夢を叶えて成長する!

夢を叶えて成長したい人と一緒に考え学ぶブログ。社会を変えたい作業療法士の立場から発信します。木曜か金曜に週一回は更新したい。

このブログは、ほとんどがインプットの記録と自分の考えのメモで、ときどき少し頑張ったアウトプットが記録されています。毎週金曜日に定期更新される予定。

認知行動療法と作業療法について

認知行動療法について興味があったので、読んでみました。
海外のOT研究では、認知行動療法を併用しながら作業療法をやっている(?)
ようなものもありますね。
作業療法と認知行動療法は別のものなのか?という疑問は僕の中であります。
作業療法のテクニックの一つとして
作業療法の中に、認知行動療法はすでに取り入れられているのでしょうか?
「認知行動療法」と新たに意識せずに、普段からやっている臨床家もいるでしょうし
「認知行動療法」という言葉で新たに実践が変化する臨床家もいるでしょうし。
それを、作業療法をしていると認識している人と
作業療法ではなく「認知行動療法」をやっていると認識している人もいると思います。
僕は、作業療法独自の認知と行動へのアプローチが
さらに発達していけばいいなと思っています。
それが「認知行動療法」なのかはわかりませんが
学問とは常に混ざり合いながら互いに影響を与え発展していくものですから。
認知行動療法を作業療法に取り入れながら変化していってもいいし
認知行動療法を知ったうえで「認知」と「行動」へのアプローチが
作業療法の中で発展してもいいし。

さて、認知行動療法とはなんでしょうか?
認知行動療法(CBT:Cognitive Behaviral Therapy)とは、
対象者を理解したうえで、行動的アプローチと認知的アプローチを行うものです。
認知の部分は、その時々の自分の気分を評価し
自動思考という思考パターンの癖に気づき
メタ認知を発達させながら、自身で思考の改善が出来るように援助していきます。
行動アプローチは、修正した認知をもとに
では自分は何をしたらいいか、新しい適応行動ができるように援助するものです。
もともと、認知療法と行動療法があって、それが途中で合わさって
認知行動療法になったという流れです。

で、ストーリーテリングやストーリーメイキングといった
作業の視点を取り入れた面接と比較しますと
あたりまえですが
認知行動療法にはあまり作業の視点が入っていないなと思います。
作業療法士が、認知行動療法を部分的に取り入れる場合は
必ず作業療法士として、クライアントに作業的な変化を起こすために
認知行動療法を取り入れる視点が必要と思います。
認知行動療法家、ではないんですから。

部分的に、作業療法では作業の視点での認知へのアプローチはされています。
ストーリーテリングをしながら、過去の作業から作業的存在について聞くわけですが
作業的存在をみつける=認知の修正に役立つと思います。
自分は取るにたりない存在で特に何も成し遂げていなかったと思っていたとしても
自分の人生には一貫したテーマがある、
それが作業療法における認知の修正と思われます。
また、ストーリーメイキングを通して、クライアントの行動への準備を作り出している面もあります。




以下、この本から得たメモです。
この「自己効力感の高め方」の出典て何かあるのでしょうか?
あと、リハビリテーション カウンセリング という言葉がよく本の中で出てきましたが
これは一般用語なのかなー?

P106
自己効力感の高め方
1 達成体験
2 言語的説得
4 生理的情緒的高揚



在宅脳血管障害者の「人生を物語ること」による意味ある作業への気づき
http://hdl.handle.net/10748/7497

【本】論文捏造

読み応えがあって、おもしろかった!

研究不正について学んだ時に、ベル研究所の名前は聞いたことがありましたし
STAP問題で話題になった本でもあたので、読んでみました。
読んでいて、STAP細胞の件といろいろと重なります……。

第九章が特に興味深いです。
ネイチャー、サイエンスといった科学論文が商業色が強くなるとともに
レフェリーとしての査読がうまく機能せず
ジャーナルに掲載されていること=信憑性が高いとは言えなくなっていることの指摘。
(両雑誌のインタビュー時の話しぶりも……)

よい仕組みがあっても、それを運用する人間がダメになると
仕組みは機能しないんですね!

