2011年01月

食糞考/コンちゃん呼び戻し練習

今朝はとても寒かった。


私は夜が明けてもなかなか起きられずにいた。


すると、ベッドのそばにおいてあるメガネのつるをガジガジ噛んでいる音がする。


起きてみるとコンちゃんがつるをかじっていた。


歴代猫も小さい頃には、こうやって私を起こそうとしていた。


起きるからメガネをかけるのに、メガネをかければ起きると関連づけるのである。


それ自体、人の行動をよく観察した結果なので、これも学習したことに加えよう。


起きたときにはすでに6時半になっており、間に合わなかったおしっこの水溜りが2つあった。


残念。


コンちゃん、今日は散歩前に、去勢したあとの抜糸をした。


私が保定していたが、とてもおとなしくしており、全く嫌がらない。


慣れた場所に慣れた人というせいもあるだろうが、治療関係にはあまり激しく反応しない子だ。


そしてお待ちかねのボニちゃんとの散歩へ。


いつもは病院から出て河原までの細い歩道でボニちゃんにじゃれて、2頭引きの私は一苦労なのだが、おとなしく縦に並んで歩くことを覚えてくれた。


大助かりである。


それでは、体重も11.24kgに増え、日に日に活発になっていくコンちゃんの様子をどうぞ。





最近はお気に入りの場所もでき、そこではじめて地面にゴロンゴロンをした。


小石をくわえて走り回ったり、かと思えばじっと座り込んでまったりしたり。


なかなか帰りたがらないが、ボニちゃんが呼ばれたのを聞いて、自分も戻ってきた。


散歩の途中、ボニちゃんが藪の中に入って出てこない。


コンちゃんも当然あとを追って行き、同じように出てこない。


なんだろうと思って言ってみると、ボニちゃん、人糞と思しきものを舐めていた。


そんなことは教えなくていいから。


少し近くで呼んだら戻ってきたが、マズルにベッタリ糞をつけている。


私の服で拭われたらたまらないので、「寄らないでくれ~」と心の中で叫びつつ、何食わぬ顔で川に向かってボールを投げた。


何度か投げたらきれいな顔になって戻ってきたので一安心。


食糞に悩む飼い主さんは非常に多く、よくご相談を受ける。


自分の糞を食べている場合は、ペットショップの陳列ケースなどの狭い場所に閉じ込められていた犬が多く、ストレス行動としての食糞が習慣化してしまったような場合が多い(そうでない場合もあるが)。


ルルはこのケースで、完全になくなるには2年はかかった。


だが今は自分のは食べようとしないし、猫糞には接近できないようにし、外に落ちてる糞には無関心なので問題ない。


食糞自体は、異常に執着して食べる場合はストレス性の問題行動(異嗜)だが、そうでなければ犬の習性なので、最大限予防してもしきれなかった分については受け入れるしかない。


ボニちゃんなどは自分の糞も猫の糞も食べないが、河原にあるやわらかめの犬糞、人糞のみ舐める。


自然豊かな場所では、鹿糞や猿糞などいろんな動物の糞が珍味となる。


これは、犬にやめさせるべきことではなく、ヒトが受け入れるべきことだと思う。


そうは言っても我慢できない、ウンチを食べる犬は好きになれない、というご意見もいただく。


その場合には、まずは犬の行動をよく見て、先回りして制止することが第一である。


それが失敗した場合には、妥協点を探すしかないだろう。


私の場合、自分の糞を食べる、同居猫の糞を食べるのは何とも思わない。


直後に顔を舐められなければOKである。


他犬、他猫の糞の場合には、寄生虫がちょっと気になるが、まあ許容範囲だ。


猿や鹿など珍味系はいい。


だが人糞だけは心理的にいただけない。


でもめったにないうえに、周囲に紙が落ちていたりするのでわかりやすいから、避けやすいともいえる。


いつも最大限の注意を払って予防につとめ、それでも防げなかったものに関しては、食べている現場は見ない、食べてしまったあとに別の食べ物を食べさせて匂いを消す、というのが現実的な対応ではないだろうか。


糞は、見つけ次第すぐに取るか、取れない状態のものには消石灰をかけると匂いが消えて食べにくくなる(それでも食べてしまう犬はいる)。


コンちゃんは今のところ、糞には全く興味を示さない。


さて、そのコンちゃんだが、外での呼び戻しをやっていなかったので、今日から練習をはじめた。


先日やった室内での練習の様子はこちら


動画では編集しているので、たて続けに呼んでおやつをあげているように見えるが、実際には1時間半の間に時々呼んでいる程度である。


何度もやるとストレスになるので、忘れた頃に合図を出すぐらいにしておこう。


最大でも7回×2セッションとか、5回×3セッションを目安にするといい。





コンちゃん、だんだん反応が良くなってきた。


これが定着するには時間がかかるので、毎日少しずつやる必要がある。


犬がはっきり理解したら、おやつを減らしていこう。


コンちゃんは外では今日がはじめてで、まだよく覚えていないためおやつアリだ。


ところで、夕方散歩に行ったときに、ルルのお友達わんこのプリンちゃん(MIX♀8歳)に会った。


コンちゃんのことがとても気に入ったらしく、プレイバウで遊びに誘いまくる。


コンちゃんはほんの申し訳程度にお付き合いしただけで、8歳のプリンちゃんのほうが子犬のように一生懸命誘っていた。


よく散歩しているご夫婦なので、会うことも多いから、顔合わせができてよかった。


こうやってうちのまわりの環境にも慣れていこう。


<今日できたこと>


1.朝メガネをかじって私を起こす。
2.抜糸中におとなしくじっとしている。
3.病院の階段を8段下りる。
4.病院から河原までの細い道をボニちゃんと縦に並んで歩く。
5.地面にゴロンゴロンする。
6.外でかんたんな呼び戻しができる。
7.プリンちゃんとお友達になる。
8.プリンちゃんのお母さんに挨拶する。


