サピ保護日記

サフィちゃん、正式譲渡へ

うちで2ヶ月保護した後、里子に行ったサフィちゃん。
お試し期間が終わったので、今日様子を見に行ってきた。


電車で片道2時間かかるので、途中の鎌倉で降りて、休憩がてらルルと一緒に大仏をみてきた。



鎌倉の大仏



たぶん小・中学校の遠足以来だと思う。
3年前にスリランカの寺院や大仏を見てきたときの印象が強かったので、とても小さくてこじんまりして見えた。
日曜日なので人出も多かったが、周囲を散策して一息つくことができた。


鎌倉駅まで歩いて、チャヤマクロビでケーキを食べる。
ヴィーガン・ベジタリアン(厳格な菜食主義)なので、ケーキは手作り以外なかなか食べられない。
マクロビオティックは東洋思想を基にした菜食主義で、魚のだしをつかったりすることもあるため、ヴィーガンの食べ物とイコールではない。


だが、チャヤマクロビのスイーツは卵・乳製品は使っていないため、ヴィーガンもOKだ。
ずっと前から一度食べてみようと思っていたので、ちょうどこの機会にと思い、目指していった。
おしゃれな店内は、ペットの同伴もOKだ。
テラス席もあるが、あいにく満席で、吠えダックスくんもいた。
時間もなく、ルルはスリングにすっぽり入って動かないため、屋内で大急ぎでケーキ2つを食べる。



チャヤマクロビのケーキチャヤマクロビのケーキ



定番のベイクドTofuケーキとモンブラン。
ベイクドTofuケーキは酸味がきいていて、底のブルーベリージャムとの相性もよく、とてもおいしかった。
トーフくささはゼロ。
モンブランは、まぁ普通か。


満足したところで、サフィちゃんのおうちへ。
飼い主さんのお兄さんが、サフィちゃんを連れて車で迎えに来てくれた。
ルルと一緒に車に乗り込むや、すかさずふたりはご挨拶。
2週間しか時間が空いていないので、さすがに覚えている。
ルルはあまり犬猫を舐めてあげることはないのだが、久しぶりに会ったサフィちゃんをペロペロ舐めてあげていた。


挨拶がすむや、車の中でいきなりバトルをはじめようとするふたり
もうちょっと待とうよ…。
家に着いたら、すぐに追いかけっこだ。
サフィちゃん、ルルの首根っこをねらって飛び掛り、噛み付きなどする上に、体重もルルより重くなっていたため、すぐにルルはギブアップ。
ちょっと困っていた。



サフィちゃん



長い時間かけてつれてきたが、サフィちゃんは喜んでいたものの、以前にもまして元気いっぱい、パワーアップしたサフィちゃんに、ルルは思いっきり押され気味だった。
持って来い遊びがとても上手になり、ノンストップで遊びまわる。
ご家族のみなさんにかわいがってもらって、とても幸せそうだった。
これで正式譲渡となり、ここのおうちの子になったのである。
ますます幸せになること間違いなし。
よかったね、サフィちゃん!

化学薬品中毒に注意!

里子に行ったサピ改めサフィちゃん、もうすっかりお家になじんでいるようだ。



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またまた、たくさんの画像を送ってきてくれた。
サフィちゃん、うちで練習して呼び戻しができるようになったのだが、今度は鳴いてお兄さんを呼びつけるワザを覚えつつある。
早くも女王様になろうとしている。
昨日は布団で粗相をしてしまったそうだ。
子猫の場合、新しいお家に行くと何度か粗相することがある。
すぐに失敗しなくなるので、そっと片付けてあげてほしい。


今日は朝からキキ(13歳♀)がご機嫌だった。
明らかにサフィちゃんがいなくなって喜んでいる。
うちに来てすぐはまだ良かったが、だんだん大きくなって、活発になってきたので、か〜な〜りうっとうしかったと思う。
ルル(ヨーキー♀4歳)もずっとのんびり寝ていた。
小麦ちゃんもリラックスしているし、みんなでヤレヤレだ。


そんな喜びにひたっていたら、いとこから電話があった。
子猫のケンちゃんが、緊急入院したという。
ウエ・ルコの蚊よけ芳香剤を倒し、手についたその液体を舐めてしまって中毒をおこしたらしいと言う。
ウエ・ルコ社に問い合わせたら、急性毒性試験の数値を教えてくれた。
それによれば、どうもこの製品が原因ではないらしい。
だが、この試験はラットを使っているので、猫に無害かどうかはわからない。
動物実験とはそういうものである。


ケンちゃん、自分で水を飲んでは吐いているので、病院に連れて行くと、肝臓の数値が上がっていて、急性肝炎を起こしている。
そこで入院して輸液をしながら様子を見ているが、予断を許さない状況だそうだ。


サフィちゃんが里子に行き、遊び相手がいなくなったルルを、仲良しのケンちゃんと遊ばせてあげようと計画していた矢先に、とんでもないことになってしまった。
一刻も早く回復してくれることを願うばかりだ。


