浪風総研   

                 「相場は心理学」 マーケット心理を読み解きます。  なみかぜそうけん <商品先物取引>  

国際テクニカルアナリスト連盟  認定テクニカルアナリスト(CFTe)
東京商品取引所認定       商品アナリスト<貴金属 石油 農産物 ゴム オプション>
公益社団法人 日本心理学会   認定心理士
 ファンダメンタルズを基に、テクニカルを確認し、内部要因を主体に分析しています。
 ブログで紹介できるのは一部です。希望の方に「相場相談」「無料メール会員」をご用意しております。

南アフリカ/白金 ニュース

<2021/01/21 13:45>
 白金生産世界1位のシバニェ・スティルウォーターは20日、Covid-19(新型コロナ感染症)のパンデミックが最初に世界経済と地域経済に打撃を与えた最初の段階から、2020年下半期のすべての事業セグメントから生産が改善したと報告しました。
 ニール・フロンマンCEOは、年末までに正常化された生産レベルに安全に戻る方法は非常に喜ばしいと述べています。

 南アフリカのプラチナ事業の白金族(PGM)生産量は158万オンス(49.1トン)、同社が改定した年間ガイダンスの135~145万オンスより9%高くなりました。下半期の91万8.678オンスは上半期を40%上回りました。

 米国のプラチナ事業の白金族生産量は第4四半期にモンタナでのCovid-19感染急増の影響により、60万3,066オンス(18.7トン)は改訂ガイダンスの62~65万オンスを下回りました。

 南アの金事業の金生産量は25.192トン、改定されたガイダンスの23.5から24.5トンを3%上回りました。

 収支は、金は8月に2,000ドルを超え、PGMのロジウムは1月の6,000ドルから12月に16,630ドルに急上昇し、パラジウムは1月の1,925ドルから2,430ドルに上昇、大幅に良くなったことが見込まれます。株価は1年間で50%上昇しました。
昨年8月に14億ランドの中間配当を発表しました。これは3年前に米国でスティルウォーター・マイニングを買収するために22億ドルの調達をした後、約3年ぶりに株主に支払われました。
 2月18日に2020年の年次決算が発表されます。

{ニール・フロンマンCEO 出典 Business Day}
フロンマン・シバ二ェCEO

<2021/01/19 22:10>
 白金生産世界1位のシバニェ・スティルウォーターのニール・フロンマンCEOは週末、「プラチナは今後4~5年かけて最大80%以上上がることができる」、「プラチナは再評価されたばかりであり、今後も続くだろう。」、「プラチナが最終的に2,000ドル(ドル103円として6,600円)、おそらくそれ以上で取引されない理由はない)と述べました。

 同氏は理由として、BASF SEが開発した自動車触媒のパラジウムを部分的にプラチナに置き換える新技術は、シバニェ・スティルウォーターとインパラ・プラチナ(白金生産世界3位)が支援をして、プラチナ需要を少なくとも年間30万オンス押し上げる可能性があると述べました。
「中国では代替が非常にうまく進んでおり、規制環境ははるかに柔軟です」述べ、プラチナは水素燃料電池での使用の増加によって支えられるだろうと述べました。

 白金鉱山会社のトップの話としてご参考にして下さい。

 <2020/12/21 08:10>
 NY白金は10月から上昇過程の変化をしながらファンド玉の買越量まだ半分と、上昇過程はまだ半分に来たところです。「NY白金は上向き途上にあり、ファンドの買越量からまだ上げは半分に来たところ」

下記罫線は、2014年4月からのNY白金価格とファンド玉買越数です。
 NYの非商業玉(≒大口投機玉≒ファンド玉)は基本的に順張りです。上昇に従い買い買いと買越が増え、下落に従い売り売りと買越数が減少することが分かります。ファンド玉は概ね買越にありこの期間での売越になったのは一度だけです。
 底値圏、買越数20トンで底値圏に入り、10トン以下が底値。2018年に十何年かぶりの売越になりました。
 天井圏、買越数60~70トンで天井圏に入り80トンが天井、今年初めて100トンを超えました。
 ここまでで大きな動きを掴みます。

