2013年03月

ちょっと楽しいことを見つけよう

4時の朝ごはんのあと、みんなで二度寝していると、下でバタンと音がした。


ネコの小麦ちゃん(茶白♂10歳)が、冷蔵庫を開けようと格闘している音である。


開かないように止めてあるので、力いっぱいこじ開けようとしているのだ。


その聞きなれない音に、マルちゃん(大型犬MIX♂4歳)は低い声でウォーと言いながら起き上がる。


保護犬はっちゃん(秋田MIX♂10ヶ月)は、慌ててわたしのところに駆け寄る。


コンちゃん(和犬MIX♂2歳)は、びっくりした顔でわたしの顔を見つめる。


ルル(ヨーキー♀8歳)は、無視して寝続けていた。


「みんな、大丈夫だよ〜」と言うと安心したようだったが、それぞれ全く違う反応をするところがおもしろい。


はっちゃんはすぐに歯を見せたりする割にはヘタレだ。


痛いのも苦手で、ブヨに刺された耳にクリームを塗ったら、「キュン」と鳴いて逃げていった。


見た目は一番強そうなのだが、実際にはやさしそうなマルちゃんが一番強い。


万が一侵入者が来ても撃退するだろう。


だがみんな、わたしにはやさしくて聞き分けがいい。


はっちゃんがまだ若干興奮しやすいが、少しずつ改善されていくだろう。


寒くてブヨがいなかったので、庭で少しだけ植物を植え替えたりなどしたのだが、またしてもはっちゃんが大張り切りだった。


わたしがスコップで穴を掘っていると、自分もせっせと前足で土を掻き出す。


植木鉢から抜いた苗を地面に置いていると、さっとくわえて行って、一瞬にしてバラバラにする。


ガーデニングが大好きなのだ。


いっそのこと庭を全部はっちゃんにおまかせしたい。


マルちゃんはゴミをこっそり運んで、宝物置き場でひとり楽しむ。


コンちゃんはいたずらせずに寝そべっている。


それぞれ楽しみ方もバラバラだ。


コンちゃんは犬が大好きなので、近所でお友達を作るのに忙しい。


今日はビーグルくんに会ったのだが、見つけたら走って近づいていった。


遠くから様子を見て、大丈夫そうな相手だと判断したようだった。


コンちゃんのプレイバウに乗ってくれたので、嬉しそうにピョンピョン飛んでいた。


それぞれが日々の楽しみを見つけたようだ。


なにかちょっと楽しいことがあると、犬もニコニコになる。


人間もそうだろう。


人間のストレスマネジメントには、短時間でいいので自分が好きなことをする時間を持つというのが有効だそうだ。


忙しくてイライラしていても、好きなことをやっているときは楽しく過ごせる。


そんな時間を過ごすことで、心身のバランスを保つのである。


犬は人間がそういう機会を与えてあげなければいけない。


だが、ここで犯しがちなのが、人間が楽しいだろうと勝手に思っていることを犬にやらせるという過ちだ。


犬に関する神話がはびこっている状況ではとくに注意が必要だ。


スポーティングドッグはたくさん走るのが好きだとか、使役犬は服従訓練したいと退屈するとか、そういう通説に惑わされないようにしよう。


自分の犬が、何をしている時に一番リラックスしていて楽しそうかを、よく観察してみていただきたい。


興奮しているのを楽しいと勘違いすることが多いが、そうではなくて、落ち着いていながら目が輝いている様子をキャッチしよう。


ちょっと楽しいことがある生活で、わんこを笑顔にしたい。


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迷惑をかけられても好きでいる

昨日、ネコの小麦ちゃん(茶トラ♂10歳)冷蔵庫を開けて出したネコエサを、文字通りたらふく食べたルル(ヨーキー♀8歳)。


本当にはちきれんばかりのお腹をしており、夜もなかなか寝なかったので、深夜に苦しみだしたらどうしようかとちょっと心配したが、わたしがベッドに入ると普通によく寝ていた。


