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かなりの霜ですね。11月に入ってから、ここ飛鳥地方では、薄霜はたびたび降りていたようです。里芋の葉っぱも霜に当たって徐々に茶色くなり、写真のような状態。そこに小雪初日の大霜です。

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氷も張っていました。やはり小雪初日。これはここでの初氷だと思います。

さてさて、二十四節気の続編、今回は小雪です。
今年は11月22日から12月6日までが小雪です。

思えば、10月前半(10/8・9・10・11)は最高気温30℃に迫る日が続きました。半そででしたね。季節の進み方が遅い、これは今年全般に言えることだ、とブログにも書きました。

ところが、それから1か月で薄霜が連日のように、そして約40日で大霜が降りて氷が張りました。季節の進み方が急に早くなったのです。

この異変は、ここ1か月の臨床でも感じ取ることができます。
急に邪気の勢いが激しくなった。つまり正気の勢いが激しくなって、邪気と抗争しようとする機運なのです。

うまく治療すれば、患者さんの病勢が急転直下の勢いで開いてきます。しかし、もたもたしていると悪化を食い止められないこともあります。普段に増してアンテナを鋭敏にして診療にあたっています。

現代人はほとんどが運動不足と社会の複雑化によるストレスが病根となっています。なので、特に気を付けなければならないのは肝兪付近の邪気を残さないことだと思います。今すぐ簡単に取れる邪気を見逃していると、悪化を許すことになるし、それをテキパキと見つけて取っておくと、改善が速やかです。もちろん、邪気がないのに触ったらいけません。邪気が浮いていないのにヘタに触ってもいけません。当たり前のことですが。

この急激な季節の進み方、運気論的にどう見たらいいのでしょうか。

調べてみると、六気の客気が10月ごろから厥陰風木となっており、これが11月いっぱいまで続きます。
風木は風雷の変化の激しさを持っており、肝臓と関わります。肝臓は疏泄を主り、気の推動作用…つまり前に進む力を主導するような役割があります。季節が急に進んだのも、回復や悪化が急に進もうとするのも、これが関係するのかもしれません。肝気が盛んだということです。

ともかく、記憶にとどめておいて、またこういう機会があったら、この経験と重ねて考察したいと思います。


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