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分離不安症にも散歩

トップページで里親募集していた黒柴の木花ちゃんの里親さんが決まりました。


どうもありがとうございました。


朝、ボニちゃんとコンちゃんの散歩に行ったあと、里親希望さんに木花ちゃんのレッスンを体験していただいた。


木花ちゃん、早くも引っ張りグセがついていたので、リードが張ったら止まる練習と、呼び戻しの強化を行った。


子犬で力が弱いからと言って、引っ張られたまま歩いていると、引っ張りグセがついてしまう。


短いリードで引っ張ったら止まるというのをやっていると、ちょっと歩くとすぐに止まらなければならないため、ヒトも犬もイライラしてしまう。


だがリードが長いと、その長さの分だけ余裕があるので、リードが張る前に合図もできるし、自分で気づいて帰ってくることもある。


木花ちゃん、行きはリードが張りっぱなしだったが、帰りにはほぼゆるんでいた。


里親希望のお兄さんが、呼び戻しが非常に上手だったので、とてもうまくいった。


ご家族の皆さんにも気に入っていただけたので、里親さんになってくださるとおっしゃってくださった。


木花ちゃんの性格とご家族の雰囲気がとてもマッチしていると思う。


新しい家族のもとで幸せになって欲しい。


そのあとで今度は、分離不安症に苦しむミニチュアダックスちゃんのところに行った。


保護団体から譲渡された時点ですでに分離不安症だったというケースである。


飼い主が何度も代わるというのは、分離不安症にとってマイナスだが、さらに行動範囲をリビングだけに制限し、ケージ留守番と、自由度が極端に低かった。


さらに、リビングにいるときにはかまいすぎで、散歩はあまり好きでないということで短かった。


そこで、室内フリーにし、留守番の時にはシッターを頼むなり知人に預けるなりしてひとり留守番をゼロにしていただくことにした。


そして、吠えはストレスになるので、なるべく吠える機会を与えないように対処していただく。


すでにたまってしまったストレスは、散歩によって解消するのが王道である。


運良く新興住宅地で広い公園がたくさんあるので、そのひとつに行ってみることにした。


荷造り紐のロングリードでのんびり歩くと、ダックスちゃん自分から匂いを嗅いだりして楽しそうにしている。





ちょっと呼び戻しをやってみると、時々「アレ?」という顔をしながら、ゲームに乗ってくれていた。


自然の中でお日様に当たりながら、こうやってまったり過ごすのが、精神衛生上非常にいい。


特に分離不安症で脳のセロトニン濃度が低くなっている状態の子は、日光浴と軽い運動が効果的である。


留守番時のストレスで、やせて皮膚はボロボロ、被毛はバサバサ、関節も悪く、アレルギー性鼻炎のようにくしゃみをしていたので、ゆる散歩でストレスレベルを下げていきたい。


そのあとで、実際に行動修正を開始していく。


このダックスちゃんと別れて帰宅してみると、5時間半も経過していた。


コンちゃん、きっと粗相をしているだろうと思ったら、なんとルルのトイレにオシッコしていたのである。


ルルの様子をみて観察学習したらしい。


えらいぞ、コンちゃん!


すぐにコンちゃんをトイレに連れ出し、ルルの散歩をし、ご飯をあげたらまたすぐにコンちゃんの散歩と忙しいが、日に日に落ち着いてきているようなので、それがうれしい。


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今日も夜の散歩のあとはずっと寝ている。


河原でしっかり走り回ると、満足して落ち着いてくれる。


徒歩での往復なので、全行程2時間ほどだろうか。


忙しい日々は続く。


<今日できたこと>


1.5時間半留守番。
2.留守番中にルルのトイレでオシッコ。
3.初対面の男の人からおやつをもらう(逃げ腰)。
4.ボニちゃんといっしょに病院で1時間ほどおとなしく留守番。
5.ボニちゃんにうるさくじゃれない。
6.甘噛みしない。
7.ルルにちょっかいを出さない。


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社会化トレーニング:他人と他犬に慣らす(動画)

今日は河原に浅草に住むフラットちゃん(♀2歳)が遊びに来た。


近所にいい散歩場所もないので、こちらにお越しいただいているのである。


最初はおっかなびっくりに藪に足を踏み入れていたのだが、いまや我が物顔で走り回る。


とても生き生きしていて、最初会ったときとは別犬のようだ。


今日はボニちゃん(ラブMIX♀8歳)だけでなく、多頭飼育崩壊現場の保護犬コンちゃん(MIX♂6ヶ月)も一緒だったので、余計に楽しかっただろう。


まだ若いから、コンちゃんの元気さとも合う。


ボニちゃんもつられていつもよりもたくさん走り回った。


1頭ずつのときよりもずっと活発に生き生きと行動する。


やっぱり犬は、犬づきあいによって、社会性を満足させてあげることが必要なのだ。





動画でもわかるように、みんな時々走ったり、川でバチャバチャ遊んだりしているが、興奮しすぎてガウガウになったりなどはしていない


これが重要な点である。


自然いっぱいの広い場所で、各自のペースで好きなように歩いたり走ったりする。


付かず離れずの距離を自分で調節しながら、時々追いかけっこする程度である。


子犬のコンちゃんでもこの程度にしか絡まないのだから、よくドッグランなどで見るようにいつまでもしつこく飛び掛るとか、延々とプロレスごっこしてしまいにガウったり吠えたりするなどというのは、犬づきあいとしては好ましくない。


コンちゃん、はじめて知らない犬と長時間一緒に遊んだのだが、けっこう楽しそうに、かつマナーよく接していた。


フラットちゃんも、マイペースながら、コンちゃんとも一緒に走っていた。


こうやって飼い主も含め、みんなでリラックスして広くて安全な場所(足場は非常に悪いが)を散歩すると、全員のストレス解消になる。


日ごろ持っている不安感やイライラなどがなくなるので、新しいことも受け入れやすくなる。


なのでコンちゃんは、知らない人の手からおやつをもらうというちょっと苦手なこともスムーズにできたし、フラットちゃんはほんの少し飼い主さんから離れて走ったり、川を探索したりなどもできた。


