<2021/01/23 10:45>
<NY 1/22市況>
NY市場は新型コロナが当初考えられていたより長期にわたって経済を抑制しかねないとの懸念に、株式は下落、米債利回りは小幅安、ドル高。
NY金は続落。新型コロナの感染拡大を受けて各国が抑制策を強化する中、ドルが安全資産として買われ金は売られ、-9.7ドル安。大阪夜間はNY寄付-63円安に下げて戻し-2円安。
<前営業日の内部要因>
前営業日は-33円安。夜間小幅安、日中小幅安。8営業日で-301円下げてから3営業日で+104円上昇して-33円安。
委託玉はやや縮まり順ザヤを維持し、取組高は+118枚増加し、先12月限の+401枚増は、下げ幅の割に取組が増加しておらず、下げ場面で買われ、引け前に少々売られたようです。買いと見ます。
<今週の見通し>
戻売り。7,032円天井。罫線的に6,079円は確率が高くないとして方向転換の目を残しました。大きめの往来の動きです。前年6,400~7,032円に買玉が残り上値が重くなり、今年先限に6,200~6,450円に買玉が出来ました。売玉は4月限以前と5,900~6,100円に少々です。
下抜けして5,900円に急落後6,280円に反発、6,079円に下げて年初6,488円上昇し6,055円に反落して戻し。やはりNYも大阪も動きが大きくなります。
2018年8月4,112円から2020年8月7,032円まで2年間の上昇相場。昨年7~9月の6,500~7,032円の三尊天井形から下放れ、次の保合形との大きなダブルトップを形成、下抜して5,900円に下げて反発。長期間に渡る上昇相場と三尊天井形若しくは大きなダブルトップから下にでましたので、今後は相応の日柄や下げ幅を踏まえて下向きと見ます。
大阪の委託玉は19,376枚の買越、買越数がある程度多く、高値に買玉が捉まり上値が重くなります。
NYのファンド玉の買越量748トンは、減少しているがまだ天井圏の買越量にあり、下げ始めれば一気に売りが出る内容です。6週間戻して~1/5の週に売りウォッチから下落。
金ETFは昨年9月から減少傾向を示し、年末年初に少し増加がみられ再び減少に。「ETFに逆らうな(浪風語録)」
上海プレミアムは+2.9ドル、高値から下げて1年ぶりのプラスですが、まだ積極的に買われているプレミアムではありません。さらに下げれば買われる要素を持ちます。
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<内部要因データ>
1/22 | 寄付 | 高値 | 安値 | 引値 | 前日比 | 精算値 | ||
NY金 | 2 月限 | 1,870.1 | 1,870.8 | 1,836.3 | 1,855.5 | -9.7 | 1,856.2 | |
NYドル円 | 103.71 | +0.28 | ||||||
米10年債利回り | 1.086 | -0.022 | ||||||
実質金利 | -0.995 | +0.072 | ||||||
VIX指数 | 21.91 | +0.6 | ||||||
上海プレミアム | 2.6 | -0.2 | ||||||
(トン) | 前日比 | 1月計 | 2021年計 | |||||
金ETF SPDR | 1,173.3 | -0.9 | +2.5 | +2.5 |
<NY 1/22市況>
NY市場は新型コロナが当初考えられていたより長期にわたって経済を抑制しかねないとの懸念に、株式は下落、米債利回りは小幅安、ドル高。
NY金は続落。新型コロナの感染拡大を受けて各国が抑制策を強化する中、ドルが安全資産として買われ金は売られ、-9.7ドル安。大阪夜間はNY寄付-63円安に下げて戻し-2円安。
<前営業日の内部要因>
前営業日は-33円安。夜間小幅安、日中小幅安。8営業日で-301円下げてから3営業日で+104円上昇して-33円安。
委託玉はやや縮まり順ザヤを維持し、取組高は+118枚増加し、先12月限の+401枚増は、下げ幅の割に取組が増加しておらず、下げ場面で買われ、引け前に少々売られたようです。買いと見ます。
<今週の見通し>
戻売り。7,032円天井。罫線的に6,079円は確率が高くないとして方向転換の目を残しました。大きめの往来の動きです。前年6,400~7,032円に買玉が残り上値が重くなり、今年先限に6,200~6,450円に買玉が出来ました。売玉は4月限以前と5,900~6,100円に少々です。
下抜けして5,900円に急落後6,280円に反発、6,079円に下げて年初6,488円上昇し6,055円に反落して戻し。やはりNYも大阪も動きが大きくなります。
2018年8月4,112円から2020年8月7,032円まで2年間の上昇相場。昨年7~9月の6,500~7,032円の三尊天井形から下放れ、次の保合形との大きなダブルトップを形成、下抜して5,900円に下げて反発。長期間に渡る上昇相場と三尊天井形若しくは大きなダブルトップから下にでましたので、今後は相応の日柄や下げ幅を踏まえて下向きと見ます。
大阪の委託玉は19,376枚の買越、買越数がある程度多く、高値に買玉が捉まり上値が重くなります。
NYのファンド玉の買越量748トンは、減少しているがまだ天井圏の買越量にあり、下げ始めれば一気に売りが出る内容です。6週間戻して~1/5の週に売りウォッチから下落。
金ETFは昨年9月から減少傾向を示し、年末年初に少し増加がみられ再び減少に。「ETFに逆らうな(浪風語録)」
上海プレミアムは+2.9ドル、高値から下げて1年ぶりのプラスですが、まだ積極的に買われているプレミアムではありません。さらに下げれば買われる要素を持ちます。
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<内部要因データ>
日付 | 引値 | 前週比 | 取組枚数 | 前週比 | 委託買越 | 前週比 | 委託売玉 | 前週比 | |
1/15 | 6,183 | -196 | 52,986 | +2,220 | 19,376 | 1,996 | 11,673 | -1,297 | |
委託買玉 | 前週比 | ||||||||
31,049 | 699 | ||||||||
引値 | 前日比 | 取組枚数 | 前日比 | 出来高 | (前場 | 後場) | |||
1/18 | 6,135 | -48 | 51,482 | -1,504 | 44,640 | 21,693 | 22,947 | ||
1/19 | 6,154 | +19 | 51,205 | -277 | 16,145 | 8,485 | 7,660 | ||
1/20 | 6,188 | +34 | 51,414 | +209 | 17,403 | 9,690 | 7,713 | ||
1/21 | 6,239 | +51 | 51,701 | +287 | 31,000 | 22,851 | 8,149 | ||
1/22 | 6,206 | -33 | 51,819 | +118 | 17,104 | 9,840 | 7,264 | ||
限月 | 取組枚数 | 前日比 | 占有率 | < | 委託売玉 | 見込> | < | 委託買玉 | 見込> |
2月限 | 1,932 | -13 | 4% | 4,876~ | 5,900円 | 2,000枚 | |||
4月限 | 1,726 | -64 | 3% | 5,746~ | 5,950円 | 1,000枚 | |||
6月限 | 7,460 | -26 | 14% | 6,700~ | 7,032円 | 7,000枚 | |||
8月限 | 10,582 | -30 | 20% | 6,550~ | 6,793円 | 10,000枚 | |||
10月限 | 11,290 | -150 | 22% | 5,900~ | 6,100円 | 5,000枚 | 6,450~ | 6,548円 | 4,000枚 |
12月限 | 18,829 | +401 | 36% | 6,055~ | 6,488円 | 3,000枚 | 6,055~ | 6,488円 | 13,000枚 |