いつもは朝4時にネコたちとルルが「ご飯くれ〜」と騒ぎ出すのだが、食べ放題の参加者は誰も起きず。


朝食はほんの一口にしておいた。


ルルはいつも通りのウンチをしたので、まだ食べたものの大部分はお腹に残っているのだろう。


お腹はほんの気持ち小さくなった程度で、まだパンパンしている。


散歩でたくさん歩いてくれればいいのだが、今日は小雨が降っていて寒いので、「行かない」と言う。


明日も雨予報なので、月曜日に期待しよう。


今日はみんな室内でまったりしていた。


はっちゃん(秋田MIX♂10か月)はまだお子様なので、甘えん坊だ。


わたしが汚い床に腰を下ろすと、スリスリゴロゴロ甘えてくる。


そこでわき腹を掻いてあげたりしていると、コンちゃん(和犬MIX♂2歳)が「ボクも〜」とやってきた。


ようやく安心して甘える気になったようだ。


そっと手を出してじっとしていると、その手に体をこすり付けてくる。


表情もずいぶん明るくなってきたので、本当にうれしい。


はっちゃんは夕方散歩では興奮度が高く、人に会って喜んだついでに、興奮してリードを噛もうとする行動が出た。


そんなときには、なるべくリードをゆるめつつ、噛もうとしている部分を手でガードする。


興奮度が高すぎる子や、噛みつきがある子の場合はその手を噛まれるのでやらないほうがいいが、はっちゃんはわたしを噛むことはないので、それですぐにやめてくれる。


家に帰ってからも、庭でマルちゃんにしつこくプロレスをしかけたりして、気づいたらふたりともドロドロになっていた。



IMGP0314



マルちゃんの足は茶色いソックスを履いたようになっている。


泥がベッタリついているので、さすがに洗面器のお湯で軽く洗わせてもらった。


はっちゃんは黒っぽい柄なので、はっきりとはわからないが、マルちゃんと同じように遊んだのだから、当然同じように汚れているはずだ。


が、マルちゃんを拭いている間に、さっさと2階に上がっていったのでそのままだ。


はっちゃんはベッドの下の犬毛布の上で寝るからまぁいいが、マルちゃんは人間ベッドの上で寝る。


ちょっとぐらい拭いたところで、ベッドカバーの上は土だらけだ。


毎日ふるっているが、とても追いつかない。


コンちゃんはおとなしくしているので、ほとんど足は汚れない。


走り回ったりもしないが、昨日から夕方散歩に行くときに、門のところまで走っていくようになった。


体が重すぎてヨタヨタ歩いていたのだが、ダイエットして少し軽くなったので、走る気になってきたのだろう。


コンちゃんは犬の中で6か月齢まで育ったので、犬との社会化はばっちりだ。


その反面人にはちょっと警戒する。


だが、とても安定しているので、デリケートに接しさえすれば、とても飼いやすい子だ。


ルルとコンちゃんだけだったら、うちは非常に平和である。


はっちゃんはもともとイラッとしやすく気性が荒い子なので、里親探しが大変そうだ。


わたしが育てたので女性は大好きだが、男性は警戒する。


いたずら大好きで、今日も庭のフキの葉っぱをむしってみたり、道に面したお宅の地面を掘ろうとしたり、工事現場のロープを持って行こうとしたりしていた。


わたしはそういうところがとてもかわいいと思うのだが、いちいち叱りたくなってしまう人にはストレスの種だろう。


叱らなくても、イラッとするだけでも犬には伝わってしまう。


犬にはウソやごまかしは通じないのだ。


偽りなく心から動物好きな人というのは、それほど多くない。


それを見極めるのは、わたしにはなかなか難しい。


以前に紹介したマリー・ホール・エッツの絵本に、『ペニーさん』という作品がある。


働かないぐうたらな家畜たちの食い扶持を稼ぐために自分はあくせく働きながら、かれらをとても大事にしている老人の話だ。


家畜たちは事件を起こしてペニーさんに迷惑をかけたお詫びに、夜中こっそり働くようになるのだが、そのことを知ったあとでも、ペニーさんは同じように動物たちを大事にして仲良く暮らしている。


