ななちゃんは毎日、元気にディケアに通っていますが、昨日、パパの元にコーディネーターの方からメールがきました。


要約すると、ななちゃんとコミュニケーションがとれない。ということです。

意志表示カードをぶらせげていますが、どうやら、ななちゃんはネックレスだと勘違いをしているらしい。と、描かれていました。父親から説明して欲しいとのことでした。

これはですね~。日本語でもななちゃんにこのことを教えるのは難しいですね・・・。

日本だと一斉教育が主だと思うのですが、こちらは個人の意志を尊重します。遊ぶのも自分で~がやりたい!!という意思が尊重されますので、意思表示ができないとちょっと、大変なのかもしれません・・が、

私からしてみれば2カ月で英語が喋れるわけないだろ~(汗)

ということになります。

コミュニケーションが取れないと言っておりますが、数、色の名前、物の名前などは徐々に覚えてきているのでこんなものじゃないかと思うのですが、どうやらそうもいっていられないようです。

当の本人は「エィデンがすき(ななちゃんの初恋の人。」とか「クリスティやステップ(先生の名前)が好き。」と言って、楽しんでいます。

が、心配なのも事実。

異文化に暮らす子どもたち―ことばと心をはぐくむ
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こちらの本を読むと、幼児期に母国語で育てる重要性を説いています。この本のなかではアメリカのナーサーリーに預けて、家では日本語をべらべらに話すけど、ナーサーリーでは一言も話さず(しかも2年間も)、キンダーにあがってから、そのことに両親が気がいたという実例が載っています。

その時点で女の子の心の病は大きくなり、家族で帰国になってしまったとかいてありました。

バイリンガルというけれど、いろいろな本を見るとそんなにたやすいものでもないし、二つの言語をいっぺんに学ぶということは二つの言語が中途半端で終わってしまう恐れがあると言うことでもあります。

そうはいっても、ディケアでお友達と楽しく遊んで欲しいと思うのも事実。ここは現地校にいれるしかありません。

おうちでも英語教育をはじめざるを得なくなってきたような気もする・・・・。

そろそろ、アイオワの日本語補習校も視野に入れてまいります。