2013年09月25日

日経リフォーム&インテリア2013

日本フリーランスインテリアコーディネーター協会(jafica)は9月27日から29日東京ビッグサイトで開催予定の
日経新聞社・インテリア産業協会主催<日経リフォーム&インテリア2013>で
【インテリアを愉しむ】をテーマにブース企画及び設営展開。
本日25日より設営準備に突入!
皆さん会場においでの際はぜひお立ち寄りいただければと思います。IMG_4304ブログ日経リフォーム&インテリアセミナースケジュールブログうちエコブログIMG_4304ブログ  
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2013年08月27日

8月31日(土) ジェルコデザイコンテスト2013応募締切迫る!

今年も皆さんの力作が楽しみです。


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2012年04月23日

ビジネスニュース4月10日掲載

フローリアン

インテリアウオッチング10
<カフェの歴史>

コーヒーは17世紀初めに中東からヴェネチアに持ち込まれ、そしてヨーロッパに広がったといわれる。カフェ・フロリアン(1720年創業、ヴェネチアに現存する最も古い喫茶店。カフェ・ラテの発祥店として有名)を探して広場周辺を散策、聖マルコ広場を背にして時計塔と反対側の行政館回廊の一画に位置する白いテントからの入り口は、外壁も剥げている部分もあり周辺のバールとさほど変わりなく、サインによりかろうじてここが有名な店かと確認できる。周辺にはバールがいくつもあるが広場には椅子が沢山置かれている。どこまでがどのバールのものか判定できないが、インテリアやコーヒーの値段は十分に他と店との差別化を感じる。楽団演奏が始まるとチャージが加わり更に高額となるようだ。広場の喧騒で音響はあまり良くないが、内部は小さな宮殿のようにエレガントな鏡、豪華絢爛な天井やシャンデリア、絵画で装飾されている。その昔カサノヴァ時代には賭博場や、芸術家・作家たちの出会いや情報収集の場だったと十分想像できる。

500年前のヴェネチア政府のトルコ大使報告書の中に相手国の風俗紹介もあり、1600年中期頃、トルコ人が暇つぶしに飲んでいたカヴェという飲み物だったが、ある大使が持ち帰り、ベネッイア上流社会の人々へ<飲む人の頭をはっきりさせる効力がある>高価な薬として広がっていったそうだ。

カフェ・フロリアンは、修復はされながらもなんと300年も営業し続けている。

映画『旅情』で撮影場所になったそうだがオープンカフェのシーンか・・・定かではない。

 店の前の舗道は2015年万博に向けて補修中、街をきれいにするプロジェクトが組まれているそうで教会等でもミラノ万博に備えて修理が行われていた。昨年の秋にいまだにメイン会場の用地が決まっていないというニュースやギリシャ経済状況の次はイタリア危機かという話を聞くと少々心配である。

2008年、ミラノは2015年の万博開催地と決まった。トルコのスミルナに86票対65票で競り勝ったという。コーヒーがヴェネチアに渡ってきた由来もトルコからであると思うと、妙な因縁を感じた。


ベニス1

 

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2012年03月26日

2012年3月10日掲載

グラントハイツ2
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鮮明な記憶とおぼろげな記憶が混在する中、確実に地域の人々の呼ぶ名称は<グランハイツ>だった。

当時を辿りたくて多くの文献を参考にすると、日本政府は<アメリカ人にとって心地の良い本国での生活(1940年代の)と比べて遜色のない暮らしができる軍の家族用住宅建設>をGHQに要求され、都内にはワシントンハイツ、リンカーンセンター、グラントハイツ等いずれにもアメリカ大統領の名前が付けられていたというので正式には<グランハイツ>だ。我が家の周辺は将校クラスの平屋建が多く、私の記憶は常に緑の芝生の中にカラフルな家が点在していた。初めに親しくなった5歳の娘のいる一家は、大きな桜の木の下にブランコがあり、外壁はペールピンクでグレーの瓦屋根の家に住んでいた。半間くらいの下屋付きの入口は、一番手前が網戸であり、まず網戸を手前に次に玄関ドア―を又手前に引くという玄関で、上框はなく同じ床の高さで区切がなくいきなりリビングに入ることになる。

彼らは冬でも半袖姿で外出時には厚めのコートを着用して大きな車に乗って出かけて行った。お母さんが家事や炊事をしている姿は見かけたことがなく、日本人であまり発音は良くないが英語が話せるメイドのエミコさんは良く働き、優しく親切にしてくれた。彼女のおかげで家の中はいつもきちんと掃除されており備え付けの収納(造作家具だと思う)の中にはアイロン(立って作業)済の衣服が収まっていた。時には日本語、時には英語で娘の世話をやき怒ったり宥める彼女がお母さんではないかと思えた。実のお母さんは室内でもヒ―ルを履き、ミディ丈のスカート、素敵なスカーフを付けた気位の高いおしゃれなお姉さんというイメージだった。

舗装されたハイツから泥道の住宅街の我が家へ一家が遊びに訪れるときは、水持参(当時、日本の家庭の水は飲まなかった)で手土産は花束と花瓶だった。当時の頂き物としては珍しかったので記憶に鮮明に残っている。

ハイツの婦人たちは日本文化に興味を示された方も多く、当時の将校クラブには茶道や華道、日本舞踊等の講習会があったと聞く。

 50年前のハイツはすでに現在の私たちの暮らしに近い設備やインテリア、車社会が存在していた。こうしたハイツの風に刺激されながら日本も一歩ずつ現在の暮らしに至ってきたのだろう。 

