2013年05月

小さな「嫌だ!」を見逃してませんか

早朝から、みんな散歩に行く気満々で起きてきた。


保護犬はっちゃん(秋田MIX♂1歳)もいつもの調子に戻り、のんびり楽しく道路を散歩する。


ちょっと不安な時でも、興奮してイライラすることがなくなったので、非常に楽になった。


夕方散歩では、ご近所の女性に「かわいいね〜」と声をかけられたら、喜んでスリスリ甘えていた。


知らない人に興奮して飛びついたりすることはなく、控えめに甘えるところが人気だ。


マルちゃん(大型MIX♂4歳)の散歩に行く前に、葉っぱの上にいる虫に見入っていたら、だれかが前足でポン!と押した。


見ると、保護犬コンちゃん(和犬MIX♂2歳)が、ニコニコしながらそばにいた。


コンちゃんは不機嫌そうな顔をしていることが多く、よくむっとした顔をしていたが、ようやく笑顔が増えてきた。


今日のような状況でも、少し前だったら怒った顔をしていたところである。


だんだんわたしのことを信頼してくれるようになったと感じるのだが、それははっちゃんの襲撃からいつも必ず守ってあげていたからだと思う。


最初にコンちゃんを山梨から連れてきたときには、ちょっと人馴れしていないくらいで、明るくて活発ないい子だった。


そのときはわたしにもよくなついていたし、ベッドでみんな一緒に寝ていた。


だが再保護したときには人間のそばでは緊張するようになっており、それはわたしに対しても少しあった。


「以前は以前。で、いまはどうしてくれるの?」と言っているような感じだった。


そこで、常にコンちゃんの味方になって、嫌なことから守ってあげていた。


すると安心して少しずつ心を開いてくれるようになった。


それとともに笑顔が増えていったのだ。


トラウマ体験をした子や保護犬などは、少なからず不安を抱えて生きているので、とにかく安心して過ごせる環境を提供してあげたい。


人間的な発想で嫌なことを避けてあげるだけでなく、「その犬が嫌がること」を避けることが大切だ。


目の前を自転車が通るとか、そばに犬がいるとか、知らない人が寄ってくるとか、それぐらい大丈夫だろうと人間が思っても、その犬にとっては我慢の限界を超えるほど嫌だったりする。


まずはそれに気づいて、そして確実に避けてあげる、すなわち「対処できないほどの刺激にさらさない」ということが肝心だ。


それには、犬の様子をしっかり観察することである。


犬のことばであるカーミングシグナルについては、最近よく知られるようになってきた。


だが、ブログや本などを見ると、犬が嫌がって出しているシグナルを見逃しているケースが非常に多い。


動画はもちろん静止画像でも、犬の表情が読み取れないというご相談をよく受ける。


そしたら、レッスンを受けてくださった絵本作家のきむらみほさんが、「マールの犬語辞典」を作ったと連絡をくださった。


マールちゃんはきむらさんの愛犬で、うちのマルちゃんともセッションをした。


マールちゃんはとても表情豊かなのだが、それがイラストになるとさらにはっきりする。


とくに目がわかりやすくていい。


これはマールちゃんバージョンなので、自分のわんこと共通するものもあるし、そうでないのもあるかもしれない。


そんなつもりで観察してみよう。


基本的なシグナルがわかったら、さらにもっとわかりにくい、軽い動きにも注目してみよう。


少し前にルル(ヨーキー♀8歳)がわたしに赤ちゃん抱っこされてまどろんでいたとき、何度も会っていてよく慣れている人が、ちょっとお腹に触れてみたいといった。


わたしが軽く触ってみたらまったく無反応だったので、次にその人がほんの軽く触ろうとゆっくり手をのばしたら、ルルがお腹をほんの少し引っこめた。


リラックスした姿勢のままでまどろみながらも、注意して見ないとわからないくらいにわずかに引っこめるのである。


こういうのも「「嫌なこと」であり、人間は見落としやすい。


たとえ犬がじっとしていて、露骨に嫌そうにはしていなくても嫌なことはたくさんある。


ワシワシ触られるなどというのはもちろん、ブラッシングなども嫌なことが多い(好きな子もいるが)。


顔をほんの少し動かしたり、あるいは逆にじっと動かずにいたりするのは、「嫌だ」と言っているのである。


終わってから体をブルブルするのは、「あ〜、嫌だった」であり、ストレスがかかっていたことの表現である。


そういうシグナルも見逃さないようにしよう。


見逃していたかもという方も、ちゃんとわかってるよという方も、にほんブログ村のクリックで応援よろしくお願いします。
   ↓
にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村



