2011年11月24日
靴の中で靴下が脱げる
市ヶ谷・飯田橋のカイロプラクティック・整体 ナナ・カイロ・クリニック
30代女性の方の症例です。
<お悩み>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近、歩いていると、妙に靴の中で靴下が脱げる。特に右足の外側が靴にあたって痛く、靴下がひっぱられて回ってしまう。
靴は以前と同じで劣化した様子もないし、靴下が伸びてしまったのかもと新しいものを履いてみたが同様のことがおこる。
苦しいわけではないのだが、どこか気持ち悪いため、姿勢や歪みが問題ではないかと考え来院。
<所見・コメント>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
靴の中で不自然に足がすれると言ったご相談はこれまでもありましたが、靴下が脱げるといったのは初めてでしたね。でも、行き過ぎたアンバランスは時にこのような事もおこしてしまうものです。ほおっておくと、腰痛や膝痛に発展する可能性があるので、治療のタイミングとしては良かったかもしれません。

まずは、検査をすると、写真例のような歪みを検出。以前もこの骨盤回旋変位を紹介しましたが、今回も骨盤が右回旋をおこしていました。
ただ、この歪みの原因は多種多様で、問題がお尻や太ももの筋肉のアンバランスだったり、
背骨の回旋だったり様々ですが、今回の方は、左股関節の歪み、そして左恥骨と大腿骨をつなぐ内転筋の短縮が原因だと考えられます(左図参照)
左股関節が内側に入ってしまい、つられて骨盤が回ってしまう。それにつられて右股関節は外側に開いてしまうというような運動連鎖がおきていましたね。(逆パターンの場合も結構ある)
また、下写真はご本人様の写真ですが、右足首が内側に折れ曲がっている(内反)のがおわかり頂けるでしょうか。これもまた、上位の骨格の歪みが、骨盤→大腿骨と連鎖し、最終的に足関節まで歪ませてしまっている良い例です。
このようになると、歩行時の着地点や重心移動が崩れるため、歩きにくくなるのは無理がありませんし、右足裏での重心移動が外側に流れがちになるため、足の外側が当たって痛いという事にもなりますね。
このような一方方向ばかりへの動きが繰り返されるた結果、靴下と靴の間で摩擦が生じ、靴下を脱がす力を生んでいると考えられます。
<治療・経過>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近の症状と言う事で、歪み自体はそう強いものではないだろうと考えていたのですが、実際は左内転筋の短縮はかなりしつこく、左股関節の外方向への可動域も、右と比べかなり制限されていました。
症状自体は右足にでているのですが、歪みの原因となっていたのは左足でしたね。歪みの原因が、問題のある部位の逆サイドにあるということは、人体にはよくあることです。
関節に可動制限がある場合、ストレッチだけでは不十分なため、より関節に近い組織の緊張緩和を促すため、モビライゼーション(関節運動)を組み合わせながら少しずつ可動性を確保していきました。
もちろん、ご自宅では股関節周囲のセルフストレッチも行ってもらいます。
次に、この歪みを作っている原因を探っていくと、日常動作において、右足に荷重し、左足を内側に折り込むような立ち方が癖づいていることがわかりました。正に現在の歪みを形成するための立ち方ですね。この動作と歪みの関連性をご理解頂き、修正するための努力をして頂きました。
全体で3度の治療を行いましたが、1度目、治療後の状態を維持できなかったため、再度関連する筋長(筋肉の長さ)を検査してみたところ、初回には診られなかった部位の短縮を発見。
バランスが改善していく過程でこのような反応があることはある意味で自然なことです。この筋肉のストレッチを行うことで大幅な改善がありました。現在は靴下も脱げず、靴の外側ばかりが減るのも軽減されたとのことです。
今回は独特なお悩みでしたが、自分の歪みを敏感にキャッチし、不調がでる前にカイロプラクティックを選択した患者さんに拍手です^^
30代女性の方の症例です。
<お悩み>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近、歩いていると、妙に靴の中で靴下が脱げる。特に右足の外側が靴にあたって痛く、靴下がひっぱられて回ってしまう。
靴は以前と同じで劣化した様子もないし、靴下が伸びてしまったのかもと新しいものを履いてみたが同様のことがおこる。
苦しいわけではないのだが、どこか気持ち悪いため、姿勢や歪みが問題ではないかと考え来院。
<所見・コメント>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
靴の中で不自然に足がすれると言ったご相談はこれまでもありましたが、靴下が脱げるといったのは初めてでしたね。でも、行き過ぎたアンバランスは時にこのような事もおこしてしまうものです。ほおっておくと、腰痛や膝痛に発展する可能性があるので、治療のタイミングとしては良かったかもしれません。

まずは、検査をすると、写真例のような歪みを検出。以前もこの骨盤回旋変位を紹介しましたが、今回も骨盤が右回旋をおこしていました。
ただ、この歪みの原因は多種多様で、問題がお尻や太ももの筋肉のアンバランスだったり、
背骨の回旋だったり様々ですが、今回の方は、左股関節の歪み、そして左恥骨と大腿骨をつなぐ内転筋の短縮が原因だと考えられます(左図参照)左股関節が内側に入ってしまい、つられて骨盤が回ってしまう。それにつられて右股関節は外側に開いてしまうというような運動連鎖がおきていましたね。(逆パターンの場合も結構ある)
また、下写真はご本人様の写真ですが、右足首が内側に折れ曲がっている(内反)のがおわかり頂けるでしょうか。これもまた、上位の骨格の歪みが、骨盤→大腿骨と連鎖し、最終的に足関節まで歪ませてしまっている良い例です。

このようになると、歩行時の着地点や重心移動が崩れるため、歩きにくくなるのは無理がありませんし、右足裏での重心移動が外側に流れがちになるため、足の外側が当たって痛いという事にもなりますね。
このような一方方向ばかりへの動きが繰り返されるた結果、靴下と靴の間で摩擦が生じ、靴下を脱がす力を生んでいると考えられます。
<治療・経過>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近の症状と言う事で、歪み自体はそう強いものではないだろうと考えていたのですが、実際は左内転筋の短縮はかなりしつこく、左股関節の外方向への可動域も、右と比べかなり制限されていました。
症状自体は右足にでているのですが、歪みの原因となっていたのは左足でしたね。歪みの原因が、問題のある部位の逆サイドにあるということは、人体にはよくあることです。
関節に可動制限がある場合、ストレッチだけでは不十分なため、より関節に近い組織の緊張緩和を促すため、モビライゼーション(関節運動)を組み合わせながら少しずつ可動性を確保していきました。
もちろん、ご自宅では股関節周囲のセルフストレッチも行ってもらいます。
次に、この歪みを作っている原因を探っていくと、日常動作において、右足に荷重し、左足を内側に折り込むような立ち方が癖づいていることがわかりました。正に現在の歪みを形成するための立ち方ですね。この動作と歪みの関連性をご理解頂き、修正するための努力をして頂きました。
全体で3度の治療を行いましたが、1度目、治療後の状態を維持できなかったため、再度関連する筋長(筋肉の長さ)を検査してみたところ、初回には診られなかった部位の短縮を発見。
バランスが改善していく過程でこのような反応があることはある意味で自然なことです。この筋肉のストレッチを行うことで大幅な改善がありました。現在は靴下も脱げず、靴の外側ばかりが減るのも軽減されたとのことです。
今回は独特なお悩みでしたが、自分の歪みを敏感にキャッチし、不調がでる前にカイロプラクティックを選択した患者さんに拍手です^^
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