豊富なものに囲まれた便利な暮らしの日本になったが、花で潤うインテリアが多く存在するにはまだ少し時間がかかりそうな気がする。

  
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2012年02月20日

インテリアビジネスニュース 2012.2.10号掲載

グランドハイツ



IC今泉なな子のインテリアウオッチング

 

 今回は、皆様に読後感想を早くお知らせしたくてベニスを一旦休止して、昨年12月発刊の本田榮二著≪インテリアの歴史≫ウオッチングとした。

<インテリアに大きな影響を及ぼすのは、気候風土である・色彩は精神のビタミン剤である>四季の移ろいがなく、植生が貧困で自然の色彩の乏しい地域では華やかなインテリアが生まれるとある。日本は四季に恵まれ、彩りがあるため建物やインテリアは詫び寂び色の世界だったのだろう。

ヨーロッパの国々の気候風土を考えると、アルプスを境に北は寒さを凌ぐためにタペストリー・壁装材・カーペットが生まれ、南は富の発生とともに壁や床を装飾するフレスコ画・モザイクタイルが生まれた。又、貧富の差が大きい社会ほど豪邸が出現したという。ベネティアの宮殿や、サン・マルコ寺院の輝く黄金テッセラやビザンティン象徴のドーム等を、本に書かれた内容を意識しながら散策できていたら旅の思い出は更に膨らんだのではと思う。   

旅行や映画が好きになると、インテリアに関心が湧き、本棚に歴史の本が増える。歴史を知れば知るほどインテリアは面白くなる。

フレスコ画とテンペラ画の違いの章を読んでいると<システィーナのミケランジェロ>青木昭著を読み返したくなり読書を2倍楽しむことができた。

疑問に思っていたことの解答や、訪れたことのある場所の写真が満載されているのでドンドン引き込まれていく。

中でも私にとって印象深い章は、日本の戦後のインテリアの発展は<GHQ特需とインテリア産業・占領住宅が日本人に与えた影響>

中学生当時、賑やかな下町から現在光が丘団地となっている元占領軍住宅<グランドハイツ>の近くに転居してきた。周辺は田畑ばかりの泥んこ道の田舎町の隣に、一面緑の芝生の中にカラフルな可愛い家が点在する。そこは別世界であった。子供の特典でハイツの子供たちと多感な時期をともに過ごした頃が蘇る。古いアルバムを開いてみる。映画館・教会・学校・プール・マーケット等があり、映画館で初めて口にしたコーラやポップコーン、子供だからこその恩恵を沢山頂いた。スティーム暖房の温かい室、大きなソファのあるリビング、設備が整うキッチンやダイニング、個室等を視て子ども心に異国情緒を感じ、私のインテリアコーディネーターウオッチングが始まっていたのではないかと思う。

本書は重厚だが文は軽やか明快で飽きることがないインテリアバイブルである。

知識として蓄えておくと、お客様との対話も弾むかもしれない。

 

 


  
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2011年12月30日

インテリアビジネスニュースに掲載 2011.12.25

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IC今泉なな子のベニスウオッチング7 

世界三大映画祭の1つ、ヴェネチア。

学生時代、映画に夢中だった私にとってベニスは、映画シーンでお目にかかる事が多く、何度も訪れたような気持になる街の一つだ。

ICという職業柄なのか、好奇心からなのか?特にメイク版は興味深い。どのように創られたのか、想像しながら楽しむのが好きだ。

先回の<ツーリスト>のロケホテル・ダニエリを後にして、今回は、ハルストレム監督のヒース・レジャー演ずる<カサノバ>(2005年製作)の映画のシーン、18世紀の貴族の華やかな生活を思い浮かべながら、サン・マルコ広場にあるゴシック風アーチ、イスラム建築の影響も見られる装飾のドゥカーレ宮殿へ、と向かう。8世紀に創建され、16世紀に現在の姿となった、といわれる建物は、共和国が終焉する18世紀末まで総督邸であり、運河を隔てて対岸の牢獄棟と、ため息橋で結ばれている。外から見た<ため息橋>は、地元の言い伝えによれば、恋人同士が、この橋の下で、日没時にゴンドラに乗って抱擁すると、永遠の愛が約束されるのだという。そのため、橋の下の小運河は、ゴンドラでのヴェネチア観光の人気のスポットとなっているそうだ。

宮殿内部は、ティントレット等ヴェネチア画家の絵や金モールで装飾され、絢爛豪華な大広間、海洋国家らしく昔の巨大な地球儀が展示されている室、肖像画で埋め尽くされた室等が連なり、角に至ると裁判部屋になる。更に廊下を通り、橋を渡って<カサノバ>が投獄された牢獄へ、と繋がる。宮殿内部の橋からの眺めは、罪人が、ヴェネチアの最後の景色を視ながらため息をついた、といわれる。指で型取れる程度の小さな菱形や、楕円形の硝子窓は、外部の趣とは真逆の物悲しさを語っていた。

大広間、脱獄時の大屋根の背景に見えたサンマルコ大聖堂、カーニバル開催の広場、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂の巨大な八角形の建物、安藤忠雄リノベーション設計で話題の、元税関だったプンタ・デラ・ドガーナ美術館等が、映画の中に多く描かれている。それらをシーンと重ねながら見学できるのは、とても楽しいことである。