十分な散歩になってるか不安

梅雨が本格化する前にと、せっせと庭仕事をしている。


だが朝4時起きで、しかもさんざん散歩した後なのですぐに疲れる。


昼前に少し休むと眠くなるのだ。


よく考えてみたら、散歩時間を早めたのに寝る時間はそのままなので、5時間睡眠が続いていたのだった。


眠いはずである。


そこで椅子に座ったまま少しウトウトして、また仕事に戻った。


マルちゃん(大型MIX♂4歳)と保護犬はっちゃんは、ガーデニング大好きなのでせっせと働いている。


ふと見ると、春に植えたユキヤナギの苗が、きれいに掘り出されて木の根元に移動しているではないか。


苗が破壊されていないところを見ると、マルちゃんのしわざだ。


はっちゃんだったらずたずたにする。


そのはっちゃんは、せっせと深い穴を掘っている。


わたしを見つけると、鼻と口のあたりを泥で茶色にして、ニコニコしながら寄ってきた。


そんな顔を見ると、思わず顔はほころんでしまう。


わたしが庭仕事をすると、犬たちも忙しく掘ったり埋めたりするので、やっぱり真似して遊んでいるのではないかと思ってしまう。


はっちゃんはわたしがすることを逐一観察して、わたしがいなくなったあとで再チェックする。


昨日庭で見つけて生き残っていたタケノコに植木鉢をかぶせておいたので、その様子をみようと犬たちが遊んでいる間にこっそり裏庭に行ってみた。


鉢を開けて無事を確認し、またかぶせて戻ろうとすると、反対側をまわってきたマルちゃんとはっちゃんが、あわてて立ち去る後姿が見えた。


壁の陰から覗いていたのだ。


まったく油断も隙もない。


このところ散歩に出ると不安そうにしていたはっちゃんは、昨日あたりから遠くまで行かずに近所で楽しむことにしたようだ。


門の外の敷地でクサイチゴをゆっくり探しながら食べ、寝そべって休み、近所の畑のあぜ道を歩いてウンチしてあら帰ってくる。


わざわざ車通りの多いところに行ってイライラしたり不安になったりするのではなく、自分でリラックスできる場所でまったりするという選択をしているのだ。


非常にいい傾向である。


歩く距離はとても短いが、ちゃんと満足した散歩になっている。


というのは、帰ってからも落ち着いていて他の子たちにガウることがないからだ。


犬に散歩場所を選ばせるとすぐに帰ろうとするとか、ほとんど歩かないというご相談をよく受ける。


気になるようなら、帰宅してからの犬の様子を見てみよう。


のんびり落ち着いていたらそれで十分と言うことだし、室内で走ったり遊びに誘ってきたりするようなら、散歩の質が足りていないということだ。


散歩=運動という考え方がまだ多いので、走らない散歩では運動不足になるのではないかと心配する方がいるが、散歩はのんびり楽しむものである。


人間でも子供のころはよく走ったりもするが、大人になったら走らないどころか歩きもしないという人が多くなる。


そこで健康のためのウォーキングが流行るのだが、犬も(猫だって)おとなになったらそんなに走らない。


マルちゃんとはっちゃんは、わたしが見ていないときにこっそり追いかけっこをしているので運動は十分である。


保護犬コンちゃん(和犬MIX♂2歳)は走らないし、よく横倒しになって寝ている。


今日は近所の人とキュウリの苗について立ち話をしていたら、道端でお腹を出して寝ていた。


散歩はあくまでも犬が望むようにしてあげよう。


ストレス度が高いときにはいつまでもズンズン歩こうとするので、そういう場合は最長でも1時間くらいを目安にして引き返すように交渉する。


それから、散歩からすぐに戻りたがる理由に、その散歩コースがつまらないとか、車などが通って怖くて落ち着かないなどということがある。


そういう時には帰宅後もソワソワしていたり、ストレス行動が多かったりするので、静かなところに散歩コースを変えてあげる。


近所にいい場所がなかったら、車や電車や自転車などで連れて行く。


いつまでも帰りたがらないというのも、散歩場所がよくなかったりして落ち着けないことが原因であることが多いので、同様に散歩コースを見直そう。


犬もいつも同じ場所を歩きたがるわけではない。


なので、安全で落ち着けるコースをいくつか把握しておこう。


それから、いつもは落ち着いて歩ける場所でも、風が吹くなどして環境が変わったり、犬自身が不安定になったりしていると、興奮して散歩を楽しめないことがある。


そういうときは、「もう帰ろうか」と提案してあげることも大切だ。


そのうち、はっちゃんのように、自分で早く切り上げたり、落ち着けるコースを探したりするようになる。


飼い主はいつも犬の様子をよく観察して、適切な提案をしてあげるようにしたい。


観察してもどうもよくわからないという方も、改善してきたよという方も、にほんブログ村のクリックで応援よろしくお願いします。
   ↓
にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村



こんなときは叱るべき?

