<2021/01/30 12:35>
1/29寄付高値安値引値前日比精算値
シカゴコーン3 月限534'4553'6533'2547'0+12'4547'0
NYドル円104.67+0.47

 シカゴは続伸。中国向けの大型成約が確認され、米国や世界で供給が引き締まるとの懸念が広がり、7年半ぶりの高値を付け、+12.4セント高。OSE夜間は+110円高。

 前営業日は+80円高。4営業日前まで7営業日で-1,710円下落、2日で1,190円上昇し2営業日で-280円安。夜間は上げて下げ、日中は小動き。委託玉はまちまちと見ます。
 当先のサヤ関係は、前営業日の当先-790円の逆ザヤ。先2本-140円の逆ザヤ。期近の上昇に逆ザヤが拡がり、当限が上がらず全般に天狗ザヤです。

<今週の見通し>
 シカゴは中国の輸入の増加、南米の高温乾燥(ホット&ドライ)による生産減少見通しに米農務省が生産量を引下げ、シカゴは1/13に2013年以来7年ぶりの541セント。1/14に28,070円新高値を更新して、反落し始めました。1/29は553.6セントに上昇。
 上げ相場は終盤に入り、可能性を持つとした大化けが来ました。上値目標の26,500円、シカゴも460セントを超え、ここからはどこでも天井でもよくなりした。

 とうもろこしは昨年相場が上がりやすい米大統領選挙の年を迎え、昨春に新型コロナ感染症により需要減懸念と米中対立の輸入減に下げ、4月21,400円の安値に下げ底練りからい感じに立ち上がりました。昨夏から中国は逆に輸入を増やしました。南米の干ばつ、米産の生産予想引下げに大きく上昇し、シカゴは7年ぶりの541セント、1月28,070円の高値を付けました。

 大阪(OSE)委託玉は、全限月安値売玉を残し一代高値近辺です。相場の上昇に委託の買越が減少傾向から高値で買い付きが見られ、下げて売り、再び上げました。
 シカゴの1/26のファンド玉は+6.25セント上昇、一時-33.5セント下げて+39.75セント上げ、10,352枚の売越、+532,986枚の買越残に低下しました。大きく下げて大きく上げて売玉微減買玉減の売越です。
 「買いウォッチ」から、19週前に買越残に転じ上昇を続き、9週前「売りウォッチ」がでた後に上がり始めました。買越量がかなり多くなり、下げれば売りがでます。一度下げて反発しています。

{会員メール}
 詳細な値位置や方針、内部要因分析は会員メールを参照下さい。

<内部要因データ>
日付引値前週比取組枚数前週比委託買越数前週比委託売玉前週比
1/2226,950-8101,645+17150-9084042
委託買玉前週比
990-48
終値前日比取組枚数前日比出来高(前場後場)
1/2526,240-7101,612-33497184313
1/2626,520+2801,620+8255143112
1/2727,430+9101,654+34520201319
1/2827,070-3601,676+22278169109
1/2927,150+801,688+1219712473