そして、カサノバも通った、といわれる歴史ある<カフェフローリアン>で、コーヒーを頂きながら更に満足する。

やはり、映画は素晴らしい。

 



  
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2011年12月12日

インテリアビジネスニュースに掲載 2011.11.25

IC 今泉なな子のベニスウオッチング 6
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いよいよ映画や本で解説されている憧れのベニスへ。16年前、友人のICから紹介された<渡ローマ時の夕日に魅せられてそのままローマに在住>された平田ゆたか画伯のお口添えで<イタリア人よりイタリアの歴史に詳しい>と名のある塩野七生先生と会食をさせていただいた時のこと。

いろいろなお話の中でもジョルジュ・サンドについてはとても印象に残っている。

塩野氏はイタリア人の医者と恋愛どころか結婚までしてしまったが、サンドは恋愛だけだから懸命だと意味深なことを言われていた。

サンドが宿泊していたという最高級ホテルの<ダニエリ>の話は面白い。サンドの宿泊は150年以上も前の話なのでさほど気にならなっかったそうだが、ある日、アメリカ人作家のメアリー・マッカ−シ―が20年前に宿泊したということを知って断然宿泊意欲が湧き宿泊されたという。

余談はさておき文献によるとサンマルコ広場に近い15世紀の地図にも描かれ、大運河を見渡す恵まれた立地から、同ホテルはかって<ベニスでもっとも高貴な宮殿>と称えられた建物で、ベネティア貴族元首エンリコ・ダンドロの館であった。外観は昔の面影のままに内部装飾を1819世紀様式に改装して1822年、ホテルとして開業となる。ディケンズ、ワーグナー、プルースト、バルザック、サンド等が宿泊したロビー(昔は中庭だったという)は金色の回廊に囲まれ、宿泊客は荘厳な輝きの客室に感動し窓から眺める海の艶やかさに心を奪われてしまうという話だ。

7世紀末期から1000年以上の間に渡り歴史上最も長く続いたべネティア共和国、オリエントからの商船が横着けされる運河沿いに面した各館は共和国の崩壊とともに交易商人貴族の没落で保有することが困難になり、其々は高級ホテルへと変貌して現在に至ったといわれる。その一つが所有者となったジョゼッペ・ダル・ニエル、自分の名をつけて<ホテル・ダニエリ>となったそうだ。

最新映画<ツーリスト>のロケ現場にもなったといわれているクラシックなドージェットレッド色の絨毯敷きの階段、ベネティアン硝子のシャンデリア、ドット幾何学模様の窓等で装飾された重厚な雰囲気が漂うロビーでコーヒーを頂き、映画のシーンと歴史を同時に感じながら<ホテル・ダニエリ>を十分に味わえたひと時であった。

  
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2011年11月08日

IC今泉なな子のミラノからコモへウオッチング5

シーザーやローマ皇帝、ヨーロッパ各国の王室や、大富豪などによって愛され続けてきた欧州を代表する避暑地、電圧の単位になっているボルトの出身地ですとガイドさんの案内を聞きコモ湖への思いを抱きながら湖畔近くにあるルベリ織物工場へと向かう。

各国の王室、美術館、オペラ座、客船の生地(ブロケード、ダマスク、ベルベット、シルク、ランパス等)を扱う150年以上の歴史を持つルベリ社は1984年にこの地に工場を設立

、現在は従業員70名で年間50万メートル以上の生産をするという。工場はAM6:00AM12:00まで3交代で休みなく可動しているそうだ。

SRと事務所、歴史的織機設置のミュージアム兼ワークショップを案内していただく。現在ではほとんどがコンピューターデータシステムのジャガード織りは1801年(マリー・ジャガード発明)当時はパンチカードの1列の穴が横糸及び経糸1本に対応し、穴の有無に従ってシフトが上下して織物が出来上がったのだという。

18世紀末から使用され続けているという湿度・温度計が今もなお健在で、湿度60%、温度2021℃の環境を維持する室内では200年以上の歴史を持つオリジナル手織り織機が2004年に組み立てられ、現在、昔と変わらぬリズムで4台稼働しておりタイムスリップ感を味合うことができ、イタリア人の古いものを大事にする姿勢がここにも感じることができる


女性社員が1日約50cm位しか織上がらないというハンドメードによるカットやループベルベット織りを実演、同じ柄で12025mを40日で織りあげる工場生産品と比較できるように並べ、素材・風合感の違いを感じてほしいと説明される。

少し距離を置くと判別できないが、実際手に触れた感触は全く異なり、フアフアした優しい布心地はひととき王様の気分を味合える


又室内には18世紀末から19世紀あたりの機織りや壁布張りの様子のスケッチが飾られ、長い梯子を移動しながらの当時の宮殿の壁張り工事の現場状況を伝えてくれる。

このように人々は工夫を重ねて現代に至り、クロス工事用のタワー等が発案されたのだろうととても感心させられた。

興奮が静まり、次の目的地への道中でコモ湖は全く見ることができず少々心残りだったなと感じた。

 

 