うちの敷地はそこそこ広いが、半分以上が草木が生い茂った藪だったり、竹林や崖だったりする。


犬猫と人間が楽に通れるところだけ柵で囲っておいて、柵の外にはほとんど行かない。


だが、この時期は柵の外にせっせと通う。


真竹のタケノコ季節だからだ。


今年はできが悪いそうで、なかなか生えてこない。


と思ったら、マルちゃん(大型犬MIX♂4歳)の巣のところに40センチほどの食べごろサイズを見つけた。


その後見つからなかったが、昨日、裏庭にごみコンポスターを設置していてふと見ると、5センチほどタケノコの頭がのぞいていた。


シメシメと思い、今朝また見に行くと、さらに少し大きくなっていた。


雨予報が出ているので、どんどん大きくなるだろう。


母などは、わたしが転居して以来ずっとタケノコを楽しみにしている。


うちに来るたびに、まだか、まだかとせっつく。


そこでさっそく報告することにした。


電話で話していたら、後ろの方で「キュッ」という小気味よい音が聞こえた。


振り返った瞬間、保護犬はっちゃん(秋田MIX♂1歳)がタケノコをくわえて走り去っていった…○| ̄|_


う〜ん、これはしかし、わたしが悪い。


うちのあたりは竹林が多く、この時期になるとタケノコの残骸がたくさんある。


そこで小さすぎて捨てられているタケノコを、おもちゃとして持って帰ってあげていたのだ。


うちのタケノコは、フェンスの囲いの中には生えないと思っていたからだ。


はっちゃん、その後、まだ地表に出てきていないタケノコを2つほど見つけ、掘って食べていた。


コンちゃん(和犬MIX♂2歳)はコンちゃんで、猫の小麦ちゃん(茶トラ♂10歳)がタッパーを開けて取り出したキュウリを食べているし。


猫はふつうキュウリは食べない。


わざわざタッパーを開けてまで食べるようなものではないのだが、小麦ちゃんは食べる。


そしてたいていは、食べているときに犬たちに横取りされるのだ。


うちでは日常の風景だし、犯行現場を見つけても叱ったりしない。


キケンなものだったら撤収するが、そうでなければ、「え〜、そんなもの食べてるの」とか、「またイタズラしてるね」などと言うくらいである。


犬猫育てでは、どんなときも叱ったり怒ったりはしない。


だが、イタズラくらいなら「叱らない」を実践できるという方も、他人に迷惑をかけることを犬がやってしまった時には動揺するようだ。


たとえば、犬が他人や他犬を噛んでしまった時に、叱らないでいられるだろうか。


もちろんわたしは絶対に叱らない。


というのは、犬にはそれ相応の理由があるからである。


噛みつきなどの攻撃行動は、恐怖や不安が高じた結果である。


犬の様子をよく観察していると、噛む前にいろんなシグナルを出している。


「いきなり噛んだ」というような場合でも、それは飼い主が前兆に気づかなかっただけだ。


飼い主は、犬が噛むような状況は徹底的に避けるべきであり、噛んでしまった後に犬を叱るというのは、まったくお門違いである。


叱るなら自分を叱ろう。


ところが、被害者やその他の人から、「犬が噛んだら叱らないといけない」などと言われると動揺してしまう。


そこで、「やっぱり噛んだ時には叱った方がいいんでしょうか」という質問をよくいただくことになるのである。


繰り替えすが、噛みつかざるをえないような状況にしておいて(気づかなかったにしても))叱るというのは、犬からしたらきわめてアンフェアなやり方である。


嫌なのに我慢してもしきれなくて、「もう、いい加減にやめて!」と言っているのだ。


そんなときに叱られたら、自分だったらどう思うだろう。


わたしだったら、叱った人のことをちょっと嫌いになるだろう。


そして、次に同じ状況に陥ったら、どうせ誰も助けてくれないと思って、少し早目に噛むだろう。


噛みつきを叱っていいことは何もない。


イタズラの場合は、ただふざけているだけなので、叱るほどのこともない。


イタズラされないようにすればいいだけだ。


飼い主はどんなときも犬を危険なことや嫌なことから守ってあげる存在でいたい。


その積み重ねによって信頼を得るのだとわたしは信じている。


叱らなくていいのかと不安になっていた方も、ちゃんと確信していた方も、にほんブログ村のクリックで応援よろしくお願いします。
   ↓
にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村