このように、無理なく社会化するというのが理想的である。


狭い場所に多くの子犬を入れて好き勝手に遊ばせて、「社会化しましょう」などと言っているようないわゆる「パピークラス」では、逆に相手が攻撃する前に攻撃することを学ぶなどということにもなりかねないので、注意が必要である。


もちろん、中にはゆったりした環境で行うパピークラスもあるだろうから、その辺の見極めが重要であるということだ。


他の犬やヒト様々な環境などに慣れることを社会化(socialization)というが、それに適した時期というものがある。


それを社会化の感受期(a sensitive period for socialization)という。


以前は臨界期と言っていたが、境界線がはっきりしたものではないため、社会性を獲得するのにセンシティブな時期という意味で感受期と呼ぶ。


生後3週から12週くらいまでと言われているが、その時期が過ぎてしまったらもうおしまいかというとそうではない。


この時期ほど劇的な変化はないが、継続的に刺激に慣らせば、様々なものに対する社会性を少しずつ身につけていくことができる。


逆に感受期にうまく犬への社会化ができていても、その後ほとんど他の犬と会う機会がなかったら、犬が苦手な子になってしまう。


このように、社会化は生涯にわたって継続していくものである


うちの犬は他の犬が苦手だからとか、ヒトが苦手だからなどと言って会わせないでおくと、ますます苦手になってしまうし、子犬の頃によく他の犬と遊ばせたからといって油断していると、攻撃的な子になってしまうこともある。


社会性が高い犬にとっては、他の犬との付き合いは生涯にわたり非常に大切で、それが犬のQOLにも大きく影響する。


他の刺激についても、なるべく苦手なものが少なくなるように、いろんな刺激に触れさせてあげよう。


そのためには外に連れ出すこと=散歩が重要である。


たくさん散歩して、犬友と野山を駆け回る機会を作ってあげよう。


<今日できたこと>


1.はじめて会った犬と友好的に散歩する。
2.はじめて会うヒトの手からおやつをもらう。
3.「コンちゃん」と名前を呼ばれて自分から進んで寄っていく。
4.群れで行動する。
5.私がいないときに、不審者に吠えた。
6.ボニちゃんにじゃれつかない。
7.甘噛みをしない。
8.離れた場所での工事現場の大きな音に早足にならずに歩く。


たっぷり遊んで満足したコンちゃん、じゅうたんの上ですでに爆睡中。


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呼び戻し練習開始(動画)

保護犬コンちゃん(MIX♂6ヶ月)が来てもう9日目だ。


うちにはすっかり慣れ、私には布団の中でじゃれて甘噛みするようになったので、「イタッ」を教えている。


昨日、病院が定休日でボニちゃん(ラブMIX♀8歳)と会えなかったせいか、今日はしつこく噛もうとするので、「イタッ」で布団にもぐって無視をした。


すると、すぐにじゃれるのをやめる。


昨日はとてもご機嫌が悪かったコンちゃんだが、今日、お待ちかねのボニちゃんに会うと、飛びついて喜び、散歩でも大はしゃぎだった。


ボニちゃんも昨日散歩できなかったので、ふたりで走る走る。


河原に広がる広大な藪の中を、土煙を上げながら飛び回っていた。


散々遊んで帰り道、リードをつけようとすると、コンちゃん、逃げていく。


まだ帰りたくないのである。


ボニちゃんと一緒に呼びに行くと、しぶしぶついてくる。


そんなに河原が好きなのに、ひとりだと走りもせず、たいして楽しそうでもない。


そのへんはライちゃんと一緒だ。


ひとりでの散歩のときは、つまらなくてフラストレーションがたまるのである。


犬は仲間が必要な動物なのだとつくづく思う。


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それでも河原でさんざん遊んだので、とてもゴキゲンなコンちゃん。


ルルも私と一緒にお出かけしたのでゴキゲンだ。


ゴキゲンなふたりは、ベランダで日向ぼっこしたり、一緒にじゅうたんの上でガムを噛んだり仲良く過ごしていた。


ちなみにこのじゅうたんは、実家で捨てるというものをもらってきたのだが、コンちゃんいきなりオシッコをしてくれた。


自分の匂いがするところで寝たいのだろう。


ルルも自分のトイレで寝るのが好きなのだ。


こういうのは個人の趣味の問題ということにしておこう。


コンちゃん、少しずつ外の音に慣れては来ているが、それでも人工的な音がすると、おやつも食べられないほど緊張してしまう。


静かなところでは私について歩くのに、車の音や工事の音、カートの音などがすると逃げ出そうとする。


ボニちゃんと一緒だと平気なので、気長に慣れてもらおう。


他方で、多少緊張していても呼び戻しができるように、練習を積む必要がある。


ようやく私にも慣れたことなので、今日から呼び戻しの練習をはじめた。


最初は刺激の少ない室内でおこなう。


すでに舌打ち合図とおやつの関連づけはしてあるので、少し離れたところから舌打ち合図して、一歩こちらに足を踏み出したらおやつを出す。





少しずつおやつを出すタイミングを遅くしていき、すぐそばに来たところで出すというふうにしていく。


コンちゃんは人馴れしていなかったため、今日初めてやってみたのだが、はやいタイミングでおやつを出している。


7粒ほどやった後に、おまけで私のすぐそばで食べるという練習も入れた。


まだおやつをもらうのがビクビク気味だし、ヒトが自分のほうに接近してくると警戒する。


それも少しずつ慣らしていかなければいけない。


コンちゃんのために、近所以外での仕事を休ませていただいているので、午後は少しトレーニグに時間をとっている。


といっても、1セッションはこの動画のように短く、2~3セッションしかしないのだが。


トイレもかねた音なれ散歩に頻繁に出るので、それが大変である。


それから今日は、夕方向かいのおばあさんが、パピヨンのアイコちゃんを連れて遊びに来た。


はじめてのお客さんである。


アイコちゃんはすごい吠え犬なのだが、ルルには全く吠えない。


そして、なぜかライちゃんにも吠えなかったのだが、コンちゃんにも吠えなかった。


うちの犬ならいいらしい。


だが、同じ敷地に住む大家さんの犬には、ものすごい勢いで吠えるのだ。


アイコちゃんは、うちに来るのは2回目である。


前回はずっと震えていたが、今回はかなり落ち着いて抱っこされていた。


コンちゃんは、おばあさんにちらっと挨拶したあとは、すぐにじゅうたんの上でひとりで爆睡していた。


とても良いマナーである。


このままこの習慣を保持して欲しいものだ。


<できるようになったこと>


1.「イタッ」でしばらくじゃれるのをやめる。
2.車がすぐそばを通ったあとにおやつを食べる。
3.小学校の前で、ペースを崩さずに歩く。
4.犬と挨拶したついでに、おじさんに撫でられる。
5.呼び戻し入門編クリア。
6.来客があっても落ち着いている。


