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はっちゃん色の秋田犬に思う

2017年04月19日
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気温が上がる前にと早朝散歩に出たら、いろんなひとに会った。

まずは小さめのカメさん。

はっちゃん(秋田MIX♂4歳)が見つけて、そばに寄って匂おうとしたら、さっと頭を引っ込めた。

はっちゃんが驚いて少し退いたら、その隙に急いで逃げていった。

故ルルさん(ヨーキー♀享年12歳)の散歩の速度よりも速かったのには驚いた。

次にマルちゃん(大型犬MIX♂8歳)と散歩に出たら、角を曲がったところで、10メートル先にイノシシの母子がいるのを見つけた。

けっこう近くて驚いたので、わたしも母イノシシも「ウガッ!」みたいな声を同時に上げた。

かわいいウリ坊が5〜6頭いて、みんなでのんびり移動中だったところを驚かしてしまい、申し訳なかった。

ウリ坊たちは先に逃げ、母イノシシもそれに続いく。

わたしたちも瞬間的に方向転換した。

マルちゃんは意外と落ち着いていたので助かった。

このあたりは自然が豊かなせいか、イノシシが畑を掘り起こしたような箇所が見当たらない。

昨日イノシシを見たところのそばで畑をやっている人に聞いたが、「イノシシ?このへんにはいるみたいだね」ぐらいの反応だった。

サトウキビ畑には電柵がたくさんあるが、いまは収穫したあとなので通電していない。

野生動物に対し、害獣として皆殺しにするような付き合い方は、もうとっくに見直す時期に来ている。

今朝の母子も無事に生き延びて欲しいものだ。

野生動物だけでなく犬も、捨てられて収容されたり、噛み付き事故を起こしたりしたら、殺される恐れがある。

昨日のニュースで、はっちゃんと同じ色柄の秋田犬が、飼い主を噛むという事故があった。

犬は小屋に鎖で繋がれていたという。

このブログでも何度も書いているように、繋ぎ飼いは噛み付き事故のリスクを高める危険な方法だ。

この子は、家族から隔離されてつながれて、みじめさと絶望の中で暮らしていたのだ。

ところが人間のほうは、かわいがっていると思っている。

飼い主は「エサを食べているときに触るとうなる」と言っているが、食事中に触るなどもってのほかである。

わたしは3〜4歳のころ、一人で知り合い宅に泊まりに行き、猫と触れ合う機会があった。

かわいかったので、ごはんを食べているときに撫でようとしたら引っかかれた。

そのときにおばさんに「なんで?」とたずねると、「ごはんの時に触られたら嫌だからだよ」と教えられた。

だったら先に言ってほしかったと思ったことも、鮮明に覚えている。

この出来事はしっかり心に刻み付けられたので、それ以来、食事中の動物に触ることはなかった。

そもそも、同意もないのに他の人や動物に触ってはいけない。

同意なしどころか、嫌がっているのに触るというのは、たとえ親子間であってもハラスメントだし、状況によっては性的虐待になりうる。

嫌がることをたくさんしているのに、自分ではたっぷり愛情をかけていると思ってしまうのは、実に恐ろしいことだ。

こういう事故があると、「やっぱり犬は獣だから信用ならない」とか、「大型犬は怖い」などという意見があふれかえる。

悪者は犬なのだ。

他方で、「飼い主はきちんとしつけをすべきだった」とも言われる。

何をされても嫌がらないようにしつけろというのだ。

だが、そもそもそういう嫌がらせをしなければいいのではないだろうか。

嫌なことをされるので犬は「やめて」と唸る。

だがやめてもらえないので、歯を当てたり、噛み付いたりなどの、強い表現を採用するようになる。

唸っても聞いてもらえなかったら、唸らずに噛む。

だが、そもそも「やめて」といわれるようなことをしなければ、それ以降のプロセスは起こらないのだ。

その一方で、我慢するタイプの犬は、あきらめてじっと耐えるだろう。

そしてストレスをため。体を壊していく。

我慢にも限度があるし、そもそもそんな暮らしは幸せではない。

この秋田犬の写真をみると、毛がバサバサでとても暗い表情をしている。

いつもニコニコご機嫌なはっちゃんとはずいぶん違う。

はっちゃんはもともと興奮しやすく、噛み付きやすい子だった。

もしはっちゃんが小屋に繋がれて、食事中に撫でられるような環境で育てられたら、1歳になる前にひどく噛み付くようになっていただろう。

実際、虐待を受けていたときにはそうだった。

犬がリラックスして快適に過ごせる環境を提供するというのが、人間の努めである。

それはまず第一に犬のためではあるが、その結果、犬からの信頼を得て、幸せな暮らしが実現するので、人間のためにもなる。

噛み付き事故が起こるたびに、犬が云々、しつけが云々といわれるのは聞き飽きた。

犬の権利を尊重し、福祉を向上することによってしか、噛み付き事故を減らることはできないということを、わたしは訴えていきたい。

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コメント
投稿者:ナオ(2017年04月19日 18:38) 
かわいそうな秋田犬さん…
処分も考えてるなんてひどすぎます。
どうか保護団体の力で、新たな家族に引き取られて幸せになれるように祈ります。
食事中に触ったり、繋いだりといじめておきながらこの仕打ち…
この家族は動物と暮らす資格はありません。