ペットビジネスに翻弄される

保護犬はっちゃん(秋田MIX♂1歳)、朝散歩も夕方難歩も山に行ったのだが、途中でビクビクになった。


薄暗い道が怖いようで、そそくさと散歩を切り上げて帰ってきた。


家では普通に落ち着いており、散歩のあと夕食を終えると、いつも通りマル兄(大型犬MIX♂4歳)について2階に上がった。


しばらくは静かに寝ていたのだが、だんだん寝息が大きくなってきて、「ヒン…ヒン…」と言い出した。


悪い夢を見てるようだったので、そばに行って起こし付き添ってあげた。


なにか怖かったことを思い出したのかもしれない。


はっちゃんは再保護当時は吠えがひどくて、なかなか吠え止まなかった。


とくに私道を人や車が通ったり、隣に訪問者があったりすると激しく吠える。


だが最近は、吠え止むまでの時間がずいぶん早くなってきた。


今日は隣にバキュームカーが来た。


うちの前で方向転換をしている間は吠えていたが、隣の庭に入って作業を始めたら吠え止み、じっと様子を観察していた。


臭いも漂っていたので、警戒すべきことをしているのではないことはわかったのかもしれない。


最初のころは人がいる間中吠えていたが、いまは黙って観察するようになった。


徒歩で郵便受けにポスティングしていく人にも、来たときだけ吠えたらあとは様子を見ている。


今日はわたしが庭仕事をしていたので、「はっちゃん、大丈夫だよ」と言ったら吠え止んだ。


これにはちょっと感動。


マル兄を見習ってくれたのだろうか。


ちなみに、ルル(ヨーキー♀8歳)と保護犬コンちゃん(和犬MIX♂2歳)は室内で寝ていることが多いので、来客は無視していることが多い。


よく観察していると、マルちゃんがひどく警戒した声を出したときだけ少し吠えている。


だが、あえて門のそばに走っていくようなことはせずに、そういうのはマルちゃんとはっちゃんにまかせて、部屋に入って待っている。


ルルとコンちゃんはともに食いしん坊だが、食べ物をめぐって喧嘩することもなく、平和共存している。


研修生が来ているときには、コンちゃんの散歩にルルがついていきたがることもあるので、このふたりは気が合うようだ。


マルちゃんとはっちゃんはほとんと兄弟状態で、いつも一緒にいる。


そういえば、はっちゃんがパピーだったころには、ベッドの上で寝ているマルちゃんをよく襲撃しに来て、ベッドがプロレスリングになっていた。


30キロを超えた今、やらなくなってくれたのは幸いである。


さて今日、妹と電話で話していたら、同僚が犬を飼うと言っているという。


ティーカッププードルが欲しかったのだが、チワワにするのだそうだ。


夫婦二人暮らしで、フルタイムで働いているという。


妹に、「お姉さんが犬関係の仕事をしているって聞いたけど、アドバイスもらえないかなぁ」と言ってきたそうだ。


「うちの姉は、仕事で家を留守にする時間が長い人は犬を飼うなって言うよ」と答えた。


そしてせめて猫にしたらどうかとすすめたそうだ。


同僚は、留守番が長いから犬の幼稚園に預けると言っているそうだ。


なんだか、この先の展開が見えている。


子犬ばかりをたくさん集めた「幼稚園」で学ぶことは、先制攻撃を仕掛ければ、相手は攻撃してこないということだ。


ただでさえ飼い主から離されてストレスがかかっている子犬たちを集めて、犬語を教えてくれるおとな犬もいない状態で限られた空間に閉じ込めていたらどうなるだろう。


保育士のいない人間の幼稚園と同じである。


人間の場合も、意地悪されたと泣く子がいて、それを保育士がなだめたり、喧嘩が起こらないように交通整理したりと大忙しである。


犬の場合も同様で、おとな犬たちがボディランゲージで交通整理し、それを通して子犬たちは犬ルールを学んでいく。


なので、子犬だけ集めていたり、あるいはおとな犬がいても子犬の交通整理ができなかったりしたら、意味がないのである。


それどころかストレスがかかるだけだ。


子犬の世話をできない状態の人に、やたら小さくて病気がちな子犬を買わせ、一緒に室内用ケージや自動給餌器なんかも売る。


その後はペットホテルや保育園、トリミング、犬服、犬のお稽古事である「しつけ教室」やドッグスポーツなどでお金を吸い上げる。


いまや市場規模が1兆円を超すというペットビジネスに、われわれは翻弄されていないだろうか。


人間が翻弄されるだけならいいが、その犠牲となるのは命ある動物たちだ。


闇の部分ばかり見てきたので、どんどんペットを飼いましょう、誰でもペットを飼えます的な宣伝文句には強い違和感を覚える。


たっぷりした時間と心の余裕があって、なおかつ心から動物好きの人が、動物と暮らすという選択肢についてじっくり考えて決断するというふうになったら、不幸な動物はずっと減るだろうと思う。


そんなふうになってほしいものだ。


ペットビジネスって必要なんだろうかと疑問に思った方は、にほんブログ村のクリックで応援よろしくお願いします。
   ↓
にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村