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ぐずるにはワケがある

午前中、本業の研究会があったので、朝9時半にはうちのルル(ヨーキー♀6歳)と家を出なければならなかった。


そのために、8時からコンちゃんの散歩に行ったのだが、ルルと同じで朝寝坊な保護犬コンちゃん(MIX♂6ヶ月)は、あまり歩きたがらない。


近所の草地でオシッコとウンチをしたら、もう帰ろうという。


家を出る前にもう一度オシッコさせて、骨ガム系の噛むおやつをおいて研究会に行った。


そして帰ったのが午後2時半。


はじめての5時間留守番だった。


室内でオシッコはしておらず、ずっと寝ていたようだった。


もちろんイタズラもなし。


落ち着いて安定している子は、ちゃんと留守番もできるのである。


問題行動がひどかったライちゃんは、分離不安症でもあったので、留守番中に何かと破壊活動の痕跡があった。


だがコンちゃんは何もなし。


すぐにトイレに連れて行ってから散歩に行った。


今日はボニちゃんの病院が定休日なので、ひとり散歩である。


そこで、他の犬も多い大きな公園に行ってみた。


公園の手前には小学校があり、午後3時前後は小学生がたくさんいる。


しかも彼らは大声で叫んだり、バタバタ走ったりする生き物だ。


うっかりかれらに遭遇してしまい、コンちゃん、パニックを起こしかけていたが、おとなしめの3人の女の子とはすれ違うことができた。


公園でもボール遊びをする子どもが若干いたが、遠かったのであまり関係ない。


それよりも、新しい場所に来るということにたいしてストレスを受けるようだった。


犬と知り合えるのでいいかと思ったが、コンちゃんがせっかく慎重に遠くからカーミングシグナルを出していて、相手犬も挨拶しようとしているのに、飼い主がリードを短く引いて「さあ行きましょう」と行ってしまう。


5匹ほどそういう犬とすれ違い、コンちゃん「アレ〜?」という表情で見ていた。


そんなに犬好きでないルルでも「アレ〜?」な顔をするのだから、コンちゃんからしてみたら「何で連れてかれちゃうの??」だろう。


ようやくマルチーズの飼い主さんが挨拶させてくれたが、「うちの子、他の犬にガウッとやるんでだいじょうぶかしら」などと言って、リードをきつく引いている。


だがマルちゃんは挨拶したそうにしていたし、コンちゃんは尻尾ブンブンでお辞儀したり、顔を背けたりして、それも通じているようだったので、「うちのは子犬だけど犬慣れしてるから平気ですよ」と言って会わせた。


マルちゃん、全くガウりもせずに、余裕であいさつできた。


飼い主が思い込みを捨てて、自分の犬と相手の犬をよく観察し、余裕を持って対処すると、うまく行くことが多い。


だが、過去に噛みついたことがある犬は、冒険はやめよう。


コンちゃん、ほとんどの犬が飼い主にリードを引かれて去っていくので、おもしろくなかったようだ。


留守番に加えて、新しい場所や苦手な音があった散歩がかえってストレスになり、家に帰ったらペットシーツを放り投げたり、コルクマットを齧ろうとしたり、ルルにちょっかい出したりなどはじめた。


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左は猫の小麦ちゃんのお尻をにおうコンちゃん。


小麦ちゃんは気にしないので大丈夫だ。


ルルにちょっかいを出した時には、「アッ、やめてね」と言って手を前に出す。


このハンドシグナルは、犬にはわかりやすいので、コンちゃんもすぐに止めてくれる。


やめたら「いい子」(わたしは「そうだ」)と褒め、かじり系おやつをあげる。


しばらくしたら、私のほうに向かって、ワンワンワンと3回吠えた。


「今日はつまんないよう」と訴えていたのだろう。


唯一の楽しみである散歩がつまらないと、それが大きなストレスになってしまう。


このように、ちょっと困った行動をしたときに、「犬がボスになろうとしている」などととんちんかんな解釈をしたり、またはなぜそうしているのかをまるで理解できなかったりして、ただ「ダメッ」とか「NO!」などと叱ったり、体罰を与えたりしている方が、トレーナーも含めかなり多いと思う。


気づかないで毎日同じようなことでストレスを与え続けていたら、次第に問題行動がひどくなり、やがては「手に負えない犬」となっていく。


なので、早いうちに気づいて、適切に対処してあげると、ひどくならずにすむ。


同居動物にストレスを与える行動は、「アッ」で止めて別のことで気をそらす必要があるが、もしこれを叱ったとしたら、フラストレーションはたまる一方である。


そうすると、もっと別の好ましくない行動が出てくる。


コルクマット齧りもフラストレーションのあらわれだが、それには齧っていいものを与える。


そうしておいて、あとで静かな時間にもう一度散歩に行ってあげたり、遊んであげたりすればいい。


これを書き終えてから近所のお気に入りの空き地に連れて行ったら、満足して爆睡してしまった。


「叱らないしつけ」というのは、「やっていいことを教える」というだけでなく、「好ましくない行動を起こしている原因にも目を向ける」ということも含むのである。


結局コンちゃんはすぐに寝てしまったが、あしたボニちゃんとの散歩で発散してもらおう。


<今日できたこと>


1.5時間留守番。
2.「アッ」+ハンドシグナルで、行動を止める。
3.小学生とすれ違う。
4.小学校の運動場で遊ぶ子どもたちを遠くから怖がらずに眺める。
5.はじめての公園に行く。
6.怖がりマルチーズと挨拶する。
7.マルチーズの飼い主さんに触られて尻尾を振る。
8.私に抱っこされて、脚を触られる。
9.布団の中で、全身くまなく触られる。
10.甘噛みを「イタッ」の声でやめる。