役に立っても立たなくても、自分に迷惑をかけても、ずっと同じように愛し続けることができる人だと、動物も幸せになれるだろう。


夢物語かもしれないが、コンちゃんとはっちゃんはそんな人に託したいと思うのである。


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おやつがないとイライラする

午後から雲行きが怪しくなってきた。


こういう日は犬たちはソワソワして落ち着かない。


マルちゃん(大型犬MIX♂4歳)は、久しぶりに獲物を追ってやぶに突っ込み、もう少しで転ばされるところだった。


他の犬たちと明らかに違うのは、獲物を見つけるのと突進するのが同時なところだ。


はっちゃん(秋田MIX♂10か月)やコンちゃん(和犬MIX♂2歳)は、見つけたのち狙いを定めて、それから追いかけようとする。


なので、見つけた時点で気を引けば、簡単に回避できるのだ。


だがマルちゃんは、この狙いを定める時間がゼロだ。


獲物がいると気づいた瞬間に走り出してしまうので、その状態で待ったをかけなければならないからかなり厳しい。


鳩や鳥などは追いかけなくなったが、見慣れない生き物や突然目の前を爆走していく猫などは、まだ追いかけることがある。


それも低気圧が近づいているとき限定だ。


そういうときは、問題行動を抱えている犬の状態が一時的に悪化しやすい。


最近はよかったのだが、保護犬2頭がきてストレスがかかったら、少し戻ってしまったようだ。


天気とは関係ないが、目が見えないネコの小麦ちゃん(茶白♂10歳)、最近冷蔵庫のドアを開けることを覚えてしまった。

 
何度か開いていたことがあったので、閉め忘れだろうと思ってしっかり閉めて、そのまま買い物に出かけた。


帰ってみると、床にネコのドライフードが少しだけ散らばっている。


その上を、ルル(ヨーキー♀8歳)や猫たちが忙しく動き回って掃除しているのだ。


封を切って間もない腎不全用の処方食の袋が、ほとんど空になって落ちている。


カロリーが高いので、おいしかったようだった。


首謀者は小麦ちゃんだが、張り合って食べるのはルルである。


そこでどのくらい食べたかチェックしようとして抱き上げてみてびっくり。


割れる直前の風船のように、パツンパツンのお腹をしていた。


あまりにすごかったのでお隣さんにみせると、ルルが変な顔をしているという。


苦しすぎてうつろな目をしていたのだった。


どんなものでも、なんでも食べる子だが、そこまで食べなくてもと思う。


小麦ちゃんも何度も水を飲んでいたので、そうとう食べたのだろう。


ネコエサの置き場を変えて、冷蔵庫が開かないようにアマゾンでドアストッパーを注文した。


ルルは恐ろしいほどたくさん食べても下痢しない。


マルちゃんは、ちょっと食べすぎると下痢するのに。


はっちゃんとコンちゃんは、手作り食ですっかり快腸になった。


今夜で食べきってしまったので、また作らないといけない。


はっちゃんは今日は少し興奮度が高かった。


よその敷地に入ってしまったので、見とがめられると思い、舌打ち合図で気を引こうとした。


まだ赤ちゃんのころに教えておいたので、覚えてくれているかもしれないと思ったのだ。


すぐに気づいて来てくれたのだが、「おやつちょうだい」の顔で見上げてくる。


わたしはおやつなしで教えたので、これは大阪で教えられたことだった。


そこで横を向いて知らん顔したら、いきなりリードを噛み始めた。


舌打ち、おやつ、リード噛みが、セットで関連付けされているのだ。


こういうときは、舌打ち合図は封印する。


それから、何かしたらおやつちょうだいという状態になっているということなので、当然おやつも封印。


わたしはしばらく前からご褒美のおやつは一切使わないようにしているので、そもそも持っていない。


そのうえで、急いできてほしいときでも、ゆっくりリードを固定して、ボディランゲージで「こっち行こうよ」と語りかけ、来てくれるのを待つようにする。


多少時間はかかるがそれでも5秒くらいだ。


ご褒美におやつを使うとすぐにジャンキーになってしまうし、おやつに気を取られて実際には学んでいないということもよくある。


それに、おやつがないとイライラしたり、がっかりしたりする。


とても面倒くさいことになるので、最初からおやつなしで教えたほうがいい。


なので、はっちゃんにもそうやって教えてきたのだったが…。


だが、これを直すのはそんなに難しくない。


気を引きたいときに舌打ちではなく言葉かけなどにして、何かしたあとにおやつを出すというのをやらなければいいだけなのだ。


犬が「おやつちょうだい」の顔をしても、「ごめんね、ないよ」と謝って許してもらおう。


本当に持ってないときには、犬もあきらめてくれる。


はっちゃんのようにイライラしても、もうおやつが出ない(ルールが変わった)ということはすぐに学んでくれる。


もしあまりにイライラしていたら、2回に1回はおやつを出して、あとは徐々に減らしていくようにする。


少しずつ少なくしていって、最終的にゼロにするところを目指す。


命令してご褒美をあげるというやり方ではなく、犬と話し合って一緒に行動するというやり方を、PONOPONOでは採用している。


飼い主の側に命令グセがついていると切り替えが難しいが、犬はよろこんで新方式を受け入れてくれる。


命令するのではなく、提案するのだ。


提案なのだから、拒否する自由も当然ある。


だが、「いいんだよ」と言っても、犬はほとんどNOとは言わない。


だからこそ、犬の意向を聞いてあげるようにしたい。


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よくなった点を見よう

オドオド犬に逆戻りしてしまった保護犬コンちゃん(和犬MIX♂2歳)、いままではわたしの部屋の外で遠慮がちに横になっていたのだが、昨夜ようやく部屋の中で寝てくれた。


コンちゃんもはっちゃん(秋田MIX♂10か月)も、来たときは頻尿気味だったが、それも完全になおったようだ。


夜は日暮れとともに家に入り、はっちゃんはそのまま2階に直行して、ベッドの下で即寝する。


コンちゃんは1階でわたしが仕事をしているそばで寝はじめる。


みんな朝4時のごはんの時間までトイレには行かずに寝続ける。


行きたくなったら吠えたりして知らせてくれるのだが、誰も行きたがらない。


今日などは楽しい一日を過ごしてみんな疲れているから、よく寝てくれるだろう。


というのも、粘土質の庭の水はけを良くするために敷くスコリア(火山噴出物)を、研修生Rさんとその叔父さんが持ってきてくれて作業をしたからだ。


庭の作業は、保護犬たちのストレスにならないかと研修生Rさんは心配しており、わたしも何をやっているかを見せたらすぐに室内に入れようと思っていたのだが、思わぬ展開になった。


スコリアはダンプに積んできたので、マルちゃん(大型犬MX♂4歳)もはっちゃんも最初は警戒しまくりで、ウォフウォフ言っていた。


が、中からRさんが出てきたら、「なんだ〜、Rさんだったの〜」とばかりに、大喜びで甘える。


はっちゃんはうれしくて飛びついていた。


ダンプからスコリアをおろし、スコップでならしたりしていると、よろこんでその上を歩き回る。


庭が斜面になっているので、雨などで流れてしまわないように、庭の竹を切って土止めにしたのだが、のこぎりをくわえてみたり、穴を掘ってみたり、竹の切れ端をおもちゃにしたりと、楽しくてしょうがない。



IMGP0306



マルちゃんはすぐにめぼしいものをくわえて、宝物置き場に持って行ってしまうが、マル兄のおもちゃがほしくてたまらないはっちゃんは、こんな風について行って「ちょうだい」と言う。


パピーのころはよくこうやっていたのだが、再保護してすぐのときには、ギャウギャウ言って横取りしたり、のしかかったりなどして、すっかりネゴシエーションを忘れてしまっていた。


