不動尊信者のバイブルとも言える超有名なお経がある。
それは「不動尊劔功徳の文」。
偽経とも言われているが、そんな事お構いなしに行者はみんな唱えているのだ。

お不動さんファンの為に全文を書き写す。
なかなかいい文章だと俺も思う。まあ、読んでみて欲しい。


  不動尊釼功徳の文

一には矜羯羅、二には制咤迦、三には倶利伽羅四天下(が)童子。薬師尼使者。

不動尊の頭(こうべ)には白き蓮華を頂き、額に水波の皺をたたへ、左の眼には天を見守り。

右の眼には地を見開き、口には阿吽の二字を含み、両の牙には天地和合とかみしめ、

左の肩には一辮髪を垂れ、悍慢(かんまん)の大磐石を踏み鎮め、大迦楼焔(だいかるえん)を現じ、

外面(おもて)には憤怒の相を示し、内心には深く憐れみを垂れ給う、

御身には九条曼荼羅の袈裟を懸けさせ給い、左の御手には三匝半(さんそうはん)縄を持ち、

右の御手には、三尺三寸の両刃の劔(もろはのつるぎ)を携へ、この劔には一々緒神籠らせ給ふ、

きっ先は石清水正八幡大菩薩、焼刃は倶利伽羅竜王。鍔の丸さは日月を表し、ふちと頭は陰陽の二つ、

せっぱはばきは阿吽の二字、右の柄節三十三、左の柄節三十三、これ日本六十余州の大小の神祇、

さめの小数は天(あま)の末社、これ三百六十余神を表し、中にもあらき親ざめは、

宵の明星、夜中の明星、夜明けの明星をあらわす。

南無大日大聖不動明王、この劔を以って如何なる悪病にても退散なさしめ給へ、

なうまく、さあまんだ、ばあざらだん。せんだ、まかろしゃだ、そわたや、うんたら、たあかんまん。


最後は不動真言(慈救呪)であるが手持ちの経本の記述通りに書いてみた。
あなたの記憶と違っていても気にしなくていいだろう。
要するに覚えているように唱えれば良い訳だね。

なんだか拝みやすい節の付きそうな経文ではあるな。
Ryu