浪風総研   

「相場は心理学」 マーケット心理を読み解きます。  

<令和3年(2021年)3月8日現在のデータ、更新を停止しています。>
国際テクニカルアナリスト連盟  認定テクニカルアナリスト(CFTe)
東京商品取引所認定       商品アナリスト<貴金属 石油 農産物 ゴム オプション>
公益社団法人 日本心理学会   認定心理士
 ファンダメンタルズを基に、テクニカルを確認し、内部要因を主体に分析しています。

金  内部要因

<2021/02/20 12:55>
2/19寄付高値安値引値前日比精算値
NY金4月限1,774.61,790.91,759.01,783.1+2.41,777.4
NYドル円105.39-0.22
米10年債利回り1.338+0.042
実質金利-0.817+0.057
VIX指数22.05-0.4
上海プレミアム10.9+2.1
(トン)前日比2月計2021年計
金ETF SPDR1,127.6-5.2-32.5-43.1

<NY 2/19市況>
 NY金融市場、NYダウは小幅高、S&P500指数が小幅安。米国債指標銘柄の利回りが1年ぶりの高水準となり、借り入れコストの上昇と物価上昇圧力で景気回復が腰折れするとの懸念が再燃した。ドルは下げ幅を縮小、週間ではプラス。原油は続落し、寒波による米テキサス州で原油生産が徐々に再開されたことが背景。VIX指数は小幅安。

 NY金は小幅上昇、一時8ヵ月ぶりの安値をつけたが、ドルが下落するにつけ下げを埋め、+2.4ドル高。大阪夜間は+27円高。

<前営業日の内部要因>
 前営業日は-47円安。3日で-151円安。先12月限は安値1/18の6,055円、前日の6,043円を下回り一代の安値5,991円に下げました。夜間はNYから下げ、前場は下げて小戻し、後場は小高く。
委託玉は先3本の順ザヤは前日+7円が+6円になり維持し、取組高-276枚減、先12月限の-276枚減は一代安に下げて前の売玉のやれやれ買落が先行し買建数を上回り、10月限-405枚減、8月限-344枚減と下げて買落です。

<今週の見通し>
 6,000円台でそこそこの順ザヤ維持は、委託が下げて買い手口です。6,055円を下回り期中限月のやれやれ買戻しに先3本の順ザヤが+7円が+6円にやや縮まる。
 戻売り。7,032円天井。罫線的に6,079円で残した確率が高くないとした方向転換の目は薄らいできました。今は往来で次の動き待ちです。前年6,400~7,032円に買玉が残り上値が重くなり、今年先限に6,050~6,450円に買玉が出来ました。売玉は4月限以前と5,900~6,000円に少々です。
下抜けして5,900円に急落後6,280円に反発、6,079円に下げて年初6,488円上昇し6,055円に下げて6,318円に戻し5,991円に下げ。NYも大阪も動きが大きくなります。

 2018年8月4,112円から2020年8月7,032円まで2年間の上昇相場、昨年7~9月の6,500~7,032円の三尊天井形から下放れ、次の保合形との大きなダブルトップを形成、下抜して5,900円に下げて反発。長期間に渡る上昇相場と三尊天井形若しくは大きなダブルトップから下にでましたので、今後は相応の日柄や下げ幅を踏まえて下向きと見ます。
 大阪の委託玉は17,209枚の買越残は、買越数がある程度多く高値に買玉が捉まり上値は重い。ズルッと来れば買いが捉まります。
 NYのファンド玉の買越量684トンは、減少して2019年6月以来の700トン割れ、下げ始めれば一気に売りが出る内容です。6週間戻して~1/5の週に売りウォッチから下落。
 金ETFは昨年9月から減少傾向を示し、年末年初に少し増加がみられ再び減少に。「ETFに逆らうな(浪風語録)」
 上海プレミアムは+10.9ドル、高値から下げて1年ぶりのプラスが更に下げて大きくなってきました。積極的に買われた時にプレミアムは20ドルか上回ります。

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<内部要因データ>
日付引値前週比取組枚数前週比委託買越前週比委託売玉前週比
2/126,153+4550,000-1,00717,209-2,76111,6761,199
委託買玉前週比
28,885-1,562
引値前日比取組枚数前日比出来高
2/156,172+1949,529-47117,987
2/166,185+1349,344-18514,743
2/176,109-7649,609+26540,610
2/186,081-2850,451+84236,720
2/196,034-4749,018-1,43338,124
限月取組枚数前日比占有率<委託売玉見込><委託買玉見込>
2月限199-920%4,876~5,900円
4月限1,370-1273%5,746~5,950円1,000枚
6月限6,710-18914%6,700~7,032円6,000枚
8月限9,299-34419%6,550~6,793円9,000枚
10月限7,749-40516%5,900~6,100円3,000枚6,450~6,548円4,000枚
12月限23,691-27648%5,991~6,488円5,000枚5,991~6,488円12,000枚