いままた昔のように平和に遊んでくれるようになって、とてもうれしい。


コンちゃんも今日は楽しそうで、遊びには加わらないのだが、日向で横倒しになって爆睡していた。


夕方はちょっと庭を走ったりして、これまた昔のコンちゃんに戻ったようだった。



IMGP0309



買ってきたまま放置していた芝も植えてもらったのだが、植えるはしからはっちゃんがほじくりかえす。


人が穴を掘っていると自分も掘りたくなるらしく、せっせと掘ってくれるのだ。


わたしが花に水やりをしていると、自分も参加してくれるのはいいが、今朝はせっかく咲いたラナンキュラスの花びらをパクッとむしってくれた。



IMGP0305



まだ花は残っているので、まぁいいやと思っていたら、夕方、芝の上でなにやらかじっている。


ふと見ると、ラナンキュラスの首から上がなくなっていた。


はっちゃん…。


犬もきれいなものが好きなのかもしれない。


庭ではいたずらするが、室内では留守番(といっても1時間程度だが)させても全く何も破壊しないので、とても助かっている。


大阪ではソファーに大きな穴をあけていたというのでちょっと心配していたのだが、なにも壊したりしない。


こういうひどい破壊は、子犬であってもストレス行動であることが多い。


はっちゃんはもともと室内ではよく寝る子だった。


そうしてもらうために、チャリに乗せて河原に連れて行き、最低でも朝夕1時間ずつは好きなように遊ばせていた。


いまは庭で好きなだけ遊べるし、楽しい散歩道もいくらでもあるので、満足しているのではないかと思う。


午後7時を過ぎたら室内はシーンと静まり返り、わたしのパソコンのキーボードの音だけがカタカタいっている。


よく遊びよく寝るのが一番だ。


ところで、昨日から手作り食に切り替えたのだが、今朝、はっちゃんの便の状態が一気によくなった。


やっぱりフードが合わなかったのだ。


コンちゃんは何でも大丈夫なようだが、いちばんおとなしくて走り回ったりしないので、なかなか痩せなそうだ。


ダイエットにはかさが多くておいしい手作り食のほうがいいので、続けていこうと思う。


少しくびれが出てきたので、痩せ始めているようだ。


はっちゃんも背中の上が平らになるほど太っていたが、平地の面積が少し小さくなったようだ。


どんどんいい方向に動いて行っているので、非常にうれしい。


だが、一般的に言って、リハビリは一直線によくなっていくものではない。


よくなったかと思って喜んでいると、また少し後退してがっかりする。


そうやって行ったり来たりを繰り返しながら、少しずつよくなっていくので、あまり一喜一憂しないようにしよう。


わたしはなるべく進歩の側面を見るようにしている。


見つけようと思えば、どこかよくなったところが見つかるはずだ。


ちょっと後退したところもあるけど、この点は改善したというふうに思えば、またがんばろうという気にもなる。


何度も書いているが、あきらめずに続けることが肝心なので、とにかく歩みを止めないようにしよう。


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雨の日の足拭き

今朝ははっちゃん(秋田MIX♂10ヶ月)、受難だった。


マルちゃん(大型MIX♂4歳)の散歩が終わるのを、ウズウズしながら待っていて、さあ行こうと思ったら、隣のポチと門のところで鉢合わせした。


ポチが通り過ぎたあとに出発したのだが、私道の坂道を登りきってすぐに引き返したポチとまた遭遇。


ガウガウ飛びかかりそうになった。


そんな興奮状態で散歩を開始したのだが、すぐにまったり散歩を楽しみだした。


よしよしと思っていると、小雨にもかかわらず、山道をキックボードでガラガラ音を立てながら子供が降りてきて、大パニックに。


37キロの体重で力いっぱい引くのだからたまらない。


遠くから子供に「ごめんね〜、ちょっと待ってて〜」と言いながらなんとか安全な場所まで逃げた。


まったり歩けるようになったのだが、そんなことがあると当然引きは強くなるので、里親さん選びは慎重にしないといけない。


またしても興奮してしまったので、さらにのんびりブラブラ歩きながら落ち着かせる。


だが、そのあとに道の真ん中で下痢してしまった。


はっちゃんはうちを出てからずっと軟便だったそうで、ちょっとしたことで下痢に移行しやすい。


今のフードも合っていないようなので、手作り食にすることにした。


コンちゃん(和犬MIX♂2歳)もはっちゃんも、はじめにうちで保護したときは手作り食だった。


お腹の調子もよく、ちょうどいい体型だったので、また手作りに戻してみることにした。


当時はまぐろの血合いをよく使っていたのだが、こちらでは見かけない。


だが今日、近所のスーパーに行ったら、精肉コーナーに「愛犬用」と書いた肉のパックがあったのでそれを買ってみた。


畜産動物は使いたくないのだが、いまは目をつぶろう。


ご飯、かぼちゃ、肉、豆腐、ヨーグルトに、サプリメント代わりに市販のドライを混ぜて、わんこごはんを大量に作った。


たくさん作っても、大型犬が3頭もいたら2日も持たなそうだ。


みんな喜んで食べていたが、うちの粗末なご飯を食べてくれるのは、うちにいる犬だけである。


ルル(ヨーキー♀8歳)は、何でも喜んでガツガツ食べるし、何を食べても下痢しない。


極小なのに犬らしい。


はっちゃんは、もちろんまだまだ太っているが、横から見たら少しお腹のあたりがへこんだ気がする。


大量のドライフードを食べさせられていたようなので、これで少し痩せるだろう。


コンちゃんはあまり動かないのであまり変化は見られないが、摂取カロリーが減れば体重も減る。


ちょっと脚を引きずっているので、なるべく早く体重を減らしたい。


そのコンちゃんは、今日はご機嫌だった。


