浪風総研   

「相場は心理学」 マーケット心理を読み解きます。  

<令和3年(2021年)3月8日現在のデータ、更新を停止しています。>
国際テクニカルアナリスト連盟  認定テクニカルアナリスト(CFTe)
東京商品取引所認定       商品アナリスト<貴金属 石油 農産物 ゴム オプション>
公益社団法人 日本心理学会   認定心理士
 ファンダメンタルズを基に、テクニカルを確認し、内部要因を主体に分析しています。

朝の海外市況

<2020/12/23 08:45>
夜間取引寄付高値安値引値前日比
10月限6,2256,2726,2196,232-18
白金10月限3,2953,3873,2953,34837
とうもろこし1 月限25,18025,35025,17025,350100
12/22
寄付高値安値引値前日比精算値
NY金2 月限1,883.01,889.41,863.71,864.8-12.51,870.3
NY白金1 月限1,012.51,023.4989.71,006.1-6.71,009.4
シカゴコーン3 月限440'0444'2437'2443'0+3'4443'4
NY原油2 月限47.9347.9646.6046.80-0.9547.02
LON原油2 月限50.08-0.83
前日比
NYドル円103.56~660.30
NYユーロドル1.2157~67-0.0085
NYユーロ円125.98~08-0.37
NYダウ平均30,015-201
米2年債0.115-0.004
米10年債0.920-0.013
期待インフレ率1.940-0.006
実質金利-1.020-0.007
VIX指数24.23-0.93
バルチック海運指数1,3307
12月計2020計
金ETF SPDR1,167.5-2.3-27.3274.3
白金ETF NEWPlat12/2116.1-0.5-0.6-15.6
12/23 8:00Globex15:15比
NY金2 月限1865.6-35ドル円103.62
NY白金1 月限1007.236ユーロドル1.2164
シカゴコーン3 月限442.4200ユーロ円126.04
NY原油2 月限46.79-70
LON原油2 月限49.80-10
WTIーブレント2 月限-3.01

米第3四半期 GDP(確報値)
   33.4% 事前予想 33.1% 前回 33.1%
米第3四半期 個人消費第(確報値)
   41.0% 事前予想 40.6% 前回 40.6%
米第3四半期 PCEコアデフレータ(確報値)
    3.4% 事前予想  3.5% 前回  3.5%
米12月 コンファレンスボード消費者信頼感指数
   88.6  事前予想 97.0  前回 92.9(←96.1から修正)

 EU(欧州連合)バルニエ首席交渉官は、ブリュッセルに集まったEU加盟国大使らに、英国との協議で進展があったと報告。英国が漁業権で譲歩する用意があればクリスマス前に合意に署名することは可能だと述べた。バルニエ氏はまた、EUの交渉チームは合意成立に必要ならば、離脱移行期限の12月31日を過ぎても英国との交渉を続ける用意があると言明した。

 欧州委員会はEU加盟国に対し、英国との貿易や人の重要な移動については再開を求めた一方で、不要不急の渡航は自粛を呼び掛けた。欧州委は22日、英国との貨物往来は今後も滞ることがないよう認められる必要があると声明で発表した。フランスは23日午前0時までに英国との国境を再開する予定だとEU加盟国に伝えた。

 NY外為市場、ドルは主要通貨に対し上昇。英国とEUの通商交渉難航や、新型コロナ感染拡大を踏まえた活動制限措置の広がりを受け、ドルの逃避需要が高まった。
 NY株式市場、ダウ平均は反落。S&P500指数が3営業日続落。新型コロナウイルス変異種の感染拡大を抑える一連の制限措置が警戒され、米経済対策・歳出法案の可決を受けた楽観ムードを冷やした。
 NY債券は上昇(利回りは低下)。