 今年3月に新型コロナ感染症により急落しました、相場の急落にファンド玉の売りが追いつかず、相場は3/17の週で底打ちしてからの、ファンド玉は1ヶ月遅れて4/21の週に底打ちしました。リーマンショック後とは逆パターンの「NYファンド玉 底値圏の逆行(浪風語録)」を示しました。

 10/20ファンド買越量は底値圏の12トン、838ドルで底打ち後、相場が上昇しながらファンド玉が増加しながら、12月に入りNY白金は1,000ドルを超え今年高値にでました。ここでの注目点は、相場が上昇しながらファンド玉が増加する「上昇過程の変化」をしながら、ファンドの買越量がまだ40トンであることです。70~80トンが相場の天井圏と考えますと、まだ相場の上昇は半分に来たところと言うところです。これは楽しみですね。ここからの見通しは会員メールをご参照下さい。

{会員メール} 

<NY白金 毎週火曜日清算値+ファンド玉買越量のトン換算 2014年4月~>
罫線20201220
{ 出典 CME CFTCの発表データを基に作成 }

<2020/12/07 23:00>
 白金世界生産2位のアングロアメリカン・プラチナ(アムプラッツ)は7日、白金族(PGM)の精製施設ACP Aユニット(アングロ・コンバーター・プラント)の再構築が完了し、年末位までにフル稼働し、2020年度の精製PGMの生産量を260~270万オンスに250万オンスから引き上げを発表しました。
 2月のACP Aユニットが爆発事故で停止し、代わりに暫定的に稼働させたACP Bユニットが11月に水漏れのため閉鎖され、同社の精製施設は止まりました。ACP Aユニットは2020年第2四半期の再開を予定しいたのを6ヶ月早く再開します。アプムラッツは、今年積み上げられた仕掛り在庫のリリースに最大2年かかると述べました。

<2020/11/26 12:55>
大阪白金10月限寄付3,232円、高値3,244円、安値3,224円、現在値3,240円(+29)
ドル円       104.30-31円
NY白金1 月限   972.1ドル(+2.3)
白金ETF NewPlat(11/24)16.6トン(±0.0) 11月-0.7トン、2020年-15.1トン

白金族(PGM)はグリーン水素を生成する効率的な電解槽や、グリーン水素をクリーンな電気に変換する燃料電池で使用されています。
 グリーン水素について非常に興味深いのは、他の種類の水素とは対照的に、再生可能エネルギーが電気分解と呼ばれる生成プロセスに使用されることです。化石燃料や二酸化炭素排出プロセスは必要ありません。大量のグリーン水素を生産するために必要なのは、水、大型の電解槽、そして風力、太陽光、水力などの豊富な再生可能エネルギー源だけです。したがって、グリーン水素のカーボンフットプリントは非常に低くなります。唯一の炭素排出量は、発電インフラストラクチャで具体化されたものからのものです。したがって、グリーン水素はプロセスと経済を効果的に脱炭素化することができ、気候保護活動に大きな影響を及ぼします。

 NY白金はドル安に堅調、株安となったが、押し目を買われ続伸、+11.5ドル高。

 夜間は下げて戻して+12円高。前場は小幅高。委託玉は売り買い出て少々売りと見ます。

 前営業日は+77円高。8営業日で+266円高。夜間は小幅安となりNYから大きく上昇。前場は小幅上昇、後場は小動き。総取組高は+176枚増、先10月限は+725枚増、8月限-429枚減。委託玉は上げて売落買落の買建。

<見通し> 大きくは押し目買い。戻り一巡待ち後に下値を見て、下値は2,829円で底打ちした可能性が高まり上げて来ました。このまま上抜けするかここまでかの場面を上にでています。
 3月の1,843円からの上げ相場は8月3,390円が目先の高値で一段落、1ヶ月半強の3,008~3,390円高値保合から下抜けして、2,816円~3,075円の往来から上にでて3,241円。買玉水浸かりに上値は重いので、大阪要因ではなくNY要因で上げています。

 長期の上昇相場。白金の装填量を増やした新たな自動車触媒需要が2022年型からの搭載予定や、脱炭素の白金触媒需要があり、グリーン水素を生成する電解槽の利用が目指されとことに白金需要が見込まれ、いずれは大きな相場を見込めます。