猫は手や体についた異物を舐めてきれいにしようとするので、化学薬品中毒を起こすことが多い
ハイターなどの塩素系漂白剤、クレゾール、サビ取り剤、カビ取り剤、殺鼠剤、エンジンオイル、農薬などが体についたのを舐めて中毒をおこす。
特に子猫がこうした事故に合いやすいので、子猫がいるお宅では、特に注意が必要だ。
わたしは、基本的に洗剤や殺虫剤の類はいっさい使わない。
環境にも悪いし、うっかり犬猫の口に入ってほしくないからだ。
合成洗剤で掃除すれば、環境中に成分が残留し、それが体内に取り入れられることになる。
ヒトには安全かもしれないが(そういう触れこみになっている)、とくに薬物の代謝が苦手な猫には非常に危険だ。


犬の場合はかじる習性があるので、誤飲、誤食事故に注意が必要だ。
お菓子などに入っている乾燥剤の石灰を食べて、それが胃の中で発熱して胃に穴があくというケースもある。
少々のシリカゲルは大丈夫だそうだ。
タバコや筆記用具、乾電池などを食べてしまったり、錠剤が転がっていくのを追いかけて、大急ぎでパクッと食べてしまうこともある。
風邪薬や鎮痛剤は、犬にも猫にも非常に危険なので、取扱には十分注意したい。


動物と暮らす場合は、赤ちゃんがいる場合と同じように、危険なものは出しっぱなしにせず、薬の保管に注意し、強い洗剤や殺虫剤の類はなるべく使わないようにしてあげたい。
事故が起こってしまってからでは、取り返しのつかないことになる。


もし万が一、誤飲誤食に気づいたり、激しく吐いたりして誤飲誤食が疑われる時は、すぐに病院に連れて行こう。

サピちゃん改めサフィちゃん、お幸せに!

2ヶ月間うちでお預かりしていた保護猫サピちゃんを、里親さん宅にお届けに行ってきた。
ルルがお疲れですでに寝ているせいもあって、もともとはこんなに静かだったんだとちょっと驚く。



サフィちゃんという可憐な名前をつけてもらったので、以下サフィちゃんと呼ぶことにする。
サピちゃんよりも、ずっとかわいいし似合っている。


里親さん宅は、電車で2時間かかるので、はじめて電車に乗るサフィちゃんが、ちょっと心配だった。
少しでも不安が和らぐように、それからサフィちゃんがいなくなることを理解できるように、ルル(ヨーキー♀4歳)も連れていっしょに行った。
当面の手づくりご飯も持っていったので、荷物が重い重い…


サフィちゃん、はじめの30分くらいはニャーニャー鳴くので、撫でてあげたり抱っこしたりで、全く落ち着かなかった。
猫アレルギーの人もいるので、子猫は毛が抜けにくいとはいえ、気が気ではなかった。
だが、ありがたいことに、あとの1時間半くらいでだんだんおとなしくなり、最後のほうは寝ててくれた。


里親さん宅は静かな住宅地にあり、お庭もあって、申し分ない。
サフィちゃん、家に入ると、ルルといっしょにあちこち探索していた。
全く怖がる様子もない。
よそ宅に行くと、体をかがめながら恐る恐る歩く子も多く、サフィちゃんもはじめて私の実家に連れて行ったときはそうだったが、ここでは全くそんなことはない。
「ここがアタシのおうちね♪」という感じだ。
ひととおり見て回って、ハーネスをつけてお庭にも下りてみた。



サフィ親さん



昨日の記事にコメントくださった里親さんのIshさんに抱かれて。
サフィちゃんに面会に来た帰りに、キャットタワーとデジカメを買って帰ったそうだ。
モザイクでわからないが、ふたりはよく似ている。
とてもうまくいきそうなペアなので、安心して帰ってきた。


家に着くと、早速Ishさんからメールがきていたが、サフィちゃんの画像が圧縮ファイルで添付されていた。
すごい…。


新しい家についた初日はご飯を食べなかったり、トイレを使わなかったりする子は多いが、サフィちゃん、いきなりしっかりご飯を食べたそうだ。
それも、Ishさんのお膝の上で!
これはめったにないことである。



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ご飯を食べて、階段で毛づくろいし、抱っこされてウトウト、そして爆睡…。
はじめてなのに、抱っこで眠ってしまうとは、よっぽど気に入ったんだと思う。
サフィちゃんは、Ishさんと一緒に暮らす運命にあったとしか思えない。
ただものではない結びつきがあるのだ。
こんなにぴったりで理想的な里親さんにめぐり合うことができて、心からよかったと思う。


いままで応援してくださったみなさん、どうもありがとうございました。


おふたりともお幸せに…

動物が嫌がること

サピちゃんとも明日でお別れだ。
電車で片道2時間かけて、ルルと一緒に里親さん宅にお届けに行く。
こんなバトルもおしまいで、平和な日々が戻ってくる。



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おとなしく寝ていると思ったら(1枚目)、サピちゃんがルルを襲撃して、お腹に噛みつく(2枚目)。
ルルの脚と表情に注目(笑)。
それは反則だよ、サピちゃん。
がっちり抱えられて、舌をペロリのカーミングシグナルを出すルル(3枚目)。
ルルはちょっと寂しくなるが、すぐに慣れるだろう。


