2012年7月22日 DDTプロレスリング「Road to Budokan 2012」後楽園ホール大会

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武道館前最後の後楽園大会。
今大会で諸々決定するという注目からか、満員の入り。

ダークマッチ (11:40開始予定)
○藤本つかさ(アイスリボン)&紫雷美央(トリプルテイルズ.S)
[5:22 ツカドーラ]
×福田洋(ユニオン)&趙雲子龍(新北京)


観客もまだ集中する環境でないダークマッチ。
テーマもない試合だが、美央が趙雲をハゲ、福田をモジャと形容し、観客が試合に入り込みやすい空気を作る。
趙雲もしっかり誰がハゲだー!としっかりノリ、盛り上げた末、つっかが勝利。
 
 


鶴見亜門GMからこの4人はアイアンマンバトルロイヤルに出場の可能性が高いが、ボリビアに渡ったベルトが帰ってこなければ次期挑戦者決定戦になり、自費でボリビアに渡航してベルトを取ってくることを命じられる。
また、キャンプ場プロレス他今後の興行や、諸橋店長の(いかがわしくない方の)マッサージ店開店などについて諸々発表。詳細は公式で。
オープニングVでは各選手が一言ずつ武道館への抱負を述べる中、ニラさんは「日本武道館大会は中止になりました」(笑)
 


第1試合 12人タッグマッチ
星誕期(大佐)&マサ高梨(少佐)&火野裕士(軍曹/K-DOJO)&ヤス・ウラノ(伍長)&佐々木大輔(一等兵/フリー)×アントーニオ本多(二等兵/フリー)
[10:30 ムーンサルトプレス]
松永智充&彰人(Sportiva)&ポイズンJULIE澤田&美月凛音&○遠藤哲哉&DJニラ(フリー)


美月凛音は今大会から入場テーマを『ペガサス幻想』にし、歌いながら入場。
結成されたばかりのモンスターアーミー。モチーフはエル・コマンドス、ではないだろうなぁ。世界一の匍匐前進な火野が彰人と競争して負けたり、「マシンガン発射!」で大輔の低空ドロップキック、「ロケットランチャー発射であります!」で火野のスプラッシュと、お笑いユニット的な試合。
終盤、軍曹の誤爆に大佐がちゃんと謝るよう指導するも、軍曹は上官への暴行を働く。皆がそれを止めに入っている間に、二等兵がムーンサルトで敗退。
何故か仲裁に入る遠藤だが、これでモンスターアーミーは早くも仲間割れで再び火野、ウラノ、アントンのCrying Wolfと誕期、高梨、大輔のファミリアに分裂。
武道館でのサッカーマッチもこのチームで行うことになり、ファミリアには遠藤とつっかが加入。CWは誰か探してくることに。サッカーといえば、蝶野か田口だが、この時点で発表されてないってことは大物ではないか。
 
 
 


第2試合 6人タッグマッチ
高木三四郎&高尾蒼馬&○坂口征夫(坂口道場・一族)
[7:58 飛び付き腕ひしぎ十字固め]
佐藤光留(パンクラスMISSION)&×中澤マイケル&タノムサク鳥羽(フリー)


ド変態団は鳥羽がセーラー服、マイケルがナース服、光留が水泳キャップにレオタード(尻尾のないバニーガール的なやつ)。スク水でないあたりが実に中途半端。
光留は武道館メインの飯伏vsケニーについて、4年前この試合が行われたビアガーデンのセミは光留vsマイケルのシングルだったことを明かし「変態団とゴールデンラヴァーズ、いつの間にこんなに差がついたんだろう...」
「しかしマイケルは絶好調です」「『坂口征夫の顔をボコボコにしてやるんだ』とマイケルが言ってたんです」「『俺のホームリングで坂口征夫を葬りんぐ去るよ』って」
ということで早速坂口はマイケルに4点ポジションからの膝蹴り、スピニングチョークと攻め込む。
その後はマイケルが坂口の腕十字をヌルヌルで脱出したり、アルティメットベノムアームを狙ったりするも、高尾はアモン殺しのスリーパーを見せ、坂口はロープエスケープされそうな位置になってしまったが飛びつき腕十字で勝利。
 