<2021/02/19 10:35>
2/18寄付高値安値引値前日比精算値
NY金4月限1,776.01,788.81,766.61,774.6+2.21,775.0
NYドル円105.61-0.20
米10年債利回り1.296+0.014
実質金利-0.874+0.064
VIX指数22.49+1.0
上海プレミアム8.8+5.0
(トン)前日比2月計2021年計
金ETF SPDR1,132.9+0.0-27.2-37.8

<NY 2/18市況>
米前週(2/7~2/13) 新規失業保険申請者件数
 前週比 86.1万件 事前予想 77.0万件 前回 84.8万件(←79.3万件から修正)

 NY金融市場、株式は下げ、S&P500指数が約1週間ぶりの安値を付け、米国債利回りは上昇した。借り入れコストの上昇により歴史的水準に押し上げてきた株高が失速するのではとの懸念が高まった。ドルは主要通貨に対し下落。VIX指数は上昇。

 NY金は5営業日ぶりに小反発。前日は8ヶ月ぶりの安値に安値を拾われた。ドル安に反応も上値は重く、+2.2ドル高。大阪夜間は-35円安。

<前営業日の内部要因>
 前営業日は-28円安。2日で104円安。夜間はNYから下げ、前場は小幅高、後場は小動き。
委託玉は先3本そこそこの順ザヤを維持し、取組高+842枚増、先12月限の+807枚増は、下げて買建増の買いです。6,050 ~6,110円に買玉増です。

<2/8~2/12の委託玉>
 この週は+45円高、+135円上げて-90円下げ、取組-1,007枚減。委託玉は2,761枚売越して買越残17,209枚に減少。委託売玉は+1,199枚増、買玉は-1,562枚減。
 この週は3日間上げて1日下落で売落売建、委託買越数は多いまま減少しました。
 次の2/15~2/19の週は18日までで-72円安、+59円上げて-131円下げ、取組+451枚増です。上げて少々売り下げてしっかり買いの買い勝りとでしょうね。

<見通し>
 6,000円台でそこそこの順ザヤ維持は委託は逆張りの買い手口です。
 戻売り。7,032円天井。罫線的に6,079円は確率が高くないとして方向転換の目を残しました。今は往来で次の動き待ちです。前年6,400~7,032円に買玉が残り上値が重くなり、今年先限に6,050~6,450円に買玉が出来ました。売玉は4月限以前と5,900~6,100円に少々です。
下抜けして5,900円に急落後6,280円に反発、6,079円に下げて年初6,488円上昇し6,055円に下げて戻しと往来。NYも大阪も動きが大きくなります。

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<内部要因データ>
日付引値前週比取組枚数前週比委託買越前週比委託売玉前週比
2/126,153+4550,000-1,00717,209-2,76111,6761,199
委託買玉前週比
28,885-1,562
引値前日比取組枚数前日比出来高
2/126,153-5150,000+22123,311
2/156,172+1949,529-47117,987
2/166,185+1349,344-18514,743
2/176,109-7649,609+26540,610
2/186,081-2850,451+84236,720
限月取組枚数前日比占有率<委託売玉見込><委託買玉見込>
2月限291-441%4,876~5,900円
4月限1,497+213%5,746~5,950円1,000枚
6月限6,899-414%6,700~7,032円6,000枚
8月限9,643-7019%6,550~6,793円9,000枚
10月限8,154+13216%5,900~6,100円4,000枚6,450~6,548円4,000枚
12月限23,967+80748%6,043~6,488円4,000枚6,043~6,488円13,000枚

<2021/02/18 10:40>
2/17寄付高値安値引値前日比精算値
NY金4月限1,793.11,794.21,767.91,775.1-26.21,772.8
NYドル円105.81-0.19
米10年債利回り1.282-0.032
実質金利-0.938-0.006
VIX指数21.50+0.0
上海プレミアム春節休場
(トン)前日比2月計2021年計
金ETF SPDR1,132.9-3.8-27.2-37.8

<NY 2/17市況>
米2月、PPI(生産者物価指数)
 前月比 +1.3%、事前予想 +0.4%、前月 +0.3%
 前年比 +1.7%、事前予想 +0.9%、前月 +0.8%
同コア
 前月比 +1.2%、事前予想 +0.2%、前月 +0.1%
 前年比 +2.0%、事前予想 +1.1%、前月 +1.2%
米2月、小売売上高
 前月比 +5.3%、事前予想 +1.1%、前月 -1.0%(←-0.7%から修正)
 前年比 +5.9%、事前予想 +1.0%、前月 -1.8%(←-1.4%から修正)

