<2021/01/30 12:05>
1/29寄付高値安値引値前日比精算値
NY金2 月限1,845.61,878.91,841.21,849.8+9.11,850.3
NYドル円104.67+0.47
米10年債利回り1.072+0.022
実質金利-1.033+0.027
VIX指数33.09+2.9
上海プレミアム2.2+2.9
(トン)前日比1月計2021年計
金ETF SPDR1,160.1-4.7-10.6-10.6

<NY 1/29市況>
 NY株式は大幅反落。一部の個人投資家による取引が市場に大混乱を引き起こしているとの懸念が続く中、あらゆる業種が広範に売られた。新型コロナウイルスのワクチン配布見通しが不透明なことも意識された。米債利回りは上昇、ドルは上昇。VIX指数は上昇。

 NY金は反発、リスク選好意欲が後退する中で一時37ドル高に買われ反落し、+9.1ドル高。大阪夜間は一時+100円高となり+21円高。

<前営業日の内部要因>
 前営業日は+47円高。夜間は一時+94円高となり下げて小戻し、日中は小幅上昇。8営業日で-301円下げてから3営業日で+104円上昇して5営業日で-78円下げて+47円高。
委託玉は順ザヤを維持し、取組高は-1,222枚の減少、先12月限の-507枚減、10月限-594枚減は、上げて売落下げて少し買落とで売りと見ます。

<今週の見通し>
 委託玉の1/22までの内部要因を見ますと1/18に6,055円の新安値に下げて少々売り込まれて戻していることが分かります。新安値で売られるとやはり戻しますね。
 戻売り。7,032円天井。罫線的に6,079円は確率が高くないとして方向転換の目を残しました。今は往来で次の動き待ちです。前年6,400~7,032円に買玉が残り上値が重くなり、今年先限に6,200~6,450円に買玉が出来ました。売玉は4月限以前と5,900~6,100円に少々です。
下抜けして5,900円に急落後6,280円に反発、6,079円に下げて年初6,488円上昇し6,055円に下げて戻し。NYも大阪も動きが大きくなります。

 2018年8月4,112円から2020年8月7,032円まで2年間の上昇相場となり、昨年7~9月の6,500~7,032円の三尊天井形から下放れ、次の保合形との大きなダブルトップを形成、下抜して5,900円に下げて反発。長期間に渡る上昇相場と三尊天井形若しくは大きなダブルトップから下にでましたので、今後は相応の日柄や下げ幅を踏まえて下向きと見ます。
 大阪の委託玉は18,037枚の買越、買越数がある程度多く高値に買玉が捉まり上値は重い。
 NYのファンド玉の買越量782トンは、減少しているがまだ天井圏の買越量にあり、下げ始めれば一気に売りが出る内容です。6週間戻して~1/5の週に売りウォッチから下落。
 金ETFは昨年9月から減少傾向を示し、年末年初に少し増加がみられ再び減少に。「ETFに逆らうな(浪風語録)」
 上海プレミアムは+2.2ドル、高値から下げて1年ぶりのプラスですが、まだ積極的に買われたプレミアムではありません。

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<内部要因データ>
日付引値前週比取組枚数前週比委託買越前週比委託売玉前週比
1/226,206+2351,819-1,16718,037-1,33911,996323
委託買玉前週比
30,033-1,016
引値前日比取組枚数前日比出来高(前場後場)
1/256,182-2451,559-26023,64817,0206,628
1/266,196+1451,369-19018,83113,3955,436
1/276,176-2051,605+23614,3047,4056,899
1/286,161-1551,541-6422,15714,4707,687
1/296,208+4750,319-1,22231,20624,3516,855
限月取組枚数前日比占有率<委託売玉見込><委託買玉見込>
2月限1,804-384%4,876~5,900円1,500枚
4月限1,650+73%5,746~5,950円1,500枚
6月限7,361-1615%6,700~7,032円7,000枚
8月限10,381-7421%6,550~6,793円10,000枚
10月限10,015-59420%5,900~6,100円5,000枚6,450~6,548円4,000枚
12月限19,108-50738%6,055~6,488円4,000枚6,055~6,488円10,000枚