 


第3試合 KO-Dタッグ選手権試合
【王者組】○KUDO&大石真翔
[9:21 ダイビングダブルニードロップ]
【挑戦者組】×石井慧介&入江茂弘(チームでら)


石井&入江は入場してくるKUDO&大石を奇襲し試合開始。
試合序盤は大石が捕まるも、自力で脱出し、KUDOが形勢逆転。王者組は挑戦者組の誤爆も誘い、大石も復活。
入江の雪崩式バックフリップも回避したKUDOは大石のミラクルエクスタシーからダイビングダブルニーで勝利。
この間、大石は入江の動きを止めるためケブラーダを放つも、飛びすぎて着地に失敗。後頭部を打ちしばらく意識が飛んでいた模様。あきらかに眼の焦点が合ってなかったが、セコンドからの呼びかけに目を覚ます。大事をとって担架で運ばれたが、休憩時にツイッターができるほどには回復。
また動揺はあっただろうが、客に心配させないためセコンドに処置を任せほもクロのダンスを踊りきったKUDOの対応も立派。
 
 
 


第4試合 MIKAMI復帰戦
×MIKAMI[7:01 弓矢固め]藤波辰爾(ドラディション)○


MIKAMI復帰戦。上半身はスケスケシャツではなく裸。藤波のセコンドには息子の怜於南君が。坂口ジュニアと藤波ジュニアがDDTで揃うってのもなんだか凄いな。
MIKAMIは相手が藤波ということもあって、持ち前の素早い動きはあまり出せず。カンガルーキックやミッキーブーメランは距離が合わず失敗気味だったが、試合勘が戻ってないのか慣れてない相手だったから上手く合わせられなかったのか。
藤波は元祖ドラゴンスクリューを繰り出すが、2発めはMIKAMIがスクールボーイで切り返す。MIKAMIのジャパニーズレッグロールは綺麗に決まらず、藤波がワンハンドバックブリーカー。そしてボー・アンド・アローでギブアップを奪い勝利。
MIKAMIは武道館で藤波とタッグを組み王座挑戦を要求。藤波は保留するかと思ったが快諾。
しかし休憩明け、バックステージの映像ではタッグはOKだがタイトルマッチについては政治的なアレがうんたらかんたらと何を言ってるのかわからんが、結局ベルトについては保留ということに。
 
 


休憩
アイアンマンバトルロイヤルにマスコットガールとして、ミス府中でボクシング始めて2ヶ月でオリンピックを目指している後藤あゆみさんが就任。試合で何やるんだか全然わからん。府中なら多摩ルチャスにも来て欲しいが。
そしてアイアンマンに柿本大地が特別参戦!まだ正式復帰とはいかないみたいだが、これは嬉しい。
柿本「このリングに立つまでに4年かかりました。何度も挫けそうなときもあったんですけども、その都度皆に『復帰してね』とか『また試合してジャーマン見せてよ』ってそんなメッセージが折れそうな心を繋ぎ止めてくれてたんだと思います。今度の試合は復帰ではなくて特別出場という形で、武道館の次につ試合ができるかわかりません。でもこの1歩を踏み出すのに4年かかりました。その4年間の思いがそのまた次の1歩に繋がるように頑張りたいと思います」
「応援してくださいって言っちゃいましたけど、その実は観に来てくれた方に、逆にこっちが力を与えられるような、そんな試合をプロレスラーとしてしたいと思っています。ありがとうございました」