突き放す前に

低気圧が近づいてきたので、保護犬はっちゃん(秋田MIX♂1歳)は要注意だ。


散歩のときに興奮しやすくなるからである。


今朝も出発時点でいつもよりも興奮度が高そうだったので、「お山に行かない?」と提案した。


あっさり来てくれたので、普通に楽しく散歩ができた。


山では、「そこ人んち」などと言わなくてもいいし、車や人や犬も来ない。


全く好きなようにさせてあげられるし、今はクサイチゴ食べ放題なので、はっちゃんも満足してくれる。


夕方も山に入ったが、帰り道でちょっと速足になっていた。


それでもイライラしてリードを噛んだりなどはしない。


山はありがたい。


マルちゃん(大型MIX♂4歳)は、天気が崩れる前は狩りモードになる。


それでもリードの範囲で収まるのでほとんど困らない。


今朝は、なんとネズミをくわえたネコが、目の前を走って行った。


そんな光景ははじめて見たが、マルちゃんもちょっと驚いていた。


ネコにはいきなり襲い掛かったりしないので、ちょっと興奮したくらいですんだ。


ストレスマネジメントが進むにつれて、低気圧の影響もずいぶん減ってきた。


ルル(ヨーキー♀8歳)や保護犬コンちゃん(和犬MIX♂2歳)は、普段とほとんど変わらない。


コンちゃんは、散歩に出ようとするときに、毎回はっちゃんに襲撃されていた。


なので、カーニングシグナルをたくさん出しながら、壁際をゆっくりゆっくり歩いて門に向かう。


わたしが交通整理に入っても、保護当時はほとんど効かなかった。


なんとかはっちゃんを離していることができるようになったのは、1か月ほどしてからである。


いまは、コンちゃんのそばに寄ろうとした段階で、「はっちゃん、やめてね」と言うと、止めてくれるようになった。


コンちゃんも、ひとりで行こうとせずに、必ずわたしの付き添いのもとに門に向かうようになった。


そうすると平和を維持できるのである。


しばらくこれを続けていると、わたしの助けなしでも大丈夫になるだろう。


このように、犬が必要としている時に、しっかり手を差し伸べてあげることが重要だ。


怖かったり嫌だったりして、自分ではどうにもできないときには、わたしたちだって助けが欲しい。


そんなときには、もっとも身近な人に「助けて」と言う。


犬もきっとそうだろう。


助けを求めているということに飼い主が気づかなかったり、あるいは甘えるなと突き放したりすると、犬は助けを求めなくなってくる。


だがどうにもならない事態は変わらないので、ストレスをため込むことになる。


ルルは何かとわたしに助けを求めてくるが、いちいち聞き入れてあげていたら、だんだん自分でできることが多くなってきた。


そんなことをすると依存的になると思われているようだが、必要なときに手助けするのと、自分でできることもやってあげるというのとは違う。


ルルはベッドでわたしと一緒に寝ていて、トイレに行って戻ってくるとき、ペット階段を使わずにベッドの端をカリカリして、


「ねぇ、抱っこしてベッドに乗せて」


と言う。


たいていは抱き上げてあげるが、わたしが寝ていると自分で上がってくる。


これは依存とはまた違って、ただたんに楽をしたいだけだと思う。


われわれだって、いくら省エネと言われていても、階段ではなくエレベーターやエスカレーターを使いたがるではないか。


それらが故障していたら歩く。


何でも自分でやりなさいと突き放す前に、手を差し伸べるという選択肢も考えてみよう。


突き放しすぎていたかなぁと思った方も、手助けしすぎかなぁと思った方も、にほんブログ村のクリックで応援よろしくお願いします。
   ↓
にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村



「信頼される飼い主」になる

このところ保護犬はっちゃん(秋田MIX♂1歳)は山散歩がブームなので、非常に平和である。


山までの道は崖なので、まず犬には会わない。


はっちゃんはマルちゃん(大型犬MIX♂4歳)のように山に入ったらどこまでも歩くというタイプではないので、ちょっと動物の臭いを追ったり、草むらを掘ったりすると、満足して自分から帰途につく。


マルちゃんはわたしが「帰ろう!」と言うとさっと引き返す。


こっちに引っ越してきてからそうなったのだ。


その代り日があるうちはずっと庭で過ごし、夕方暗くなってから


「マルちゃん、おうちに入ろう」


と呼びに行くと、きょろきょろ周りを見回して、「マルちゃんって誰?」みたいなふりをする。


マルちゃんはキミだろう…。


犬は本当におもしろい。


はっちゃんと山散歩しているときに、とても気持ちがよかったので、


「山っていいね〜」


とつぶやくと、くるっと振り返って、ニコッとした。


それぞれのわんこの欲求を満たしてあげて、無理せず・させずに穏やかに暮らしていると、いわゆる「トレーニング」や、いわゆる「しつけ」などというものはいらないと思うのである。


「言うことを聞かせ」ようとしなくても、犬は必要以上に言うことを聞く生き物だ。


PONOPONOインストラクターの実家のわんこは、飼い主の意向を先取りする子で、嫌なことでもやってしまうという。


もう1頭の犬に「お風呂入ろうね〜」と言って用意していると、お風呂大嫌いなその子が先に風呂場に行ってブルブル震えながら待っているという。


叱ったり無理強いしたりしていないのに、嫌なことは嫌と言えずに我慢するようになってしまったそうだ。


そんなこともあるから、先回りタイプの子には我慢させないように気を遣ってあげないといけない。


もちろん、最初から猫のように育てると、自己主張してくれるので楽だ。


うちはマルちゃんがちょっとだけ我慢タイプだが、あとの子はそれおれちゃんと主張する。


ルル(ヨーキー♀8歳)は、誰かに合せたりなどせずに、まったくマイペースで、9割はネコが入っている感じだ。


我慢に我慢を重ねていると、どこかに無理がかかって爆発する。


現代人は忙しいので、どうしても犬の要求をかなえてあげられないことがあるが、それでも犬の都合を最優先にしてあげたい。


犬が「こうやってほしい」と求めているときに、それに応じてあげることが、「信頼される飼い主」になるための要件の一つである。


自分の子供のころを思い出していただきたい。


親にこうやってほしいと思っていることを拒否られたり、あるいは親の都合でかなえてもらえなかったりして、がっかりしたことがあるという方は多いだろう。


構ってほしい、すなわちコミュニケーションしたいという時はなおさらである。


きっと犬も同じだろう。


犬が話しかけているときは、いつも耳を傾けてあげて、要求は最大限かなえてあげたい。


信頼されてるかなぁと不安な方も、わたしは大丈夫という方も、にほんブログ村のクリックで応援よろしくお願いします。
   ↓
にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村