 NY金は3営業日続落した。ドル上昇が背景。投資家は米追加経済対策・歳出法案の議会通過と、コロナ感染状況悪化の両方を意識している。
 NY白金は続落、戻り歩調からドル高を嫌気され手じまい売り先行ムードとなり軟化。
 NY原油は続落。ドル高、新型コロナ変異種の感染拡大とそれに絡む移動規制で世界の燃料消費がさらに落ち込むとの見方が広がった。
 シカゴとうもろこしは8営業日続伸。ブラジルで恵みの雨が降って南米産作物の収穫高が増えたものの、大豆高に追随。アルゼンチンの港湾ストが支援。

23日 08:50 日本      日銀金融政策決定会合議事録要旨(10/28-29分)
   14:00 日本   10月 景気先行CI指数(改定値)
       中国      中国全人代常務委員会(~26日)
   22:30 米    前週 新規失業保険申請者件数
   22:30 米    11月 個人所得
   22:30 米    11月 個人消費支出(PCE)
   22:30 米    11月 PCEコア・デフレーター 
   00:00 米    12月 ミシガン大学消費者信頼感指数<速報値>
   00:00 米    12月 新築住宅販売件数

<2020/12/22 08:45>
夜間取引寄付高値安値引値前日比
10月限6,3456,3476,2066,260-90
白金10月限3,4803,4803,2743,378-110
とうもろこし1 月限25,19025,24025,00025,180-20
12/21
寄付高値安値引値前日比精算値
NY金2 月限1,892.91,912.01,859.01,882.3-6.11,882.8
NY白金1 月限1,046.41,060.7926.41,013.8-27.01,016.1
シカゴコーン3 月限438'0440'6430'2440'0+2'4440'0
NY原油2 月限49.2649.3146.2547.86-1.2747.97
LON原油2 月限0.00
前日比
NYドル円103.26~360.00
NYユーロドル1.2242~52-0.0012
NYユーロ円126.35~45-0.18
NYダウ平均30,21637
米2年債0.119-0.002
米10年債0.933-0.012
期待インフレ率1.946-0.014
実質金利-1.0130.002
VIX指数25.163.59
バルチック海運指数1,323-2
12月計2020計
金ETF SPDR1,169.92.0-24.9276.6
白金ETF NEWPlat12/1816.60.0-0.1-15.1
12/22 8:00Globex15:15比
NY金2 月限1883.0-95ドル円103.33
NY白金1 月限1012.5-149ユーロドル1.2239
シカゴコーン3 月限440.020ユーロ円126.44
NY原油2 月限47.93-50
LON原油2 月限50.900
WTIーブレント2 月限-2.97

 新型コロナウイルスのウイルスの変異は常に起きている。パンデミック(世界的大流行)を引き起こした新型コロナウイルスもそうして誕生した。だが、9月にイングランド南東部で発生した変異型がいまやとりわけ懸念を呼び、ロンドン地域でクリスマス時期にかけて緊急のロックダウンが導入されたほか、カナダやフランス、ドイツなどは英国発着の空の便や鉄道の運を停止した。

 米上下両院は21日、新型コロナウイルス感染拡大の影響に対応する9,000億ドル規模の追加経済対策案を1兆4,000億ドル規模の歳出法案と共に採決する見通し。両院での通過、およびトランプ大統領の署名が見込まれている。

 EU(欧州連合)と英国とのFTA(自由貿易協定)締結交渉は、漁業権に関する英国からの新たな提案をEU側が検討している。

 NY外為市場、ドルは一時大きく上昇し徐々に上げ幅を縮めた。ポンドがドルに対し下落。早い時間では英国内の食品供給が混乱に陥る可能性を背景に大幅安となっていた。EUと英国との自由貿易協定締結交渉で、英国が漁業権に関し新たな譲歩を申し出たと関係者が明らかにした後、下げの一部を埋めた。
 NY株式市場はS&P500種株価指数が続落。新型コロナウイルス変異種の感染拡大が警戒され、ロックダウン(都市封鎖)や渡航制限が広がる中で世界的に株安となった。ダウ平均は戻して小幅高。
 NY債券は下落(利回りは上昇)長期債利回りが上昇。

