<2020/07/18 12:20>
東京金 6月限、夜間寄付6,210円、高値6,238円、安値6,206円、現在値6,230円(+21)
ドル円 6:00 107.22-23円
NY金 8月限 6:00 1,812.1ドル(+11.8)
日経平均 7/17 22,696(-73) 上海株式 3,214(+4)
上海プレミアム 7/17 -31.5(-1.5)
金ETF SPDR 1,206.9トン(±0.0)、7月+28.0トン、2020年+313.6トン
実質金利(米10年債-期待インフレ率)0.627(+0.010)-1.447(+0.041)=-0.820(-0.031)
17日前場寄付に1万枚強のバイカイ(売り買いを同数出すこと、価格に影響を与えず同値で取引を成立させる)がでました。S商社とY取引会社のバイカイと見られます。
金以外に、白金・銀・パラジウムにこの両社の大量のバイカイが各限月に渡り出ています。
27日に貴金属がOSE(大阪取引所)に移管され週1回各社のポジションが発表されることを嫌い、自社のポジションを取引会社にバイカイで移したものと推察されます。
NY金はユーロ高ドル安と新型コロナ感染症の拡大に反発し+9.7ドル高。前日の-13.5ドル安を戻しました。この8日間は往来相場です。
金ETF・SPDRは変わらず。直近82営業日の内51営業日が増加、変わらず20営業日、減少11営業日、299トン増となり今年の最高を更新しました。増加時は多く減少時に少ない傾向が続いています。
夜間はNYまで上昇し+21円高。委託玉は少々売りと見ます。
前営業日は-14円安。夜間はNYの後半から下げ。日中通して小幅上下。委託玉+912枚買越して10,759枚の買越残に増加。内訳は売玉-306枚減、買玉+606枚増。総取組高+32枚増、委託玉は下げて買落買建です。
<今週の見通し> 全限月一代高値を更新して委託買越、反落して委託買越となり、未確定ながら、6,273円が目先の高値の可能性が高まりました。
新型コロナ感染症により金融緩和と財政出動が続き、金が買われています。米中対立深刻化が懸念されます。
金は長期的には高い場面を見ています。今の動きは実需が伴わず投機的な買いがETFとファンドの買玉に大幅に積み上がっておりどこかで実需まで崩れる場面があると見ています。今は目先の高値を取りに来ている動きです。
戻売り。上値確定はまだ。上げて買付いたところまでです。6,202円からはどこが目先の天井になってもいいところとして今のところ6,273円。一段安で買付けば目先の天井になり、更に下げて買付けば当面の天井になります。NYも東京も建玉の薄い真空地帯が広がり、動き始めれば上げも下げも動きが大きくなります。
金ETFの増加傾向はまだ上向き途上になります。「ETFに逆らうな(浪風語録)」です。4月中盤以後の「金ETFの逆行(浪風語録)」が見られ、7月から順行です。
NYのファンド玉は、「NYファンド玉 天井圏の逆行(浪風語録)」が起きています。
NYの罫線は1,666~1,788ドルの保合レンジを上にでて1,829ドルに上昇。
新型コロナ感染症による金融緩和、財政出動はリーマンショック時を超えておりその後の2,000ドルの先高の見方がでています。金融緩和を織込まれて後半下がるとの見方もされています。
上海プレミアムは-31.5ドル、マイナスが少なくなったがインド・東南アジアを含めてアジア地区の現物需要の低迷が見られます。
全限月一代高値に上昇し、6月限の取組は総取組高の44%を占め6,052円以上の取組。4月限は26%を占めて6,050円以下に売玉、2月限は20%を占めて5,800円以下に売玉、と両建の買玉を残します。
{会員メール} 詳細な値位置や方針、詳細な内部要因分析は無料メール会員になってご覧ください。
<内部要因データ>8/17 2/7 2/21 7/15 7/16 7/17
終 値(円) 4,174 5,526 5,858 6,232(+23) 6,223(-9) 6,209(-14)
取組高 (枚) 92,586 80,828 79,045 50,938(-483) 50,989(+51) 51,021(+32)
委託玉買越 51,239 -2,754 13,386 9,109(-1441) 9,847(+738) 10,759(+912)
出来高 24,783枚(夜間 6,951枚、日中 17,832枚)
限月 取組枚数 占有率 委託売玉 委託買玉
8月限 995(+1) 2% 5,071~5,130円
10月限 2,000(-10) 4% 5,067~5,200円 1,000枚
12月限 2,253(-31) 4% 5,800~5,913円 2,000枚
2月限 9,954(-306) 20% 4,876~5,800円 7,000枚、5,985~5,997円 3,000枚
4月限 13,152(-330) 26% 5,770~6,050円 6,000枚、6,000~6,133円 7,000枚
6月限 22,667(+708) 44% 6,052~6,273円 6,000枚、6,052~6,273円 19,000枚