自分のことを動物好きだと思っているヒトは結構多い。
ルル(ヨーキー♀4歳)を連れて散歩に行っていると、「かわいいですね」と声をかけてくれるヒトもいる。
もちろん、そういわれると、飼い主としてはうれしいものだ。
ところが、断りもなくいきなり触ろうとしたり、嫌がっているのを無理やり触ったりするヒトもいて、そういう場合は困ってしまう。


家畜化された家庭動物は、野生動物と違って人馴れしているとはいえ、見ず知らずのヒトに触られるのは嫌なものなのだ。
我々だって、知らないヒトにいきなり体を触られたくはないだろう。
動物の気持ちがわからない、空気読めないヒトは、動物たちからは嫌われる


自称動物好きの人たちが、何気なく行なうことが、実は動物たちの嫌がることであることがある。
動物を見て、「わぁ〜、かわいい!」と大声をあげる、大騒ぎする、というのも嫌がられる。
動物は大きい音は苦手なのだ。
動物のまわりをバタバタ走り回る、追いかけ回すというのも嫌われる。
追いかけられるのは、人間だって嫌だし怖いだろう。
同じく自分に向かってくる素早い動きも苦手だ。


急に触られたり、体をつかまれたりするのも嫌いだ。
自分の犬猫でも、ひと声かけて抱っこしたりしてあげると安心する。
それから、ぎゅっと抱きしめられること。
ルルを抱っこさせてほしいという人にちょっと抱かせてあげたりすると、いきなりぎゅっと抱きしめて、頬ずりなんかしようとしたりする。
こんなとき、動物は顔を背けて、舌をペロッと出すカーミングシグナルを出していることが多い。
「嫌だ、やめて〜、そんなことしないで〜」と言っているのである。


目をじっと見つめられるのも苦手だ。
真正面に立ちふさがられたり、上から覆いかぶさるようにされるのも同様。
正面から手を広げて、「おいで〜」と言って呼ばれても、動物たちは怖くて行けないのである。
そんなときは、体を斜めにして、顔をそむけて呼ぶといい。



逆にゆっくりした動き、なれなれしくしない、静かなやさしい声、まばたきしたり顔を背けたりというボディランゲージなどは、動物が好きなことだ
よく考えてみると、ヒトも同様だろう。


動物好きなヒトは、動物たちからも好かれるように努力してみよう。

肥満は病気への第一歩

ルルとサピ



食事量が減ってきたサピちゃん、そろそろ1日2回でもよさそうな感じになってきた。
太りすぎても痩せすぎてもなくて、適性体重という感じだ。


里親募集記事はこちら
犬や猫がいるお宅でも平気です。


ボニちゃんの病院に、定期的に預かりさんとして来るミニピンのまりちゃん。
とてもかわいいのだが、すごいおデブさんだ。
ケージの中にいてじっとしているのに、呼吸のたびにヒューヒュー言って苦しそうだ。
ミニピンは脚が細いので、余計に負担がかかっている。


時々来院するロングコートのダックスちゃんは、背中が文字通りまっ平らになっている。
ふつう動物の背中は丸くなっているのに、その子の背中にはグラスを10個は乗せて運べそうだ。
犬をお盆にしてどうする。
おなかが地面をこすってもはや歩けない。


ヨーロッパではほとんど見ないのに、日本ではこういう太りすぎの犬をよく見る。
飼い猫はほとんど外出していないので目立ちにくいが、ネットやテレビなどではよくデブ猫などと言って取り上げられている。
飼い主の側の問題意識がどうも希薄だが、太らせすぎは虐待なのだ。


この前ジョギング中に、チョコラブのロッキーくんに会った。
飼い主さんはただでさえ細かったのが、仕事のストレスとかで折れんばかりに細くなっていたのに対し、ロッキーくんはコデブちゃんになっていた。
フードの量が若干多すぎるようだ。
こういう場合は、ほんの少し量を減らせばいいだけなので、そう難しくないはずだ。


ヒトの場合、肥満は生活習慣病の原因になるということで、ダイエットがブームである。
最近は、少し太めくらいが長生きするという研究が発表されたりしたが、中高年ではメタボリックシンドロームに悩むヒトも多く、定期健診の検査項目に入れられている。


動物の場合も同じだ。
肥満はさまざまな病気をひきおこす。
高血圧、心臓病、腎臓病、肝臓病、糖尿病、皮膚病、関節炎、椎間板ヘルニア、腫瘍などの誘因になるのだ
猫は泌尿器系の病気がよく見られるし、犬は散歩に行くので足腰がやられる
ヒトと同様、便秘にもなりやすい。
たかが便秘とあなどってはいけない。
便を出すために、定期的に病院で浣腸などの処置をしてもらわなければならなくなる。