朝、布団の中で寝ぼけながら体を触ったり、じゃれあって「イタッ」を教えたりなど、寝起きのひとときに布団の中でやると簡単に受け入れてくれることがけっこうあるので、「ひっくり返して押さえつける」(スチールホールド)などといった無理なことをせずに、お互いにリラックスしながら楽しく教えよう。


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狩りをする柴犬と会う/ハーネスのつけ方(動画)

うちでお預かり中のコンちゃん(♂6ヶ月)、だいぶ私になつきつつある。


昨夜ルルと一緒にベッドに入ったら、私の手をしきりに舐めていたので、「おいで」といったらヒョイッとベッドに乗ってきた。


そのままクルンと丸くなり、ルルと一緒に寝息を立て始めた。


早朝、猫たちがゴハンゴハンと騒いでいたのに、妙にシ〜ンとしていたので、犬さんチームはいないのだろうと思ったら、ふたりとも爆睡していた。


すぐにコンちゃんをトイレに連れて行き、朝ごはんを食べさせたら、コンちゃん今度は腕枕で寝た。


まだお子様なので、くっつきたいのだろう。


今日は、大好きなボニちゃんとの散歩で、川の水を飲むことを覚えた。


そして、前脚を一歩だけ川につけた。


ボニ先生がいれば、ちょっと怖いことだってできるのだ。


犬は犬同士、ネコはネコ同士でなければ教えられないことがたくさんある。


ヒトができることは少なく、しかもとても無理があるやり方を押し付けているのだと思う。


ボニ先生と別れたあと帰ろうとしていたら、知り合いの柴犬2頭の飼い主さんに会った。


先住犬は2歳で、新入りちゃんはコンちゃんと同じくらいの月齢である。


これから河原を散歩すると言うので、帰り道方向にご一緒することにした。


コンちゃんはどんな犬とも上手に挨拶できる。


相手がひどい吠え犬でも、カーミングシグナルを見事に使って、ピタッと威嚇をしずめるのである。


先住柴ちゃんには最初の挨拶時にガウッと吠えられたが、そんなのはスルーして、新入りちゃんとはうまく挨拶していた。


ペットショップ出身の新入りちゃん、シグナル使いがどうもよくわかっていない。


先住ちゃんも生後1ヶ月で山奥の猟師のところからもらわれてきて、最初は常同行動が出るほどのストレス状態だった。


犬あいさつはその後だいぶ上達したものの、ガウりがでてしまう。


散歩では2頭とも非常にハイテンションで、あっちに行ったりこっちに行ったり忙しく、しかもヒトにもついてこないのだが、それでもとりあえずは平和に散歩していた。


すると思いもよらず、その先住柴犬の「狩り」を見てしまった。


実猟に使われていた柴犬の両親の子どもなのだが、まだ小さな新入りちゃんが草原で遊んでいると、ピタッとフセの状態でセットし、その後ダダーッと爆走して飛び掛り、ひっくり返して前脚で押さえつけ、かくしてキャイーンという悲鳴が響き渡る。


そこで飼い主さんが子犬を抱っこする…。


狩る前に呼び戻しをしっかり教え、それまでは別々に散歩すべきだろう。


猟犬気質の柴犬など、都会ではそうそうお目にかかれないし、またそれを排除するようにブリーディンされて来たのだが、地方の山から連れてきたというその犬は、まさに猟犬だった。


飼い主さん曰く、新入りのおチビさんとは仲良しなのだそうだが、フィールドに出たら獲物である。


そういう犬は町中のアパートではなく、山奥で飼おう。


そしてペットショップ出身のひ弱な新入りと一緒に飼うのもやめよう。


こういうタイプの犬は、ふさわしい環境とともに、トレーニングをする時間とお金とやる気がある人向きである。


この珍しいスペクタクルに、コンちゃんはどのような反応をするのだろうと思ったら、ただボーゼンと眺めていた。


相手が犬語が上手でないとわかった時点で、かかわろうとしなかった。


新入りちゃんはハイテンションで飛び回っており、そばに誘いに来るのだが、ボニちゃんと一緒のときには走り回るのに、その同じ場所をただマイペースでのんびり歩いている。


そして狩りがはじまると、びっくりして遠巻きに眺めるのだった。


「都会の犬はすごいなぁ。言葉は全然通じないし、仲間同士で狩をするし」という感じか。


コンちゃん、犬にもいろんなタイプがいることを学んだことだろう。


さて、読者さんからこんなご質問をいただいた。


頭からかぶるタイプのハーネスはいいのだが、つけるときに嫌がるがどうしたらいいか、というものである。


そこで、人に触られるのにもあまり慣れてないコンちゃんで、嫌がらないつけ方を撮影してみた。


ルルでやろうと思ったのだが、コンちゃんが来てちょっとゴキゲンななめで非協力的だったし、抱っこできるような犬ではなく、中大型犬でのつけ方のほうが参考になると考え、コンちゃんに協力してもらった。


まだ慣れていないので、まばたきは出ているが、舌ペロやあくび、体ブルブルほどの強いシグナルではないので、まず許容範囲だろう。


おまけでネコの小麦ちゃんにもつけてみた。


ネコの場合も同じやり方でいい。





ポイントは、真正面から接近しないこと


これでは、ハーネスをそれほど嫌がらない犬でも、ストレスがかかってしまう。


必ず後ろから接近し、最初は床におやつ撒いて、それを食べている間につける。


慣れてきたら、おやつなしでもいいが、立ち位置はいつも犬の側面の後方にする。


それほど嫌がらない犬の場合は、おやつを握った手をハーネスに通し、おやつを食べさせながらつけるという方法もある。


だが、床に撒くのが一番楽だ。


コンちゃんは、アキレスのようなガム系のおやつを食べている間につけている。


まだ触られると緊張するので、おやつよりもガムのほうがいい。


HARNESS DOG 普及協会の方にもアップしておこう。


<今日できるようになったこと>


1.川に片足を入れる。
2.川の水を飲む。
3.夜ベッドで一緒に寝る。
4.吠え犬を3匹スルー。
5.朝1回洗えるトイレシーツでオシッコした。
6.じっとしてハーネスを脱着する。
7.ルルにちょっかいを出そうとしたときに「アッ」で止まる。