 
また、緊急速報としてボリビアのレスラーに奪われていたアイアンマンのベルトが、佐藤きゅん→地元の少年→ディック東郷へと移動したことが報告される。


セミファイナル ハードコアマッチ
×HARASHIMA[16:57 スプラッシュマウンテン on the チェアー、on the 階段]石川修司(ユニオン)○


武道館でのHARASHIMA&Xvs石川&伊東の前哨戦。両コーナーにイスが用意され試合開始。
試合序盤から石川のイス攻撃でHARAが流血。ハードコア慣れしてないHARAだが机+蹴りで金的攻撃。しかしイスで殴ったりは、やっぱり思い切りは殴れない感じ。
HARAは流血しながらも笑顔で机を設置。「すみませんが空けてください」とこんな状態でもお客さんには丁寧(笑)
そして石川を机に寝かせるとスワンダイブのデスククラッシュ。
HARAの追撃をイス投げで防いだ石川はランニングニーwithイス、暗闇脳天onイス。しかし横倒しイスへの雪崩式ブレーンバスターはパワーボムで切り返される。いくつかのイスは横方向に圧縮。
HARAは石川の頭でイスをぶち抜くと、イスを首に掛けたまま蒼魔刀。
そしてファイヤーバードを狙うも石川はこれも下からイスを投げ阻止。雪崩式ブレーンバスターを決めるとリング下から鉄階段を取り出す石川。
鉄階段の上にイスを盛り、スプラッシュマウンテンを狙うが、HARAは回避。エルボー、ミドルキックで巨木を倒さんとするが、石川は上空からの頭突き。そしてランニングニーから鉄階段&イスへのスプラッシュマウンテンでフィニッシュ。
HARAは無言で退場したが、直後の映像でHARAのパートナーが真壁と発表。SWS・帝京大学の先輩後輩繋がりだが、サバイバル飛田じゃなかったかぁ。
 
 
 


メインイベント
○飯伏幸太&○ケニー・オメガ
[21:24 三階建てクロイツラス]
×男色ディーノ&×ヨシヒコ


武道館まで対戦したくないということで、前哨戦ではなくタッグ結成となった飯伏&ケニー。
煽りVでは未来から来たヨシヒコという、ターミネーターを思わせる煽りになっていたが、今回のヨシヒコは『悲しみのベアー・クロー』で入場。ということで、見た目もウォーズマンに改造されほとんど原型がない(笑)
しかし一応仮面を外すとヨシヒコっぽい顔が。ベアークローは危険とみなされ試合前に松井レフリーに外される。
ケニーと飯伏はそれぞれ入場。ケニーは6月の新木場から使ってるらしい新しいバージョンの曲
ヨシヒコの兄、マッスル坂井が本部席から見つめる中、試合開始。
 
ケニーのヘッドロックでヘルメットが取れてしまうが、気にする素振りのないヨシヒコ。空中殺法の使い手でもあるヨシヒコはスプリングボード式アームホイップでケニ伏を場外に落とすと、サスケスペシャル。が、あまりの跳躍力で飛びすぎてしまう。
 
リングに戻るとケニ伏は連続その場飛びシューティングスター。
松井レフリーは試合中、セコンドのみなみ飛香に「元ネタわかってる?」と訊くと、ディーノも「ヨシヒコ何で出来てるか知ってる?」
福田が耳打ちすると飛香ちゃんは笑顔。福田「たぶんわかってないです」
そんな事やってる間にもケニーは超高速ブレーンバスターでヨシヒコを叩きつけ、ロメロスペシャル。さらに飯伏が股の間からヨシヒコの頭を引っ張り、後方に180°以上背骨が曲がってしまう。
さらに飯伏のスリーパー、ヘッドロックに耐えたヨシヒコは垂直落下バックドロップ一閃。
ベアークローを装着し飯伏を攻撃。松井レフリー「植物人間になっちゃうだろ!」
 
ディーノはヨシヒコを担いでのロングホーントレインを狙うも、ケニーはカウンターの延髄斬り。上のヨシヒコは機械の素顔があらわになるも、ケニーに不知火を見舞い、ディーノとともにファイト一発。
しかし男色ドライバーは阻止されケニーの波動拳+飯伏の2人まとめてジャーマン。ヨシヒコはすっとびコーナーに激突!
ケニーがヨシヒコを放り投げると飯伏はコーナーからジャンプして空中キャッチ、そのままパイルドライバーという荒業を繰り出すも、不死身のヨシヒコは逆に飯伏にパイルドライバー。
 