 NY金は続落。一時1900ドルを突破して11月上旬以来の高値となっていたが、リスク回避ムードを背景とした換金売りで下げに転じた。
 NY白金、日本時間に金急伸につれ高、欧州時間は金反落やリスク回避の動きを受けて急落、NY時間はリスク回避の動きが一服するなか、押し目を買われて下げ一服となった。
 NY原油は6週間ぶりの大幅安。英国での新型コロナ変異種の感染拡大で欧州でロックダウン措置が広がり、渡航や物流が世界的に制限されるとの懸念が背景にある。
 シカゴとうもろこしは7営業日続伸。ブラジルで作物に好都合な雨が降ったが、相場は大豆につれ高となった。


22日 16:00 独    12月 GFK消費者信頼感調査
   22:30 米    3 Q 国内総生産(GDP)<確報値>
   22:30 米    3 Q 個人消費<確報値>
   22:30 米    3 Q GDP価格指数<確報値>
   22:30 米    3 Q PCEコア・デフレーター<確報値>
   00:00 米    12月 消費者信頼感指数(コンファレンスボード)
   00:00 米    12月 中古住宅販売件数
   00:00 米    12月 リッチモンド連銀製造業景況指数

<2020/12/19 08:45>
夜間取引寄付高値安値引値前日比
10月限6,2646,2856,2536,260-6
白金10月限3,4493,4883,4223,4465
とうもろこし1 月限24,90024,90024,87024,880-20
12/18
寄付高値安値引値前日比精算値
NY金2 月限1,891.31,895.71,881.91,886.8-1.51,888.9
NY白金1 月限1,053.41,058.21,031.61,044.0-7.01,043.1
シカゴコーン3 月限432'2438'4432'0436'6+5'0437'4
NY原油2 月限48.5749.4348.2749.250.7049.24
LON原油2 月限52.260.76
前日比
NYドル円103.26~360.23
NYユーロドル1.2254~64-0.001
NYユーロ円126.53~630.08
NYダウ平均30,179-124
米2年債0.1210.000
米10年債0.9450.012
期待インフレ率1.9600.011
実質金利-1.0150.001
VIX指数21.57-0.36
バルチック海運指数1,32524
12月計2020計
金ETF SPDR1,167.80.0-27.0274.6
白金ETF NEWPlat12/1716.60.0-0.1-15.1
前週比前年比
米石油リグ数2635-422
12/19 7:00Globex15:15比
NY金2 月限1886.8-1ドル円103.31
NY白金1 月限1044.07ユーロドル1.2254
シカゴコーン3 月限437.0140ユーロ円126.61
NY原油2 月限49.24670
LON原油2 月限52.31660
WTIーブレント2 月限-3.07

 日本銀行は18日の金融政策決定会合で、2%の物価安定目標を実現する観点から各種の施策を点検し、3月会合をめどに結果を公表することを決めた。長短金利操作付き量的・質的金融緩和の枠組みの変更は必要ないとしている。
 企業の資金繰り支援のための新型コロナ対応プログラムの期限は2021年9月末まで6ヶ月間延長し、必要があれば再延長する。CP(コマーシャルペーパー)と社債の買い入れについては、4月にコロナ対応で追加された15兆円を、市場の状況に応じて配分する。従来はそれぞれ7.5兆円と購入枠が定められていた。

 共和党は米連邦準備制度当局による貸出プログラムの段階的廃止の成文化を求めた。

 米共和党のマコネル上院院内総務は、経済対策についての超党派合意が「間近だとみえる」とした上で、上下両院を通過させるため、週末を通した作業が必要になりそうだとの見方を示した。

 NY外為市場、ドルが上昇。株安と米経済対策を巡る不透明感が、資金をドルに逃避させた。ドルは週間では下落。ポンドは今週一番の下げ。EUと英国の交渉は週末にもつれ込む気配となっている。
 NY株式市場は反落。米連邦政府の歳出法案を巡り共和党が新たな要求を突きつけ、妥結が危ぶまれた。共和党は米連邦準備制度当局による貸出プログラムの段階的廃止の成文化を求めた。
 NY債券は下落(利回りは上昇)長期債利回りが上昇。