明日は研究会で4時間ほど留守にする。


オシッコを我慢できるかどうか…、たぶん無理だろう。


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よそ宅訪問練習

山梨の人里はなれたところから来た保護犬コンちゃん(♂6ヶ月)、今朝も粗相はしていなかった。


夜12時にトイレを済ませて寝て、朝は5時に起きれば、夜中は大丈夫らしい。


だが、起きてからが大変だ。


体が動き出すとともに臓器も動き出すので、オシッコが近くなる。


ちょっと用事をしている間に粗相をするので、散歩に出るまでに30分おきくらいのペースで外に連れて行かないといけない。


ちなみにルルもそんな感じだが、ルルは室内トイレも使えるので問題ない。


コンちゃん、生活音にもかなり慣れ、私が動き回るのにもいちいち反応しなくなってきた。


だが、歩道のない道路で車が接近してきたり、急に大きな音がしたり、電車が通ったりなどでパニックになる。


それがなければわたしに歩調を合わせて歩いている。


刺激にならすこと(馴化)は、なるべくリラックスした状態で、スモールステップで行うことが肝心である。


なので、ボニちゃんと一緒で安心しているときに、道路を通ったりして行っている。


5車線道路はもう多少長く歩いても大丈夫になった。


車道から遠いところを歩けばよさそうなものを、ボニちゃんのマネをして、車道に近いガードレールのところを歩く。


今日は散歩中に、コンちゃんがボニちゃんを一瞬見失い、ちがう方向に歩いていった。


するとボニちゃん、追いかけていって連れ戻してくれるのである。


お客さん犬にはこんなことはしないので、仲間として扱っているのかもしれない。


天気が良くて気持ちよかったせいか、ボニちゃん、河原を隅々まで案内してあげるので、さすがに疲れた。


慣らしついでに、病院の看護士さんや院長にもかまってもらい、交通量の多い道路を歩いて実家に寄ってみた。


里子に行ったライちゃんは、エレベーターを怖がったのだが、コンちゃんそれは平気で、ドアが開いたら乗り込み、着いたら自分で下りていく。


はじめてよそ宅に行くのだが、実家のほうは私が連れ込む保護犬猫にいい加減慣れている。


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両親は昼食中だったので、いすに座っていて動かなかったのと、本人が疲れていたのとで、やわらかいじゅうたんの上でいきなり寝転がっていた。


「子犬なのに大きいねぇ、でもかわいい顔してるじゃない。おとなしいなぁ、訓練されてるんじゃないの?でも、山奥から来たんだからそんなはずないよね」などと好き勝手なことを言われていた。


はじめてよそ宅に行くときは、なるべく自分と近い関係の人の所がいい。


そうすると自分が緊張しないので、犬もリラックスできる。


そしてなるべく犬を無視していてもらうようにする


これがけっこう重要で、注目したり声かけしたり、触りまくったりしたら、犬は興奮してしまう。


母は犬などとはかかわりたくないくせに、私がちょっと立って拍子にコンちゃんが立ったら、「オスワリ、オスワリ、オスワリ」などと、手をヒラヒラしながら連呼していた。


コンちゃんは興奮するタイプの犬ではないので、フシギそうに眺めていたが、テンションの高い犬だと大喜びで飛び回ってしまう。


連れて行く先のヒトに、よく要領を話して協力してもらうことが大切である。


そして、犬が飽きないうちに、早めに退散する。


私は昼食を食べてすぐに帰ったが、コンちゃんは特に気にしていないようだった。


こうやって、よその家に行っても、平常心でいられるように練習していくのである。


夕方はたまたま向かいのおばあさんに会った。


コンちゃん、最初は尻尾をたらしていたが、少ししゃべっているうちに尻尾ブンブンになって撫でてもらうこともできた。


今日は随分といろんな人と接触したのだが、怖がり度がだいぶ低下したと思う。


私が触ろうとするのも避けなくなってきた。


昼間ベッドに連れ込んでみたが、腕枕でダランとしている。


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こんな姿勢で寝ることも多くなった。


ちょっと音がするとすぐ起きるのだが。


なお、後ろに見えるのはトイレシーツで、寝場所に近いこの場所で何度か粗相したため、ここにおいてみた。


今日は1回これを使って、ほんの少しはずしていたが、まぁよしということで褒めてあげた。


<今日できるようになったこと>


1.5車線道路を100m以上歩く。
2.外出するときに、自分からじっと抱っこされるのを待つ。
3.私が帰宅したときに尻尾ブンブンで出迎える。
4.実家に行って、おとなしく寝て待つ。
5.エレベーターに乗る。
6.トイレシーツでオシッコする。
7.私のそばでリラックスして寝る。
8.私と一緒に布団に入る。
9.日中から夜にかけて、一度も粗相しなかった。


