち直っていないのかも・・・・・
ではまた。