2012年7月27日 「森谷俊之さんを送る会」杉並区立松ノ木中学校大会

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5月に亡くなられた森谷さんにお世話になったプロレスラー、関係者だけでなく、会長を務めていた松ノ木中学校PTAの皆さんにより開催されることとなった大会。
入口で記帳と香典を渡し中学校の校庭へ。平日の16時開始だというのに数多くのインディーマニアが集結。
地元の子供たちもそれほど多くはないが見に来てくれている。
本部席横には献花台が設けられ、森谷さんの遺影が炎天下のリングを見つめる。

リングは校庭のド真ん中に設置されており、エプロンの幕は「屋台村プロレス」。
予定の16時直前になると伊藤こ~へ~リングアナから「本日のタイムスケジュールは国際時間(20分遅れがデフォルト)ではありません!」と衝撃的な発表。
本当に16時から安藤リングアナの前説・諸注意があり試合開始。
 

第1試合 ミックスドタッグマッチ30分1本勝負
維新力浩司(どすこい)&○ラ・マルクリアーダ(CPE)
[10:02 オクラホマロール]
×佐々木貴(FREEDOMS)&唯我(ナイトメア)


維新力得意のミクストタッグ。リングアナは安藤頼孝、レフリーはアイアンマン西田。
久々に見た唯我はずいぶん痩せてる。コスチュームがちょっとブカブカ。
貴はマルクリアーダのマスクを脱がそうとしたり、味方の唯我を「ブス」となじったりヒールモード。
セコンドのミクロからもブスブス言われる唯我だが、体重を絞った分動きは良く、ダイビングサンセットフリップを使ったり、ミドルキックもスムーズ、ダイビングボディプレスもいつもより高さがあったか。
試合中鶴見さんが控え室から出てきて一旦客席に、そして本部席横に着席。
師匠が見つめる中、貴は唯我にマルクリを押さえさせ「絶対放すなよ」と念を押すと案の定誤爆。
そこに維新力が相撲タックルを食らわせ、マルクリが丸め込み、貴から勝利。
師匠の目の前でよりによって女子に敗退とは...
腹いせに唯我をサッカーゴールに叩きこんで殿ご満悦。
 
 
 


この辺りで観客というか、控室訪問として高山善廣が来場。


第2試合 杉並区光化学スモッグ注意報解除記念ロイヤルランブル
入場順(()内は退場順)
1.翔太(STYLE-E)(1)
2.ピンクタイガー総帥(ピンクタイガーモンスター軍)(2)
3.スタンガン高村(フリー)(5)
4.空手マミー(押忍闘夢)(11)
5.不動力也(フリー)(4)
6.黒田哲広(アパッチ)(6)
7.下田大作(フリー)(7)
8.松崎和彦(フリー)(8)
9.○MIKAMI(DDT)[20:51 スワントーンボム]
10.ガッツ石島(ガッツワールド)(3)
11.ダイスケ(ガッツワールド)(10)
12.戸井克成(バトルエイド)(9) with ザ・コブラ(FSR)


だいたい1分くらいで選手が登場するランブル形式の試合。リングアナは安藤さん、特別レフリーは元・女ニセ大仁田こと宮崎有妃。特別立会人には一般人・澤宗記さん。
澤さんがリングに上がり挨拶しようとすると「ピンポンパンポーン」と光化学スモッグ注意報解除のお知らせ。「解除されましたー!光化学スモッグも解除されたということで、目一杯プロレスやっていただきたいと思います。それではみなさん、やりすぎなくらいの応援お願いいたします」

まずは翔太とピンクタイガーから試合開始。
と、ここでサプライズ。なんと鶴見青果市場でお馴染みのサイン親父が堂々とリングサイドを歩き登場!神奈川以外で観測されたのは初ではなかろうか。しかもサイン帳持ってない。

3番手は何故かパイレンジャーの曲で登場のスタンガン高村。遺影に手を合わせるサイン親父を尻目にイスをなぎ倒し入場。逃げ惑う非プヲタのお客さん。イスは学校の備品なので壊した人が弁償とリングアナから注意喚起。高村を追いかけて写真をとる澤さん。もうみんな自由すぎる(笑)
4番手も空手マミーということで秘薬を撒きながらこちらもイスをなぎ倒し入場。高村とは意気投合。
 
5番手は不動力也なのだが、高村とマミーの暴れっぷりに誰も注目せず。澤さん「誰も気づいてない!」と大爆笑。そこを背後から空手マミーに襲われる(笑)
 
