嵯峨鳥居本は、愛宕神社の門前町として栄えたところで
今も古い建造物や町並みがそのままに残されています。

細い山道に
江戸時代の街道そのままに
伝統ある建築形式で並ぶ土産物屋さんは

間違いなく京都随一でしょう

他には無い
最高の条件が全て揃っているところであります


さてこの辺りは

古くは化野(あだしの)と呼ばれ


人々の埋葬の地だったそうです。


あだしの念仏寺

ここには、あちこちに散乱、点在していた8000体もの石仏を集め、年に一度、千灯供養をします

テレビのニュースでも毎年放送されますよね


昔は 火葬なんかなく、野ざらしで遺体が置かれていたといいます

骨や墓石がむき出しになったところを

集めて回った偉い方がいらっしゃったんですね


さて、この、あだしの念仏寺を境に、鳥居本の街道は

瓦屋根の町屋民家が立ち並ぶ下地区と

茅葺き民家の農家が並ぶ上地区にわかれているのがわかります。


瓦屋根の民家は 歴史建造物として優れ、

茅葺き屋根群は 

ここでしか味わえない自然との一体感を見ることができます



山道
見事な紅葉
赤い鳥居

煙をさりげなく煙突からだして
人々を何百年も歓待しつづけた

悠然と建つ茅葺きの家


驚きます

これが江戸なんだと、、、




写真の赤い大きな鳥居は、一之鳥居です

五山送り火で有名な
あの、鳥居型のある山はすぐ近くにあります




鳥居の側には、創業400年の茶屋「平野屋」さん。
鳥居の向こう側は 「つたや」さん。

どちらも今も、鮎料理の老舗です



本当に昔の旅人はこうして茶屋に立ち寄り

のんびりしたんだろうなあ

ここにくれば

山の冷気や
紅葉の色を肌で感じ

嘘偽りない

自然と一体になった、本来の日本人の家
というものを感じることができます

黒く磨かれた柱、床

畳、天井

その空気を吸って、食事をしてみて

本当に人間らしい暮らしとはなんなのか
改めて感じることができました。




都会のビル群も わたしは好きなのですが、
核となる大切なものは  古いもの 過去に必ずあるような気がします。



さて、肝心な紅葉に関してですが


一之鳥居を境にあらゆる方向から写真撮りましたが、どこもベスポジです!!


つたやさん側から少し見上げたポジションが
まだ紅く染まり切っていない葉色と 茅葺き屋根ともマッチしたグラデーションで  秀逸でした