散歩のたびに通っている家のお気に入りの柴犬に、やっと会えたからだ。


うれしくてプレイバウし、飛び跳ねていたが、しら〜っとした顔をされていた。


それでもニコニコしながら歩いていた。


コンちゃんにとって楽しいことが少しでもあればと思う。


今日は雨で庭がドロドロだったので、室内と庭を頻繁に出入りされたら部屋がすごいことになる。


さすがにマルちゃんの足は軽く拭かせてもらっているが、保護犬たちはデリケートな状態なので、基本的に拭かない。


だがうちに来て1週間以上経ち、犬たちも落ち着いてきたので、今日はチャレンジしてみた。


コンちゃんは固まって我慢していたので、軽く撫でる程度にしておいた。


はっちゃんは、ちょっと足に触ると嫌がって逃げていく。


わたしは捕まえておかずに、嫌だったら逃げられるようにしておく。


そうすると、無理に拭くという事態に陥らずに済むからだ。


ちょっと触って、犬が逃げて行ったら終了。


マルちゃんは最初はすごく嫌がっていたが、いまでは肉球のあいだを拭けるようになった。


スモールステップで少しずつやると、嫌いにさせなくてすむ。


それも毎日ではなく、雨の日限定だ。


嫌なことはなるべくしないのが基本である。


はっちゃんは、おそらく無理に拭かれていたのだと思う。


すでに足拭きが嫌いになっている。


なので、今日は雑巾で触るだけで終了。


ここでおやつを使って無理に拭いたりすると、おやつがあればできるが、ないとできないということになり安いので要注意だ。


室内の泥は掃除すればいいし、犬と暮らすのであれば、掃除しやすい素材の床にしておきたい。


もちろんうちもそうしているが、泥対策として粘土質の土の上にスコリアを敷いて、水はけをよくする予定だ。


舗装道路を歩くだけの犬だったら、わたしは足拭きはしない。


犬にとってなるべく快適な暮らしを実現してあげたいものである。


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自分の気持ちを意識する

今朝、寒くて目が覚めた。


お隣さんの温度計では、屋外の気温は3度だったそうだ。


寒いはずである。


4時に朝ごはんを食べさせた後、みんなを庭に出してトイレタイムにするのだが、みんなそれぞれ草をかじってみたり、あちこち歩いてみたりするので、寒い中しばらく待っていないといけない。


そのあとまた数時間寝てから散歩に出かける。


雨の日の翌日に晴れた日には、みんな気分がいいのかよく歩いてくれる。


4頭の散歩が終わったのは11時で、朝食を食べるのが昼になってしまった。


保護犬コンちゃん(和犬MIX♂2歳)は、あちこち寄り道をしながらとてもよく歩くようになった。



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「こっちに行こうよ、あっちに行こうよ」と誘ってくる。


「もう帰らない?」と聞いても、「まだ」と答える。


やっと自己主張するようになってくれた。


わたしがリンゴを食べていると、ルル(ヨーキー♀8歳)とはっちゃん(秋田MIX♂10ヶ月)が「ちょうだい」と寄って来るのだが、やっとコンちゃんも来てくれるようになった。


他方のはっちゃんは、散歩に行けるだけでニコニコである。



IMGP0299



これは散歩途中にまったりにおい嗅ぎしているところを撮ったのだが、穏やかで自然な笑顔になっている。


興奮しているときはもっと口元が緊張しているが、この写真からはリラックス感がうかがえる。


ストレスレベルは下がってきたが、まだコンちゃんに絡んでは嫌がられている。


コンちゃんは、はっちゃんがいるときには室内に入りたがらないので、はっちゃんを外に出しておいてから入れる。


同様に、はっちゃんが庭にいると、散歩帰りに門を入りたがらないので、室内に入れてから門を開ける。


マルちゃん(大型犬MIX♂4歳)は、わたしがいればおとなしくしているのだが、目を離したすきにコンちゃんにガウることがあるので、よく見ていないといけない。


おとなしくていい子が、いちばん割を食っている。


それでも、コンちゃんが元気になってきたのはうれしい。


コンちゃん、少し脚を引きずって歩いているので、レントゲン検査に連れて行く予定だ。


小さなイザコザはあるが、基本的におだやかな時間が流れていくようになったので、わたしも一段落だ。


はっちゃんがもう少し穏やかになってくれれば言うことなしだ。


一日中散歩している状態だが、それぞれルートが違うので飽きない。


のんびりした所なので歩くだけで気分がいいし、散歩しているお年寄りも多い。


みなさん庭に花を植えていて、いまちょうどそれらが一斉に咲き始めたので、楽しみながら歩いている。


やらなければならないと考えると苦痛だが、一日ブラブラしていられると思えば気楽な生活だ。


人も犬も少なく、また景色もいいので、自分自身がリラックスして歩ける。


飼い主の精神状態はしっかり犬に伝わるので、飼い主がリラックスしていれば犬もリラックスする。


逆に飼い主が緊張していたり、義務感が漂っていたり、いい子にさせなければなどと気負っていると、犬ものんびりできなくなる。


自分の気持ちを切り替えるというのはとても難しいが、わたしは自分にちょっとストレスがかかっている時などには、あえて小さな声で鼻歌を歌ったりして楽しい気分になるように工夫している。


そのせいかどうかはわからないが、はっちゃんのほかの犬に対する反応は、少しずつ改善されてきた。


ヤギのユキちゃんのことも、見ないふりして通り過ぎるようになった。


穏やかで楽しい散歩をするというのが、犬育てで最も大切なことである。


この基本を大事にしたい。


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外飼いはいけない?