また、小規模のねつ造は、気づかれにくいのでは?という指摘と
ねつ造もまた、のちに再現されて真実になる可能性も掲載されています。
STAP細胞も、後にもし再現された場合
もとの小保方さんの実験結果がもし真実でなかったとしても
「STAP細胞はあります」は真実になる可能性があるのですね。

研究を取り巻く、予算の問題、国家の問題、研究者の不安定なポジションの問題などなど
解決していかなければならない問題は山積みですね。

やれることを、日々精一杯繰り返すしかないようです。



事例報告・事例研究に関する資料

事例報告や事例研究について
ネット上で読める資料をぺたぺたはっておきます。

事例報告書作成の手引き (栃木県作業療法士会教育部 ) http://www.tochi-ot.com/pdf/201205272.pdf

研究法としての事例研究 : 系統的事例研究という視点か ら http://teapot.lib.ocha.ac.jp/ocha/bitstream/10083/57151/1/06_p45_56.pdf

【参加報告】第13回IT機器レンタル事業「作業療法士が行うIT活用支援説明会」

ずーっと行きたかったOT協会福祉対策委員会の
IT機器レンタル事業にやっと行けました!

まずは参加報告を書きます。
学んだことまとめは後で。

機器の体験だけがしたいのなら
ICT救助隊の方が
たくさん触れるし体験できると思います。
受講人数の都合と、機器の都合ですね。

ただ、作業療法士に特化した情報収集はこの講習会の方がよいでしょう。
レンタル事業に特化しているせいで
なぜか講師の先生が一部のマニアックな知識の説明が不十分になってたのが気になりました。
専門OTの福祉用具研修で、ハーティー・ラダーとかJoyToKeyは知ってましたし
BDアダプターとか、いろいろ知ってるけれど……
知らない人にはちょっと不親切な研修かもしれないので
事前学習をお勧めします。

個人的には、
成人領域の講義で
松本先生の二次障害の予防について話が聞けたのが本当によかったです。

発達は、USBメモリの提出を言われたので
福祉用具研修と同じように、ソフトデータの受け渡しがあったんじゃないかなーと思います。

OAK cam
動きをデータ化できるので、うまくやったら研究に使えるのではないでしょうか。
楽しそうです。

【本】もしも「死にたい」と言われたら

わかりやすい入門書として、非常におすすめ。
学術学術すぎていない、臨床家向けの本。
しかし、この本を持ち歩いていると他人の視線が気になるのでカバーをかけましょう(笑)

男性と女性では自殺率に差がありますが
>慢性疼痛を抱える経験,あるいは,格闘技やラグビー,サッカーなどの激しい身体接触を伴うスポーツ,戦闘やけんかなどによる暴力被害・加害の経験,頻回の外科手術など,疼痛と刺激誘発的な体験も自殺潜在能力に関係している(P4)
とあるように、男性では激しいスポーツなども、自殺潜在能力を高める要因とされています。
健康のためのスポーツも、ときに健康を害することもあるんですね。
作業の意味や機能には、よくよく気をつけて扱いたいものです。

また、語りづらい話題を正直に語らせる技法(P26-28)も参考になります。
運動習慣や外出習慣について聞くとき
僕も、「症状の増幅」の反対の例として、少なすぎる風に聞いて
「いや、それよりはもうちょっとやってるよ」と引き出したりします。
「正常化」として、同じ症状や経験をしている他者の存在を知らせて
安心して正直に答えさせるテクニックがかかれていて、
そうそう!私もそれはよく使うけど、そういう風に考察したことはなかったなーと思いました。
とても参考になります。




メモ:
自殺に共通する10の特徴 表1-1
(Shneidman ES.Definition of sucide.1985)

メモ:
語りづらい話題を正直に語らせる技法(P26-28)
1)行動イベントの同定
2)恥の希釈化
3)優しい・穏やかな想定
4)症状の増幅
5)具体的な事柄の否定
6)正常化

この本を読んで
自殺の対人関係理論  予防・治療の実践マニュアル
をますます読みたくなった。
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