  
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2011年10月15日

IBNニュースに掲載

10月12日 IBNニュースに掲載されました。

2011年10月6日配信

JAFICA 被災地支援イベントの協賛企業・個人を募集中

「アートパネル」
「アートパネル」
「アートパネル」の展示
「アートパネル」の展示

日本フリーランスインテリアコーディネーター協会(JAFICA、今泉なな子会長)は、東日本大震災の被災地復興支援を目的に、会員及び設計・デザイン・関連メーカーなど非会員有志と共に「JAFICAが呼びかけるIC支援チーム(JIC)」として、全国ネットワークを駆使し、防災頭巾の提供など、現地ニーズに即したさまざまな活動を推進しているが、11月2〜4日、東京ビッグサイトで開催される「IFFTインテリアライフスタイル リビング展」では、特設展示「色で紡ぐ、暮らす気持ち――お家再生応援団」の3Dキャンバス展示を行う(後援:IFFTインテリアライフスタイル、ぺべオ・ジャポン(株))。

この「色で紡ぐ、暮らす気持ち――お家再生応援団」は、被災地支援が、不足している物資を送る段階から、生活を再建する段階に移行していることから、趣旨に賛同する業界企業やデザイナーなどの法人・個人に、1口1万円で応援メッセージ・キャンバス・キットを購入してもらい、被災地の人たちの新たな暮らしづくりへの支援の思いを託した、元気な色彩があふれるアートパネルを製作。同時に被災地の子供約100人に自分の顔を描いてもらい、コラージュキャンバスを製作し、IFFTの特設コーナー「プレミアム・テキスタイルエディターズ・東京」、その他での展示の後、最終的に被災地の銀行や駅、学校などを経て、子供たちに絵をお返しし、集まったお金は被災地の学校や幼稚園再生の一助として、カーテン、家具の購入費用や製作費用などに充当していこうというもの。

具体的には、
(1)協賛金1万円を振り込むと、JAFICAから3Dキャンバス(200x200x37弌砲班、好みの絵具1色が届く。
(2)応援する「色」を塗り、インテリア資材、写真、絵なども自由にコラージュしてアートパネルを製作、製作者の連絡先やログ等を示すタグを貼り、JAFICAへ返送する。
(3)JAFICAのホームページにある「お家再生応援団」名簿に登録。
(4)寄贈されたアートパネルは、JAFICAで「お家応援団」のロゴを貼り、大切に展示していく。
ちなみに、ペベオ(株)(Pebeo)は、ピカソやシャガールも愛用した、1934年創業の南仏プロヴァンスで続く老舗画材ブランド。地中海の温暖な気候が育んだ、豊かな色彩が特徴で、欧米をはじめ、現在世界100カ国以上に輸出されている。ぺべオ・ジャポン(株)(神戸市東灘区)は1999年に設立。「Pebeo」ブランドの最高級ラインの油彩・水彩絵具・アクリル絵具だけでなく、陶器・ガラス器用絵具、布地に絵を描けるファブリックステンシル用絵具等も展開している。

JAFICAのホームページ
http://www.jafica.org/
Pebeoホームページ
http://www.pebeo.co.jp/

  
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2011年09月29日

インテリアビジネスニュースに掲載 2011.9.25

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IC今泉なな子のミラノサローネウオッチング4

パビリオンの数だけで20数個、その他会場外も盛り沢山、すべて見なくてはいけない義務などどこにもないはずなのになぜか見なくてはという焦りはなぜだろうか?

自分がぜひ見たいポイントブースの確認の結果は日々の情報検索に努めていないとスムーズに遂行できないことだと反省する。

訪れる現地の情報を得ていくか、得ずに行くかの違いは事後の自身の知識財産に相当に違いがでるものと思う。

フォリ・サローネ<会場外>にはファッションデザイナーが手がけるホテルや本会場にはブースを出さずに店舗のみでの展示を行う企業もあり必見だ。ただしミラノの街にかなり分散しているので歩く距離は会場より更に多く、タクシーや地下鉄にのる距離でもないがかなり体力が必要であった。

近代的なすっきりした建物に隣接する装飾過多のアールヌーボー様式(リベルティ様式)のバルコニーや窓柵、歴史を感じる建物が隣り合わせに並ぶ通りを散策するのも楽しいが、人の顔や動物でデザインされたバルコニーを支えている桁が今にも崩れそうな建物も多く、地震大国日本に住む者にとっては危険を感じる通りも多かった。(ミラノは地震がないようである)。

建物の正面の大きな扉や内側にある鉄の扉の花模様や幾何学模様、彫刻を施したデコラティブなバルコニーはそれぞれ趣が異なりいろいろな顔を楽しめた。

 

かつてはミラノ市最初の鉄道駅舎、現在はミラノの中心の発展地区に位置している新古典主義様式(1840年)として建設された建物は、20103月、シンメトリーの特徴の外観を残し<夢へのおとぎ話・眠る>をコンセプトとしたファッションホテル「メゾン モスキーノ」としてオープン。

ファッションデザイナーらしいフアフア雲のディスプレー、100φ位の白いフエルト片で造られた優しい羊のぬいぐるみ、白いドレスのフロアーランプの暖かな雰囲気のロビーから「アリスの部屋」「薔薇の部屋」「赤ずきん」「森の部屋」「ゴールド」「イブニングドレスでの眠り」等各室を見学させていただいた。

おとぎ話に基づいたロマンティックで幻想的なイメージ(16種類のデザイン・全65室)の世界を堪能している時のこと、 「赤ずきん」ドレスのヘッドボードの室をご一緒に見学されたおしゃれな中年の男性デザイナーの独り言「もしここに宿泊した場合、僕はどこにいたらよいのか?・・・・・」。

女性にとっては夢の空間も男性にとっては居心地の妙に収まらない空間かもしれない。

レストランのすべての椅子の背はそれぞれ異なるブルーのシャツの金型オブジェで覆われている。ドレスのヘッドボードやフロアーライト、ここはファッションデザイナーのデザインしたホテルと納得させられる。

鍵をデザインした廊下のインテリアデザインは私たちに何を語りかけているのだろう!

