<2020/11/21 11:00>
 米CFTC(商品先物取引委員会)20日(日本時間21日)に公表した最新11月17日の取組内容です。

<金> 「天井圏の逆行」から下へでて、下げ過程の戻り
日付NY値段先週比買越トン増減差引枚数買越比率総取組高買玉増減売玉増減
2020/10/131,894.6-14.2741-38238,23026.3%905,764323,58419885,35412,359
2020/10/201,915.420.878039250,85626.8%936,622335,32011,73784,464-889
2020/10/271,911.9-3.5766-14246,35727.8%886,856326,473-8,84780,116-4,348
2020/11/101,876.4-34.0716-31230,19126.4%873,170309,798-11,35779,607-1,448
2020/11/171,885.18.774933240,79827.5%875,225318,9219,12278,123-1,485

 11/17の大口投機玉(ファンド玉)は、+9ドル上昇、一時-22ドル下げて+44ドル上げて-13.0ドル下げて、+33トンの買越、買越残749トンに増加しました。売越減買玉増の本来の買越です。14週前8/4の売りウォッチから下げ過程です。
 749トンの買越残はまだ天井圏の数量です。そして過去最高の1,209トンから減ったことで減少した分の買える余地を持ちます。

 2月後半から、金相場が上昇してファンド買越が減少する、逆行が起きています。「NYファンド玉 天井圏の逆行(浪風語録)」。2011年8月の史上最高値、2016年7~9月の天井圏と、リーマンショック以後2度しか起きていない変化です。

<NY金 毎週火曜日 大口投機玉買越量 2018/1/2~2020/11/17>
  {出典 米CFTC、米CME発表データ}
罫線20201121

















<白金> 下げから往来の変化へ、底値圏の役不足から変化に
日付NY値段先週比買越トン増減差引枚数買越比率総取組高買玉増減売玉増減
2020/10/20877.34.012.0-1.77,70814.5%53,28426,21339018,5051,481
2020/10/27886.89.515.53.59,97818.7%53,37027,3091,09717,331-1,174
2020/11/3875.0-11.815.0-0.69,61718.4%52,22626,046-1,26316,429-902
2020/11/10892.717.717.93.011,52921.8%52,87026,61256615,083-1,346
2020/11/17937.144.425.47.516,36029.5%55,44229,2472,63412,887-2,196

 11/17の大口投機玉(ファンド玉)は、+44ドル上昇、一時-34ドル下げて+78ドル上げて、+7.5トンの買越、買越残25.4トンに増加。下げて大きく上昇して売玉減買玉増の本来の2週続きの買越です。下げよりも上げに反応した買越幅です。

 下げ過程内の変化から往来の変化に移り、上げ過程の変化になりつつあります。
 買越20トン以下は底値圏に入るが、底値の最近傾向は5トン以下です。10/20で12トンの買越比率14.5%です。底値圏に近付きまだ役不足か、から戻し往来への変化か見極めどころです。

<原油> 買越比率20%を四度乗せ、往来の動き
日付NY値段先週比買越数増減買越比率総取組高買玉増減売玉増減
2020/10/2041.701.21526,01720,15921.1%2,496,107656,88713,987130,870-6,171
2020/10/2739.57-2.13507,267-18,75020.2%2,508,383650,162-6,725142,89512,025
2020/11/337.66-1.91483,300-23,96718.9%2,551,961631,050-19,111147,7504,856
2020/11/1041.363.70505,48022,18019.5%2,598,738623,583-7,467118,103-29,646
2020/11/1741.430.07505,86538520.9%2,422,165633,2589,675127,3939,289

 11/17の大口投機玉(ファンド玉)は、+0.1ドル上昇、一時+1.7ドル上げて-3.0ドル下げて+1.4ドル上げて、+385の買越、買越残505,865枚に増加しました。売玉増買玉増の買越です。上げ幅は小さく値位置も低いが、「売りウォッチ」のような変化です。

 買越比率は20.9%。10週前の週、11週続いた買越比率20%超を下回り四度の20%台乗せです。これまでの天井は20%から23.4%です。上げ過程の一服か方向転換かの焦点どころから、やや下向きから戻りました。