 NY金は小反落。現行の暫定予算の期限切れを控え、米経済対策協議が引き続き注目を集めた。
 NY白金は反落、ドル高や金の上げ一服に戻りを売られた。
 NY原油は5日続伸。米経済対策協議を巡り、共和党のマコネル上院院内総務は超党派合意が近いことを「前夜の時点よりさらに楽観している」と述べた。
 シカゴとうもろこしは6営業日続伸。南米の収穫減懸念を背景とした大豆の上昇につれ高。

<2020/12/18 08:45>
夜間取引寄付高値安値引値前日比
10月限6,2236,2896,2206,26646
白金10月限3,4823,5043,4223,466-10
とうもろこし1 月限24,80024,87024,78024,87040
12/17
寄付高値安値引値前日比精算値
NY金2 月限1,868.41,902.01,865.91,890.831.31,890.4
NY白金1 月限1,041.91,064.81,034.91,054.414.71,050.1
シカゴコーン3 月限426'2433'0424'2432'0+5'2432'4
NY原油1 月限47.8548.5947.8148.400.5448.36
LON原油2 月限51.500.42
前日比
NYドル円103.03~13-0.37
NYユーロドル1.2264~740.0067
NYユーロ円126.45~550.38
NYダウ平均30,303149
米2年債0.1210.004
米10年債0.9330.015
期待インフレ率1.9490.020
実質金利-1.016-0.005
VIX指数21.93-0.57
バルチック海運指数1,3015
12月計2020計
金ETF SPDR1,167.8-2.3-27.0274.6
白金ETF NEWPlat12/1516.60.0-0.1-15.1
12/18 8:00Globex15:15比
NY金2 月限1891.348ドル円103.11
NY白金1 月限1053.4-2ユーロドル1.2267
シカゴコーン3 月限432.2130ユーロ円126.49
NY原油1 月限48.43-40
LON原油2 月限51.45-190
WTIーブレント2 月限-2.88

米前週(12/06~12/12) 新規失業保険申請者件数
 前週比 88.5万件 事前予想 81.8万件 前回 86.2万件(←85.3万件から修正)
米12月、フィラデルフィア連銀景況指数
     11.1、事前予想 20.0、前月  26.3

 米共和党マコネル上院院内総務は、経済対策についての超党派合意が「間近だとみえる」とした上で、上下両院を通過させるため、週末を通した作業が必要になりそうだとの見方を示した。

 フォンデアライエン欧州委員長は英国との通商交渉では、特に漁業権で「大きな相違」が残っていると述べた。ジョンソン英首相との電話会談後にツイッターに投稿した声明で同委員長は、多くの問題で「相当な進展」があったとしながらも、漁業権などで相違点を解消するのは「非常に困難だろう」とした。交渉は18日も続けられる。

 NY外為市場、ドル指数が2年ぶり安値を更新。米経済対策への楽観でリスク志向が高まり、逃避先通貨の買いは控えられた。ユーロは対ドルで急伸したものの、豪ドルや北欧通貨に対しては下落。
 NY株式市場は上昇、S&P500指数が続伸し、過去最高値を更新した。一方で、連邦政府の歳出法案を巡る交渉はまだ続いている。
 NY債券は下落(利回りは上昇、)上げを消して下落。新規失業保険申請とフィラデルフィア連銀製造業指数が弱い内容となり、朝方は上昇していた。

 NY金は3日続伸。米金融当局は前日、経済支援継続の姿勢をあらためて示していた。この日は米経済対策協議で合意が近いとの楽観が強まった。
 NY白金は反発、ドル安や金堅調を受けた。
 NY原油は4営業日続伸し、2月以来の水準を回復。米追加経済対策が合意に至れば、新型コロナワクチンが普及するまでの石油需要の喚起につながるとの見方が広がっている。
 シカゴとうもろこしは続伸。週間輸出成約高が市場予想を上廻った。

18日 08:30 日本   11月 全国消費者物価指数(CPI)
       日本      日銀、金融政策決定会合
   15:30 日本      黒田日銀総裁会見
   16:00 独    11月 生産者物価指数(PPI)
   18:00 独    11月 IFO景気動向
   18:00 ユーロ圏 10月 経常収支
   22:30 米    3 Q 経常収支
   00:00 米    12月 景気先行指数