6番手黒田哲広にはアパッチでもFMWでもなくPWCコール。
ここで翔太とピンクタイガーが勇作のボディプレスで敗退。
 
7番手は下田大作。リング上は大作、勇作、黒田とアパッチ色が強い。

8番手松崎和彦は高村に攻撃を加えてからリングイン。

9番手はMIKAMI。その頃コーナーでは大作と高村が勇作にモンゴルトレインを「シュッポシュッポ」とやり、黒田の「エルボーと見せかけて(略)もういっちょ」。

10番手に健ちゃんではなくガッツ石島、11番手にダイスケとガッツワールド続き。ダイスケは高村とガッツの場外戦に加わろうとするも素で気づかれず。
 
そして最後は戸井克成なのだが、一緒に現れたのは巨漢のマスクマン。誰だと思ったら本物のザ・コブラ!! 何のアナウンスもなく豪華すぎるだろ。試合権利はないんで場外でうろつきながらたまに近くにいる選手を攻撃。

全員登場してからMIKAMIがスクールボーイで黒田をフォールしたり、番長の前方回転エビ固めで大作をフォールしたり、ひっくり返されて敗退したりとポロポロと選手が退場していき、空手マミーがダイスケをオーバーザトップロープで葬ると、残りは空手マミーとメカマミーLite、ではなくMIKAMI。
MIKAMIはミッキーブーメランからのスワントーンボムで勝利。
 
ランブルお約束の佐野が何回も登場ってネタはなかったが、サイン親父とザ・コブラ登場というサプライズで大興奮。
高野拳磁来場というのを期待していたが、まさか兄ジョージが北海道から来てくれるとはなぁ。って今は北海道じゃないんだっけ?


セミファイナル 6人タッグマッチ 45分1本勝負
矢口壹琅(フリー)&死神(EFGガロガ騎士's)&×将軍KYワカマツ(無所属) with エキサイティング吉田
[13:05 反則]
○増田明彦(フリー)&長瀬館長(アールズエンタープライズ)&山本SAN(ガッツワールド)


この試合のリングアナはブレーメン大島。レフリーはジャッジ金子。
当初はSPWFvs屋台村というカードだったのだが、エキ吉が欠場し、代わりにSPWFではないが将軍KYワカマツというスペシャルすぎる代打。
当日になり屋台村側もギルギルガンが欠場となり、こちらには山本SANが加入。屋台村とは縁がないが、森谷さんに似てるんで入れた感じか。ギルギルガンは中の人が別の形で出てくるのかと思ったが、それもなく残念。どういう事情があったのかわからんが、多分本人も来れなかったのは悔しいだろうなぁ。
青コーナーは増田がヨンドンのポロシャツでチーム屋台村をアピールし入場。
赤コーナーはオリジナル神格闘十字軍、矢口&エキ吉に加えセコンドの唯我がミサ岡田ポジション。そして信者の女性もちゃんと新聞紙で作った十字架持参。
ワカマツは片手にムチ、片手に赤い拡声器とこちらも昔のまんま。もうこれだけで感激。場内(の一部)からは「素晴らしい」コール。
しかし神と死神と宇宙ってムチャクチャなタッグだな。
ワカマツさんは試合途中でもマイクを持ち「矢口ー!やってしまえ!3分もいらない、2分で充分だ!」など“悪の正太郎くん”状態。
エキ吉は矢口の指示でリングに上がりエルボーもなしに「気合いだ×8」をやって誰もバンプを取れなかったり、場外では面識がないはずのミクロやピンクタイガーと妙に息のあった口喧嘩始めたり、妙な存在感。ワカマツさんがボソッと有刺鉄線十字架を「これなんだ?」、エキ吉「神格闘十字軍です」ってやりとりがなんか良かったな。
試合は山本SANが捕まる場面が多かったが、ニールキックで脱出。別に本人は森谷さんを意識してるわけじゃないんで仕方ない。
先日矢口とWMWミッドアメリカンの挑戦権を争った長瀬館長も奮闘し、久々の試合となる現在休業中の増田も現役時代と変わらぬ動き。休業中でも練習しているのか、現役中がアレなのかはまぁ置いといて。
そしてワカマツさんだが、御年70歳を迎え背中は曲がったが、ちゃんと上半身をTシャツで誤魔化したりせず道場名どおり元気な所を見せる。長瀬館長より太い腕でクロスチョップ、逆エビ、アイアンクローと攻め込み、エプロンから水噴射も。
死神さんも過去に色々あった唯我と協力したり、得意のクロー攻撃。ここはファイヤークローを出してほしかったが。
そうこうしてるうちにジャッジが巻き込まれ失神。その間にエキ吉の足刈りとワカマツさんは塩攻撃。が、倒れながらもこれを見ていたのか、ジャッジは冷静に反則負けを宣告。
ワカマツ「何が反則だ。天国にいる森谷俊之さんだって俺のことを認めてたぞ!森谷!森谷!森谷!」と森谷コールを煽る。
「森谷ー!森谷ぁー!ありがとー!本当にありがとう。君の事は、私は終生忘れない。あなたみたいに純粋にプロレスを愛した人間はいない!私は本当に誇りに思う。ありがとう。この20年間本当に私は大変な時も本当にあなたは手を差しのべてくれた。北海道にいながら本当によく私を呼んでくれました。ありがとう!」
矢口「ワカマツさん、きっとワカマツさんの愛は、いやここにいるみんなの愛は天国の森谷さんに届きましたよ!心を込めてみんな、天国へ届け、行くぞー1,2,3,愛だー!」
ワカマツ「ファンのみなさん、こよなくプロレスを愛した森谷俊之さん、本当に素晴らしい人です。本当に、本っ当に私は今泣いてます。この鬼のワカマツが泣いてるんですからみなさんだって心の中では泣いてるんでしょ。泣いてください。腹いっぱい泣いてください。泣きたい時には泣くんです。そして怒りたい時には怒る。世の中そんなもんじゃないですか?みなさん!」
そして退場途中でも
ワカマツ「生きてるってことは素晴らしいー!森谷さーん、人間には必ず、人間には必ず命終があります。私も近いうちあなたのそばに必ず行きますので、待っててくださーい!」
いやいや、ワカマツさんはまだまだ先でしょう。でもこのマイクは素晴らしすぎてもう泣きそう。
 