誰でも持ってる原始的なことば

寝坊してしまい、はっちゃん(秋田MIX♂1歳)散歩の出発が5時半になってしまった。


この時間だとガウガウ犬に会う可能性があるが、山に行くだろうと思って油断していたら、道路コースを選択してくれた。


案の定ガウガウ犬と出会ったが、ちょうどその時はっちゃんはアイスの容器に夢中だった。


破壊しながらこびりついたアイスをなめ取っている。


これはうまくすれ違えると思ったら、飼い主さんがわたしたちに犬を近づけてきた。


安全距離の確保ができなくなり、そしてガウってしまった。


このとき、飼い主さんがはっちゃん側にいたら、大丈夫だっただろうと思う。


う〜ん、残念…。


最近はガウった後の興奮がほぼなくなったのでその点は進歩だが、ガウガウ体験を重ねていたら、なかなか犬への反応が改善しない。


間に割って入るというのは、犬同士でも使っているカーミングシグナルである。


そういうと、犬は人間とは違うコミュニケーションのしかたをするという印象を持つかもしれない。


だが、よく考えてみると、人間同士も使っている。


喧嘩を仲裁するときは割って入るし、誰かをかばおうとするときも盾になる。


犬と違うのは体の向きくらいだ。


昨日のコンちゃん(和犬MIX♂2歳)散歩のとき、ご近所さんと一緒だったのだが、途中でいつものオフリード小型犬が吠えながらヨタヨタと近づいてきた。


コンちゃんは尻尾を振ってプレイバウしていたが、相手は吠えながらズンズン近づいてくる。


するとご近所さん、ささっと犬たちの間に割って入り、「あっちに行ってね」と立ちはだかった。


この方は犬を飼ったことはなく、猫を非常にかわいがっている。


犬はちょっと怖いようだが、教えてもいないのにちゃんと犬語で介入してくれた。


動物がすご〜く好きな人は、人と動物とに共通のボディランゲージを上手に出している気がする。


なんかうまくいかないという人は、都市伝説的なものに振り回されて、原始的な「ことば」を忘れているのかもしれない。


真正面からまっすぐに近づいて来られたらちょっと怖いとか、じっと目を見つめられたら居心地が悪いとか。


そういうことをひとつひとつ思い出して、犬との会話に使っていくと、もっとスムーズに意思疎通できるようになるだろう。


犬との会話がうまくいくと、愛おしさが倍増する。


年月とともに自然にわかるようになっていく部分もあるので、長く一緒に暮らせば暮らすほどかわいくなってくる。


うちはキキ(サビ猫17歳)とは17年の付き合いなので、キキとは何も言わなくても分かり合えている気がする。


犬は猫よりも短命なので、その分せっせと交流を深めたい。


「うちの子大好き!」と心から思えたら、きっとその子も幸せだろう。


犬との会話がうまく行っている人も、ただいま練習中な人も、にほんブログ村のクリックでポチッと応援よろしくお願いします。
   ↓
にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村



マダニが落ちない!