<イタリアの建物は内部に行きつくまでにいくつもの鍵が必要である>との話を思い出す。

「それがキーです!」という感想、一度は宿泊したいホテルである。

  
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2011年09月04日

インテリアビジネスニュースに掲載 2011.8.25

<IC今泉なな子のミラノサローネウオチング-3>

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世界遺産の宝庫イタリア、中でもミラノはゴシック建築のドウオーモをはじめ歴史的建築物、世界のファッションリーダーと魅力溢れた街、今回の訪れは18年ぶりのこと。

今年はイタリア統一150周年ということも相まって、サローネ開催の街中が大勢の人でにぎわっている。日本でもイタリアイベントが目白押しだ。

尖頭アーチ、フライング・バットレス、リブ・ヴォールト、IC資格受験時に覚えたゴシック様式の特徴を目前にして、5世紀もの歳月をかけて完成したという歴史的建造物ドウオーモ、街の中心に位置し威圧するような凄さが人々を支えているという臨場感を感じる。135本の尖塔がありその天辺には一つ一つに聖人が立っている。一番高い位置に金のマリア像が輝き、昔はこのマリア像より高い建物を建ててはいけないとされたという話を読んだことがある。建物のシルエットはどっしりとそのままだが、前回と印象が違ったのは、排気ガスなどで黒ずみ痛んだところを数年かけて外壁大理石の清掃・修復が施された結果、白く若返り輝いていたからだと思う。ミラネーゼも「こんな白いドゥオーモは始めて見た」と言っているそうだ。

厳かな青銅扉から一歩聖堂内部へ入ると、ろうそくの炎がゆれ神への祈りが静かに届く厳粛で豪華な雰囲気は、全く別の世界に入り込んだ強烈な印象だった記憶である。

しかし今回はサローネ開催中のためか聖堂内部も観光客で溢れ、賑やかで前回とは違った印象を受けたが、光の反射によって微妙な色を醸し出すステンドグラス、床の大理石模様、絵画、彫刻等の趣には再び感動、私がステンドグラスに興味を持ち、趣味で始めたのもドゥオーモからであったことを思い出す。

前回、観光客を狙う子供のスリ集団の被害にあった苦い思い出のドゥオーモ前広場にはイベント用の大きな白い砂(塩という話もある)の山が造られ、中には数頭の鉄のオブジェの馬が埋まっている。

私がイベントプラン実行の際にいつも求められたことは、協力企業探し、見栄え、経済性、解体撤去簡易性等々であるが、サローネはそれらの制約を度外視しているかに思えるほど華やかで壮大であり、だからこそ世界中から大勢の人が参加するのだと思う。私もこのようなサローネイベント企画に参加してみたいなと一時の夢を見る。

いつものことながら宿泊ホテルでカーテンや家具の裏側をちょっと拝見!と行動をとるICの好奇心は、砂の山(画像参照、塩の街というテーマ?)がどのように造られ、どのように撤去解体されるのか、とても興味があった。

崩れない砂の山のオブジェ、エマヌエーレ2世ガレリアにある青い飛行機、変形ブーメランが飛んでいるようなモンテ・ナポレオーネ通り等、優雅な夢のあるオブジェに魅せられた1日であった。

 


                                        

  

2011年08月05日

インテリアビジネスニュース2011.7.25発行

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IC今泉なな子のミラノサローネウオッチング-2

前回の感動・感激・感心の場面を更に詳しく説明したいと思う。

素敵なインテリア空間はバランスの取り合いがポイントである。どんな素敵な高価なソファーでもそれを引き立たせてくれる照明やファブリックや調度品がマッチしていなければおしゃれに見えない。

そのようなモノたちがすべてバランスよく演出されていたクラシックブース会場での商談シーンをウオッチング、ゴージャスなシャンデリア、ソファー、ファブリックの下でセレブなクライアントの姿は納得できるが、明らかにクライアントに商品を奨めている営業マンだと思われる紳士のおしゃれな姿にしばし目が点になってしまった。

イタリア語はわからないが、それでも感じる上品な話し方、靴、ネクタイ、小物、スーツの着こなしのセンスが場の雰囲気を更におしゃれにしているその姿は、一瞬この方もクライアントでは?と思う光景であった。 

おしゃれに関心を持ち始めたころから素敵な着こなしの姿につい見とれ、知らぬ間にその影を追っていた学生時代の記憶が思い出されたが、ミラノは素敵な人が(特に年配の方)多すぎて追いかけ時間不足であった。

幼い時より母の作った服で育った環境の影響か、学生時代からファッションに興味があり、柄、色、素材、着心地にこだわり大学卒業後、更に洋裁学校にも通い、友達の洋服を仕立てて小遣いを稼ぎ、布、インテリア、建築の本を購入していた。友人たちはファッション関連に進むであろうと思っていたらしい。そのようにファブリックに魅せられていたことがインテリア業界へ携わるきっかけになったのではないかと思う。