もちろん、ヒトと同様、太っていても元気な犬猫はいる。
だが、知らないうちに少しずつ臓器が蝕まれているかもしれないし、どうしたって足腰や心臓には負担がかかる。
病気は予防が肝心で、そのためには適性体重を維持することが大切だ。


肥満の改善には、食餌管理と運動により、摂取カロリーと消費カロリーの収支をマイナスにすればいい
ヒトの場合と同様、原理は非常に簡単であって、これに尽きるのである。
その割にうまくいかないというのもまた共通している。
ヒトの場合、運動が面倒くさい、時間がない、ラクしてやせたい、おいしいものが食べたい、間食してしまうなどが敗因だろう。


だが動物の場合は、飼い主が普段の食餌を減らしてあげて、余計なものをあげなければいいだけの話だ。
動物たちは、自分で冷蔵庫を開けたり、ついつい衝動買いしたりしないので、楽なはずである。
非常に簡単そうなのに、それでもうまくいかないヒトが多い。


比較的多いのが、ねだられるままにおやつをあげるのが習慣になっているケースである。
食卓から、自分たちが食べている食べ物を分け与え、その結果太らせてしまうのである。
ヒトの食事は塩分が多すぎるので、腎臓にもよくない。
しつけという点から考えると、おねだりするとご褒美がもらえると学習するので、おねだり行動を強化していることになる。
世のお父さん方に多い食卓からのエサやり、これは動物の命を縮める行為である。


まずは、こうやってつい食べ物をあげてしまうヒトに、いかに動物の健康にとってマイナスかということを理解してもらわなければならない。
お母さんがせっかく犬猫の食餌制限をやっても、お父さんがせっせとおやつをあげたのでは、何の意味もない。
これが乗り越えるべきハードルのひとつで、けっこう難易度が高い。


おやつをあげる場合は、強化したい行動に対してあげる。
おとなしくしていたらあげる、おいでと言って来たらあげる、他の犬とおとなしくすれ違ったらあげるなどである。
その場合、おやつの大きさは、鼻の穴サイズが目安だ。
よほど熱心にトレーニングしないかぎり、太るほどではない。
たくさんのおやつが必要な練習をやっている場合は、低カロリーのものを選ぶ。
ウシやヒツジの肺に圧力をかけて膨らませたものなんかはカロリーが低い。
ボニちゃんはイモをゆでたものが好きだ。
ルルは麩を小さく刻んだものでも喜んで食べる。


おねだり行動がすでに強化されてしまっているので、最初はニャンニャン鳴いたり、ワンワン吠えたり、前足で引っかいたりなどするだろうが、全く無視していれば、あきらめておとなしくなる。
犬猫があきらめる前に、ヒトがくじけてしまうと、いつまでたってもおねだりはなおらないし、肥満も治らない
動物たちと目を合わさないで、できれば彼らから顔を背けて、全く知らん顔すると
うまく行く。


余計な(不適切な)おやつをなくしたら、あとは食事量を減らしていく
気づかれないように、ほんの少しずつ減らす。
市販のダイエット食でもいいが、油分が少ないのでおいしくないから、かえってたくさん食べたがる子もいる。
犬の場合、野菜スープをかけてあげると、満足感があっていい。
猫はフードを変えること自体が難しいことが多いし、目先が変わったものは食べたがらない傾向がある。
それでも、魚のスープなどは好きな子が多いので、それをかけて水腹でごまかす。


ドライフードのみをあげている場合、もちろん置きっぱなし、出しっぱなしは即刻やめよう
尿のPHが常に高い状態になるので、ストラバイト尿症の誘因になるし、血糖値も
常に高い状態になる。
ドライフードで量を減らすと、猫や小型犬などは驚くほど少ない分量になってしまう。
そうすると動物たちも、「これだけ?」という感じで、ブーイングが出てしまう。
なので、水分と野菜で増量する必要が出てくる。
猫の場合、魚のゆで汁で煮たカボチャは好きな子が多いので、食べるようならマッシュしてトッピングしてあげるといい。


これらがうまく行くと、少しずつ体重は落ちてくる。
目標は、前足の後ろにある肋骨が触れる程度、上から見てくびれがある程度だ。
急激に体重を落とすと健康に害があるので、1ヶ月に体重の5パーセント以内を目安にしよう。
6キロの猫なら300グラム、20キロの犬なら1キロである。


太りすぎている状態での運動は、関節にも心臓にも負担がかかるので、少し痩せて体が軽くなってからにしたい。
犬の場合、犬用プールでウォーターエクササイズもいい。
ヒトでも、水に入ってちょっと運動しただけで体重が落ちる。
ヒトにもお勧めだ。
ただし、水が嫌いな子にはストレスになるので、様子を見つつ。


運動も、急にたくさんすると体に負担がかかるので、やはり少しずつ。
猫では猫じゃらしで遊ぶ時間を少し長くするとか、犬では散歩の途中に短時間だけ早歩きを入れるなどである。
すでに関節が悪い場合などは、食餌療法中心にして、獣医師のアドバイスに従った方がいい。