<2020/12/17 08:45>
夜間取引寄付高値安値引値前日比
10月限6,1856,2196,1626,20818
白金10月限3,4523,4873,4103,436-7
とうもろこし1 月限24,84024,85024,76024,790-70
12/16
寄付高値安値引値前日比精算値
NY金2 月限1,857.71,870.01,848.21,868.83.81,859.1
NY白金1 月限1,045.41,058.41,026.11,041.7-3.91,035.4
シカゴコーン3 月限425'2429'2423'6426'2+2'4427'2
NY原油1 月限47.6047.9447.1747.890.2047.82
LON原油2 月限51.080.32
前日比
NYドル円103.40~50-0.18
NYユーロドル1.2197~070.0051
NYユーロ円126.07~170.14
NYダウ平均30,154-45
米2年債0.1170.002
米10年債0.9180.012
期待インフレ率1.9290.012
実質金利-1.0110.000
VIX指数22.50-0.39
バルチック海運指数1,29623
12月計2020計
金ETF SPDR1,170.20.0-24.6276.9
白金ETF NEWPlat12/1516.6未更新-0.1-31.7
12/17 8:00Globex15:15比
NY金2 月限1868.424ドル円103.45
NY白金1 月限1041.9-24ユーロドル1.2198
シカゴコーン3 月限426.660ユーロ円126.18
NY原油1 月限47.85180
LON原油2 月限51.08240
WTIーブレント2 月限-3.01

米11月小売売上高 
  前月比 -1.1% 事前予想 -0.3% 前月 -0.1%(←+0.3%から修正)
同コア
  前月比 -0.9% 事前予想 +0.1% 前月 -0.1%(←+0.2%から修正)

 米FOMC(連邦公開市場委員会)はFF(フェデラルファンド)金利の誘導目標レンジを0.00-0.25%で据え置くことを決定。雇用とインフレに「一段と顕著な進展」が見られるようになるまで、大規模な金融緩和を通じた経済支援を続けると表明した。FRBのパウエル議長は資産購入に関する新たな文言は「強力」だとしつつ、将来に購入の変更を生じさせるようなインフレ率や失業率について具体的な数値の特定は避けた。

 米財務省はスイスとベトナムを為替操作国に認定した。中国に関しては為替操作国には認定せず、引き続き「監視対象国」とした上で、為替管理、特に中国人民銀行(中央銀行)と国有銀行との関係について「透明性の向上」を求めた。タイと台湾、インドを監視対象国のリストに追加した。

 NY外為市場、ドルが大半の通貨に対し下落。米金融当局は長期にわたり経済を支援する必要があるとFRB議長が述べたほか、ドル流動性スワップラインが延長された。
 NY株式市場、ダウ平均は反落、S&P500指数が続伸。米経済対策協議が合意に近づいているとの観測が広がった。
 NY債券は下落(利回りは上昇)、米FOMCの定例会合で債券購入の構成やペースが変更されず、一部失望売りを誘った。

 NY金は続伸。FOMC声明発表前に、+0.2%高で終了。FOMC声明発表後、米国債利回りとドルの上昇を背景に一時-0.5%下げ、その後は、パウエルFRB議長の会見での発言を受けてプラスに転じた。
 NY白金は小反落、FOMCを控えてドルが買戻しに軟調で終了、米FOMC発表後のドル高を受けて下落した。その後はパウエル議長の会見を受けて戻した。
 NY原油は3日続伸。米EIA(エネルギー情報局)の週間統計では原油在庫が予想外に減少した。ただガソリンとディーゼルの在庫が増え、燃料需要減退が示されたことから上げ幅は限定だった。
 シカゴとうもろこしは続伸。南米産の作柄への懸念と、テクニカルな買いが相場を支えた。