 NY金融市場、投資家は経済成長とインフレ見通しの両面を意識して、主要株価指数がまちまちとなり、米国債利回りは約1年ぶり高水準から低下した。ドルは円を除く主要通貨に対し上昇。VIX指数は変わらず

 NY金は5営業日続落。約2ヶ月ぶり安値、一代ベースでは8ヶ月ぶりの安値。ドルが上昇、米小売売上高が予想を上回り逃避資産としての金の妙味が薄れ、-26.2ドル安。大阪夜間は-43円安。

<前営業日の内部要因>
 前営業日は-76円安。夜間はNY前場まで下げ、前場は小動き、後場は小安く。
委託玉はそこそこの順ザヤを維持し、取組高+265枚増、先12月限の+510枚増は、下げ場面で買建増の買いです。6,100 ~6,160円に買建増です。

<見通し>
 6,100円近くでそこそこの順ザヤ維持は委託は逆張りの買い手口です。
 戻売り。7,032円天井。罫線的に6,079円は確率が高くないとして方向転換の目を残しました。今は往来で次の動き待ちです。前年6,400~7,032円に買玉が残り上値が重くなり、今年先限に6,100~6,450円に買玉が出来ました。売玉は4月限以前と5,900~6,100円に少々です。
下抜けして5,900円に急落後6,280円に反発、6,079円に下げて年初6,488円上昇し6,055円に下げて戻しと往来。NYも大阪も動きが大きくなります。

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<内部要因データ>
日付引値前週比取組枚数前週比委託買越前週比委託売玉前週比
2/56,108-10051,007+68819,9703,54810,477-2,277
委託買玉前週比
30,4471,271
引値前日比取組枚数前日比出来高
2/126,153-5150,000+22123,311
2/156,172+1949,529-47117,987
2/166,185+1349,344-18514,743
2/176,109-7649,609+26540,610
2/186,109+049,609+040,610
限月取組枚数前日比占有率<委託売玉見込><委託買玉見込>
2月限335+01%4,876~5,900円
4月限1,476+03%5,746~5,950円1,000枚
6月限6,903+014%6,700~7,032円6,000枚
8月限9,713+020%6,550~6,793円9,000枚
10月限8,022+016%5,900~6,100円5,000枚6,450~6,548円4,000枚
12月限23,160+047%6,055~6,488円4,000枚6,055~6,488円12,000枚


<2021/02/17 10:15>
2/16寄付高値安値引値前日比精算値
NY金4月限1,826.01,827.11,788.11,793.7-24.21,799.0
NYドル円106.00+1.13
米10年債利回り1.314+0.107
実質金利-0.932+0.088
VIX指数21.46+1.5
上海プレミアム春節休場
(トン)前日比2月計2021年計
金ETF SPDR1,136.7-5.5-23.4-34.1

<NY 2/16市況>
 NY市場三連休明けは、世界の市場で引き続き景気回復への楽観が広がっており、米債利回りは1年ぶりの水準に上昇。株式市場ではダウ平均は上昇、S&P500指数は取引中ベースでは過去最高値を更新からが小反落。ドルは堅調、円は2週間ぶりの大幅安となり4ヶ月ぶりの安値。VIX指数は上昇

 NY金は4営業日続落。景気回復期待を背景にドルが反発し、米国債利回りがほぼ1年ぶり高水準に上昇したことが背景、-24.2ドル安。大阪夜間は-51円安。

<前営業日の内部要因>
 前営業日は+13円高。夜間は小幅高、前場は上昇、後場は上昇し後半下げる。
委託玉は順ザヤを維持し、取組高-185枚減は納会指示日翌日による2月限の-325枚減による減少。先12月限の+486枚増は、下げ場面で買建ち、上げ場面で少々売り、2月限の買落も加わり、買いと見ます。

<見通し>
 6,100円台でそこそこの順ザヤ維持は委託逆張りの買い手口です。夜間の下げ場面の出来高増も委託買いの感じです。
 戻売り。7,032円天井。罫線的に6,079円は確率が高くないとして方向転換の目を残しました。今は往来で次の動き待ちです。前年6,400~7,032円に買玉が残り上値が重くなり、今年先限に6,150~6,450円に買玉が出来ました。売玉は4月限以前と5,900~6,100円に少々です。
下抜けして5,900円に急落後6,280円に反発、6,079円に下げて年初6,488円上昇し6,055円に下げて戻しと往来。NYも大阪も動きが大きくなります。