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自分で判断して行動する

多頭飼育崩壊現場から来たコンちゃん(♂6ヶ月)の滞在4日目。


室内では私の動きを気にしなくていい別室に行って、よその犬の食べ残しの骨ガムを自分で見つけて齧り、いつ買ったかわからないヘチマ素材のおもちゃを破壊して遊んでいた。


どこまでも控えめなわんこである。


昨夜あまりに疲れて、8時ごろ寝落ちしてしまい、夜中1時ごろ目覚めたら、オシッコの水溜りが2つあった。


それからトイレに連れて行ったら朝は6時まで大丈夫だった。


その後も2時間経過する前にコンちゃんを抱えて、2階から外の階段を使って庭に出す。


今日体重を量ったら、10.25kgだった。


毎食ごとに重くなっていく感じである。


ボニちゃんの病院までは、4車線道路沿いに行くと近いのだが、車の少ない通りを回っていくので片道20分はかかる。


ところどころに草地もあって、ヒトの散歩コースにはいいのだが、犬にはたいしておもしろくないため、コンちゃんはさっさと歩く。


それもほとんどツケである。


だれも頼んでないのに。


遠くでやっている工事の音や、ヒト、自転車とのすれ違いには、あまり反応しなくなってきた。


最初はいちいち私の後ろに回りこんでいたのである。


ずっと上手に歩いているので、その様子を撮影するとともに、自分が立ち止まったときに「待って」と言ってみた。


するとピタッと止まるのである。


私の脚の動きを良く見ていて、それにあわせて歩いているのだ。


一応、解除の合図として「行こう」と言っているが、コマンドどころか合図もヒントもいらない犬である。


もちろん、勝手にやっているので、おやつなどは使っていない。


というより、そもそも、おやつを使って教えるなどということをしていない。


コンちゃん、すばらしい!


その様子はこちら。





私が普通に歩く速度にちゃんと合わせている。


こうやって上手に歩いているので、おとなしい犬かと思いきや、無人の原っぱで自由運動させると、びゅんびゅん走り回る。





だが、呼び戻しは必要ない。


自分で判断してちゃんと戻ってくるのである。


ボニちゃんの動きと私の動きを見て行動している。


こうやって自分で判断して行動できる犬がベストだ。


こういう犬には、余計な命令や合図などいらない。


昔ながらの、一緒に田んぼについていって、農作業中は自由に過ごし、仕事が終わったら一緒について帰るタイプの犬である。


なんと楽なことよ。


これは生後6ヶ月まで、親元で自由に過ごしていたことと無縁ではないと思う。


先輩犬に教わりながら、自分で生きるすべを身につけてきたからできることだ。


ペットショップ犬をこのようにするには難しいが、ブリーダー宅でずっと親兄弟犬と育った子ならできるだろう。


性格も非常に安定していて、適応力がある。


飢えていたので食べ物に執着するかと思いきや、攻撃性もないので、ルルと分け合うこともできる。


だが、成長するにつれて行動も変わっていくので、現在のいい性質を、そのまま壊さないように大事に育ててあげると、すばらしいわんこになるだろう。


みんなこういう犬ばかりだと、犬育てがずっと楽なのにと思う。


<今日できるようになったこと>


1.待ってで止まる。
2.庭のなかでおしっこする。
3.1回だけペットシーツにおしっこできた。
4.原っぱを少し遠くまで走る。
5.新しい骨ガムを齧ってみた。
6.ヒトや車と余裕ですれ違う。
7.犬ベッドに寝たままで、私に撫でられる。
8.帰宅したときにとても喜ぶ。


明日もまた何か学び、そして体重も重くなっていることだろう。


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子犬のしつけ:苦手なものに慣らす(動画)

コンちゃんがうちに来て3日目。


昨夜は寝る前に近所の公園に散歩に行って十分におしっこさせ、朝は5時に庭でオシッコさせたら、粗相せずに済んだ。


しかし、2時間弱おきにトイレである。


トイレに行く前にリードを取ったりしていると、床にされてしまう。


コンちゃんのトイレを済ませてから1時間ほどルルの散歩に行って帰ってきたら、その興奮でもまたオシッコ。


だが、私の動きにはあまり反応しなくなってきているので、落ち着いてきているようだ。


緊張が緩んできたら、排泄の回数はもう少し減るだろう。


今日は日曜日だったので、河原は混んでるかも知れないと思ったが、行ってみたら寒さのせいで空いていたので、ボニちゃんと一緒にまたお散歩。


コンちゃんはボニちゃんに会うと、もう大喜びで飛びついて口元を舐め、乳まで吸おうとしていた。


完全にお母さん扱いである。


ボニちゃんもちょっと迷惑そうな顔をしながらも、けっこう付き合ってあげている。


病院の裏口には20段ほどの階段があり、昔ボニちゃんは怖くて上り下りできなかったそうだが、階段が苦手なパピーは多い。


コンちゃんも怖がっていた。


昨日は上ることができなかったのだが、今日はボニちゃんと一緒に自力で上っていた。


日々学習しているのである。


だが、下りるほうはけっこう難しい。


てっぺんからだと怖いので、昨日、下から3段目のところに降ろしてみた。


すると、自分で下りられたのだ。


そこで今日は4段目にしてみたが、それも大丈夫だった。


このように、苦手なことはスモールステップで慣らしていこう。


河原で力いっぱい走り回り、気持ちよさそうだった。


けっこうパワフルな走りを見せてくれた。


アウトドア向きな犬に成長しそうである。


今日もボニちゃんと別れがたく、一緒にケージの中に入ったりしていたが、昨日よりはスムーズに帰る気になってくれた。


家に帰ってすぐにルルの散歩に行って帰ってきたら、尻尾をブンブン振って出迎えてくれたので、どうやら少しずつうちが好きになってきたらしい。


そこで、私自身にもっと慣らすトレーニングをした。


おやつの砂肝のゆでたのを1つ握り、食べさせたあとの手をペロペロ舐めている間に(けちくさ)、そっと体を触る練習である。


私の体の向きに注目してほしい。


犬と向かい合わずに、犬に体の側面を見せるように座っている


これが怖がらせないポイントである。





自分自身が落ち着いて、ゆっくりと、無理がないように、そ〜っと撫でている。


真正面から犬の頭をワシワシ撫でて、「いいこいいこ」などとやるのは、どんな犬も嫌いである。


それを保護犬にやると、繊細な犬などはかえって怖がりが赤するので気をつけたい。


「うちの子は平気よ」という方は、ビデオ撮影してみてほしい。


犬は舌をペロッとしたり、顔を横に向けたりしている。


コンちゃんは、最後の方に少しモゾモゾしてきたのでそこでやめた。


ルルが「何してるんだろう」とウロウロしながら見ている。


コンちゃん、日々こちらの暮らしに適応して行っている。


今日できるようになったことをまとめてみよう。


1.夜中のトイレ我慢。
2.1回だけペットシーツにおしっこ。
3.階段を上る。
4.階段を4段下りる。
5.尻尾を振って出迎える。
6.私のベッドに上がってみる。
7.野原(藪とも言う)を思いっきり駆け回る。
8.車とすれ違うときにパニックにならないでじっとしている。
9.骨ガムを噛んでみる。
10.私に触られることに少し慣れる。
11.散歩に行くとき階段で抱っこするときに、のけぞったり体を硬くしたりなくなった。
12.庭に人が来たときに、ルルと一緒に警戒の「ワフッ」を1回言った(吠えない)。