今にも降り出しそうな天気だったが、みんなの散歩が終わるまでは持ちこたえた。


小雨がパラパラしてきたので、庭に出している犬たちを室内に入れたが、保護犬はっちゃん(秋田MIX♂10か月)は不満そうで、猫の爪とぎをおもちゃにしはじめた。


そこでまた外に出し、気が済むまでひとり遊びをさせていると、雨足が強くなる前にちゃんとドアをトントンとノックして、戻ってきた。


家の中よりも外のほうがずっと気持ちがいい。


風がいろんな音やにおいを運んでくるし、なによりも開放的だ。


庭で自由にひとり遊びできれば、室内で走り回ったり、家具をかじったりなどさせなくてすむ。


ヨーロッパのブリーダーは、広い庭がない人には大型犬は譲渡しないことがあると聞いた。


他方、日本の動物愛護団体には、犬を庭に出す人には譲渡しないところがあると聞いた。


ずいぶんな違いである。


これは、動物には自由が必要であるということが理解されていないと、妙なルールを作ってしまう。


昔多かった外につなぎっぱなしの飼い方(外飼い)は犬によくないが、室内に閉じ込め飼いも決してよくはないのである。


うちにもし庭がなかったら、はっちゃんを保護できなかったと思う。


庭に放していると、マルちゃん(大型MIX♂4歳)が伝授した穴掘りをして寝床を作ったり、おもちゃをくわえて放り投げたりなどして遊んだり、ごろんと寝そべったりなどしている。


室内ではまったくいたずらなどせずに、ただ寝るだけだ。


庭につなぐのではなくて、ちゃんと塀を作って、その中で自由にさせてあげよう。


人間も犬もお互いが見える場所にいよう(犬を隔離しない)。


人や車に吠える場合はストレスになるので、目隠しをしてあげるといい。


それでも吠える場合は飼い主がそばについていて、「大丈夫だよ」と安心させてあげる。


ストレス度が高い場合は、静かな時間帯に少し出してあげる程度からはじめよう。


庭がない場合はベランダという手もある。


その場合は近隣住民に迷惑をかけないように気を付けたい。


さて、わんこたち、雨が降っている間はみんな室内でよく寝ていてくれたので、シーンとしていた。


買い物から戻ったら4時近くなっていて、みんな待ちかねて興奮気味だった。


散歩前の外出は避けたいのだが、どうしてもこうなってしまうときもある。


マルちゃんから散歩に行こうとすると、はっちゃん、イライラして庭に放っておいたワイヤーリードをガルガル言いながら噛んで振り回している。


これを見ただけで噛みつくので、かなり悪い関連付けをしているようだ。


マルちゃんの次がはっちゃんだが、待たせてしまったために興奮していたので、ハーネスを着けようとすると、またしてもハーネスを噛もうとする。


すでに待たせてしまっているので、これ以上待たせるとよけいにストレスがかかりそうだ。


はっちゃんに使っているフリースラインドハーネスは、頭を入れる部分が小さいので、それが嫌なのかもしれないと思い、マルちゃんのイージードッグコンバートハーネスを着けてみたら、まったく噛まずにスムーズに着けさせてくれた。


ここでマルちゃんが、フリースラインドをちょっと嫌がっていたことを思い出した。


こんなこともあるので、ハーネスの形状を変えるという選択肢を覚えておこう。


はっちゃんは、時々原っぱに寄り道しようとしながら舗装道路を歩くのが好きだ。


のんびりブラブラ歩き、比較的早く帰ってくる。


鳥や猫なども追いかけようとしない。


それに比べると、マルちゃんのハンターぶりはすごい。


完全に狩りをするタイプの犬で、バババッと追ってしとめる。


今日は危うく鳥を捕まえるところだった。


リードを固定したためにわずかなところで届かなかったが、鳥獣保護区で猟をするところだった。


コンちゃん(和犬MIX♂2歳)は、そんなことはしない。


散歩途中に、子猫が4匹住み着いている家があるのだが、その子たちをのんびり観察している。


まったりしていて愛嬌があり、おとなしくてひかえめで、犬にも人にも友好的ないい子だ。


昨日から、いろんな道を探索して、長い散歩を楽しんでいる。


少しずつ顔が明るくなってきた。


はっちゃんに乱暴されないように、引き離しておいてあげていたら、ずいぶんリラックスしてきた。


この子たちの交通整理の要領がわかってきたので、うまく回り出してきた。


今一番ストレスがかかっているのはマルちゃんだ。


はっちゃんの遊び相手をしては自爆している。


なので、なるべく室内に入れておくようにしている。


ダイエットすべきひとたちは見た目全然変わらず、マルちゃんだけが痩せていく。


せっかく少し太ってハーネスを大きくしたのにまたブカブカになった。


それをはっちゃんがパツンパツンで着けるのだ。


早くはっちゃんにハーネスを買ってあげよう。


はっちゃんは、ご飯を食べているときにルル(ヨーキー♀8歳)やマルちゃんがそばを通ると、ギャウギャウ言って追い払う。


ルルが食べものを見て興奮してパタパタ歩き回るのもだめだ。


ケガを負わせかねない勢いなので、ふたりを引き離しておかないといけない。


りんごくらいなら一緒に食べられるので、そのあたりから慣らしている。


多頭飼育でみんなが平和に暮らせるようにするには、飼い主が常に多大な努力をしないといけない。


1家族せめて2頭くらいまでが限度だと思う。


安易に家族を増やさないようにしたいものだ。


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「らしさ」が戻る

コンちゃん(和犬MIX♂2歳)とはっちゃん(秋田MIX♂10か月)を保護して1週間。


うちで保護した犬たちに共通する法則は、3日で人間も耐え難いほどのストレス行動がなくなり、1週間で日常的な暮らしが戻ってくるというものだ。


今回もこの法則通りの展開である。


ストレスがかかって些細な物音に吠えるようになっていたうちのマルちゃん(大型犬MIX♂4歳)は、きのうからまたいつも通り宅配や郵便屋を吠えて知らせてくれるだけになった。