更に会場を進むと、ゴージャスな大人しか住みそうもないリビングの隣のドアーにはメルヘンティックな演出の子供室が設えてあり、セレブな子供たちが存在する空間を垣間見てICとして多くのヒントを得られて嬉しくなった。

私には仕事でもプライベートでも縁がなさそうなブースと思い、不毛の時間を過ごすのではとの懸念も飛び去った。良いものを沢山みなさいとの教えを思い出し、素敵な時間を持てたことに感動した。

それぞれのブースインフォメーションもモデルではと思われるようなおしゃれな人たちが多くみられた。

ナチュラル色に黒や白の演出が続く会場に突然カラフルなブースが現れる、それは感動の色使いのブース、特に彩度の高い難しい配色の組み合わせがさりげなく演出されていることに感心してしまった。おしゃれすぎ!!サローネ。

 

  

2011年06月28日

インテリアビジネスニュースに掲載されました。

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インテリアビジネスニュースに掲載されました。

 

JAFICA 「イタリア」をテーマにチャリティーイベント開催

 

セミナーの様子

 

被災者支援の取り組み紹介

 

日本フリーランスインテリアコーディネーター協会(今泉なな子会長)は、520日(金)、リビングデザインセンターOZONE8階セミナールームにて平成23年度通常総会を開催、その特別イベントとして「JAFICAセミナー」および「チャリティーパーティ」を実施した。

 

JAFICAセミナー」のテーマは「イタリアstyle」。イタリア統一150周年にちなんだもので、今泉なな子会長によるミラノサローネ最新トレンド情報、イタリアでインテリアのキャリアを積んだ戸倉蓉子前会長からはイタリアのライフスタイルの紹介、さらにマナトレーディング()の斉藤社長よりプレミアムなテキスタイル関連見本市「PROPOSTE」およびイタリアの高級ブランド「ルベリ」の情報などなど、イタリアに関するさまざまな情報が紹介された。

またセミナー会場では、現在JAFICAが取り組みを進めている震災支援策が発表された。会員企業が提供したクッション、エコバック等の販売による売上寄付と、メンバーが手作りで製作したファブリック品の提供を柱にしたもので、プロがつくった商品は販売した収益を寄付し、手作り品は現物を提供するという考え方をとっている。手作り品については、仮設住宅用ののれんを予定している。支援物資の送り先はセラピスト関連団体「虹の会」、福島県浪江町役場。

セミナーの終了後は参加費用の一部を被災者へ寄付する「チャリティーパーティ」を開催した。イタリアにちなんだものを身につけるというドレスコードを設定、もっともお洒落だった男女を表彰するという楽しいイベントも行われた

  

2011年03月22日

宮城県の小学生にエールを!

今回の震災の被害に合われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
毎日続く悲しいニュース、原発の不安、被災地で不便な避難生活をされている方々一日も早く復旧されますことを心から願っております。
避難所でのあどけない子供たちの行動に癒される人々を見ているとホットしますね。ボランティアに応募の若人と被災者との会話にも胸が熱くなります。
子供たちにいつまでも優しい心を持っていてもらえるよう私たちも何か役立てることをと話し合っています。
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本日受信のメールです。
私たちに何ができるのか、今泉さんとも話し合う中で、今年1月末に仙台市で
(社)インテリア産業協会の東北支部と宮城IC倶楽部
 http://miyagi-ic.com/micinfo/ が開催した
「こんな部屋いいな絵画コンテスト」に参加された小学生たちを励ましたいということになりました。

個々人では既に支援をされていることと存じますが、
皆様のご賛同がいただければ首都圏IC団体、インテリア団体として、
合同で義援金を送りたいと考えております。
それぞれ状況も異なると思いますので、参加されますかどうか、お聞かせください。

今泉さんが撮影された3046枚の作品には理想の部屋が活き活きと描かれています。
親を失い、家族を失って避難先で生活をしている子供たちを知るにつけ、心が痛みます。
「理想の部屋」に描かれた暮らしが実現できるのにもこれから長い時間が必要になることでしょう。
いま、私たちに出来る支援には限りがありますが、支援の一助と役立つことができれば何よりだと思います。

具体的な支援の送り先については(社)インテリア産業協会の東北支部などに今泉さんが問い合わせされていますので、分かり次第、皆様にご連絡させていただきます。

追伸:千葉では液状化現象で復旧に追われている最中と思います。   
   私たちでお手伝いできることがありましたら、お声を掛けてください。

 

 

 

  

2010年10月13日

イン産ビギナーセミナー第2回 10月9日

今回はTVでも同じみの江口会員、名古屋から入会の松本会員によるセミナーでした。
ICのプレゼン方法がそれぞれに異なるようにお二方の内容、語り口も異なり、受講者だけではなくセミナー企画担当の我々にとってものヒントが盛り沢山の充実した内容でした。
せっかくの松本会員の上京ということにして2次会、3次会と盛り上がり久々の午前さまでした。

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2010年10月09日

インテリア産業協会<初級ICのための連続講座>スタート

 

新聞

JAFICA<日本フリーランスインテリアコーディネーター>会長に4月に就任してから約半年が過ぎ、毎月の定例会・懇親会も毎回盛会で会も円滑に動き始めました。

 

 

 

 