 
 
 
 
 


メインイベント 6人タッグマッチ 60分1本勝負
○高木三四郎(DDT)&菊タロー(フリー)&斗猛矢(EMMA)
[11:56 シットダウンひまわりボム]
GENTARO(FREEDOMS)&×佐野直(スタンリーCLUB)&田村和宏(STYLE-E)


高野PWCvs森谷PWCの6人タッグマッチ。リングアナは伊藤こ~へ~、レフリーはアイアンマン西田。入場時GENはリスペクトする鶴見さんを、その弟子の三四郎に対して何やらアピール。
リング上からサイン親父を発見し驚くアイアンマンと菊タロー。サイン親父の存在感がハンパない。
試合が始まるといきなりの場外乱闘でサイン親父を巻き込むGEN(笑) VKFに続いて横浜出入り禁止になるぞ。
鶴見さんにも菊タローをバックブローさせ、試合に参加させる。
三四郎は三四郎でジャスコ亡き今高円寺を目指そうとするがどっちの方角かわからず。代わりに西調布代表の田村と打ち合い。
GENはサソリ固め、斗猛矢はコーナー倒立、菊タローはフィニッシュ宣言からの逆ブレーンバスター&ブルドッギングヘッドロックすっぽ抜け、田村のスリングブレイド、三四郎のスタナーとそれぞれ得意技を披露。
佐野は大阪臨海アッパーからスイングDDT、デルフィンクラッチと菊タローの怒りを買う。
三四郎は佐野にDDM(デンジャラス・ドライバー・モリヤ)で反撃。そして佐野を肩車すると、シットダウンひまわりボムで3カウント。宇宙パワー技じゃなかったかぁ。残念。
佐野はSHBで受け身を失敗したか、腕を痛めたっぽい。
 
 
 
 


試合後、三四郎は森谷さんのご家族リングに招き入れる。息子さんと娘さん意外と大きいな。少なくともどっちかはここの中学校の生徒なわけだが。
娘さんから「みなさんありがとうございました」と謝辞。
全選手リングに上がり森谷さん追悼の10カウントゴング。
鶴見>「今日は森谷くんのためにこれだけ集まってくれてありがとうございます。改めて、これだけみんなに慕われていたんだと実感しました。森谷くんのご冥福をお祈りします」
コブラ「PWC設立の時に高野兄弟にご尽力くださいまして、森谷くん、本当に感謝しています。今日こんな形で再会するとは思っていませんでしたが、追悼ではなく次回、ご遺族のためにも何か貢献できることがあれば喜んで参加いたしますので、皆さんもよろしくお願いします」
伊藤リングアナ「途中、大事な学校の備品を手荒に扱ってしまい、学校関係者の皆さん申し訳ありませんでした。
私たちは本当に森谷さんが大好きでした。このような一面があったことを、地元の皆さんはご存じない方が多かったと思います。でも森谷俊之というPTA会長のことを松ノ木中学校の皆さんは誇りに思ってください。本日はどうもありがとうございました」

伊藤さんの次回予告はなし。当たり前か。
 
 


ということで、ワカマツさんじゃないが、本当に素晴らしい興行。試合内容はほとんど覚えてないくらいなんだが、もうこれだけのメンバーが森谷さんとご遺族のために集まってくれたのが素晴らしすぎる。
サプライズで登場のザ・コブラも我が目を疑うくらいのサプライズだし、何よりのサプライズはサイン親父、ってしつこいか。でも本当にコブラ級の衝撃だったなぁ。
飛さん、野沢、そして高野拳磁が来なかったのが残念ではあるが、ワカマツさんの人柄に触れることができたし、特に発言しなかった人でも皆思いは一緒なのが伝わってくるいい興行でした。