今日はフィラリアの検査で病院に行きました。
掲示板に問題行動改善のためのしつけセミナーのお知らせがあり、がっかりしてしまいました。
室内フリー、ロングリードでのんびり散歩、嫌がることをせず、構いすぎないようにしていれば、問題なんてありません。
病院の帰りは疲れたようでぐっすり寝ます。
ご飯の時間には起きます。
投稿者:グラ(2017年04月19日 19:19) 
>ナオさん

かわいそうですね。
飼い主家族が希望したら殺処分になるので、それは避けたいですね。
でも、保護団体が引き取るとそこでトレーニングされる可能性があるので、またひどい目にあいかねません。
しつけセミナー、流行っていますからね。
よけいなことをせずに、犬の言い分によく耳を傾けて欲しいです。
投稿者:みど(2017年04月19日 22:10) 
事故を起こした秋田犬は全く散歩に行っておらず2.5mの鎖に繋ぎっぱなし。年寄なので犬の引っ張りに付いていけず散歩に行かなくなったようです
ね。
その前に事故を起こしたゴールデンレトリバーは老夫婦で大型犬3頭小型犬1頭の多頭飼育。

事故の背景を考えるといずれも躾以前の問題ですよね。呆れます。

私の住む地域の保健所ではフードテストを行っており、それをパスできなかった犬は殺処分になります。そのフードテストの内容を聞いてビックリ! 食事中の犬の食器に手を突っ込むのだそうですよ。で、唸ったら殺すんだそうで…
いやー、私なんて末っ子だったから子供の頃は兄姉から食事中におかずに箸を突っ込まれて、最終的に掴み合いの喧嘩になってましたよ。あー、殺されないで良かったわ〜(棒読み)


投稿者:グラ(2017年04月20日 08:43) 
>みどさん

散歩には行っていなかったんですか。
それはひどいですね。
フードテストは以前にアメリカの保護団体がやっていたのを輸入したんでしょうね。
今もやっているかは不明ですが。
ひどい状態で収容されているときにそんなテストをしても意味ないと思います。
投稿者:黒りん(2017年04月20日 11:03) 
グラさんこんにちは。大型犬の悲しい事故が続きましたね。「大きい犬は危険」という誤解が広まらないで欲しいなあと思います。うちの犬も大きいので散歩中、静かに歩いているのに、舌打ちして「危なくてしょうがない。こんな大きいの連れて。」と言われることがありショックを受けます。                    うちも一昨日獣医に行きました。待合で一緒に待っていると、「おりこーだねー。」という院長の声が、、。「えっ、ただ待ってるだけですけど。」と思ったのですが、私の横にぴったりくっついて伏せているのをみて、そうさせていると思ったらしいです。怖いので、私の足の甲に乗って震えて伏せていただけですが(笑)診察室に入ると、電動で少し低くなった診察台にひらりと乗り、終わると自分で降りてました。(私が何か命じたわけではなく、早く終わらせたいから自分で乗るし、知らない人に抱えられたくないから自分で降りるだけです。)そこでも大仰に褒められ、
「大きい犬をコントロールできるってすごく大事な事だよ。」などと言われました。コントロール?うーん。。。。最近大型犬の事故があったからこんなこと言うのかなあ。と感じた次第です。こういう事件をきっかけに増々誤解が広がってしまわないように、私たちは身近なところからPONOPONOを知って貰えるような行動をしなければならないなあと思いました。
投稿者:グラ(2017年04月20日 13:19) 
>黒りんさん

舌打ちとはまた失礼ですね。
見た目だけで危ないなどと言われるとがっかりします。
わんこさん、ちゃんと自分で判断して行動していてえらいですね。
それをコントロールといわれても・・。
うちも「よく仕込んでありますね」などといわれたりして、「なにも仕込んでません」と答えてます(笑)。
身近なところからというのは大事だなぁと最近とくに感じています。
投稿者:こはる(2017年04月21日 15:09) 
こんにちは。
我が家の柴犬も、飼いはじめからフルタイムの仕事で留守が長く、半年間ゲージ飼いなどNGだらけで、恐怖からすぐ噛むようになりました。
嫌がることやめ、半年でほぼ噛まなくなりましたが、昨日久しぶりに噛まれました。
狂犬病注射とフィラリアの薬をもらいに動物病院に行ったところ、担当医が代わり検温(お尻)がもたつき、仕方なく犬を押さえた時に恐怖のあまり私の指をがぶり!
私はただただ犬に謝るしかできず、犬も私もくたくたに疲れてきたくしました。
人の子供なら、早くすむように耳で検温したりするのに、動物にはそういう工夫はないのでしょうかね。。。
投稿者:グラ(2017年04月21日 15:32) 
>こはるさん

半年で噛まなくなったんですね!
よかったです。
獣医がモタモタしているのはよくないですね。
次回は担当医を指名したほうがいいでしょう。
耳での検温、10年ほど前の話ですが、やってるところがありました。
直腸のほうが正確にはなれるということかもしれませんけど、家で耳で定期的に検温して、その結果を病院に伝えるというのもいいかもしれません。
わたしは病気がちな先住犬ぺぺさんのとき、そうしてました。
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