はっちゃんとマルちゃんの追いかけっこは、ギャウギャウ言ったり吠えたりしない程度になり、わたしが割って入ろうとする前にやめるようになってきた。


大興奮する前に引き離すことができるようになった。


運動量が増えたマルちゃんはまた痩せてしまったが、はっちゃんは太りすぎているので、見た目そんなに変わらない。


だが、真っ平な背中の面積が、少しだけ小さくなったように思う。


摂取カロリーが減り、消費カロリーが増えているので、確実に痩せているはずだ。


今朝お隣さんに、「はっちゃん、きれいになったね〜、お布団に汚れをなすりつけちゃったの?」と言われた。


見てみると、たしかに毛づやがよくなっている。


ゴワゴワだった手触りも、ふわっふわになっていた。


一時は写真でもはっきりわかるほどバサバサだったコンちゃんの被毛も、ずいぶんきれいになった。


体の臭いもなくなっている。


ストレスマネジメントを始めて1週間でこういう変化が見られる。


今日はコンちゃんが自分からわたしに甘えてきた。


やっとそんな気になったのだ。


そのあとに散歩に行ったのだが、自分で行きたい道を選びながら、ゆっくりゆっくり楽しそうに歩き、あちこち探索を楽しんでいた。


そんな余裕ができたということである。


午後初めて会うお客さんにも、自分からちょっと甘えてみたりして、やっといつものコンちゃんが戻ってきた感じだ。


犬たちみんなを庭に出していると、コンちゃんがいじめられてしまうので、マルちゃんとはっちゃんを部屋に入れるようにしたら、コンちゃん、ウッドデッキの下で爆睡していた。


ようやくゆっくり寝られるようになったと言わんばかりである。



IMGP0296



写真を撮ろうとしたら、警戒して起きてしまった。


まだまだ心安らかにはならないが、少しずつほぐれて行っているのがわかるのがちょっとうれしい。


はっちゃんの後追い行動はほぼなくなり、わたしやほかの犬たちが散歩に出たときの吠えやクンクン鳴きもなくなった。


ひとりずつの散歩の順番を、静かに待てるようになったのだ。


マルちゃんだけ、まだ「オーン」と小さな声で1回だけ鳴くのが残っているが、ウォンウォン吠えていたのがなくなったのでほぼ平常にもどったと言える。


付きまとわなくなったはっちゃんは、夕方遅くまで庭でひとり遊びをしていたが、これがもともとのはっちゃんの行動だった。


他の犬の散歩についてこようとする行動もかなりマシになっている。


ハーネスを着けようとするときに、興奮してハーネスをかじろうとするので、そうしている間は着けるのをやめてじっと立ってて、おとなしくなったら着けるというのを根気よく続けている。


まだ散歩前の興奮が残っているが、こういうのは時間の問題だ。


ともあれ、またうちに平和が戻ってきたのは喜ばしいことである。


ここから先の変化はゆっくりなので、淡々と続けよう。


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同居動物と仲が悪い

仕事をしているうちに寝るのが1時になった。


だが、2時半に目が覚めると、保護犬たちがトイレに行くと言う。


待たせると、今度は4時にルル(ヨーキー♀8歳)と猫たちが朝ごはんをくれと猛アピールする。


ルルはわたしの顔を掘り、体の上を行き来するし、猫たちは力いっぱい鳴く。


うるさいので寝ぼけながらルルをベッドから降ろそうとしたら、クッションから外れたところに落としてしまった。


疲れすぎると、意図せずして犬にやさしくないことをしてしまう。


朝食後はみんな安心してゆっくり寝るのだが、わたしは6時過ぎには起きなくてはならない。


いっそのこと朝が来ないでほしいと思う。


昨日の夕方、大興奮してガン引きしていたはっちゃん(秋田MIX♂10か月)は、今朝の散歩で下痢をしていた。


だがコンちゃん(和犬MIX♂2歳)は庭でいいウンチをしていた。


いままではっちゃんにいじめられ放題だったのが、必ずわたしが介入して阻止するようにしているので、ずいぶんマシになったと思う。


だが、マルちゃん(大型犬MIX♂4歳)が、興奮状態になってしまった時にコンちゃんにガウるので、また新たな脅威ができてしまった。


もちろんすぐにわたしが介入するし、マルちゃんは基本的に聞き分けがいいのですぐにやめてくれる。


ふたりが来た日からずっとこれを地道に続けていたら、ようやく少しずついじめ行動が少なくなってきた。


おとなしくて犬マナーがいいコンちゃんが、乱暴者の犠牲になってしまうのは本当にかわいそうだ。


なので、部屋で目が合った時に、「ごめんね、コンちゃん」と言って、申し訳なさそうな顔でまばたきをしたら、さびしそうな顔でまばたきを返してくれた。


ちょっとぐっと来てしまった。


ストレス状態のマルちゃんは、朝から工事の音に吠え始めたので、9時半に母を迎えに行った後にずっと2階でひとり静かにすごしてもらった。


すると、今日はずいぶん落ちついた。


はっちゃんは、わたしが母に手伝ってもらって仕事をしている間、1階で猫やルルとずっと爆睡していたので、非常に平和だった。


多頭飼育で、みんなで興奮状態になったり、小競り合いが勃発するときは、それぞれ別の場所で落ち着いて過ごさせると、関係をリセットできる。


今日はそうやってみんなおとなしく過ごしたので、夕方散歩でコンちゃんもはっちゃんもまったり歩くことができた。


コンちゃんは隣のポチと一緒に散歩に行ってご機嫌だったし、はっちゃんは他の犬に警戒はしていたが、十分な距離をとっていたらスルーできた。


はっちゃんの犬慣れのやり直しは、けっこう時間がかかりそうだ。


はっちゃんは人にもちょっと警戒する。


母とわたしが歩いてくると、ウォフウォフ言っていたが、門を入ってきた母のにおいを嗅ぐと、どうやら思い出したらしい。


コンちゃんもそのようだった。


うちで預かっていたときに何度も会っていたのである。


母は動物嫌いなのに、「はっちゃん、大きくなりすぎたね〜」と言いながら撫でたり、コンちゃんに「あんた、どうしてたの」などと声をかける。


そして犬を連れているときに他の人に会うと、「この子は○○なんですよ」などと説明し、引っ張り犬の飼い主には、「ハーネスと長いリードにして毎日散歩に行ったらよくなるわよ」などとにわかトレーナーになる。