東京金 6月限、夜間寄付6,210円、高値6,238円、安値6,206円、現在値6,230円(+21)
ドル円 6:00 107.22-23円
NY金 8月限 6:00 1,812.1ドル(+11.8)
日経平均 7/17 22,696(-73) 上海株式 3,214(+4)
上海プレミアム 7/17 -31.5(-1.5)
金ETF SPDR 1,206.9トン(±0.0)、7月+28.0トン、2020年+313.6トン
実質金利(米10年債-期待インフレ率)0.627(+0.010)-1.447(+0.041)=-0.820(-0.031)
17日前場寄付に1万枚強のバイカイ(売り買いを同数出すこと、価格に影響を与えず同値で取引を成立させる)がでました。S商社とY取引会社のバイカイと見られます。
金以外に、白金・銀・パラジウムにこの両社の大量のバイカイが各限月に渡り出ています。
27日に貴金属がOSE(大阪取引所)に移管され週1回各社のポジションが発表されることを嫌い、自社のポジションを取引会社にバイカイで移したものと推察されます。
NY金はユーロ高ドル安と新型コロナ感染症の拡大に反発し+9.7ドル高。前日の-13.5ドル安を戻しました。この8日間は往来相場です。
金ETF・SPDRは変わらず。直近82営業日の内51営業日が増加、変わらず20営業日、減少11営業日、299トン増となり今年の最高を更新しました。増加時は多く減少時に少ない傾向が続いています。
夜間はNYまで上昇し+21円高。委託玉は少々売りと見ます。
前営業日は-14円安。夜間はNYの後半から下げ。日中通して小幅上下。委託玉+912枚買越して10,759枚の買越残に増加。内訳は売玉-306枚減、買玉+606枚増。総取組高+32枚増、委託玉は下げて買落買建です。
<今週の見通し> 全限月一代高値を更新して委託買越、反落して委託買越となり、未確定ながら、6,273円が目先の高値の可能性が高まりました。
新型コロナ感染症により金融緩和と財政出動が続き、金が買われています。米中対立深刻化が懸念されます。
金は長期的には高い場面を見ています。今の動きは実需が伴わず投機的な買いがETFとファンドの買玉に大幅に積み上がっておりどこかで実需まで崩れる場面があると見ています。今は目先の高値を取りに来ている動きです。
戻売り。上値確定はまだ。上げて買付いたところまでです。6,202円からはどこが目先の天井になってもいいところとして今のところ6,273円。一段安で買付けば目先の天井になり、更に下げて買付けば当面の天井になります。NYも東京も建玉の薄い真空地帯が広がり、動き始めれば上げも下げも動きが大きくなります。
金ETFの増加傾向はまだ上向き途上になります。「ETFに逆らうな(浪風語録)」です。4月中盤以後の「金ETFの逆行(浪風語録)」が見られ、7月から順行です。
NYのファンド玉は、「NYファンド玉 天井圏の逆行(浪風語録)」が起きています。
NYの罫線は1,666~1,788ドルの保合レンジを上にでて1,829ドルに上昇。
新型コロナ感染症による金融緩和、財政出動はリーマンショック時を超えておりその後の2,000ドルの先高の見方がでています。金融緩和を織込まれて後半下がるとの見方もされています。
上海プレミアムは-31.5ドル、マイナスが少なくなったがインド・東南アジアを含めてアジア地区の現物需要の低迷が見られます。
全限月一代高値に上昇し、6月限の取組は総取組高の44%を占め6,052円以上の取組。4月限は26%を占めて6,050円以下に売玉、2月限は20%を占めて5,800円以下に売玉、と両建の買玉を残します。
{会員メール} 詳細な値位置や方針、詳細な内部要因分析は無料メール会員になってご覧ください。
<内部要因データ>8/17 2/7 2/21 7/15 7/16 7/17
終 値(円) 4,174 5,526 5,858 6,232(+23) 6,223(-9) 6,209(-14)
取組高 (枚) 92,586 80,828 79,045 50,938(-483) 50,989(+51) 51,021(+32)
委託玉買越 51,239 -2,754 13,386 9,109(-1441) 9,847(+738) 10,759(+912)
出来高 24,783枚(夜間 6,951枚、日中 17,832枚)
限月 取組枚数 占有率 委託売玉 委託買玉
8月限 995(+1) 2% 5,071~5,130円
10月限 2,000(-10) 4% 5,067~5,200円 1,000枚
12月限 2,253(-31) 4% 5,800~5,913円 2,000枚
2月限 9,954(-306) 20% 4,876~5,800円 7,000枚、5,985~5,997円 3,000枚
4月限 13,152(-330) 26% 5,770~6,050円 6,000枚、6,000~6,133円 7,000枚
6月限 22,667(+708) 44% 6,052~6,273円 6,000枚、6,052~6,273円 19,000枚