<2021/01/23 09:40>
米CFTC(商品先物取引委員会)22日(日本時間23日)に公表した最新1月19日の取組内容です。
<金> 下げ過程の戻り一杯から反落
1/19の大口投機玉(ファンド玉)は、-4ドル下落、一時+19ドル上げて-62ドル下げて+39ドル上げ、4トンの買越、買越残748トンにやや増加。売玉減買玉減の少し買越です。23週前8/4の売りウォッチから下げ過程で、前々週まで6週間の戻しで、取組増もあるが売りウォッチがでて戻り一杯かと見たところから下げました。
748トンの買越残はまだ天井圏の数量です。そして過去最高の1,209トンから減っており減少した分の買える余地を持ちます。
昨年2月後半から、金相場が上昇してファンド買越が減少する、逆行が起きています。「NYファンド玉 天井圏の逆行(浪風語録)」。2011年8月の史上最高値、2016年7~9月の天井圏と、リーマンショック以後2度しか起きていない変化です。
<NY金 毎週火曜日 大口投機玉買越量 2018/1/2~2021/01/19>
{出典 米CFTC、米CME発表データ}

<白金> 上げ過程の変化を継続
1/19の大口投機玉(ファンド玉)は、+24ドル上昇、一時+62ドル上げて-58ドル下げて+20ドル上げて、+0.7トンの買越、買越残43.1トンに増加。売玉減買玉減の順当な買越です。上げ過程の変化を継続しています。
買越量は20トン以下は底値圏で、10/20で12トンの買越比率14.5%を底に上昇を始めました。買越量42.4トンは天井圏となる70~80トンまでまだ半分です。
<原油> 買越比率20%を四度乗せ、ETF系のファンド玉と見られる
1/19の大口投機玉(ファンド玉)は、-0.2ドル下落、一時+0.7ドル上げ-2.1ドル下げ+1.2ドル上げ、-13,412枚の売越、買越残543,716枚に低下しました。売玉少なく減買玉減の本来の売越です。今の値位置で買越量の多さはETF系のファンド玉が入っている感じです。
買越比率は20.4%。四度目の20%台乗せです。これまでの天井は20%から23.4%です。上げ過程の一服か方向転換かの焦点どころから、
米CFTC(商品先物取引委員会)22日(日本時間23日)に公表した最新1月19日の取組内容です。
<金> 下げ過程の戻り一杯から反落
日付 | NY値段 | 先週比 | 買越トン | 増減 | 差引枚数 | 買越比率 | 総取組高 | 買玉 | 増減 | 売玉 | 増減 |
2020/12/21 | 1,882.8 | 27.5 | 816 | 25 | 262,321 | 32.8% | 799,618 | 338,436 | 11,284 | 76,115 | 3,252 |
2020/12/29 | 1,882.9 | 0.1 | 822 | 6 | 264,334 | 35.4% | 747,305 | 341,622 | 3,186 | 77,288 | 1,173 |
2021/1/5 | 1,954.4 | 71.5 | 873 | 51 | 280,671 | 34.6% | 810,238 | 358,500 | 16,876 | 77,829 | 541 |
2021/1/12 | 1,844.2 | -110.2 | 744 | -129 | 239,056 | 31.7% | 754,574 | 312,665 | -45,835 | 73,609 | -4,220 |
2021/1/19 | 1,840.2 | -4.0 | 748 | 4 | 240,371 | 32.7% | 735,630 | 305,270 | -7,395 | 64,899 | -8,709 |
1/19の大口投機玉(ファンド玉)は、-4ドル下落、一時+19ドル上げて-62ドル下げて+39ドル上げ、4トンの買越、買越残748トンにやや増加。売玉減買玉減の少し買越です。23週前8/4の売りウォッチから下げ過程で、前々週まで6週間の戻しで、取組増もあるが売りウォッチがでて戻り一杯かと見たところから下げました。
748トンの買越残はまだ天井圏の数量です。そして過去最高の1,209トンから減っており減少した分の買える余地を持ちます。
昨年2月後半から、金相場が上昇してファンド買越が減少する、逆行が起きています。「NYファンド玉 天井圏の逆行(浪風語録)」。2011年8月の史上最高値、2016年7~9月の天井圏と、リーマンショック以後2度しか起きていない変化です。
<NY金 毎週火曜日 大口投機玉買越量 2018/1/2~2021/01/19>
{出典 米CFTC、米CME発表データ}

<白金> 上げ過程の変化を継続
日付 | NY値段 | 先週比 | 買越トン | 増減 | 差引枚数 | 買越比率 | 総取組高 | 買玉 | 増減 | 売玉 | 増減 |
2020/12/21 | 1016.1 | -23.2 | 38.2 | -2.2 | 24,580 | 37.7% | 65,268 | 35,778 | -867 | 11,198 | 559 |
2020/12/29 | 1056.6 | 40.5 | 39.9 | 1.7 | 25,662 | 42.9% | 59,775 | 35,152 | -626 | 9,490 | -1,708 |
2021/1/5 | 1119.6 | 57.0 | 42.7 | 2.8 | 27,463 | 44.5% | 61,703 | 37,176 | 2,023 | 9,713 | 222 |
2021/1/12 | 1067.8 | -51.8 | 42.4 | -0.3 | 27,253 | 45.0% | 60,573 | 36,607 | -568 | 9,354 | -359 |
2021/1/19 | 1092.0 | 24.2 | 43.1 | 0.7 | 27,684 | 45.7% | 60,550 | 35,682 | -925 | 7,998 | -1,356 |
1/19の大口投機玉(ファンド玉)は、+24ドル上昇、一時+62ドル上げて-58ドル下げて+20ドル上げて、+0.7トンの買越、買越残43.1トンに増加。売玉減買玉減の順当な買越です。上げ過程の変化を継続しています。
買越量は20トン以下は底値圏で、10/20で12トンの買越比率14.5%を底に上昇を始めました。買越量42.4トンは天井圏となる70~80トンまでまだ半分です。
<原油> 買越比率20%を四度乗せ、ETF系のファンド玉と見られる
日付 | NY値段 | 先週比 | 買越数 | 増減 | 買越比率 | 総取組高 | 買玉 | 増減 | 売玉 | 増減 |
2020/12/21 | 47.02 | -0.19 | 557,353 | 14,082 | 21.9% | 2,543,658 | 663,182 | 12,258 | 105,829 | -1,825 |
2020/12/29 | 48.00 | 0.98 | 541,705 | -15,648 | 21.3% | 2,545,669 | 654,035 | -9,148 | 112,330 | 6,501 |
2021/1/5 | 49.93 | 1.93 | 546,239 | 4,534 | 20.7% | 2,632,582 | 678,712 | 24,677 | 132,473 | 20,142 |
2021/1/12 | 53.21 | 3.28 | 557,128 | 10,889 | 20.2% | 2,755,072 | 686,491 | 7,779 | 129,363 | -3,111 |
2021/1/19 | 52.98 | -0.23 | 543,716 | -13,412 | 20.4% | 2,670,407 | 668,078 | -18,413 | 124,362 | -5,001 |
1/19の大口投機玉(ファンド玉)は、-0.2ドル下落、一時+0.7ドル上げ-2.1ドル下げ+1.2ドル上げ、-13,412枚の売越、買越残543,716枚に低下しました。売玉少なく減買玉減の本来の売越です。今の値位置で買越量の多さはETF系のファンド玉が入っている感じです。
買越比率は20.4%。四度目の20%台乗せです。これまでの天井は20%から23.4%です。上げ過程の一服か方向転換かの焦点どころから、