6月末にインテリア産業協会セミナー業務委託コンペに応募、熱心な会員の意見をまとめた当会の企画<初級ICのための連続講座>が決定し、OZONE IC’Sスクエアにて102日開講、これから半年の長い連続講座をスタートしました。

 

前もって受講者よりアンケートを募り、期待と希望とちょっぴり不安を感じるご意見もありましたが、きちんと面倒見ますよ!」とレクチャーする側の先輩ICの熱意も伝わってくる1日でした。

インテリアコーディネーターの方々はビギナーもキャリアも本当に何事にもまじめに取り組み一生懸命な方が多いです。

JAFICA2010 10 02

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下記のようなイベントも行い好評でしたが今回は?・・・・・

http://online.ibnewsnet.com/news/file_n/gy2010/gy100612-03.html

 

 

 

 

 

 

 

 

  

2010年09月25日

ガラスの森美術館

連休は箱根で仕事でした。

12日で往復車中10時間は話題の高速料金のせいか異常な渋滞で、仕事としては辛い感がありました。

休息用パーキングエリアに立ち寄るにも渋滞、運転者と見られる人々がストレッチ運動をしていた光景が異常でした。

帰路に箱根のガラスの森美術館の特別展に寄り

<―ヨーロッパ貴族の至宝― レースとレース・グラス>に感激しました。

16世紀頃、王侯貴族の衣服の襟元や袖口を美しく飾ったレース編み、当時の富の象徴であったベネチアン・グラスにも深く影響しているというガラスの貴婦人といわれたガラス器等、時代を感じさせる本物にジーンとしました。当時の肖像画の首元や、袖口に強調されたレース。

又現代アート美術館の美しい色のガラス器にも魅せられ撮影OKとのことで画像もゲットでき癒された時間でした。仕事の合間にこのようなひと時をもつことはバッテリー補充となりますね。ぜひお奨めスポットです。

 

 

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ガラスの森5

ガラスの森4

 

 

 

 

ガラスの森2

  

2009年02月25日

武相荘に行ってきました。

<日本人は家を購入時、新築時、又リフォーム完了時が住まいのSTARTではなくENDであることが多く欧米人はSTARTが多い>と思います。

 

石の文化の欧米に比べて木の文化であった日本は資料から判断しても一般の家屋イコール箱も消費文化で使い捨てだったようです。(住宅寿命イギリス141年、日本30年総務庁)

日本という国は、世界でもまれなくらい高温多湿。雨も台風も半端ではない。家にとってはかなり過酷な風土であります。

地震もなく雨や湿気の少ない風土の国では石やレンガの箱は永久的に保たれます。

 

石の箱の住人が変わってその箱の中をいかに人に優しく快適にするものがインテリア、つまり家具、布や灯り(カーテンやシャンデリア)です。

 

各室のインテリアを飾る欧米の暮らし方と違い現在の洋風生活な暮らし方以前では多目的な室の使用方法で暮らす日本の住まい方はそのつど室礼が異なりインテリアはFIXできなっかたためインテリアの歴史はとても浅いと思います。

 

「住機能高度化推進プロジェクト」Century Housing System100年長持ちする住宅を目指したシステム推進によって日本の家屋の耐久年数はかなり伸びたと思われます。

しっかり建てて、メンテナンスを必要に応じて行っていけば木質住宅は50年、100年ともつものであると思います。

 

先日かねてより念願であった町田市に現存する武相荘(白洲邸)を見学してきました。武相荘http://www.buaiso.com/kikaku.html

200110月に公開されて以来多くの来訪者で賑わい私が見学した日も観光バスが数台というほどの人気でびっくりしましたがなぜそこまで人をひきつけるのか・・・・

素性も環境も一般人とは異なる賢人なのになぜか一般の人からの人気が絶えないのはご夫婦ともども人間の幸せは自然が大切だというところにあるのでしょうか。

庭には四季を彩る植栽が工夫されており当日は椿、福寿草が咲きほっとした和み空間でおおいに癒されました。

       

 

又白洲正子さんの書斎は本当にこんなに読めるのかと思うほどの蔵書。たわんだ棚板がとても印象的でした。

額装された1文の内容に釘付けになり時間を経つのを忘れました。

 椿

購入した古びた倒れかけの農家に手を加え始めて・・・・それから30年かけて少しづつ直し今もなお直し続けている。もともと住居はそうしたものでこれでいいと満足するときはない。

綿密な計画を立てて設計してみたところで住んでみれば何かと不自由なことが出てくる。

さりとてあまりに便利に抜け目なく作りすぎても人間が建築に左右されることになり生まれつきだらしのない私はそういう窮屈な生活が嫌なのである。俗にいわれるように田の字に作ってある農家はその点都合がいい。

いくらでも自由がきくしいじくりまわせる。一口に言えば自然の野山のように無駄が多いのである

・・・・・あくまでもそれは今この瞬間のことで明日はまたどうなるかわからない。

そういうものが家であり人間であり、人間の生活であるからだが・・・・・

 

福寿草住まいとは字からもわかるように人が主、住まう人の家族構成・年齢・趣味等によって快適さは異なるものである。

住まう人にとっての快適な家の購入時、新築時、リフォーム時をスタート時点として生活と共に自分流の家に培っていくことが大切であると思います。

  