ちなみにうちでは、キキ(もうすぐ14歳♀)が、ドライフードのみを食べていた若い頃に4.2キロまで太り、ストラバイト尿症にもなった。
ウェットフードを経て完全手作り食に移行した現在では、3.2キロをキープしていて、太ることはない。
小麦ちゃん(7歳♂)はもともと小柄で、食いしん坊なわりにキキと同じくらいの体重だ。
ルル(ヨーキー♀4歳)は2キロ前後で、もう少し太ってもいいかもしればいが、脚が悪いので(反張膝という先天性の奇形で、手術してなんとか使えるようになった)、太ると負担がかかるのでこの体重をキープしている。


病気リスクは減らせるものなら減らしてあげたい。
肥満は病気への第一歩なのだから。

他の犬に吠える〜興奮吠え

サピ後頭部



重くなってきたサピちゃん。
ルル(ヨーキー♀4歳)よりも強くなったので、プロレスごっこの時は、ルルが体勢を立て直すのを待ってくれている。
一人遊びが得意だ。


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犬や猫がいるお宅でも平気です。


太平洋を台風12号が北上中。
大型で関東地方にも接近したため、波が高くなっている。
ということで、台風サーファーとしては、じっとしていられない。
午前中に犬の散歩が終わらせて、午後から小田急線に乗って湘南は鵠沼海岸へ。
午後3時頃からサイズアップしてきて、人も少なくなったので、非常に楽しかった。


先日、動物病院のペットホテルお預かり犬の散歩に一緒に行ったときのこと。
いい子でおとなしく歩いていたので、ちょっと遊んであげようと思った。
プレイバウしたのち横っ飛びしたら、大喜びで遊び始めた。
追いかけっこのような激しい遊びではなく、その場で横っ飛びする程度だったが、このワンコさん、興奮して吠え始めてしまった。


うちのルルや動物病院のボニちゃんだったら、ちょっと喜ぶ程度の遊びなのにである。
ちょっとした刺激でヒステリックに吠えてしまう場合、日常的に長すぎる、もしくは激しすぎる遊びを、飼い主さんまたは他の犬とやっていて、オーバーストレス状態にある可能性がある。


とくに若い犬で、他の犬を見るとうれしくて興奮して吠えてしまう子がいる。
同じように他の犬を見て吠えるのでも、警戒吠えの場合は対処が違うので注意してほしい。
警戒吠えについては、こちらに書いてある。


興奮吠えについても、ノルウェーのドッグ・トレナーであるトゥリッド・ルーガスの""Barking ; The Sound of a Language " が参考になる。
遊びたくて吠えてしまう子犬や若い犬の場合、追いかけっこなどの遊び以外に、他の犬と行儀よく一緒にいられるような、社会的スキルを身につける必要がある(p.30)。
いつも激しい遊びばかりしていると、落ち着いておだやかに他の犬と接するということを学ぶことができない。


同じような大きさ、年齢の他の子犬と、少し遊ぶというのはかまわないが、長くても10分を超えないようにすべきだとルーガスは言う。
興奮してストレスがたまらないうちに、止めに入るべきである。
そういえば、ルルが夕方散歩に行く近所の公園では、おとなの犬が延々と激しく追いかけっこをしていて、吠え声が近所中に響き渡り、苦情がよせられている。
ストレス状態にあることは、遠くから見ていてもよくわかる。


興奮吠えする子犬や若い犬は、他の犬と一緒にお散歩に行って、のんびりにおいを嗅いだり、景色をみたりなどすると、犬への強い関心が抑えられ、よりリラックスした自然な関わり方になる
お手本になるような、おりこうな成犬と一緒にしてあげるといい。
または、遠くに座って、マナーのいい犬同士が挨拶したりしているところを見せてあげるといいそうだ。


すでに成犬で他の犬に興奮吠えする子にも、同様に対処する。
他の犬とその飼い主と一緒に散歩するというのが、もっとも有効だとルーガスは強調している。
犬同士の距離を十分にとりながら、リラックスして同じ方向に向かって平行に歩くのであり、これをパラレルウォーキングと命名している。


まだレッスンでやってみたことはないが(そこまで行かないうちにレッスンをやめるヒトが多い)、とても良さそうなので、ボニちゃんやルルに協力してもらって、犬の社会的スキル向上を目指したい。


どうも日本の場合、こういう社会性を身につけた犬があまりにも少なく、飼い主にとっても犬にとっても、お手本が身近にないのである。
飼い主が犬同士の接触を非常に制限したがる一方で、ドッグランやカフェなどに行くと野放しの無礼講が始まり、大興奮の坩堝となる。
これでは、よいマナーが育つはずはない。
穏やかにあっさり挨拶して、あとは無視していられるというのが、洗練された犬マナーだ
そういう犬同士の社交の場がもっと増えると、いい子が育っていくだろう。
ちなみにルルは、ウィーンで犬づきあいを学んできた。