明日はどんなことができるようになるだろう。


成長が楽しみだ。


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余計なことを教えない(動画)

山梨の多頭飼育崩壊現場からコンちゃんが来て2日目。


昨日は夜も早々とお休みになっていた。


どこで寝るだろうと思ったら、ベッドのすぐ脇で寝ていた。


たいして好きではないヒトでも、ひとりよりはマシというところが、社会的動物の性である。


夜寝る前、トイレ散歩に連れて行ったから大丈夫かと思ったが、朝起きると水溜りが2つ。


まだ6時間は持たなかったか…。


昼間は私が座っていると大丈夫なのだが、立ち歩くと自分も起き上がって距離をとる。


なるべくコンちゃんを大きく迂回するのだが、狭い部屋なので無理がある。


私が座るとまた自分も窓辺のクッションに座る。


ヒトの動きをいちいち気にするということは、それだけ緊張しているということだ。


子犬であることに緊張も加わったからだろう、2時間に1度おしっこをするのである。


もうすぐ2時間だからと思って外に出そうと用意しているとジャーとしている。


うちは歴代保護犬猫が粗相しているので、気兼ねなくできるのだろう(笑)。


私も気にしないが、ぼちぼちとトイレトレーニングをやっていこう。


朝の散歩はボニちゃんの病院が開く9時に着くように家をでた。


昨日のようにチャリにクレートを積んで行こうと思ったのだが、家の近所を歩いてみると、意外と上手に歩く。


ヒトが来ると大きく私の後ろに回りこむがリードが張るほどではなく、何もなければ私の脚のすぐ横にピタッとついて歩く。


だが、練習で覚えさせたツケではないので、いちいち顔を見上げてアイコンタクトしたりなどの不自然な動きはない。


自分からそうやって歩きたがるのである。


ちょっと不安なので、ヒトでもいいからそばに寄っておこうという感じなのだろうが、ボニちゃんとの散歩でもピタッとついて歩いていた。


ボニちゃん、うっとうしがって顔を横に向けていた。


こういう自発的にやっている行動を強化すれば、無理にチョークチェーンでジャークしたり、おやつで釣ったりといった不自然なトレーニングをなくても、スムーズに覚えられる。


コンちゃんは、ヒトよりも犬が大好きだが、ちょっと自分からそばに寄ってきたりしはじめているので、いい兆候である。


もっと進むと注目や褒めがご褒美になる。


それと、ボニちゃんの散歩で、ボニちゃんがわたしの合図で戻ってきたり、歩いたりしている様子を見て、少し学んだようだ。


夕方の散歩の時には、さらに離れずに歩くようになったのである。


ボニちゃんは大好きで、朝会わせたら口元をペロペロ舐めて甘えており、帰るときは自分もボニちゃんと一緒に病院のケージに住もうとしていた。


大好きなボニちゃんと河原に出たら、とたんに元気になって飛び跳ねていた。


ボニちゃんのレッスンの様子はこちら。


ちなみに先生はボニちゃんだけで、私は何もしなかった。





最初はずっとくっついていたのだが、だんだん少し離れることができるようになったときに撮影した。


離れすぎたら自分から大急ぎで追いかけている。


こういう行動は、子犬なら自然に学ぶので、ヒトが余計なことはしない方がいい。


ボニちゃんも自分で戻ってくるので、私からはほとんど合図は出さない。


基本的にヒトがいない場所を歩くのだが、ヒトがいる場所では必ずオンリードで、なるべく他人のそばには寄らないように歩く。


ボニちゃんは犬好きだが、犬が苦手な社会化不足犬が多いので、知らない犬には近づかない。


ところが今日、遠くの方で黒っぽい和犬がじっとこっちを見ていた。


ボニちゃんもじっと見ていたが、和犬は他の犬が苦手な子が多いからと思ってそのまま通り過ぎた。


そして帰り道、今度はもっと近くで会ったら、ボニちゃんがすっ飛んでいく。


よ〜く見たらお友達犬だった。


普段はお母さんがオフリードで散歩させているのに、今日はお父さんが首輪をつけて連れていたので、ちょっとわからなかったのである。


ボニにちゃんとは、その子が子犬の頃からの友達で、オフリードでは上手に挨拶ができるのだが、オンリードで、それもリードが張った状態ではちょっと別犬だった。


いつもはガウることなどないのに、ボニちゃんに唸って飛び掛ろうとし、コンちゃんにも唸るのである。


お父さんがリードを手から離せば上手に挨拶できたのに。


非常に残念だった。


犬同士の挨拶も、ヒトが余計なことをするのではなく、経験豊富な年長の犬から学ばせて、犬にまかせておくと、上手にできるようになる。


まさにコンちゃんがそのパターンだ。


だが、都会では犬見知りのガウガウ犬ばかりなので、自由に挨拶もさせてあげられない。


コンちゃんを見ていると、不自然なブリーディングに始まり、不自然な入手の仕方を経て、不自然極まりない飼い方をされる犬が、いかに育てにくいかということがよくわかる。


余計なことをしなければ、コンちゃんはすくすくといい犬に育っていくだろう。


まだ新しい環境に慣れてないので、正確なことはわからないが、それでも丈夫で、神経質さがなく、学習能力も高く、高い社会性を身につけていることは確かである。


まさに飼いやすい犬だ。


もう少し人馴れしたら、イチオシのわんことして里親募集しよう。


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