{会員メール} 詳細な値位置や方針、詳細な内部要因分析は無料メール会員メールになってご覧下さい。

<内部要因データ> 11/13    11/19    11/20    11/24    11/25
終 値 (円)   2,976(+13)  3,115(+23)  3,180(+65) 3,134(-46) 3,211(+77)
取組高 (枚)  24,060(+473) 21,730(-167) 21,775(+45) 21,760(-15) 21,936(+176)
委託玉買越    5,542(+543 前週比、売玉5,070(-463)-買玉10.612(+80))
出来高 9,642枚(夜間 4,321枚、日中 5,321枚)

限月   取組枚数   占有率   売玉          買玉
 12月限  1,613(-28)   7%              3,400~3,679円 1,000枚
  2月限  1,464(-20)   7% 1,843~2,600円 1,000枚
  4月限  1,881(-18)   9% 2,527~2,800円 1,000枚
  6月限  3,600(-54)  16% 2,725~2,900円 1,000枚、3.250~3,390円 3,000枚
  8月限  5,341(-429)  24% 2,816~2,850円 1,000枚、3,080~3,304円 3,000枚
 10月限  8,037(+725)  34% 2,840~3,241円 3,000枚、2,840~3,241円 4,000枚

<2020/11/18 11:45>

 WPIC(ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル、世界プラチナ投資評議会)は最新の第3四半期の市場レポートで、鉱山の供給が増大する需要に追いつけないため、プラチナは今年100万オンス以上(31.1トン)の供給不足に直面していると述べました。来年を見ると、プラチナ市場は20万オンス以上(6.2トン)の供給不足を見る可能性があります。

WPIC(ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル・世界プラチナ投資評議会)は、白金大手鉱山会社が設立した、白金の販売促進機関です。一般には白金鉱山会社よりと見て参考にされています。
白金の需給データは、GFMSの「プラチナ&パラジウム・サーベイ 0000(年)」が信頼されています。5月ごろに前年版が発表され、年後半にアップデートされます。

 WPICは、「鉱山とリサイクルの供給が四半期ごとに力強く回復したにもかかわらず、自動車需要の大幅な回復とプラチナを含む貴金属への強い投資需要の持続により、2020年第3四半期のプラチナ需要は供給を大幅に上回った」とプレスリリースで述べました。

 レポートによると、2020年第3四半期のプラチナ総供給量は前年同期比から-5%減少しました。ただし、2020年第2四半期の-36%の減少と比較すると、減少は比較的穏やかです。一方、第3四半期の総鉱山供給量は前年同期比+4%増加しました。ただし、今年の鉱山供給量は-21%減少すると予想されます。

「2020年の第3四半期に需給が大幅に回復したにもかかわらず、第3四半期と比較すると、全体的な供給の低迷と非常に強い投資家の需要が、この四半期の-70.9万オンス(-22トン)の赤字の主な原因でした」と報告書は述べています。

 金や銀と同様に、プラチナ市場は今年、前例のない投資需要を見てきました。レポートによると、第3四半期の投資需要は73万オンス(22.7トン)増加し、昨年に比べて+291%増加しました。投資需要には、コインとバーの42,000オンス(1.3トン)の増加が含まれていました。WPICによると、地金の物理的な需要は2019年と比較して+123%増加すると予想されています。

 WPICの調査責任者であるトレバー・レイモンド氏は、プラチナ価格が供給の逼迫に反応するのは時間の問題だと予想していると付け加えた。彼は、プラチナは現在、商品市場で過小評価されている資産のままであると述べました。

 プラチナ市場が現在の成長ペースを維持できるかどうか、特に投資需要に関しては、レイモンド氏は、市場にはまだ上昇の余地が十分にあると述べた。彼は、プラチナがグリーン技術、特に水素を動力源とする自動車の開発に不可欠な役割を果たすと付け加えた。

 需要は引き続き堅調であると予想されますが、レイモンド氏は供給が引き続き問題になると述べました。彼は、2021年に、プラチナ市場は南アフリカの前半におけるACPコンバータープラントの停止の影響を引き続き感じていると説明した。今年の停電により、約90万オンス(28トン)の供給が失われました。
「2021年の南アフリカのプラチナ供給の伸びのリスクは非常に低いが、需要の伸びは依然として非常に興味深い」と彼は述べた。

↑このページのトップヘ