今日は暑くなるという予報だったので、勢い込んで5時前に散歩に出た。


肌寒くて長袖でちょうどいいくらいだ。


すると保護犬はっちゃん(秋田MIX♂1歳)、山に入って行った。


山だったら遅い時間でもよかった。


ウズラに出会って一瞬追いかけたが、はっちゃんは狩りはしないので安心だ。


珍しく夕方も山に入ったのだが、途中でマルちゃん(大型犬MIX♂4歳)のように、尻尾を振りながら興奮して石の隙間に顔を突っ込んでいた。


いかにも動物を探してそうだが、うまくは仕留められないだろうと思って見ていると、何やら口にくわえてきた。


よく見ると、木の根っこだった。


まだまだマル兄の足元にも及ばない。


及んで欲しくはないが。


イチゴ祭りは続いているが、そろそろ飽きてきたようで、自分ではそんなに採らなくなった。


なのでわたしが採って、「はっちゃん、イチゴあるよ」と言うと、目をキラッとさせてうれしそうにやってくる。


かわいすぎてたくさんあげてしまう。


イチゴなのでシーズンが終われば終了だが、おやつだったらこうやってジャンキーにしてしまうのだ。


あふない、あぶない。


はっちゃんは、山散歩のときは匂いの追跡などで忙しくしているため、リードを噛んだり座り込んだりすることはない。


興味あるものでいっぱいなので、退屈する暇がないのだ。


最初はけものの匂いに興奮していたが、慣れてしまえば山の方がずっと質の高い散歩ができる。


コンちゃん(和犬MIX♂2歳)も時々山に行ってよく歩く。


コンちゃんはおとなしいので、よくご近所さんと一緒に散歩するのだが、夕方その方は出かけると言っていた。


そんなこととは知らないコンちゃん、いつも合流する庭に入って行ったら、飼い猫さんがどっかりと寝ていた。


毎日会っている猫さんなのだが、コンちゃん、急に遭遇したので驚いて、ピョンピョ〜と2回飛び上がった。


そんなに驚かなくても…。


コンちゃんはおもしろい子で、見ていて飽きない。


さて、暑くなってくると、ノミダニ対策は欠かせない。


うちのように山に入る犬には、通年しっかり対策しておく必要があるが、夏場はより厳重にする。


マルちゃんは、1か月に1度駆除薬を使っている。


一番最近では5月上旬にフロントラインプラスをしたのだが、その前からついていたマダニが落ちない。


48時間以内に落とすというのが宣伝文句だが、2日たち3日たってもまだ落ちない。


マダニはどんどん大きくなってくる。


製造元に問い合わせようと思いつつもネット検索したら、効きが悪い犬もいるようだった。


そういう時にはフォートレオンのほうがいいとあった。


フロントラインプラスの成分はフィプロニルと(S)-メトプレンで、フォートレオンはイミダクロプリドとペルメトリンという違いがある。


いままでフォートレオンを使ったことはなかったので、試してみることにした。


すると、一発で吸血した状態のマダニがいなくなり、毛の表面を歩いていたのも見なくなった。


山で大量に付けてしまう子には、フォートレオンのほうがいいかもしれない。


コンちゃんはスポットオンタイプは嫌いだし藪にも入らないので、錠剤のコンフォティスにしている。


ルル(ヨーキー♀8歳)はこちらに来てから夏場だけコンフォティスを飲ませることにした。


庭に出る猫たちはフロントラインプラスで、はっちゃんも今のところ効いているようなのでこれを使っている。


農薬成分などとも言われているが、マダニに刺されて病気に感染するリスクと、薬の副作用によるダメージをよく天秤にかけて、どうするかを選択したい。


皮膚が弱くて体が弱い(かった)ルルは、獣医師と相談の上、前住んでいたところではノミダニ予防はしていなかった。


それでも、脚が悪いので舗装道路しか歩かないので、まったくつかなかった。


だが、こちらはノミダニがたくさんいそうだし、ルル自身も元気になったので、薬を使うことにしたのである。


マルちゃんは藪に入るし、冬でもよくマダニを付けているので薬は欠かせない。


ちなみに、ダニがなかなか落ちなかったおかげで、刺されたところがプクッと腫れて、小さく毛が抜けている。


刺されやすさには体質も関係あるというが、対照的なふたりだ。


ノミダニ予防でも、犬をよく観察してその子に合った方法を選んであげよう。


ダニが落ちなかったことがあった方も、ちゃんと落ちてるよという方も、にほんブログ村のクリックでポチッと応援よろしくお願いします。
   ↓
にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村