興奮吠えも、ちゃんとなおすことができるので、困っている飼い主さんは、ぜひともあきらめないで試してみてほしい。

水分不足に注意

子猫の里親募集



キャットタワーのてっぺんがお気に入りのサピちゃん。
いつもここでお昼寝している。


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犬や猫がいるお宅でも平気です。


保護犬ボニちゃんが暮らす動物病院に、パピヨンの男の子が入院していた。
時々来るのだが、しょっちゅう尿石症になり、そのたびに開腹手術をする。
尿石症とは、尿管、膀胱、尿道に結石ができる病気で、おしっこが出なくなると、尿毒症を起こして死ぬこともある怖い病気だ。
犬よりも猫のほうがなりやすく、メスよりもオスのほうが尿道が細いため結石が詰まりやすい。


結石にはいくつも種類があるのだが、代表的なものはアルカリ尿がその形成を促す
ストラバイト結石と、シュウ酸カルシウム結石である。
ストラバイト結石は尿が酸性化すれば溶解するが、シュウ酸カルシウムは一度できたら溶解しないので、手術が必要となる。


原因は十分に解明されていないが、飲水の量と排尿量・頻度が大きく関係しているといわれている。
予防のためには、濃い尿を長時間ためないことである。
トイレが長い間汚れているなどで、排尿をがまんしないようにすること水分を十分にとることが必要となる。


ところが、猫はなかなか水を飲んでくれない。
特にドライフードを主食にしている子たちは、かなり気をつけないと水分不足になるので、ウェットフードを与えている子よりも尿路疾患になりやすいとも言われている。
ペット栄養管理士の講習会で聞いたのだが、ドライフードは水でふやかして与えるものなのだそうだ。
ネズミを丸ごと食べるときの水分量に比べると、著しく水分が少ないことに気付くだろう。


だが、犬も猫も、ドライフードに水をかけたとたんに食べなくなる子がけっこういる。
ウェットフードにすればいいのだが、ウェットが嫌いな子もいる。
尿路疾患対応、とくいにストラバイト予防のドライフードもあって、マグネシウム量をおさえたり、DLメチオニンを添加してあったりするのだが、それでも改善しないケースもあるのだ。
最初に紹介したパピヨン君は、ドライの療法食にしていて、再発・手術を繰り返している。


かなりの犬猫が尿路疾患にかかることを考えれば、子供の頃から水分たっぷり食に慣らしておくのが正解だ。
だからサピちゃんには最初から手作りにしているし、市販ウェットフードにも慣らしている。
なお、ドライのほうが歯石がつきにくいというが、吐いたときに見ればわかるようにほとんど丸飲みしているので、つく機会がないというだけである。
ウェットも噛まなければ同じだ。
セミモイストが一番歯に引っ付くのでよくない。


うちの先住猫たちは、ふたりともドライ好きで、ストラバイト尿症になった。
キキはPHを下げるためにDLメチオニンタブを飲んだが、やめるとすぐにアルカリ尿になってしまう。
長らくDLメチオニンを切ることができずに、主治医からも一生飲み続けなければならないと言われた。
そこで、ドライフードを止められるように、少しずつウェットを混ぜていって慣らし、手作り食へと移行して行った。
手作り食にしてしばらくたつと、DLメチオニンなしでも尿のPHを酸性に保てるようになった。
今では再発することはない。


うちはウェットに切り替えることができたが、ドライしか食べない子には、とにかく水を飲ませるようにしたい。
だが、普通の水をさあ飲めといっても、猫はなかなか飲まない。
そこでお勧めは、肉や魚を水で煮て、その煮汁を飲ませるのである。
いろんな種類の肉や魚で試してみるといい。
それでもダメなら、無塩ツナ缶を水で薄めて与える。
ヤギミルクや豆乳、果汁を薄めたものなら飲むという子もいる(ルル)。


予防措置としては毎日のことなので、うちの子のお気に入りを見つけておきたい。
すでに尿路疾患にかかってしまった子は、特にしっかり水分補給しないと再発しやすい。
結石まで進んでしまって、手術ということになると大変だし、手術を繰り返すことになると悲惨だ。
トイレ掃除と水分補給くらいは飼い主が気をつけてあげられるので、先住猫たちの反省もこめて、ぜひとも予防につとめたい。

笑顔がご褒美

ルル(ヨーキー♀4歳)と一緒に6時間ほど外出して帰ってきたら、サピちゃんルルに抱きついてお出迎え。
成長してきて、少しずつ留守番ができるようになってきた。
たまにだったら、6時間程度の留守番は問題ない。
犬の場合は、留守番が6時間を超えるとストレスに感じるようになるというデータがある。
猫の場合は定かではないが、サピちゃんくらいの子猫の場合は犬に準じて考えてもいいかもしれない。



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犬や猫がいるお宅でも平気です。



電車で移動中に、読みかけたままベッドの脇に落ちていた "Bones Would Rain from the Sky" を読んでいたら、おもしろいことが書いてあった。
著者はテレビで、心理学者が「部屋に入るときには子供にかならず笑顔を見せてあげましょう、それが最高のご褒美です」というのを聞いたという。