わたしが用事で隣の家に行って帰ってみると、2階にいたはずのマルちゃんが外に出ている。


どうしたのか聞いてみると、ピーピー鳴くのでかわいそうだから庭に出したと。


ピーピー鳴くのを聞くとかわいそうになるというのは、とても自然な反応だ。


そういうところは「お母さん」ならではなのかとも思うが、わからない人もいるので、何とも言えない。


マルちゃんは、保護犬たちが来てからわたしがいなくなると吠えるようになった。


今日は吠えずにピーピー鳴きでおさまっているので、ちょっと改善しつつあるのかもしれない。


コンちゃんとはっちゃんは今日も遠吠えしなかった。


こっちは確実に改善している。


コンちゃんとはっちゃんが喧嘩しながもベッタリになっていたようだったが、それも大幅になおってきた。


どういう場合はとくに、1頭ずつの散歩が不可欠である。


いままではほとんど一緒に行っていたようだが、それでは各自の行動ニーズが満たせないだけでなく、お互いに依存的になってしまう。


ひとりでいる時間も大事なのだ。


それは追いかけまわしたり、ガウったりする関係になった場合も同様だ。


別々に過ごす時間を大幅に増やして、ラフな行動をしたらすぐに介入する。


そうやってそれぞれが安心して平和に過ごせるようにしてあげていると、動物同士の関係もうまく行くようになっていく。


ぜひ心がけていただきたい。


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激しい遊びに介入する

わんこたちを保護して5日目。


朝食後二度寝してから起きだして、みんなで庭でくつろく。


今日は追いかけっこやプロレスにはならずに、みんなでおとなしく平和に過ごしていた。


だんだん落ち着いてきたようだ。


はっちゃん(秋田MIX♂10ヶ月)とは山に散歩に行ったが、落ち着いてかつ楽しく歩いた。


無邪気な笑顔をご覧いただきたい。







満足して山の入り口まで戻ってきたとき、犬の吠え声が聞こえてきた。


耳を澄ますとマルちゃん(大型犬MIX♂4歳)とコンちゃん(和犬MIX♂2歳)の声である。


しかもずっと吠えているので、緊急事態だ。


はっちゃんが急に早足になり、わたしも大慌てで崖を転がるように降りて帰宅してみると、門の前にプロパンガスのトラックが止まっていた。


これでは吠えるはずである。


隣のおばさんが気を利かせてマルちゃんを部屋に入れてくれたところで、コンちゃんは庭の隅で引きつった顔をしていた。


急いではっちゃんを部屋に入れ、コンちゃんを散歩に連れ出して、ガスボンベ交換作業をしてもらった。


こんなハプニングがあるとあとが大変だ。


コンちゃんはまったり歩いていたが、帰ってきたらはっちゃんの興奮度が上がって、マルちゃんはやたら物音に吠えていた。


マルちゃんとはっちゃんはプロレスごっこになるし、おとなしいコンちゃんは、いつもはっちゃんにのしかかられてかわいそうだ。



IMGP0291



←まだまだ緊張した顔のコンちゃん。


そういうときは、いちいち間に割って入る。


手をパンパンと叩いて、ハッとしたすきに割って入るとうまく引き離すことができる。


興奮して乱暴狼藉をはたらいているのははっちゃんなので、手のひらを見せながら制止する。


パピーの頃にわたしがよくやっていたのだが、覚えているようでちゃんとやめてくれる。


なので、介入すればエスカレートせずにすむ。


ちょうど研修生が来ていたので、いい練習になった。


気を取り直して夕方散歩に行くと、また運の悪いことに、不用品買取の賑やかなトラックが来ていて、マルちゃんは初めて見る車にビビリ、はっちゃんはさらに興奮度が上がった。


そのあとの散歩は、もう大変である。


はっちゃんは、セミナー終了後のようなガン引きになってしまい、いくら止めても一向にスローダウンしない。


わたしは指の関節炎がすっかり悪化していたので、研修生にリードを持ってもらった。


大型引っ張り犬のハンドリングはめったにできないので、研修生にはいい練習になったが、はっちゃんがすっかり問題行動犬になってしまったのは悲しい。


マルちゃんにも多大なストレスがかかってしまい、夕方ルルの散歩に行っているあいだ、ずっと吠えていたのだ。


わたしにもベタベタに甘えてくるし、研修生にも押し倒す勢いで体をもたせかける。


いままでにない行動である。


大型犬ばかりに気を取られていると、室内でルル(ヨーキー♀8歳)が猫の小麦ちゃんに吠えている。


いまうちは、ちょっと大変な事態になっている。


仕事もたまり放題なので、明日、母に手伝いに来てもらうことにした。


少し仕事が片付けばみんなでのんびりできるので、ストレスレベルが少しは低下するだろう。


がんばれ、わんこたち!


そしてがんばれ、わたし!


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