2008年12月18日

スタイリング・プロ5thアニバーサリー

ボード平成20年12月17日 南青山La COLLEZIONE

スタイリング・プロ5周年パーティ&トークセッションが催されました。

あいにくの雨模様にもかかわらず100人を越す人が集まり盛会でした。

テーマは<インテリアの作法>

トークは時間内に収めるためいつもより少々早口モードでしたがとても参考になりました。

ADCORE瀬戸氏:ミラノサローネの傾向、対のアーン(壷)があるバレンシアリッチ層のネオクラシックスタイルの画像

フジエの山本氏:シンメトリーなヨーロッパスタイルとアシンメトリーな日本スタイル、華道家はシンメトリーには活けない話(時間が経過すると共に花や枝が変動して形が崩れるため)

スタイリング・プロ代表塩谷氏:アメリカと日本の職業域の違い

(米)インテリアアーキテクト=(日本)インテリアプランナー

(米)デコレーター=(日本)IC

(米)インテリアアーキテクト=(日本)インテリアプランナー

それぞれ内容が濃くあっという間の時間でした。

又60人近くのメンバーがそれぞれのボードを作成、仲間がどんな仕事をしているのか趣味や家族の紹介等、いろいろと発見があり、パーティでは趣味を披露、ギター演奏、フラメンコの舞等とても楽しい1日でした。

Nanakoパネルの内容の一部

☆仕事に対する姿勢・考え方

現場は自身の反映: スタート時より信念は変わらず常に感心・関心・歓心を持ち、お客様に<感動を与えて、感動をいただく>
そして自身も楽しめる仕事をこれからも続けていきたいと思います。


☆FAVORITE 
犬・旅行・GOLF・読書・JAZZ・茶道
 犬の付いているものを収集、自宅には犬の小物が沢山あり服にも犬が
付いているものが多く、語らずともわかってしまう愛犬家、雄犬9歳の
ラブラドールは家族の一員です。
 地方講演も多いので初めての土地を探索して楽しんでいます。
又地方のインテリアコーディネーターの方々との交流も深めることができ
各地のとっておきの場所案内をしてくださる友人達は宝です。気持ちの
通じる仲間や友人と海外へ行き活動的なNY、歴史を感じるローマ、
時間が止まったような田舎のイギリス等で情報収集し引き出しを増やし
ています。年に数回ネイティブも含めて英会話教室仲間のパーティを自宅でひらき、なな子流おもてなしで楽しんでいただき日本のインテリアや文化を少しでも外国の方に伝えることができたらと思います。

 ☆スタイリング・プロへのメッセージ

 最近の仕事においても感じていることですが一般のお客様にとってまだまだファブリック部分は予算においても後回しになることが多いように感じます。スタイリング・プロの活躍でファブリックからスタートのお客様が一般的になることを期待します。           

 


           

 

 

  

2008年10月03日

お茶の心をインテリアに生かす。

Tea Time 80 AUTUMN INTERIOR MESSAGE に掲載された記事です。

 

 作家、建築家にそれぞれ作風があるように私たちインテリアデザイナー、インテリアコーディネーターの仕事にもその人の個性が醸し出されるようです。友人、知人いわく、色と雰囲気で私の仕事とわかるらしく、特に和風を得意としているわけではないのですが、「和風モダンのイマイズミ」などとよく評されます。

 

 それは趣味の華道、茶道が仕事に反映しているのかもしれません。春夏秋冬、時節にふさわしい道具を使い、時節の花で演出する−、お茶は時と処と道具で思いを表現してお客を楽しませ、自分もまた楽しむものといわれています。

 

おもてなしの心

 

 時に忙しさに振り回されて潤いのない私に、お茶の季節を知らせてくれます。

 

081003-02 七月のある稽古日。絽の着物に紗の帯、半襟と帯揚げは絽の白で装いました。打ち水された庭の路地を通り茶室へ入ると、瓢(ひょうたん)の花入れに槿(むくげ)。床の間には天の川を九天(中国の九方位)で示す掛け軸。名家に代々伝わるという東山御物の七夕の笹の葉を模した茶杓(ちゃしゃく)に、水指は葉蓋(植物の葉を蓋に見立てる)。涼を演出された茶室で、主人のもてなしに感じ入りながらいただくお茶は格別の味わいがあります。

 

 

週に一度の稽古日に、余裕をもって着物を着て稽古に臨めるときは、心から寛ぐことができます。着物は準備が肝心で、気持ちに余裕がないと着る気にならないものです。季節に応じた着物の装いは、インテリアのマテリアルの選択と共通点があり、着物と帯、帯止め、帯揚げ、半襟や小物に心を浮き浮きさせながらカラーコーディネートする楽しさは、インテリアのカラースキームと同様にワクワクします。そして、おもてなしの心は室内を演出する心に通じます。

 

海外から見た和の魅力

 

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 最近あるホテル研究会で都内シティホテルのスウィートルームを見学しました。それぞれ海外デザイナーの手がけたものでしたが、和をイメージしたコンテンポラリーがほとんどでした。ニューヨークの高級レストランも日本風が流行とか。海外からのお客様は、浴衣にも感激、お茶など点てて差し上げたらもう大感激!日本の文化はエキゾチックな魅力があるのでしょう。

 

 外国人から見た和=ジャパネスクと、日本の茶道や華道の精神が意味する“和”とは異なります。

 

 日本人だから当たり前として気がつかないその奥深い和の文化、特にお茶から教わるおもてなしの心を「現代のジャパンスタイル」の提案と共にこれからも伝えていきたいと願っています。