2005年04月07日

「さよなら小津先生」(フジ)

どういう順序でドラマを取り上げた方がいいのか、今日も迷ってます。
今のところ、倉庫から引っ張り出して、ドラマみて、それを書いてるという
状況なんですけどね(笑)

で、今日は、「さよなら小津先生」。踊る大捜査線の脚本家、君塚良一の傑作です。
HANAKOのドラマ批評欄は、結構私はいいと思っていて、テレビジョンのドラマアカデミー賞は、人気タレントばかりを持ち上げて本質に迫っていないので好きじゃないんですが、その前者のHANAKOで酷評されたドラマです。
「君塚脚本の最大のマンネリ」と書いてあったけど、マンネリなんのその、何が悪い、と私は思っています。

野島伸司はじめ、三谷幸喜は、「冒険すること」に生きがいを見出していて、
視聴者を満足させることにおざなりになっていることがしばしばあります。
君塚良一は、「冒険すること」をしながら、その自分と、視聴者とどう寄り添うか
きちんと考えてる脚本家だと思う。
お金もらっている以上は、「芸術」じゃダメなんだよね。
とはいいつつ、野島伸司の芸術世界には、すごいものもあって、
否定することはできないんですが。ま、色んな形があるってことで。

なぜマンネリといわれたかというと、それは多分、君塚良一脚本の「コーチ」にみられる、人間賛歌のドラマだからだと思うんだけど。

でも、「コーチ」もさながら、「小津先生もとてもよく出来ています。」
「小津先生」は、田村正和。教師役で、生徒は、ごくせんに出ている太った脇知弘が出てたり。簡単な学園ものになってないところがいいです。
先生のドラマでもあるし。
瀬戸朝香、ユースケサンタマリア、小日向文世、谷啓、西田尚美とか。

セリフがかっこいいんだ。忍成修吾と、中丸新将の回の、証券会社での田村正和のしゃべりは絶品!(あんまりいいシーンなので、詳しくは書きません、見てね)
ユースケサンタマリアは、受けの芝居はここから本格的になりました。

AIKOの主題歌も、パラパラ漫画のようなタイトルクレジットも、よくできています。

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