快眠をめざそう

暑くなってきたので、朝散歩の出発を5時にした。


そしたらちょっと寒いくらいなのだ。


ここは標高200メートル、山の中腹の森林が多い場所なので涼しい。


夏も朝晩は涼しいそうだ。


保護犬はっちゃん(秋田MIX♂1歳)が一番で、散歩の人はだれもいないかと思ったら、前に一度会ったことがあるガウガウ犬がいた。


見つけるや否や方向転換してわき道に避難したので、突進もせず興奮も引きずらなかった。


夕方散歩は3時半出発なので、涼しい山に入るマルちゃん(大型MIX♂4歳)を先にしたいのだが、庭に出るとはっちゃんが「散歩行く!」とニコニコでついて回る。


なので、どうしてもはっちゃんが暑いさなかの散歩になるのだ。


日陰を歩くようにするのだが、本人の希望により道を選択していると、途中で木陰で座り込む。


そばに行くと、お腹を出してゴロンゴロンするので、撫でてあげているとエイリアン顔でわたしの手をガジガジしながら甘える。


そんなことを長らくやってからでないと、帰途につかない。


山に行けばふつうにのんびり歩くのに、暑い道路でうだうだするのが好きなのだ。


みんなを早朝散歩に連れて行ったあと少し庭仕事をした。


暑かったので、Tシャツを着て庭に出たら、遠くにいたマルちゃんが唸りながら飛んできた。


「どうしたの?わたしだよ〜」


というと、途中でハッと気づいて、「しまった!」というような微妙な顔で去って行った。


いつも同じ作業着しか着ないので、不審者だと思われたらしい。


ここまで記事を書いたら、保護犬コンちゃん(和犬MIX♂2歳)の寝床の方から、カサコソカサコソと音がする。


何だろうと思って覗いてみると、夢の中で走っているように足を動かしていた。


たくさん歩いたのに、まだ散歩に行っているらしい。


楽しい夢を見るのはいいことである。


もし犬が悪夢を見てヒーヒー言っていたら、一時的もしくは継続的に不安な状態にあるのかもしれないので、ストレスマネジメントをしよう。


分離ストレスがひどい子やトラウマを持っている子は、この傾向がある。


わたしと密着して寝ているルル(ヨーキー♀8歳)は、ごくたまに寝ぼけて飛び起きることがあるが、穏やかに寝ている。


マルちゃんはこっちに引っ越してきてからは、爆睡するようになり、いびきをかいたり「ンゴーッ」と言ったりしながら寝ている。


マルちゃんが先に寝ているベッドにわたしがもぐりこんでも、横倒しになったまま起きなくなった。


ルルも同じだ。


よく寝るというのはストレスレベルが下がった証拠である。


逆に、人間もそうだが、高ストレス状態ではよく寝られない。


眠りが浅くて、ちょっとしたことで目を覚ましたり、犬の場合は横倒しにならずにフセのような姿勢でずっと寝ていたりする。


そういう犬の場合は、リビングの隅や寝室はもちろんのこと、ひとり静かになれる場所にも犬ベッドを設置してあげよう。


犬ベッドは好みがあるが、たいていの犬はフカフカが好きだ。


だがこれからの季節は暑いので、ツルンとしたものも人気だ。


コンちゃんはフカフカ長座布団の横に置いてある吸水性の高いバスマットの上で寝ているし、暑がりはっちゃんはビニールタイルの床の上に直に寝ている。


他方のマルちゃんは、いつでも必ずわたしのベッドの上で寝るし、ルルも同様だ。


ルルは床の上ではまず寝ない。


それぞれの好みをよく見極めて、快適に寝られるようにしてあげたいものである。


睡眠って大事だよねと思った方は、にほんブログ村のクリックでポチッと応援よろしくお願いします。
   ↓
にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村



犬の興奮につられない

みんな落ち着いているので平和である。


だが、保護犬コンちゃん(和犬MIX♂2歳)の散歩のときに、ちょっとしたアクシデントがあった。


コンちゃんファンのご近所さんと一緒に歩いていると、前方からいつものオフリードのポインターがやってきた。


その子はじっと見ていたが、コンちゃんはまるで相手がいないかのようにスルーしていた。


やれやれと思っていると、帰り道でまた会ってしまった。


相手はどんどんそばに寄ってくる。


ガウったりしない子だが、カーミングシグナルはあまり上手ではない。


コンちゃんは顔をそむけて通り過ぎようとするが、ポインターはまっすぐ近づいてきてにおいを嗅ごうとした。


コンちゃん、嫌がって逃げようとするがけっこうしつこい。


そこでようやく飼い主が追いついて、首輪もしていない首根っこをつかんで、「すみませ〜ん」と言いながら去って行った。


コンちゃん、「フンッ!」と鼻を鳴らして、むっとしていた。


これはちょっと嫌だったね〜。


はっちゃん(秋田MIX♂1歳)と一緒のときでなかったのが、せめてもの幸いだった。


庭ごしにお隣さんと話していたときに、犬は叱らないほうがいいという話題になった。


お隣さんは、テレビに出てくるような怒鳴る系の人が隣人じゃなくてよかったという。


たしかに、いつも怒鳴り声が聞こえていたら、ちょっと嫌かもしれない。


「叱ってるの、聞いたことがないね〜。いつもやさしくしてるよね〜」と言う。


たしかに叱ることはない。


だが、交通整理のときは、


「ほらほら、マルちゃん、こっち来て。あ〜、はっちゃん、そっち行かないよ〜。ルルちゃんはおうち入ってて」


という感じで、厳しくはないが、やさしくもない。


もともとあまりイライラしない方だが、混乱時には意識して落ち着いているようにしている。


でないと犬たちが興奮するからだ。


犬同士を見ていると、誰かが興奮しているときには、カーミングシグナルでなだめている。


体の動きを止めて、顔をそむけたまま立ちつくしていたり、地面の臭いを嗅いだりなどである。


人間がやる場合は、やたら手足を動かしたりせずに、なるべくじっとしていた方がいい。


間に割って入るときにはゆっくり移動し、位置を決めたらあとはフリーズする。


犬が吠え止まないときなどにも、叱ったり動き回ったりせずに、じっとしてタイミングよく声掛けして気を引いて、興奮から引き戻す。


聞く耳持たない状態のときは少し待っていよう。


あたふたオロオロすると逆効果なので、深い呼吸をしながら少し微笑んでみよう。


こうすると、少し穏やかな気持ちになれる。


犬につられて興奮したりパニクったりせず、いつも落ち着いていられるように意識してみよう。


つい一緒に興奮していた方も、ちゃんと対処できている方も、にほんブログ村のクリックでポチッと応援よろしくお願いします。
   ↓
にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村



Copyright (C) ドッグウォーカー博士のスローライフ. All Rights Reserved.