動物たちは、毎日飼い主の帰りを楽しみに待っている。
かれらは、飼い主がいかにバリバリ仕事をしているか、いかに思い責任を負っているかなどはわからない。
疲れきって不機嫌になって帰ってくることもあるだろうが、動物たちは再会を心待ちにしているのだ。
そんな彼らに笑顔を見せてあげよう、というのが著者の主張である。


まったくその通りだと思う。
私は嫌なことや不快なことは、動物たちには話さない。
かれらに話しかけたり、彼らを見たりするときは、笑顔をつくるようにしている。
無理にそうしなくても、自然に笑顔になるというのが正しいのだが。


愛情表現として目を見つめるというのは、ヒト以外ではチンパンジーが行なう。
それ以外の動物では、じっと目を見ることは攻撃の意思表示である。
犬猫の場合、信頼している飼い主に対しては、リラックスした状態で短時間だが目を見つめてくることがある。
ヒトも一瞬だけ目を見てにっこりすると、その意味は彼らに伝わっている。


だが、人間のにっこりをかれらの言葉で伝えてあげたら、もっとやさしいのではないだろうか。
ヒトが相手に対して微笑むのは、「あなたに敵意はありませんよ」、「あなたのことが好きですよ」という意思表示である。
犬猫では、これらのことを相手に伝えるときには、まばたきしたり、目をそらしたり、顔を背けたりする。
これらをカーミングシグナルという。


飼い主がうちの子にやってあげる場合には、動物のほうを見ながらまばたきし、それから目をそらすという程度でいい。
これがにっこりにあたる。
すると、相手も同じシグナルを返してくれる。


帰宅した時や、動物たちが昼寝から覚めて挨拶しに来たときに、にっこりするとともに、このシグナルも出してあげると、幸福度がさらにアップするだろう。
動物たちが幸せだと、飼い主も幸せになれる。

叱らないテク〜禁止されるとやりたくなる

子猫の里親募集



自分で階段を降りて庭に出ることができるようになったサピちゃん。
「おいで〜」と呼ぶと、ニャ〜と言って階段を上ってくる。
日々成長しているので、ハーネスがきつくなってきた。


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犬や猫がいるお宅でも平気です。


「決して見ないでください」。
この言葉は、ぜひとも見てくれと言っているようなものだ。
鶴の恩返しでも、浦島太郎でも、パンドラの箱でも、やるなといわれればやりたくなるのが世の常だ。


それは犬猫でも同じこと。
行ってはいけないと禁止されれば行きたくなるし、上ってはいけないと言われれば上りたくなる。


私は狭い2DKに、犬1猫3ヒト1でひしめきあって暮らしているので、狭い家をさらに狭くしないために、ドアはすべて開けている。
だが、ひとりずつクリッカートレーニングしようなどと思って、一室に閉じこもろうとするや否や、今まで寝ていた犬猫どもがドアを引っかいて、中に入れろと大騒ぎし始める。
みんなの見ている前でやっている時には、うらやましそうに見ているだけなのに。


調理中のガスコンロも、危ないからとサピちゃんを遠ざけようとすると、ますます突進してくるが、じゃあお好きにどうぞというと、ちゃんと距離をとって見ている(ようになった)。


ルルは毎日の散歩で、行ったことがない小道を探検するのが好きだが、そこがたまたま私有地だと、やはり入れるわけには行かない。
呼び戻して抱っこし、少しはなれたところで下に降ろすと、かならず戻ろうとするし、翌日もその翌日も、同じ私有地に入ろうとする。


動物病院の保護犬ボニちゃんは、ヒトが草地においているボールを見ると、狂ったように突進していた。
禁止されると、やってはいけないことへの興味が倍増し、それに固執してしまうのだ。
散歩の時に挨拶を禁止された犬が、他の犬を見るなりリードをグイグイ引いて突進しようとするのも同じ原理による。


そんな時、強制的に「イケナイ」と言って制止すると、逆にその行動への欲求を駆り立ててしまう
ヒトの隙をうかがって、こっそりやろうとするようになるのである。
それを止めるには、更なる暴力を用いなければならなくなる。
こういう場合は、無理にその行動を押さえつけるのではなくて、やってもいい行動に置き換えてあげるといい。


くわえてもいいボールを、いつでも持って行っていいようにしてあげる。
あれほど夢中になっていたのに、今では落ちているボールへの執着はなくなり、くわえてもすぐに捨てるようになった。


犬への挨拶も、落ち着いていられるように練習した上で、なるべく介入しないでいてあげたら、犬を見るや「絶対あいさつするんだ!」と言っていたのが、犬を選んで落ち着いて寄っていくようになった。


禁止事項はなるべく減らすように工夫してあげて、おとなしい犬なら挨拶していい、ここまでなら上っていい、これなら齧っていいなど、やっていいことを教えてあげ、やりたい欲求を十分に満たしてあげるといい。
そうすれば叱らなくていいし、動物も欲求不満におちいらない。
一種のネゴシエーションといえるが、対立や紛争を解決するのは力ではなく、コミュニケーションを基礎とする交渉力なのだ。