 
飯伏にパロ・スペシャルを決め、ケニーには超高速人工衛星ヘッドシザースでディーノのケツに激突させる。飯伏にもヘッドシザースを仕掛けるが、飯伏は重力を無視してディーノのケツにヨシヒコをライガーボム。
そしてベアークローを奪ったケニーはディーノにカンチョー!これは直腸まで届いたか。
コーナーにヨシヒコをセットすると、ケニ伏は摩周狙い。しかしディーノが飯伏にリップロックを仕掛け、ヨシヒコは飯伏の肩に乗り、3階からのリバースフランケンシュタイナー。
 
 
そしてディーノとヨシヒコはゴールデンラヴァーズのお株を奪う、同時発射リバースエビ反りジャンプ。さらにヨシヒコのカナディアンデストロイとディーノの男色デストロイも同時に決めて見せる。
ヨシヒコがフィニッシュに狙った何回転もしてのスプラッシュは躱されてしまい、飯伏は2人まとめてラストライド、そしてケニーが2人まとめてクロイツラスで、それぞれフォールして3カウント。
 
 
 
ヨシヒコ使いの第一人者と、ヨシヒコ相手だからこそ可能な超人的ムーブが炸裂した好試合。お見事。

亜門GMから武道館への意気込みを問われると、ケニーは飯伏との試合は戦争になるから、残りの試合を楽しみたい、とのコメント。
飯伏も「これは僕とケニーとの戦争です。皆さん武道館楽しみましょう」
というところで、いつでもどこでも挑戦権を持っているニラさんがリングイン。しかし挑戦状を亜門GMに手渡す。
だがこの挑戦状は白紙。そして突然ディーノが見えない敵に倒されると、亜門の腕が捻り上げられ、
透明人間「皆さんこんにちは。透明人間です。毎年毎年ビッグマッチで俺が戦えとアピールしてたのに、まるで俺がそこにはいない者みたいに無視しやがって。今年こそ武道館で俺とシングルをやれ。ないがしろにされた俺の積年の恨みは深いぞ。この対戦要求を受けなければあらゆる手を使ってDDTを壊滅に追い込んでやる」
ということで亜門GMもやむなくカード決定。
透明人間「武道館に出るのが俺の目的じゃねえ。俺の真の目的はディーノ、お前をぶっ潰すことだ。楽しみにしてるんだな」
亜門「俺OKしちゃったけど、武道館でシングル大丈夫か?」
ディーノ「正直、結末も何も見えない。でもやってやるさー。なぜならきたえているからだー」
まさか、2003年にCROWNで観たディーノvs透明人間がDDT武道館で観られるとはなぁ。でも今回の透明人間はミステロンでも見捨朗でもアーノルドスケスケジャネーカーでもないのかな。
 

最後はブラックハーツ化している佐藤光留や、心配された大石も含め、全選手+マッスル坂井もリングに上がる。
三四郎「日本武道館大会、プロレス、総合含め今年はDDTだけです。それに相応しい崇高な大会をやるつもりは全くありません。DDTならではの素晴らしいみなさんが笑顔で帰れるような、最高に満足できる興行にしたいと思います!」
そしてどっかで見たような公式ロゴマークを公開し、「行くぞ、行くぞ、武道館!」で締めて円陣。
何気に美央の隣に入った亜門さんとつっかの隣に入ったマイケルがさすが。
 
 
 

ということで、武道館に向けて盛り上がってきたDDT。ビッグマッチ前の煽り興行ではあるんだが、内容も伴ってたし、発表してがっかりという発表も、サンプラザ中野が来場するってこと以外はなかったしいい興行でしたね。
特に透明人間の参戦はビックリ。今まで透明人間の試合は結構あるが、はたして武道館の後ろのお客さんまで伝わるかどうか、ディーノにとってはいろんな意味で相当のチャレンジマッチ。裏メインとして期待ですね。