17日 19:00 ユーロ圏 11月 消費者物価指数(CPI)<改定値>
   21:00 英       イングランド銀行(英中央銀行)政策金利
   22:30 米    前週 新規失業保険申請者件数
   22:30 米    11月 住宅着工件数
   22:30 米    11月 建設許可件数
   22:30 米    12月 フィラデルフィア連銀製造業景況感指数

<2020/12/16 08:45>
夜間取引寄付高値安値引値前日比
10月限6,1756,2026,1626,18524
白金10月限3,3783,4443,3743,42751
とうもろこし1 月限24,65024,75024,56024,75050
12/15
寄付高値安値引値前日比精算値
NY金2 月限1,830.51,859.31,828.51,857.523.21,855.3
NY白金1 月限1,016.61,046.11,009.51,045.623.71,039.3
シカゴコーン3 月限424'0425'2420'4424'6+'6424'6
NY原油1 月限46.9947.7346.5447.590.6347.62
LON原油2 月限50.760.47
前日比
NYドル円103.58~68-0.41
NYユーロドル1.2146~560.0008
NYユーロ円125.93~03-0.37
NYダウ平均30,199338
米2年債0.1150.000
米10年債0.9060.011
期待インフレ率1.9170.034
実質金利-1.011-0.023
VIX指数22.89-1.83
バルチック海運指数1,27338
12月計2020計
金ETF SPDR1,170.2-1.2-24.6276.9
白金ETF NEWPlat12/1416.60.0-0.1-15.1
12/16 8:00Globex15:15比
NY金2 月限1857.728ドル円103.68
NY白金1 月限1045.477ユーロドル1.2151
シカゴコーン3 月限425.0500ユーロ円125.99
NY原油1 月限47.60460
LON原油2 月限50.72340
WTIーブレント2 月限-2.95

 共和党のマコネル上院院内総務は、経済対策で合意がまとまるまで議会は閉会しないと言明した。

 米FRB(連邦準備制度理事会)は、「気候変動リスク等に係わる金融当局ネットワーク(NGFS)」に正式参加したことを明らかにした。気候変動が経済に及ぼすリスクへの理解を深めるために中央銀行が協力する国際イニシアチブの一員となった。NGFSはメンバーに対し、地球温暖化対策の国際的な取り決めであるパリ協定への参加を要件としており、バイデン次期大統領はパリ協定への復帰を公約している。

 NY外国為替市場、ドルは軟調。株高を背景に、ドル指数は2年ぶり安値を更新した。マコネル上院院内総務が初めて大統領選挙の結果を認めたことも、経済対策がまとまるとの楽観に寄与した。英国とEUが通商協定で合意するとの観測を背景に、ポンドは続伸。
 NY株式市場は反発。連続安は4営業日で終了した。米連邦政府の歳出法案が議会でまとまるとの観測が強まり、景気押し上げ期待が広がった。
 NY債券は売られる(利回りは上昇)、午後に入って長期債の下げが加速。米金融当局による買いオペ2件の完了と、株式相場の上昇が背景。

 NY金は反発。米経済対策および包括的歳出法案を巡る動向や、今年最後のFOMCで新たな金融政策ガイダンスが示される可能性が意識された。
 NY白金は3日ぶり反発、ドル安、金の上昇支援し、さらに米国株の上昇も追い風となった。
 NY原油は反発。マコネル院内総務による休会しないとの発言が影響した。ワクチン接種の開始も需要回復への楽観を強めている。
 シカゴとうもろこしは続伸。取引時間の大半をマイナス圏で推移した後、上昇に転じた。大豆相場の上昇が支援した。

16日 08:50 日本   11月 貿易収支(通関ベース)
   17:30 独    12月 製造業PMI<速報値>
   17:30 独    12月 非製造業PMI<速報値>
   18:00 ユーロ圏 12月 製造業PMI<速報値>
   18:00 ユーロ圏 12月 非製造業PMI<速報値>
   19:00 ユーロ圏 10月 貿易収支
   22:30 米    11月 小売売上高
   04:00 米       米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利
   04:00 米       FOMC経済・金利見通し公表
   04:30 米       パウエルFRB議長記者会見

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