「甘えさせること」と「甘やかすこ」との違い

子猫の里親募集



最近少しずつ独立心が芽生えつつあるサピちゃん。
私のヒザにいる時間が減ってきた。
それとともに、お転婆になってきて、ベランダの手すりの上を歩いたりしてビックリさせてくれるようになった。


里親募集記事はこちら
犬や猫がいるお宅でも平気です。


過度の清潔志向が動物を苦しめる」の記事へのコメントで、犬猫を散歩させるときに農薬への不安はないかとのご質問を受けた。


除草剤については、以前地元多摩市に問い合わせたことがあり、使っていないとの回答を得た。
樹木への殺虫剤散布については聞いていなかったので、この機会にメールで問い合わせてみた。
すると、すぐに次のような返事が来た。


「公園の樹木について、人体に影響がない虫については、特に対処しておりませんが、幼虫の時期で枝等に密集している場合は、枝を切り落としたりして処分しています。チャドクがなど人体に影響があるものについても、幼虫の時期に蜜集しているものは枝を切り落としております。しかし、成虫になった場合は、必要により殺虫剤を使用していますが、極力、使用量を抑えています」。


素早い返事に感心したが、その後、追伸が来た。
東京都の「化学物質の子どもガイドライン」にもあるように、みどりと環境課としても極力殺虫剤を使用しない方向で対応していく方針です、とのことだ。
お礼の返信とともに、殺虫剤を使用するときは、いつどこで何を使うかを公開すること、ヒトだけでなくその他生物に予測できないダメージを与えるような殺虫剤の使用は止めてくれるようにお願いしておいた。


自治体の役所のHPから、簡単に質問ができるし、要望もすぐに伝えることができるので、この便利なサービスを活用しよう。


定期刊行物を読んでいたら、子育てアドバイスコーナーで、甘やかすことと甘えさせることの違いが書いてあった。
アドバイザーは精神科医の明橋大二氏である。
犬や猫などのコンパニオンアニマルと共通するので、紹介してみたい。


子供の心の成長にとって大事なのは、「自分は大切な存在なのだ」という気持ちであり、そのためには、スキンシップしたり、気持ちをしっかり受け止めたりして、十分甘えさせることが大事だ。
この安心感が自立の土台となる。
あまり甘えてこない時には、どこかで我慢しているという。


これを読んで一瞬犬猫の話かと思った。
動物では自己意識があるかどうかは解明されていないが、少なくとも愛されているかどうかはわかるし、それが健全な心の成長に欠かせないことも確かである。
そして、愛されることで自立していく。
特に、飼い主に捨てられたところを保護した犬猫では、この過程をはっきりと目の当たりにすることができる。


上手な甘えさせかたとして、次の4つがあげられていた。
(っこ、スキンシップ
∋匐,力辰鬚茲聞く
4萃イ譴茲蟯萃イ辰討襪
い△蠅とうをいおう


動物用に翻訳すると、次のようになるだろう。
,笋気靴声をかけながら撫でてあげる。
▲ーミングシグナルで語りかけてくる要求(痛いことをしないで、落ち着いて、など)を聞き入れてあげる。
F以の習性(爪を研ぐ、穴を掘る、吠える、齧るなど)を理解し、むやみに禁止したり、過大な要求をしたりしない。
いいせ劼諭△△蠅とうと褒める。



明橋氏によれば、甘えさせるというのは、抱っこして、話を聞いてなどの情緒的要求に応えることだ。
それに対し、甘やかすというのは、おもちゃ買ってなど物理的要求に応える、子供ができることまで親がやる、我慢できることを我慢させないなどだ。


動物の場合、種固有の習性から来る要求(吠える、齧る、高いところに上がる、爪を研ぐなど)を聞いてあげることが大切だ。
何でも齧る代わりに、齧っていいものを用意してあげる、安全な場所に爪とぎやキャットウォークを作ってあげる、などである。
そして、ゆっくり撫でながら話しかけてあげる時間を毎日とってあげる。
マッサージやタッチなどを習慣にするのも非常にいい。
一緒に、またはそばで寝てあげるのも、「自立の土台としての安心感」を培うので、とてもお勧めだ。


甘やかすというのは、要求が満たされているはずなのに、「もっとおやつくれ」、「もっと遊べ」などと言って付きまとってくるのにたいし、いつもハイハイといって無制限にいうことを聞いてしまうことである。
過保護にする、自分で学習させないというのも甘やかしだろう。
我慢については、犬の飼い主はやたら我慢をさせたがるので、無意味な我慢をさせないように気をつけたほうがいい。
その筆頭はエサを目の前にした「マテ」だ。
ストレスを増大させ攻撃性を増すという研究結果がでているので、これはやめよう。


甘やかさないで甘えさせるというのは、一見難しそうだがだれでもできることだ。
動物の気持ちをよく感じ取って、その気持ちを尊重してあげること、そしてヒトの都合ばかりを押し付けないで「話し合う」ことがポイントだ。
動物たちをたっぷり甘えさせてあげよう。
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