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<内部要因データ>
日付引値前週比取組枚数前週比委託買越前週比委託売玉前週比
2/56,108-10051,007+68819,9703,54810,477-2,277
委託買玉前週比
30,4471,271
引値前日比取組枚数前日比出来高
2/96,209+4549,824-62823,785
2/106,204-549,779-4518,555
2/126,153-5150,000+22123,311
2/156,172+1949,529-47117,987
2/166,185+1349,344-18514,743
限月取組枚数前日比占有率<委託売玉見込><委託買玉見込>
2月限333-3251%4,876~5,900円
4月限1,501-53%5,746~5,950円1,000枚
6月限6,960-12614%6,700~7,032円6,000枚
8月限9,873-9320%6,550~6,793円9,000枚
10月限8,027-12216%5,900~6,100円5,000枚6,450~6,548円4,000枚
12月限22,650+48646%6,055~6,488円4,000枚6,055~6,488円12,000枚

<2021/02/16 10:20>

<NY 2/15市況>
 NYはプレジデンツデー(大統領の日で休場)。Globex(電子取引)は短縮取引。株式は上昇、ダウ平均ミニは+199ドル高、S&P500指数ミニは+19.5高。新型コロナウイルスのワクチン接種の進展に安心感が広がった。米債利回りは上昇。ドルは弱含み、対円で上昇。VIX指数は休場。米南部テキサス州での寒波襲来で、原油先物相場は1年1ヶ月ぶりの高値を付けた。

 NY金は休場。Globexは-4.3ドル安。大阪夜間は-5円安。

<前営業日の内部要因>
 前営業日は+19円高。夜間は上下、日中は高寄して小幅高。
委託玉は順ザヤを維持し、取組高-471枚減は納会指示日による2月限の-404枚減による減少。先12月限の+77枚増、上げ場面で売落、下げ場面買いでトントンながら2月限の買落により、少々買いと見ます。

<見通し>
 順ザヤは拡がったままです。
 戻売り。7,032円天井。罫線的に6,079円は確率が高くないとして方向転換の目を残しました。今は往来で次の動き待ちです。前年6,400~7,032円に買玉が残り上値が重くなり、今年先限に6,150~6,450円に買玉が出来ました。売玉は4月限以前と5,900~6,100円に少々です。
下抜けして5,900円に急落後6,280円に反発、6,079円に下げて年初6,488円上昇し6,055円に下げて戻しと往来。NYも大阪も動きが大きくなります。

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<内部要因データ>
日付引値前週比取組枚数前週比委託買越前週比委託売玉前週比
2/56,108-10051,007+68819,9703,54810,477-2,277
委託買玉前週比
30,4471,271
引値前日比取組枚数前日比出来高
2/86,164+5650,452-55526,024
2/96,209+4549,824-62823,785
2/106,204-549,779-4518,555
2/126,153-5150,000+22123,311
2/156,172+1949,529-47117,987
限月取組枚数前日比占有率<委託売玉見込><委託買玉見込>
2月限658-4041%4,876~5,900円
4月限1,506+33%5,746~5,950円1,000枚
6月限7,086-3014%6,700~7,032円6,000枚
8月限9,966-8420%6,550~6,793円9,000枚
10月限8,149-3316%5,900~6,100円5,000枚6,450~6,548円4,000枚
12月限22,164+7745%6,055~6,488円4,000枚6,055~6,488円12,000枚

<2021/02/15 08:00>
 日 付 ロンドン金午後 ドル信託トン数前日比
2021/2/91,839.61,148.3-4.1
2021/2/101,842.71,146.6-1.7
2021/2/111,840.11,142.2-4.4
2021/2/121,840.11,142.20.0
2021/2/51,785.91,156.5-3.3
週計-14.3-13.5

 金ETF最大のSPDRゴールド・シェア、先週(2月8日~2月12)は-3.6トン減少しました。~11/13の週から7週連続減少の後、2週増加し、5週連続の減少です。ロンドン金は-14.3ドル下げました。昨年8/14までの週は3/20までの週以来5ヶ月ぶりに減少しました。この27週間の内減少は19週です。

 グラフで見ますと、大きくは、昨年8月以後(赤矢印(1))、値段は下げて金ETFは横ばいと逆行が見られ、10月以後は値段が下げてETFは減少の順行です。
 「ETFに逆らうな(浪風語録)」が基本です。

<金ETF SPDRゴールド・シェアとロンドン午後の値決め、2020/1/2~2021/2/12>
罫線20210215

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